推理要素も多数含んだ人気オカルトホラーシリーズ最新作!
実在する都市伝説などをベースにした、オカルト的な事件を扱うホラーアドベンチャーとして話題の「流行り神」シリーズ。ホラーゲームファンから高い評価を受けるシリーズ最新作『真 流行り神2』がPlayStation®4/PlayStation®3/PlayStation®Vita用で登場する。
前作からの直接の続編となる本作の物語は、舞台をS県からG県へ移し、新たな怪異が主人公である紗希(※名前は任意で変更可)とプレイヤーを待ち受けている。推理要素も多数盛り込まれ、ホラーゲームファンのみならず、アドベンチャーゲーム好きにもたまらない内容となっている。
勇気を振り絞る決断に必要な「カリッジポイント」とは?
本作ではゲーム中、勇気を求められる決断を下さねばならないシーンがいくつも用意されている。この決断を下す際に必要なポイントが「カリッジポイント」であり、選択の際はカリッジポイントをその都度消費する必要がある。
ポイントはシナリオ開始時に振り分けられるが、当然ポイントが0になると選ぶことのできない選択肢が出てくる。カリッジポイントが必要なシーンはゲームの展開を左右する重要な決断がほとんどのため、ポイントを使う項目はよく吟味したい。
画面右に表示されているのがカリッジポイント。ソリの合わない上司に反抗することも可能だが……上下関係の厳しい警察組織では勇気のいる選択といえる。
相手を挑発するような発言は、カリッジポイントを使う場合もある。
嘘を操り真実を引き出す「ライアーズアート」
人間は嘘をつくとき、脳で描いた虚構の事実を語ることになる。しかし、虚構はしょせん虚構にすぎない。現実の出来事に比べると精密さに欠け、論理的な整合性を持ち合わせていない……。そこを探りあて、質問に対する返答を分析することで、高確率で嘘を見抜くことができる。質問に嘘を織り交ぜ、ときに挑発し、相手の嘘を見破ることで、感情と思考を揺さぶっていく。これこそが「ライアーズアート」と呼ばれる本作の心理戦テクニックであり、作中の重要なシーンで登場する。嘘と揺さぶりで相手を追い詰め、真実を引き出そう。
ライアーズアートは主人公と相手の対話形式で行われる。
どの発言が相手の動揺を誘うのか……推測しつつ言葉を選んでいく。「ライアーズアート」でもカリッジポイントを使う場面があるため、ポイントの配分には十分注意したい。
焦り、怒り、矛盾する言動など……投げかけた言葉に対して相手の反応を観察することで、真実を見抜くことができる。
◆相手の動揺を示す「ライアーズメーター」に注目!
相手の感情の変化は「ライアーズメーター」と呼ばれるゲージが目安となる。動揺を誘う選択肢を選ぶことでメーターは上昇し、その上昇値(評価)に応じてその後の展開が変化していく。また、評価に応じてカリッジポイントの回復量が変動するため、高評価の選択肢をぜひとも狙って行きたい。
画面左に表示されているのがライアーズメーター。相手の証言を疑ってみるが……。
的外れな質問だったようで、冷ややかな反応を返される。こうした場合、ライアーズメーターに変動はない。
評価が高いとカリッジポイントが多く回復する。これでその後の展開で、余裕をもって臨めるというわけだ。
被害者はみんな「半分こ」されていた?――<第二話 「半分こ編」>
犯罪統計から見ても殺人事件、それも人体の損壊を伴う猟奇殺人は滅多に行われるものではない。都市伝説に登場する凄惨な殺人事件は、真偽の不明な噂話だからこそ、無邪気に語られ、伝わっていくのだ。
だが、G県下ではそんな常軌を逸した殺人事件が現実に発生していた。1人目の被害者は正中線にそって、2人目の被害者は胴体を切断され、飾り立てるかのように放置されていた。どちらも死因は失血死で、生きたままノコギリで丁寧に切断されている。捜査一課の刑事たちは、犯人が偏執的なこだわりを持ったサイコキラーだと判断し、捜査に乗り出す。
また、この事件には不可解な点が存在した。犯人は被害者に植物性の毒物……トリカブトとダチュラを投与している。どちらも致死量に満たない量で、毒殺が目的だとは考えにくい。科捜研の如月蜜子は、トリカブトとダチュラが悪魔を象徴するものであり、この事件が魔術の儀式になぞらえて行われていることを指摘する。この事件は猟奇殺人鬼による快楽殺人か? それとも悪魔崇拝のための生贄なのか……?
事件の参考人である天草美子。県内の高校に通う女子高生で、1人目の被害者・天草知美の娘であり、2人目の被害者・益田亜実の友人だ。
2人目の犠牲者が発見された遊園地。被害者は切断された上半身をボートに乗せられていた。
母親と友人の死を聞き、泣き崩れる天草美子。
胴体を切断された少女。その表情はまるで何かを伝えようとしているかのよう。
主人公・北條紗希とともに事件に関わる同僚や上司たち
主人公・北條紗希(ほうじょう さき)の同僚や上司など、本作にはさまざまなキャラクターが登場する。遭遇する怪異にひけをとらない……ひとクセもふたクセもある人物ばかりだ。
◆如月 蜜子(きさらぎ みつこ)
性別:女
年齢:37歳
職業:G県警察本部刑事部科学捜査研究所 所長
「科学とオカルトも、この世とあの世も表裏一体のもの。私みたいな両刀使いがいたって、別に罰は当たらないと思うのよねー」
医学、法医学、理学、工学など幅広い分野で博士号を持つ才媛。科学捜査のエキスパートだが実家は由緒ある神社の家系であり、オカルトにも深い造詣を持つ。露出の高い服装を好み、気に入った人間は異性だろうと同性だろうと誘惑する魔性の女性。
年齢を感じさせない美貌と自由奔放な言動、そして難事件の解決に幾度となく寄与してきた実績から『科捜研の魔女』と怖れられている。
◆田中 一郎(たなか いちろう)
性別:男
年齢:58歳
職業:G県警察本部刑事部捜査第一課 課長
「キミたちのせいで、捜査一課長である僕まで監督責任が問われてるんだよ!? どうしてくれるんだい!」
殺人、強盗、暴行といった凶悪犯罪の捜査を担当する捜査一課の課長。多発する怪異事件に加えて、上層部の一存による主人公の突然の赴任、捜査一課の問題児である愛染刹那(あいぜん せな)、進行する薄毛など、悩みの種がつきない。
トラブルを嫌う事なかれ主義で、上司には絶対服従。まさに中間管理職の鑑のような人物だ。
◆金髪の王子
性別:男
年齢:不明
職業:不明
「誰も気づいてないだけで、この世はとっくに終わっているんだよ」
事件現場やG県警本部に姿を見せる謎の外国人男性。名前も素性も一切が不明だが、その華やかな容姿から「王子」などと呼ばれている。
ときに越権的とも思える行動を取るが、刑事たちの間では「治外法権」として黙認されており、関わることはおろか話題にすることすらタブー視されている。
予約特典のオリジナルサウンドトラックはシリーズの楽曲を厳選した2枚組CD!
本作の予約特典として制作されたサウンドトラックは、『真 流行り神2』の楽曲に加えてシリーズ4作の楽曲を厳選して収録した豪華2枚組のセットとなっている。特典の数には限りがあるため、確実に入手したいなら予約をしよう!
プレイヤーの捜査方針によって、同一の事件を科学的なアプローチかオカルト的なアプローチか、選びつつ事件に挑める本作。ストーリーも捜査方針によって大きく異なるため、繰り返し遊ぶ楽しみもあるというわけだ。シリーズ特有の「淀みある」ホラー感は本作でも健在なので、ぜひ注目してほしい。
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真 流行り神2
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®3/PlayStation®Vita(PlayStation®Vita TV 対応)
・ジャンル:ホラーアドベンチャー
・発売日:2016年7月7日(木)予定
・価格:PS4®/PS3® パッケージ版 希望小売価格 6,800円+税
PS4®/PS3® ダウンロード版 販売価格 6,171円(税込)
PS Vita パッケージ版 希望小売価格 5,800円+税
PS Vita ダウンロード版 販売価格 5,143円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上対象)
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