PlayStation®5用ソフトウェア『ドラゴンズドグマ 2』は王道ファンタジーの世界で自由な冒険を楽しむオープンワールドアクションゲームだ。プレイヤーは竜に心臓を奪われ、竜を屠る宿命を負う覚者となり、忠実な従者ポーンとともに広大な世界を旅していく。
その冒険は、英雄譚として刻まれる
2012年に発売された初代『ドラゴンズドグマ』は、プレイヤーの想像を超える多彩なアクションや、シングルプレイにも関わらず”ほかの誰かと冒険する楽しさ”が味わえるゲーム体験、王道ファンタジー世界での自由な冒険などが、独自のプレイバリューを持つ無二のオープンワールドアクションとして人気を博した。『ドラゴンズドグマ 2』はその楽しさを継承した正統続編だ。
カプコンのRE ENGINEと最新ハードが生み出す圧倒的な実在感、物理演算、AIによって緻密に織り上げられた王道ファンタジーの世界。この世界は驚きと実在感に満ちあふれている。ポーンとともに、無二の冒険へ踏み出そう。
『Dragon’s Dogma 2』 1st Trailer
世界初プレイアブル出展でポーンとの共闘や探索を体験
9月21日(木)から24日(日)にかけて開催されている「東京ゲームショウ2023」では、本作の世界初となる試遊台が出展され、選択したジョブのアクションとポーンとの冒険をいち早く体験することができた。さらに試遊コーナーの隣には、ドラゴンに心臓を奪われ覚者になるシーンを再現できるフォトスポットがあり、来場者は覚者になりきったポーズで撮影を楽しんでいた。
3つのジョブからひとつを選び、ポーンとともに広大な世界に降り立つ
試遊では最初に覚者のジョブを決める。ファイター、シーフ、アーチャーの中から選ぶことができたので、今回は片手剣と盾を持ち近接戦闘が得意なファイターで始めることにした。2本の短剣で素早い連撃を繰り出すシーフや、弓矢による遠距離攻撃が得意なアーチャーも魅力的ではあるが、初代『ドラゴンズドグマ』で使い込んだファイターは自分の手になじむはずだ。
フィールドに降り立つと、すでにパーティーが編成されている。ポーンシステムは「ドラゴンズドグマ」の最も特徴的なゲームシステムであり、自分のメインポーンと、他プレイヤーから借りる2人のサポートポーンを加えた、最大4人のパーティーで冒険を進めていく。
ダイナミックなアクションにポーンが連携する爽快バトル
フィールドにはさまざまなモンスターが生息しており、覚者一行を見つけると襲いかかってくる。小型モンスターは恐れることもないが、大型モンスターは手強く、そして面白い。今回遭遇したのはサイクロプス。ひとつ目と巨体が特徴の大型モンスターで、棍棒を振りまわし、ヒップスタンプも繰り出してくる。
覚者のジョブはファイターを選んでいるので、先陣を切って接近戦をすることが役割だ。盾を構えて敵の攻撃を防ぎつつ、□ボタンの弱攻撃と△ボタンの強攻撃を叩き込む。L1ボタンと攻撃ボタンを組み合わせるとカスタムスキルを使うことができ、一閃突きや円月斬りといったファイターおなじみの技はダメージも高く爽快だ。
また、大型モンスターとの戦いでは、敵にしがみつき、巨体をよじ登って弱点部位を攻撃できる。ジャンプしてサイクロプスの背中に飛びつき、頭に到達したら弱点の目玉をザクザクと切り刻む。「ドラゴンズドグマ」ならではのダイナミックなアクションであり、敵を効果的に倒すうえでも戦いのバリエーションを楽しむうえでも見逃せない要素となっている。
同行するポーンの行動はAIが制御しており、ポーン自身の判断で自動的に戦ってくれる。指示コマンドを使うことで、自分に近づけたり広がって戦わせたり回復や支援を優先させるなど、ポーンの行動をある程度コントロールすることもできるが、ポーンの自主的な行動がうまく機能し、マルチプレイのような共闘感を得られることこそ「ドラゴンズドグマ」の醍醐味だ。
今作ではポーンのAIがさらに賢くなっているとのこと。覚者の攻撃をエンチャントで強化し、飛行タイプの敵にファイターの攻撃が届かないときにはメイジのポーンがすぐさま魔法攻撃で落とし、サイクロプスによじ登ればふたりがかりでしがみつき攻撃をするなど、覚者の行動に対する反応が早くなっているように感じた。また、戦闘中は盛んに喋ってアドバイスをくれたり、勝利後に覚者とハイタッチしたりと、さらに愛着がわく要素が盛り込まれているのも印象的だった。
世界は広く美しく、そして人々や魔物の実在感にあふれている
今回の試遊で特に驚いたのは、グラフィックの美しさだ。草原や山岳部の自然が生き生きと表現され、遠くに見える謎めいた塔は冒険心を掻き立てる。わかりやすい王道ファンタジーの世界が広がり、どこまでも歩きたくなってくる。ちなみに、深い水場は今作でも進むことができず、赤い魔物が取り付いてきて拒絶されてしまう。「ヒュージブル」と呼ばれたこの現象の真相が、今作で明かされることはあるのだろうか……?
探索中は見どころも多い。街道を歩いていると、旅人やポーンと出会い、会話をすることができる。ポーンに話しかければ、その場でサポートポーンとしてパーティーに加えることも可能だ。ポーンは戦闘中にたくさん喋っていたが、旅の道中でも積極的に話しかけてくる。風景の感想や魔物への警戒のほか、そのエリアの知識が深いポーンは宝箱の場所を示唆し、そこへ導いてくれることもある。
魔物はただ徘徊しているだけでなく、草むらから飛びかかってきたり、ほかの旅人を襲っている場面に出くわしたり。魔物には魔物なりの知恵と行動原理があるのだ。広大なフィールドではいたるところでさまざまな驚きがあり、人々や魔物がこの世界にしっかりと息づいていることを感じられた。
今回の試遊は、探索や戦闘アクションを体験することが中心だった。そのため初代『ドラゴンズドグマ』を遊んでいたときに近い感覚でプレイできたのだが、生き生きと表現される美しいオープンワールドや、より愛着がわくようになったポーンの振る舞いなど、正統続編にふさわしい進化を随所に感じることができた。あとはドラゴンと覚者の新たなストーリーがどのように展開されるのか、続編を待ち望んでいたシリーズファンとして、期待は尽きない。
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ドラゴンズドグマ 2
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:オープンワールドアクション
・発売日:未定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
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