12月14日(木)に発売日が決定したPlayStation®5用ソフトウェア『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』。本作はメカカスタマイズゲームにおけるカスタマイズ性にフォーカスを当てた”魔改造メカアクションシューティング”だ。
腕パーツや頭パーツを複数搭載してみたり、パーツの設置位置や角度を自由に変更したりといった、二足歩行ロボットの概念にとらわれない自由なカスタマイズ性を実現した”魔改造システム”がポイントとなっている。カスタマイズに使用したパーツによってパラメータも大きく変化し、自分好みの性能や、自分好みの戦闘スタイルの機体を構築できる。
開催中の「東京ゲームショウ2023」では、本作の試遊台が世界最速で出展されている。自分だけの機体を構築できるカスタマイズと、それによって産み出された機体の操縦に、多くの来場者が熱中していた。
“魔改造システム”を駆使して唯一無二の機体を構築しよう
今回の試遊では、本作の大きな特徴となるカスタマイズを楽しむ「ハンガー」と、機体を実際に操作して挑む「ミッション」を体験することができた。やはり気になるのは、あまりにも自由すぎる機体のカスタマイズだ。カスタマイズに使用できるパーツは、脚部や胸部、頭部などの機体の造形や性能の基軸となる「キーパーツ」、攻撃能力を保有する「攻撃パーツ」、そして性能の変化は少ないが見た目に大きな影響を与える「アクセサリー」の3つに大きく分類される。
また、すべてのパーツには「S」「M」「L」という3種類のサイズが存在し、サイズによってパーツの性能も変化する。Sサイズは耐久力は低いものの機動性に優れており、Lサイズは耐久力は高いが機動性は低めで、Mサイズはそれらの中間の性能といった感じだ。そしてサイズが異なるパーツでも自由に組み合わせることができて驚いた。
※画像はイメージです。記事中のすべての画像は今回の試遊でカスタマイズしたものとは異なります。
ゼロから機体を構築する際は、キーパーツの中でも特に重要となる脚部の選択からスタートだ。”脚部”という名が示すとおり足の形状をしたパーツが基本となるのだが、選択できるパーツをチェックしていると、どう見ても自動車だったり電車だったりするパーツも登場する。「脚部とは?」と思わず突っ込みたくなるラインナップだが、期待通りの自由さにテンションは上がりまくり。
ただし、脚部は機動性に大きく影響を与えるパーツであり、サイズによって動作や操作のスピード感が変化する。ズシン、ズシン、というように地響きを立てながら歩く超巨大ロボのようなプレイフィールにしたいならLサイズの脚部を。ブーストダッシュを駆使して華麗に立ち回る、スピード感あふれる機体を目指すならSサイズの脚部を使用するといいだろう。
脚部を選択したら、そこに胸部や頭部、腕部といった他のキーパーツを付けて外見を決めていく。パーツは設定された制限重量や制限数を超えない限りいくらでも装着できるが、あえて頭部や腕部を付けないといった選択も。最低でも脚部パーツがひとつあれば、ミッションへ出撃できるというカオスぶりもたまらない。
▲本作で構築できる機体のほんの一例。ロボットアニメの主人公機や量産機のような機体はもちろん、ネタに走ったトンデモ機体も作成できる。
パーツ選びには時間をかけたいところだが試遊時間には限りがあるので、今回は細かいことは気にせずに見た目で惹かれたパーツをガンガン付けていく方針で機体を構築してみる。その結果できあがったのは、自動車のような脚部にマッシヴな形状の胸部と女性型ロボの頭部を装着し、腕部は左右で形状やサイズが異なるという、なんともアンバランスな見た目の機体だ。武器は遠距離用にマシンガンとバズーカを、そして近距離用に丸ノコのような形状の武器を装備して、ミッションへ出撃してみた。
ただのネタ機体かと思いきや、意外に動ける面白機体に!?
機体の主な操作は、L1ボタンがダッシュ、L2ボタンがジャンプ、R1ボタンが主攻撃、R2ボタンが投擲・ロックオン攻撃、そして○ボタンが近接攻撃となっている。今回構築した機体は脚部が自動車のため旋回性能やジャンプ力は低いものの、Sサイズということもあって前進や後退はかなりのスピードだ。ブーストダッシュで敵の攻撃をかわしながら、ドカンとこちらの攻撃を叩き込む戦法をとりやすかった。挙動は予想以上に本格的で、動作にメリハリがあって面白い。自分のつくった機体が動いている姿を実際に見ていると、アンバランスだと思っていた見た目ですら、なんだかカッコよく思えてくるから不思議だ。
プレイフィールを比較するために同サイズの二足歩行ロボットも少し操縦してみたが、こちらの動きも軽快で動かしていて気持ちがよかった。ちなみに、頭部や胸部、腕部、脚部といったキーパーツには耐久力が設定されており、ミッション中に一定のダメージを受けると壊れてしまう。脚部さえ無事ならミッションは継続できるので、脚部の耐久力には常に気を配っておいたほうがいいかもしれない。逆に敵のメカを攻撃する際は、脚部狙いが定石となるかも?
今回の試遊では、自分好みの機体を作成するだけでなく、用意されたプリセットの中から選択したり、それを少しいじって自分の好みを反映したりすることもできた。また、先日発表された「地球防衛軍」シリーズとのコラボ機体であるギガンティックアンローダー・バルガも今回はプリセットに含まれており、自らの手で操縦することが可能になっていた。こちらはほとんどのパーツがLサイズで、敵が小型であれば触れるだけで蹴散らせるという、超ヘビー級でパワフルなプレイフィールがたまらない。
約30分ほどの試遊では遊び尽くせはしなかったものの、カスタマイズの自由度の高さに偽りがないことはしっかり確認できた。オンラインマルチプレイで自慢の愛機を披露したり、他のプレイヤーの自信作を見たりするのもきっと楽しいはずだ。発売日までにまたあらためて本作に触れる機会があれば、今度はぜひ心ゆくまで魔改造に没頭してみたい。
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CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-
・発売元:ディースリー・パブリッシャー
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:魔改造メカアクションシューティング
・発売日:2023年12月14日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 7,480円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 7,480円(税込)
ダウンロード版 販売価格 地球防衛軍コラボエディション 9,460円(税込)
ダウンロード版 販売価格 アルティメットエディション 11,440円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:1~4人)
・CERO:審査予定
PS Blogの『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』記事はこちら
『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』公式サイトはこちら
『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』公式X(旧Twitter)はこちら
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