PlayStation®4オンライン配信専用タイトル『The Tomorrow Children (トゥモロー チルドレン)』の開発を手掛けるQ-Gamesが開発目線でお送りする｢トモチルウォーカー｣の第9回目。
いつか人類復興を果たすため、島へと赴きマトリョーシカを集める同志の皆さんに、今回も『トモチル』の世界を楽しんでいただくための裏情報を用意しました！
今回のテーマは｢AIキャラクター｣！ ちょっとわがままなお願いをしてきたり、食糧を要求してきたりと、憎たらしくもどこか愛らしいマトリョーシカ住民や、町を巡回しながら賄賂を要求してくるような警官など、個性的な彼らに迫っていきたいと思います。今回はいつもの記事のように開発スタッフのお話を聞く前に、秘密裏に入手した設定資料の一部をご紹介しましょう！
AIキャラクターたちにまつわる、裏設定とは
マトリョーシカから蘇生した｢人民｣と呼ばれる小さな人々のほかに、町には｢警官｣｢補給所の職員｣｢神父｣などが生活しています。どの町で出会っても同じ顔をしている彼らを不思議に思うことはないでしょうか？ お察しのとおり彼らも、プレイヤーである少女と同じ｢クローン｣なのです。しかし、少女たちのクローンを製造する高度な｢プロジェクションクローン｣技術ができる前に作られた彼らは、町から離れると死んでしまうとか……。だからこそプレイヤーたちに過酷な労働を促し、自分たちは頑なに町から離れないのです。
賑やかなAIキャラクターたちにこんな知られざる事情があったとは驚きですね！ この設定を知ってしまうとそれぞれのキャラクターの見方も少し変わりますよね。不遇な存在ながら、他のキャラクターと違って、少女にあたたかな言葉をかけ続ける神父さんのことが、さらに好きになってしまいそうです！ ほかにも、皆さんが最も気になっているであろう｢プロジェクションクローン｣こと｢少女｣の設定資料も見つけてしまいましたが、そちらはまた別の機会にご紹介させていただきますので、今しばらく謎深き『トモチル』の世界をお楽しみいただきながら、お待ちください！
個性的な彼らの見た目だけではなく、その設定にも｢こだわり｣が込められていたのです。
AIキャラクターたちのデザインは、｢コスチューム｣の記事(第6回)で衣装や少女のキャラクターを手掛けたスタッフとしてご紹介した岡さんが同じくデザインされたものだそうです。というわけで今回も、岡さんからお話を聞きました！
AIキャラクター誕生の秘密とは？～デザイナーさんに訊きました～
――岡さんがAI制作をする際にこだわった点は??
岡：プレイヤーである少女から見た世界、という観点に注視しながらAIキャラクターたちをデザインしました。子どもの目線で考えると、知らない大人たちというのは、ちょっと怖くてミステリアスで言葉を交わすだけでもドキドキしてしまうと思います。また、大人の表情からその人がどういったことを考えているか、良い人なのか悪い人なのかなど、子どもにとっては複雑な事を読み取るのは難しいですよね。だからAIキャラクターたちについても、表情を読み取りにくい感じにデザインしました。
独特なテイストを追求するために、チェコの人形博物館を始めとした、さまざまな場所へと赴き、人形らしさを取材したとか。言われてみると、どことなく面影が感じられます。
――岡さんが一番気に入ってるのはどのAIキャラクターでしょうか？
岡：私はチビと呼んでいますが、人民と呼ばれる小さな人たちが一番のお気に入りです。仲良くなれる？ なれない？ 子ども？ 大人？ 気楽そうだけど忙しそうでもある。このキャラクターにはそんな目まぐるしく変化するゲーム内の状勢と、マッチしてそうでしてない不思議な存在です。そのうえで、復活させたい！ と思ってほしいと思ってもらうために｢なんだか嫌いじゃない｣という感じを大事にしてデザインしました。
水をやったり、ハンドライトで照らしたり、時折プレイヤーを手伝ってくれることも……!?
今回は、いつものスタッフ写真の代わりに、資料用のチェコ人形を激写してみました！ デザイナーの岡さん、今回も貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
プロジェクションクローンの少女たちだけでなく、AIたちのちょっと面白いワンシーンなども、いつもSNSで拝見しております。開発側で思ってもみなかったシーンがあったりとAI同士の関係性も気になってしまいますね。町を支える縁の下の力持ちである彼らを観察してみると、新たな一面を発見できるかもしれません。それではまた次回、お会いしましょう！(。･ω･)ゞ
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＜プレイヤーズインフォメーション＞
リリース以来、ハイペースで新アイテムや新要素の追加といったアップデートや調整を行なっている『トモチル』ですが、サーバーのメンテナンス情報や、アップデートの詳細などはプレイヤーズインフォメーションページに掲載されています。ぜひチェックしてください。
『The Tomorrow Children (トゥモロー チルドレン)』プレイヤーズインフォメーションはこちら
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『The Tomorrow Children (トゥモロー チルドレン)』 公式アカウント
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実際にゲーム内のプロジェクションクローンを描いたアーティストと同じアーティストが今回のスタンプ用に新たに描き下ろした脱力系テイストのデザインです!!
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＜オンラインマニュアル＞
プレイされている時に迷うことがあったら、ぜひオンラインマニュアルをご確認ください。プレイに慣れている同志の皆さんも、改めて見直すと新しい発見があるかもしれません。
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【｢トモチルウォーカー｣のバックナンバーはこちら】
第1回：『The Tomorrow Children』を開発目線でご紹介！
第3回：ユーザーの皆さんによる『The Tomorrow Children』名シーン・珍風景をご紹介！
第4回：｢いいね｣して(もらって)ますか？ 12月8日のアップデート後の変化を振り返る
第5回：これから始めるプレイヤー必見！ 序盤に押さえておきたい7つのポイントをご紹介
第6回：キャラクターを彩り独特の世界観を構成する”衣装デザイン”へのこだわりとは？
第8回：個性的な｢建築物｣のデザイン誕生秘話と未公開アート！
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The Tomorrow Children(トゥモロー チルドレン)
・発売元：ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット：PlayStation®4
・ジャンル：ソーシャルアクション
・配信日：建国者パック 好評配信中
入植者版 好評配信中
・価格：建国者パック 販売価格 2,700円(税込)
入植者版 基本プレイ無料(一部アイテム等課金あり)
・プレイ人数：1人(オンライン専用)
・CERO：B(12才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
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『The Tomorrow Children (トゥモロー チルドレン)』公式サイトはこちら
『The Tomorrow Children』プレイヤーズインフォメーションはこちら
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