PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『四角い地球に再びシカク現る!? デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』(以下『デジボク地球防衛軍2』)。2020年に発売された『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍』の続編となる、ボクセル世界の地球防衛アクション・シューティングだ。
帰ってきたボクセル世界の地球防衛アクション・シューティング
前作で誕生した四角い地球は、「地球防衛軍(EDF)」シリーズ史上、最もカックカクで(画期的で)四面楚歌な戦場だ。すべてがデジタル&ボクセルで構成されたパラレル世界では、丸い地球も四角いのが当たり前。この平和な四角い地球が、なんと再びバラバラになってしまった! 新たなシカク(刺客)「ガイアーク」がもたらした未曽有の危機に、世界中のEDFブラザーが再集結。四角い地球に平和をとり戻すため、我らがEDFが作品の垣根を超えて緊急出動する。
2022年に発売されたナンバリング最新作『地球防衛軍6』の要素をちゃっかり導入し、前作ではうっかり漏れていた『地球防衛軍4.1 ウイングダイバー・ザ・シューター』からウイングダイバーWDTSも登場。前作にも増してEDFシリーズ愛と地球愛に満ちた最新作となっている。100人を超えるEDFブラザーと100を超えるミッションを収録。4人一組で出撃するチームバトルや、シリーズファンならニヤリとできる小ネタも健在だ。
『デジボク地球防衛軍2』気合注入☆Ver.1.5トレーラーはこちら
「東京ゲームショウ2023」にプレイアブル出展。ブースには恒例の巨大オブジェも!
9月21日(木)から24日(日)にかけて開催中の「東京ゲームショウ2023」では、本作をいち早くプレイできる試遊台が出展されている。ブースにはおなじみの巨大オブジェも登場! 四角いボクセルデザインの陸戦兵や侵略者が出迎え、侵略者オブジェからは酸を模したスモークが噴出されるギミックも楽しめる。
6つのミッションでボクセル世界に出撃!
今回の試遊は6つのミッションから選んでプレイすることができ、まずはチュートリアルミッション「緊急出動」からプレイ。ストーリーの主要キャラクターとなるミナトススムがEDFに入隊し、地下基地に侵入してきた敵と戦闘するという流れだ。ススムの姿は『地球防衛軍6』に登場した荒廃した世界のレンジャー。「デジボク地球防衛軍」は4人一組のチームを操作するが、このミッションではススム単独でのスタートとなる。
地下施設に侵入してきた敵と戦うのは、シリーズおなじみのシチュエーション。さっそく蟻型の侵略生物がワサワサと近づいてくるので、R2ボタンの射撃で駆除していく。L1ボタンでエイムモードにすると、より正確な射撃が可能だ。もちろん兵科ごとのアビリティを使うこともできる。レンジャーは前作にもあった緊急回避に加え、今作はバックパック装備のエリアルリバーサーを投げ、アーマーを回復するエリアを発生させられるようになった。これらムーブアビリティとサポートアビリティを使い分けながら戦っていくというわけだ。
侵略生物を倒しながら先へ進むと、『THE 地球防衛軍2』のペイルウイングが倒れている。近づいて救助すればチームに加わり、これでレンジャーとペイルウイングを切り替えながら戦えるようになった。ペイルウイングのムーブアビリティはもちろん飛行能力。サポートアビリティはレイピアの薙ぎ払いだ。蟻型侵略生物は飛べないので、頭上から安定して攻撃できるのが助かる。
また、各隊員はスペシャルゲージがたまるとスペシャルアビリティを発動可能に。レンジャーであるススムはビームを拡散射撃する「デストラクションブレイザー」、ペイルウイングは「レイピア突撃」を放ち、どちらも敵を一掃できる強力と、キメのカットシーンが入る見た目も派手なアビリティとなっている。
蟻型侵略生物をあらかた倒し終えると、奥から新たな敵が近づいてくる。見た目はEDFの陸戦兵の姿をしているが、そのサイズは異常に巨大だ。巨人兵に攻撃しても、有効なダメージは与えられていない模様。巨体から繰り出すローリングも脅威で、ここはいったん退却を……というところでチュートリアルミッションは終了となった。
陸戦兵の姿をした巨人兵の正体とは?
続いてプレイしたミッションは「砂の巨人」。屋外での戦闘となり、『地球防衛軍6』に登場した機械生命体・アンドロイドとの戦闘が繰り広げられた。このミッションでは最初から4人チームで出撃でき、4人を瞬時に切り替えるブラザーチェンジを本格的に使えるようになった。
チーム編成は『地球防衛軍6』のレンジャー、ウイングダイバー、フェンサー、エアレイダーの4人でチャレンジした。フェンサーはマルチロックミサイルやブレードを駆使して火力十分。エアレイダーはドローンを展開する独自の戦闘スタイルが面白い。原作に準拠した兵科それぞれの戦い方を、次々と切り替えながら楽しめるのは「デジボク地球防衛軍」の魅力だろう。
アンドロイドや飛行タイプの蟻型侵略生物を掃討すると、またも奴らが現われた。チュートリアルミッションで倒せなかった、陸戦兵の姿をした巨人だ。前回はまともにダメージを与えられなかったが、今回は攻撃を当てると巨人兵の表面がみるみる劣化して固まっていく。さらに攻撃を加えると、砂のように崩れ去っていくではないか! しかし、新たな巨人兵が次々と現れ、いくら倒してもキリがない。巨人兵たちはこちらに目もくれず一定の方角に歩いていき、やがてある地点に集結すると次々と姿を消していった。この謎めいた生態と行動は、本作のストーリーに関係しているのだろうか……?
このほかにプレイしたミッションでは、異星人コロニストや人型海洋生物スキュラ、怪生物アーケルスなど、前作に見られなかった新登場の敵を確認できた。ご当地ブラザー&シスターも多数加わり、「EDF」シリーズのオールスターバトルといった様相だ。
原作の「地球防衛軍」シリーズに登場する蟻やクモなどの巨大生物は、造形がリアルなため苦手という方がいるかもしれない。敵の体がバラバラになり、体液が飛び散る描写もややグロテスクだ。しかし、「デジボク地球防衛軍」はボクセルスタイルで表現されているため、敵の姿や戦闘シーンは生々しい描写にならない。それでいてアクション・シューティングとしての歯応えはあり、兵科ごとに異なるスタイルもしっかりと楽しめる。蟻やクモのリアルな描写が苦手でシリーズ作品を敬遠していた方も、このボクセル世界でEDF隊員として戦闘を楽しんでほしい。
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四角い地球に再びシカク現る!?
デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS
・発売元:ディースリー・パブリッシャー
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:3Dアクションシューティング
・発売日:2024年予定
・価格:未定
・プレイ人数:未定
・CERO:審査予定
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