『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』試遊レビュー! 敵地に潜入するスリルと興奮、再び!【TGS2023】

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『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』試遊レビュー! 敵地に潜入するスリルと興奮、再び!【TGS2023】

10月24日(火)発売予定のPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』。戦闘を避け、隠れながら任務を達成していく”ステルスアクション”の金字塔、「メタルギア」シリーズの集大成となるマスターコレクションの第一弾だ。

世界が再び、息を潜める──伝説のステルスアクションを最新プラットフォームで!

『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』Official Trailerはこちら

本作は『METAL GEAR SOLID』『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』のシリーズ3作品を中心に、その関連作品を多数収録。シリーズ第1作目となる『METAL GEAR』や各作品のゲーム内テキストが収録されたシナリオブック、ストーリーやキャラクターを詳しく知ることができるマスターブック、デジタルサウンドトラックなど盛りだくさんのコンテンツを収録したファン垂涎のコレクションとなっている。

収録作品およびボーナスコンテンツの詳細は公式サイトを確認しよう。

『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』公式サイトはこちら

「東京ゲームショウ2023」にプレイアブル出展! 秘蔵のグッズも多数!

9月21日(木)から24日(日)にかけて開催中の「東京ゲームショウ2023」では、本作をいち早く体験できる試遊台が多数出展。また、「メタルギア」シリーズの世界観をイメージしたブースには関連グッズが多数展示されており、来場者の注目を集めていた。

東京ゲームショウ2023 KONAMI特設サイトはこちら

潜入任務に臨む当時の興奮がよみがえる!

今回の試遊では、『METAL GEAR SOLID』『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』の3作品をプレイ。どれもオリジナル版をアップコンバートしたグラフィックと、当時そのままのボイスで楽しむことが可能だ。

『METAL GEAR SOLID』は、アラスカで隠遁生活をおくるソリッド・スネークが「ビッグボスの遺体」をめぐり、戦場へ復帰するエピソードを、シリーズ初のフルポリゴンで描いた作品だ。現代の映像技術にはさすがにかなわないが、海中から核兵器廃棄施設に潜入する映画的表現のオープニングは今見ても壮大で、ワクワク感が止まらなかった当時の興奮を思い出させてくれる。

ゲームプレイの画面比率はPlayStation®で発売されたオリジナル版と同じ4:3で、画面の余白には帯が入る。ボイスも当時のままだ。ちなみに無線通信の操作は、オリジナル版がセレクトボタンを使用していたのに対し、PS5ではタッチパッドを使う。冒頭でキャンベル大佐が説明してくれるとき、ボイスは「セレクトボタン」と言っているがセリフのテキストは「タッチパッド」に変更されていた。矛盾に見えるところではあるが、当時のボイスをそのまま聞けることがうれしかったりもする。

『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』と『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』はオリジナル版がPlayStation®2で発売されたが、のちにHDエディション版がPlayStation®3向けに発売された。本作はそのHDエディション版を元にしており、16:9の画面比率でプレイできる。グラフィックも『METAL GEAR SOLID』から格段に向上しており、続けてプレイすると映像技術の進化が改めて感じられた。

『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』は、ソリッド・スネークが新型メタルギアを調査する「タンカー編」と、新生FOXHOUND部隊のエージェントである雷電がテロリストに占拠されたプラントへ潜入する「プラント編」の二部構成。本作では「プラント編」から始めることもでき、スネークとはまた異なる雷電のアクションを存分に楽しめる。

『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』は、シリーズの原点である伝説の傭兵「ビッグボス」誕生の物語が描かれる。特徴的なのは、大自然のジャングルを舞台にしていること。前作まではソリトンレーダーで敵の視界を確認できたが、この作品では敵がどこまで見えているか視覚情報として確認できない。そのギャップから潜入の難しさを感じるものの、服装やペイントでカムフラージュ率を上げて自然に溶け込むシステムが面白い。

お楽しみはゲームプレイだけじゃない! ファン必見のシナリオブックやマスターブックを収録

本作はゲーム本編以外にもデジタルシナリオブックとデジタルマスターブックを収録し、各作品のメニュー画面から選択して閲覧することができる。遊びの主役がゲームプレイなのは間違いないが、今回の試遊ではこれらのコンテンツを見ることも非常に楽しみにしていた。

デジタルシナリオブックは、全デモシーンや無線シーン、ブリーフィングファイルをテキストで網羅して収録。「メタルギア」シリーズはハードボイルドな世界観が魅力であるとともに、特定の条件下で発せられるユニークなセリフも見逃せない。硬派なスネークのちょっとトボけたような発言や雑学めいた会話などは、緊張感のある潜入任務中に聞くと強烈な印象となって記憶に残る。それらがテキストで網羅され確認できるのだから、時間を忘れて見入ってしまうこと間違いなしだ。オリジナル版をプレイしていたときに見逃していたセリフも、きっとたくさんあることだろう。

デジタルマスターブックには、メタルギアサーガを彩るキャラクターたちの意外な設定や名言集、マップや隠しアイテムの場所といった攻略情報が収録されている。作品ごとの注目ポイントやキャラクター設定は読みごたえ抜群で、攻略に役立つ情報やユニークな小ネタもたっぷりと記されている。オリジナル版は当時、とことん遊びつくしたつもりだったが、こんな小ネタが隠されていたのかと驚かされるものもあった。製品版をプレイするときは、まずマスターブックを熟読し、今度こそすべての要素をこの目で確かめなくてはならない!

試遊は時間が限られていたため、急ぎ足でのプレイになった。オリジナル版を遊んだ当時の興奮を思い出し、今も色褪せない魅力を再確認することはできたが、もとより大ボリュームの各作品の世界に浸るには時間が少なすぎた。改めてじっくりと向き合いたいし、遊んだことのない『METAL GEAR』と『METAL GEAR 2 SOLID SNAKE』もプレイしたい。「メタルギア」シリーズの長い歴史をまとめた本作には、やりたいことがいっぱいだ。


METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1
(メタルギアソリッド: マスターコレクションVol.1)

・発売元:KONAMI
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:タクティカル・エスピオナージ・アクション
・発売日:2023年10月24日(火)予定
・価格:PS5 パッケージ版 希望小売価格 7,480円(税込)
      ダウンロード版 販売価格 7,480円(税込)
    PS4 ダウンロード版 販売価格 7,480円(税込)
・CERO:D(17才以上対象)

※PS4はダウンロード版のみになります。


PS Blogの『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』記事はこちら


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「メタルギア」シリーズポータルサイトはこちら

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※画面は開発中のものです。

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