絵本を旅するRPG、PlayStation®4用ソフトウェア『わるい王様とりっぱな勇者』が6月24日(木)に発売決定! ”勇者”に憧れる人間の子供”ゆう”と、その育ての親であるドラゴンの”魔王”の物語が描かれる。
本作は、手描き風のあたたかみのあるグラフィックと切ない異種間交流の物語で人気を博したアクションアドベンチャー『嘘つき姫と盲目王子』の企画・キャラクターデザインを務めた小田沙耶佳氏が手掛ける完全新作タイトル。『嘘つき姫と盲目王子』で好評だった雰囲気はそのままに、グラフィックがさらに進化している。
線画のタッチが絵本のように魅力的に映えるグラフィックと、「ドラゴンと人間」という異種族間の交流から生まれる心温まる物語を楽しもう。
【あらすじ】
世界は強大な力を持つドラゴンの魔王に支配されていた。
しかし、ひとりの勇者の青年がその支配を打ち破ったのだ。
命まで取りたいわけじゃない。と、勇者は魔王の力の源である角の片方を切り落とし、見逃した。
その後ひとりで傷を癒やす孤独な魔王の元へ、勇者は話し相手になるために通った。
勇者と過ごす日々は、恐ろしい魔王の性格を少しずつ丸くしていき、いつしか勇者と魔王は親友となっていた。
ある日、勇者は瀕死の重傷を負いながら魔王の元を訪れ、言った。
もうじき命を落とす自分の代わりに、自分の娘を立派に育てて欲しい、と。
その手には、小さな赤ん坊が抱かれていた。
きっとこのときのために自分は生き永らえたのだ。と、魔王は思った。
その後、勇者の娘はかつての魔王「王様ドラゴン」の手によって育てられる。
少女は、王様ドラゴンから語られる父親の冒険の話を聞き、自らも勇者になりたい。と言う。
その時が来たのだと、王様ドラゴンは思った。
この子を立派な勇者へと育てるのだ。
──いつか君に倒されることになっても。
【登場人物】
王様ドラゴン(魔王)
ゆうの育ての親であり、魔物たちの王様。かつては邪悪な魔王として人々に恐れられていたが、今は心を入れ替え、こっそり人間を助けることも。ゆうが立派な勇者になれるよう、”しゅぎょう”のお手伝いをしている。
ゆう
今は亡き勇者の子供。毎晩、王様ドラゴンから父親である勇者の冒険のお話を聞き、父親のような立派な勇者になることに憧れている、人間の女の子。育ての親である王様ドラゴンが、かつて父親と戦った魔王だということは知らない。
一緒に冒険する、個性豊かな頼れる仲間たちも登場。詳細は続報をお楽しみに!
【システム】
絵本を旅するRPG
本作は、まだ幼い子供のゆうが立派な勇者に成長していく過程を見守り、手助けし、ともに冒険していくRPGだ。ここは魔物が住む少しふしぎな世界。あたたかな画風で描かれた幻想的な森を駆け抜け、さまざまな魔物と出会い、戦い、交流を深めるゆう。彼女にとっては初めての大冒険。そんなゆうとともに、あなたもこの世界を冒険してみよう。
▲手描きの絵本のように、あたたかみのあるグラフィック。背景は草木や小動物がアニメーションし、絵本の中を旅するような楽しさがある。
あたたかみのあるグラフィック
本作の特徴は『嘘つき姫と盲目王子』でも好評だった、ペンで描かれたようなアナログ調のグラフィックだ。キャラクターやステージ、UI(ユーザーインターフェイス)など、画面を構成する多くの要素がデザイナーの手描きによって作られている。
冒険パートでは、ペンと水彩により描かれた背景、森の奥行きを感じさせる多重スクロール、柔らかな光の質感など、繊細な2Dグラフィックを全編にわたって楽しめる。さらに、背景グラフィックには手描きの質感はそのままに、アニメーションを実装。絵本の世界に飛び込んだような没入感が深まった。
また、ストーリーパートの一部では鉛筆で描いたイラストが使用され、アナログ画材を使用したあたたかなイラストがこの世界を彩る。
絵本のページをめくるように
『わるい王様とりっぱな勇者』では、『嘘つき姫と盲目王子』で好評を博したゲームと絵本のようなビジュアルの融合をさらに突き詰めている。イベントシーンはページをめくる演出とともに進行。声優・近藤玲奈さんの心地良い朗読調の語りにより、深く物語へ惹き込まれていく。
これもしゅぎょうのうち!
冒険していると草むらから魔物が飛び出してくることもあるが、慌てないように。ゆうは、「こうげき」をしたり「どうぐ」を使ったりして、魔物と戦うことができる。落ち着いて行動し、魔物を追い払おう。たたかいに勝つと、ゆうはちょっぴり成長。便利などうぐや買い物で使えるお金(シェル)が手に入り、今後の冒険にとても役立つ。
▲たたかいは、ゆうと魔物が交互に行動。勝利するとゆうは少し成長し、後ろで見守る王様ドラゴンも思わず笑顔に。
心配性な王様ドラゴン
実は、王様ドラゴンはとても心配性。ゆうのことが気がかりな王様ドラゴンは、冒険の様子をこっそり見守って障害物を壊したり、ゆうがひとりではできない「こうげき」の手助けをしてくれたりする。でも、冒険についていっていることは、ゆうには秘密だ。
▲道を塞ぐ岩を壊す手伝いをする王様ドラゴン。ゆうは、岩を壊せたのは”しゅぎょう”の成果だと思っているようだ。
▲ゆうのとくぎ「かえん斬り」。実はまだひとりではできないので、王様ドラゴンがこっそり火を武器にまとわせてあげている。
ふしぎな住人との交流
冒険をしていると、村人や王様ドラゴンの家来など、道に立っている魔物を見かけることがある。この世界には凶暴な魔物だけでなく、温厚な魔物もいるので安心してほしい。彼らは突然襲ってくることはないため、そうした魔物には積極的に声をかけてみよう。もしかすると何か困っていたり、冒険に役立つ情報を教えてくれたりするかもしれない。
一日のおわりに
たくさん冒険したら、暗くなる前にゆうと王様ドラゴンの暮らす山のすみかの洞窟へ帰ろう。わらの寝床に潜り込んだら、おやすみの準備は万端。今日の出来事を王様ドラゴンにいっぱい話そう。王様ドラゴンはそれをうれしそうに聞きながら、ゆうのパパである勇者の冒険のお話をしてくれる。今夜はいったいどんなお話が聞けるのだろうか。
▲ゆうと魔王の寝床。案外寝心地が良いみたい。
▲毎晩聞く勇者の冒険のお話。何度聞いても、ゆうはわくわくが止まらない。
【イメージスケッチ】
▲(画像左)王様ドラゴン(魔王)のイメージスケッチ。
▲(画像右)ゆうと王様ドラゴンのイメージスケッチ。
▲(画像左)各地に点在する洞窟。中には巨大なキノコが生えている場所も。
▲(画像右)一年中雪に覆われた土地。旅人に人気の名所があるとか。
▲(画像左)魔物たちが集まる村があるようだ。
▲(画像右)ゆうと王様ドラゴンが住んでいる洞窟。王様ドラゴンが座る大きな玉座がある。
【店舗特典】
所定の店舗で本作を購入すると、店舗ごとにオリジナルの特典が付属する。描き下ろしイラストを使用する、店舗特典のラフイラストを紹介しよう。
アニメイト
エビテン
ワンダーグー
パッケージ版の初回限定版にはオリジナルBOX、ミニアートブック、サントラCDが付属!
パッケージ版のみの発売となる初回限定版には、オリジナルBOX、ミニアートブック、サウンドトラックCD(2枚組)が付属する。各ゲームショップやWEBサイトにて予約受付中だ。
PS4『嘘つき姫と盲目王子 Best Price』が4月15日(木)に発売!
『わるい王様とりっぱな勇者』と同じく小田沙耶佳氏が企画・キャラクターデザインを務め、2018年5月に発売されたアクションアドベンチャー『嘘つき姫と盲目王子』の廉価版が発売決定!
PS4用ソフトウェア『嘘つき姫と盲目王子 Best Price』が4月15日(木)に4,378円(税込)で登場する。パッケージイラストは新たに描き下ろされたものを使用。まだ遊んだことのない人は、この機会にプレイしてみては?
わるい王様とりっぱな勇者
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:絵本を旅するRPG
・発売日:2021年6月24日(木)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,678円(税込)
パッケージ版 初回限定版 希望小売価格 9,878円(税込)
ダウンロード版 販売価格 7,678円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)
©2021 Nippon Ichi Software, Inc.
※画像および内容は開発中のものです。
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