11月9日(木)発売予定のPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『龍が如く7外伝 名を消した男』(以下『龍が如く7外伝』)。桐生一馬の視点から、『龍が如く6 命の詩。』以降の空白の物語を描く完全新作だ。
愛する者たちを守るため自分の死を偽装し、人生を捨てた伝説の極道・桐生一馬。現在は、かつて日本のフィクサーとして暗躍した組織「大道寺一派」に身を寄せ、「浄龍」というコードネームでエージェントとして任務をこなしている。大道寺以外の人間に生存が知られることは決して許されず、飼い殺しの日々を送る桐生。だが、その静寂を破ろうとする存在はすぐ近くへと迫っていた……。
配信番組「龍スタTV」で『龍が如く7外伝 名を消した男』『龍が如く8』を実機プレイ!
9月22日(金)20時から、「龍が如くスタジオ」の情報番組「龍スタTV」の 東京ゲームショウ特別回を配信! スペシャルゲストとしてファーストサマーウイカさん、大東駿介さんが登場し、『龍が如く7外伝 名を消した男』『龍が如く8』の実機プレイを披露する予定だ。
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大人の欲を満たすアミューズメントパークを満喫
9月21日(木)から24日(日)まで開催中の「東京ゲームショウ2023」では、本作の試遊台を出展。シャンパンタワーのようなセットも展示され、ラグジュアリーな雰囲気を漂わせていた。
今回の試遊は、巨大コンテナ船に建てられた大人のアミューズメントパーク「キャッスル」が舞台。エージェント「浄龍」を名乗る桐生一馬は、新キャラクター・赤目とともにヘリで「キャッスル」に乗り込んでいく。船内には闘技場、カジノ、賭場、キャバクラ、ブティックが立ち並び、ギラギラした欲望を表わすかのような毒々しい装飾が施されている。船の奥には、大坂城を模した建物まで鎮座しているから驚きだ。
ガジェットを駆使した「エージェント」のトリッキーな戦い方がクセになる!
赤目と別れ、ひとりになった途端、桐生はヤクザ風の男たちに絡まれてしまう。ここで体験するのが、新たなバトルスタイル。本作では、「エージェント」と「応龍」というふたつのバトルスタイルを切り替えて戦うことができる。「応龍」はこれまでの集大成というべきケンカ殺法だが、「エージェント」はガジェットを駆使した新しいスタイル。「応龍」に比べてスピードが速く、一撃は軽いがキビキビと攻撃できるのも特徴だ。
桐生が使えるガジェットは4種類。いずれもボタン長押しで発動でき、これまでにないユニークな効果を発揮してくれる。「蜘蛛」は、敵を捕縛して振り回すことができるワイヤー。敵だけでなく、落ちている武器をワイヤーでからめとり、攻撃に役立てることもできる。
AIを搭載したドローン「蜂」は、敵を惑わすのに便利。ボタンを長押しすると、次から次へとドローンが続々出現するのも面白い。
「蛇」は、ジェット噴射機構を備えた靴。敵めがけて高速移動すれば、相手を吹っ飛ばすことができる。
「蛍」は、タバコ型を模した小型爆弾。投げて一定時間が経過すると爆発する。ただし、桐生も爆破に巻き込まれる恐れがあるので注意が必要だ。
中でも楽しいのは「蜘蛛」だろう。照準などはないため、敵がいるあたりをめがけて適当にワイヤーを放つだけで、複数の敵をまとめて捕縛してブン投げることができる。大人数とのバトルでは、「蜘蛛」で一部の敵を遠くに放り投げておき、残った近くの敵から倒すといった戦い方も可能だ。
こうして磨いたバトルの腕を、存分に発揮できるのが闘技場。今回の試遊では、「ZIGOKU RUMBLE」で1vs多数のバトルに挑戦することに。桐生のほかにも真島吾朗、権田原組長などのキャラクターも選択できるようになっていた。
このバトルでは敵が次々に現われ、桐生ひとりを狙ってくる。「蜘蛛」でまとめて捕縛しようとするも、ボタンを長押ししている間に攻撃を食らってしまい、なかなかうまくいかない。結局やみくもに攻撃を繰り出すことしかできず、全員倒せたものの不甲斐ない成績に……。短時間で勝ち抜くには、「蛇」で高速移動して距離を取ってから「蜘蛛」を使うなど、腕を磨く必要がありそうだ。
なお、闘技場ではチーム戦を行なうこともでき、そちらはまた違った戦術が求められる。ルールに最適化した戦い方を模索する楽しみも待っている。
キャバクラが実写になり、ドキドキ感アップ!
「キャッスル」にはキャバクラも設置され、女性たちと会話やお酒を楽しむことができる。しかも本作では、キャバ嬢が実写で登場! 「CGから実写になっただけでしょ」と思うかもしれないが、そんな簡単な話ではなく、臨場感が大いに増している。
会話やオーダーするメニュー、プレゼントによって好感度が変わるというシステムはそのままだが、実写の女性を相手にするとドキドキ感はさらにアップ。桐生になりきって硬派に対応するか、あえて攻めた返答をするか、煩悩と戦いながら選択肢を選ぶのがまた楽しい。好感度が上がると女性との距離が物理的に縮まるのだが、やはり実写のほうがドギマギしてしまった。
カジノや賭場、ブティックにも寄り道できる!
船内には、ブティックも設置されている。ここでは桐生の服装を替えることができ、スーツのほか、ラフなTシャツ、レザーのボディスーツなど、さまざまなコーディネートを楽しめる。桐生の能力には影響ないようだが、眼鏡や靴などの小物を選んだり、色を変えたりすることもできるので、あれこれ試してみたくなるはず。プレビューボタンを押すと、ファッションモデルのようにランウェイを歩き、最後にバシッとキメるという演出も。開発スタッフの遊び心にグッときてしまった。
ほかにも、カジノ、賭場といったおなじみのプレイスポットが設けられている。ポーカーやブラックジャック、花札など、定番ながらも奥深い遊びを楽しめた。
「外伝」と聞くと、軽いおまけのような印象を受けるが、本作はお楽しみ要素がたっぷり。まだ「キャッスル」のさわりだけしか遊んでいないが、今回の試遊によって『龍が如く7外伝』へのますます期待が高まった。発売まであと1ヵ月半、いち早くゲームに触れたい人はぜひ会場に足を運ぼう。
龍が如く7外伝 名を消した男
・発売元:セガ
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2023年11月9日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 5,940円(税込)
ダウンロード版 販売価格 5,940円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
PS Blogの『龍が如く7外伝 名を消した男』記事はこちら
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