「PlayStation®.Blog ゲーム・オブ・ザ・イヤー 2025」結果発表! 世界中のPS Blog読者が選んだ今年のベストゲームを公開!

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「PlayStation®.Blog ゲーム・オブ・ザ・イヤー 2025」結果発表! 世界中のPS Blog読者が選んだ今年のベストゲームを公開!

本日、「PlayStation® Blog ゲーム・オブ・ザ・イヤー 2025」において、皆さんの投票の結果を発表します。今年は全19部門で、約150万票もの投票をいただきました。受賞作品とトロフィーの行方は、皆さんの選択のみによって決定されています。

この投票イベントは毎年、皆さんの一年のゲーム体験を形づくった作品、そしてそれらを生み出したクリエイターに光を当てる場となっています。今年も例年どおり、数多くのタイトルが候補に名を連ね、非常に悩ましい選択となりました。

それでは、受賞タイトルの発表です!

ニューキャラクター賞

プラチナトロフィー:篤 |『Ghost of Yōtei』

ゴールドトロフィー:ホーネット |『Hollow Knight: Silksong』
シルバートロフィー:マエル |『Clair Obscur: Expedition 33』
ブロンズトロフィー:深水雛子 |『SILENT HILL f 』

本部門は、コンセプトデザインからゲーム内モデリング、モーションキャプチャー、キャラクターボイスに至るまで、複数の創作分野が丁寧に融合することで生み出される、印象的なキャラクターを称えるものです。そして2025年は、記憶に残る主人公たちが数多く登場した年となりました。

受賞キャラクターのなかには、『SILENT HILL f』の深水雛子も含まれていました。静かな故郷の日常が歪み、蝕まれていく恐怖に直面しながら、その物語はプレイヤーが少しずつ掘り下げていくことになります。『Clair Obscur: Expedition 33』のマエルはSandfall Interactiveのアートワークと、ジェニファー・イングリッシュ氏の演技が見事に噛み合い、鮮烈な存在感を放っています。『Hollow Knight: Silksong』のホーネットは、静かな自信を湛え、その一跳び、一撃を形づくる洗練されたアニメーションが際立っていました。しかし、最も注目を集めたのは『Ghost of Yōtei』の篤です。印象的なデザインや、感覚を刺激する多彩に成長する戦闘スタイル、さらに復讐と贖罪を軸に描かれる濃密な個人のドラマ、そのすべてが、物語に満ちた広大なオープンワールドのなかで緻密に描き上げられています。Sucker Punch Productionsと、声優のエリカ・イシイ氏に、称賛を送ります。

ストーリー賞

プラチナトロフィー:『Clair Obscur: Expedition 33』

ゴールドトロフィー:『Ghost of Yōtei』
シルバートロフィー:『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』
ブロンズトロフィー:『SILENT HILL f』

『SILENT HILL f』が描く田舎町を舞台にしたホラー。『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』の壮大な物語。『Ghost of Yōtei』の複雑に入り組んだ復讐の旅。いずれも思わず深読みしてしまうストーリーばかりです。そのなかでも『Clair Obscur: Expedition 33』のエンディングは、ゲームクリア後の議論で欠かせない話題となりました。これは、ストーリーが文化的共鳴を獲得した証と言えるでしょう。

作中の自然で真実味のある会話や、素晴らしい知恵(ワーホホーワーホホー)の数々に加え、本作で最も印象的だったのは、おそらく闇と光を見事に保っている絶妙なバランスでしょう。人間の存在に関する重苦しいテーマに対し、軽やかさと温もりが、正確かつ意図的なタイミングで差し込まれています。言うなれば、まさに“Clair obscur(光と闇)”です。

グラフィック賞

プラチナトロフィー:『Ghost of Yōtei』

ゴールドトロフィー:『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』
シルバートロフィー:『Battlefield 6』
ブロンズトロフィー:『ARC Raiders』

年を追うごとに、クリエイターたちはPlayStation®5のハードウェアをより深く理解し、その経験をもとに、フォトリアリズムへと迫る精緻な世界を描くようになっています。『ARC Raiders』では、階段の踊り場や小川の至るところに危険が潜んでいるにも関わらず、荒廃した数々の戦場が放つ静かで不穏な美しさに、思わず足を止めて見入ってしまうことがありました。『Battlefield 6』もまた、シリーズが持つ破壊表現への欲求をさらに押し広げ、生き延びることに集中していても、周囲で繰り広げられる光景から目を離すことはできませんでした。さらに、多くの投票者が『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』における印象的な風景やSF的なデザイン、そして卓越したキャラクターモデルが織りなす強烈な魅力に賛辞を送りました。

しかし、最も多くの支持を集めたのは『Ghost of Yōtei』です。圧倒的な植生密度、レイトレーシングを駆使した美しい表現、そして蝦夷地に息づくあらゆる要素を丁寧に描き込んだ豊かなディテールが高く評価され、2025年で最もグラフィックが印象的なPlayStation®タイトルとして選ばれました。

アートディレクション賞

プラチナトロフィー:『Ghost of Yōtei』

ゴールドトロフィー:『Clair Obscur: Expedition 33』
シルバートロフィー:『Hollow Knight: Silksong』
ブロンズトロフィー:『SILENT HILL f』

アートディレクション賞の上位4作品には、それぞれの仮想世界を描き上げるうえで、明確なビジョンを持つクリエイターのこだわりが表れています。『SILENT HILL f』は、ホラーシリーズならではの恐怖表現に1960年代日本の神話や文化を織り交ぜ、静かな田舎町を恐怖の迷宮へと変貌させています。Team Cherryは、『Hollow Knight: Silksong』の抑圧的な世界”ファールーム”において、まったく新しい、そして同じく魅力的なムシの王国を創造し、危険か否かを問わず、その隅々や住民のすべてが目を奪う存在となりました。『Clair Obscur: Expedition 33』の絵画的なビジュアルは、複数のアートスタイルから着想を得て鮮烈な効果を生み出し、フォトモードを起動したくなる格好の理由を与えてくれます。

そして、栄えある1位に選ばれたのが『Ghost of Yōtei』です。『Ghost of Tsushima』での成功と、PS5ハードウェアを自在に扱うさらなる自信を背景に、Sucker Punchは、1600年代の日本の辺境に広がる荒野を、情感豊かに描き出しました。その風景は、探索せずにはいられない魅力に満ちています。

オーディオデザイン賞

プラチナトロフィー:『Ghost of Yōtei』

ゴールドトロフィー:『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』
シルバートロフィー:『Battlefield 6』
ブロンズトロフィー:『Hollow Knight: Silksong』

優れたオーディオデザインは、効果音や3Dオーディオ、音楽などを巧みに組み合わせることで、瞬時に安らぎや高揚、あるいは恐怖を呼び起こし、その世界の存在感を確かなものにします。今回、皆さんが選んだ受賞作はいずれも、その点で卓越した成果を示していました。『Hollow Knight: Silksong』では、遠くから聞こえる詠唱の音が、未踏のファールームを進むための手がかりとなります。『Battlefield 6』では、破壊の爆音と銃声が渦巻くなかで、迫り来る脅威の足音を聞き分ける必要があります。『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』では、砂嵐の轟音やBTのうなり声が、否応なく不安を掻き立てます。

そして、プラチナトロフィー受賞作の『Ghost of Yōtei』では、Sucker Punchが日本の音を鮮やかに蘇らせました。野生動物や自然音だけでなく、三味線の響き、DualSense® ワイヤレスコントローラーのスピーカーから伝わる剣戟の衝撃、そして周囲を吹き抜ける風の音が、蝦夷地を“探索されるのを待つ実在の場所”として感じさせてくれます。

サウンドトラック賞

プラチナトロフィー:『Clair Obscur: Expedition 33』

ゴールドトロフィー:『Ghost of Yōtei』
シルバートロフィー:『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』
ブロンズトロフィー:『Hollow Knight: Silksong』

2025年は優れたゲーム音楽が数多く登場し、この部門も有力な候補作が並びました。最終的に、皆さんの選択によって、異なる個性を放つ4つのスコアが選ばれています。クリストファー・ラーキン氏は再び「Hollow Knight」シリーズの地下世界に戻り、『Hollow Knight: Silksong』の広大なエリアと登場キャラクターを印象づける、雰囲気豊かで高い評価を得た楽曲を手がけました。同様に、ルドウィグ・フォシェル氏も豪華なアーティスト陣とともに『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』へと復帰し、その独自のサウンドスケープを改めて形づくっています。また、作曲家の乙羽柊満氏は、日本の楽器を取り入れることで『Ghost of Yōtei』のサウンドトラックに強い真正性をもたらしました(さらに、「Cowboy Bebop」の渡辺信一郎氏とのコラボレーションによる”渡辺モード”向けに制作されたローファイビートへのオマージュも込められています)。

しかし、最も多くの耳を惹きつけたのは、『Clair Obscur: Expedition 33』におけるロリアン・テスタール氏のサウンドでした。その音楽は、遠慮のないほどファンキーなキャラクターテーマから、そぎ落とされたスポークンワード、壮大なオーケストラ編成、そしてアリス・デュポール=ペルシエ氏の高らかに響くボーカルまで、驚くほど幅広い表現力を披露しています。ゲーム全体に巧みに織り込まれたこのスコアは、今年のプラチナトロフィーにもっともふさわしいと、皆さんが選んだ作品です。

アクセシビリティ賞

プラチナトロフィー:『Ghost of Yōtei』

ゴールドトロフィー:『Battlefield 6』
シルバートロフィー:『アサシン クリード シャドウズ』
ブロンズトロフィー:『スプリット・フィクション』

2025年も、開発者たちはさまざまな形でアクセシビリティ機能の充実に取り組み、皆さんの投票からは、そうした努力への評価がはっきりと示されました。『Battlefield 6』では耳鳴りのような音を調整できる機能が追加され、『アサシン クリード シャドウズ』では字幕に“トーンインジケーター”が追加されました。また、『スプリット・フィクション』では、プレイヤーが難しい戦闘やプラットフォームパートをスキップできるようになりました。

そして今年のプラチナトロフィー受賞作となったのが『Ghost of Yōtei』です。本作は『Ghost of Tsushima』で評価された数々のアクセシビリティ機能を引き継ぎつつ、さらに進化させています。攻撃をより分かりやすくする視覚的な補助から、タッチ操作やモーションコントロールに対応した代替入力オプションまで、より幅広い選択肢が追加されました。

DualSense® ワイヤレスコントローラー賞

プラチナトロフィー:『Ghost of Yōtei』

ゴールドトロフィー:『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』
シルバートロフィー:『Clair Obscur: Expedition 33』
ブロンズトロフィー:『Battlefield 6』

2025年、開発者たちはPS5ならではのハードウェア機能への理解をさらに深め、その強みを存分に発揮しました。『Battlefield 6』では、アダプティブトリガーによって引き金の重みや反動が手元に伝わり、DualSense ワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックが爆発の衝撃を感じさせます。『Clair Obscur: Expedition 33』でも同様に、攻撃のヒットやカウンターの成功をハプティクスで示すことで、戦闘のリズムへの没入感が高められています。『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』では、雪や泥を踏みしめて進む感覚、重い荷物に引っ張られる感触、ジップラインを握る手応えなどが再現され、サムの視点に引き込まれます。

そうしたなか、圧倒的な支持を集めたのが、『Ghost of Yōtei』におけるDualSense ワイヤレスコントローラーの機能でした。利便性を高めるショートカットから、キャンプのようなインタラクティブな体験、さらには戦闘時の鋼と鋼がぶつかり合う感触に至るまで、PlayStationならではの機能が巧みに活かされています。独自のハードウェア機能を最大限に引き出したSucker Punchの取り組みに、称賛を送りたいです。

再リリース賞

プラチナトロフィー:『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』

ゴールドトロフィー:『Days Gone Remastered』
シルバートロフィー:『トゥームレイダー IV-VI リマスター』
ブロンズトロフィー:『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ』

栄えあるプラチナトロフィーは、接戦の末『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』が勝ち取りました。本作は2006年の画期的なRPGの強化版であり、大幅にビジュアルがアップグレードされ、完成度が高まりました。同様に、Bend Studiosの人気作を刷新した『Days Gone』のアップデート版も、ビジュアル面と仕上がりの両面で大きな向上が見られました。『トゥームレイダー IV-VI リマスター』と『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ』もまた、「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」の投票で強い支持を集めました。

マルチプレイヤー賞

プラチナトロフィー:『Battlefield 6』

ゴールドトロフィー:『ARC Raiders』
シルバートロフィー:『マーベル・ライバルズ』
ブロンズトロフィー:『スプリット・フィクション』

『Battlefield 6』のアクション満載の大規模マルチプレイヤー対戦は、PS5プレイヤーの琴線に触れ、Battlefield Studiosにプラチナトロフィーをもたらしました。話題の『ARC Raiders』は投票でも強い支持を集め、ゲーマーたちは脱出シューターというジャンルに対するその新鮮な取り組みを評価しました。『マーベル・ライバルズ』と『スプリット・フィクション』はそれぞれシルバートロフィーとブロンズトロフィーを受賞し、これは今年リリースされたマルチプレイヤーゲームの奥深さと多様性を示しました。

ライブサービスゲーム賞

プラチナトロフィー:『原神』

ゴールドトロフィー:『マーベル・ライバルズ』
シルバートロフィー:『Fortnite』
ブロンズトロフィー:『崩壊:スターレイル』

ライブサービスゲーム賞では、リリースから年月が経過しても、大型コンテンツの追加やシーズンアップデートによって常に新鮮な体験を提供し、プレイヤーを楽しませ続けている作品を称えるものです。昨年リリースされたばかりの新進気鋭のゲーム『マーベル・ライバルズ』は、すでにマルチプレイヤーゲーム界でその地位を確立し、老舗の巨人『Fortnite』と肩を並べています。

そして最終的に、投票によって稀有な快挙を成し遂げたのがパブリッシャーのMiHoYoです。継続運営タイトル2作品が評価され、『崩壊:スターレイル』がブロンズ、『原神』がプラチナトロフィーを獲得し、ひとつの部門でふたつのトロフィーを手にしました。

エクスパンション賞

プラチナトロフィー:『Lies of P』:「Overture」

ゴールドトロフィー:『HELLDIVERS 2』:「民主主義の命運」
シルバートロフィー:『アサシン クリード シャドウズ』:「淡路の罠」
ブロンズトロフィー:『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』:「巨人の教団」

多くの拡張コンテンツが主要キャラクターの冒険をそのまま継続するなか、プラチナトロフィーを獲得した『Lies of P』の「Overture」は、異なるアプローチを取りました。本編の出来事以前を描く、ボリュームのある前日譚として物語を補完しているのです。比較的コンパクトな構成でありながら、内容は充実しており、本編の魅力を凝縮。さらに、戦闘で磨き上げたスキルを試せる、数々の新たな強敵も待ち受けています。

そのほかにも、皆さんの投票によって評価された拡張コンテンツが多数ありました。『HELLDIVERS 2』では、「民主主義の命運」によって、プレイヤーはスーパーアースの街路で戦うことになり、これまでとは異なる立場に置かれる展開が驚きをもって迎えられました。”インディ”のローマでの冒険は、「巨人の教団」によって、さらなる古代の謎が加わっています。また、『アサシン クリード シャドウズ』の「淡路の罠」は、忍者や侍のアクションをさらに楽しみたいプレイヤーの期待に応える内容となりました。

スポーツゲーム賞

プラチナトロフィー:『ソニックレーシング クロスワールド』

ゴールドトロフィー:『Forza Horizon 5』
シルバートロフィー:『EA Sports FC 26』
ブロンズトロフィー:『REMATCH』

『ソニックレーシング クロスワールド』のオールスターキャストと常識を超えたコースは、今年のプラチナトロフィーを獲得しましたが、次点の『Forza Horizon 5』とはいい勝負でした。続いて『EA Sports FC』と新参者の『REMATCH』が入賞しましたが、それぞれ“世界でもっとも人気のあるスポーツ”の異なる表現を表しています。

インディーゲーム賞

プラチナトロフィー:『Clair Obscur: Expedition 33』

ゴールドトロフィー:『Hollow Knight: Silksong』
シルバートロフィー:『Dispatch』
ブロンズトロフィー:『Ready or Not』

小規模なチームから、大きな成果が生まれました。皆さんの投票は、巧妙なゲームプレイの仕掛けや独自の表現によって、新鮮で刺激的な体験を生み出した作品に多く集まりました。『Clair Obscur: Expedition 33』の広大な世界から、『Dispatch』が描くスーパーヒーロードラマまで、これらの想像力あふれるインディーゲームは、ゲームの未来が革新と丁寧な試行錯誤の先にあることを示しています。

PlayStation®VR2賞

プラチナトロフィー:『Alien: Rogue Incursion』

ゴールドトロフィー:『HITMAN World of Assassination』
シルバートロフィー:『The Midnight Walk』
ブロンズトロフィー:『Zombie Army VR』

Surviosは、代表的な「Alien」シリーズをVRで見事に再解釈し、その卓越した出来栄えによって、IO Interactiveの『HITMAN World of Assassination』との激戦を制し、プラチナトロフィーを獲得しました。『Midnight Walk』の不気味な雰囲気の漂う冒険と『Zombie Army VR』の血みどろの戦いも、2025年のPS VR2ゲームのなかでトップクラスとして評価されました。

PlayStation®4賞

プラチナトロフィー:『Hollow Knight: Silksong』

ゴールドトロフィー:『ELDEN RING NIGHTREIGN』
シルバートロフィー:『ソニックレーシング クロスワールド』
ブロンズトロフィー:『Call of Duty: Black Ops 7』

『Hollow Knight: Silksong』は、ほかの部門でブロンズ、シルバー、ゴールドのトロフィーを獲得しましたが、PS4賞ではプラチナトロフィーに輝きました。Team Cherryによるこの上なく魅力的で緊張感と試練を伴う2Dプラットフォーマーには手ごわいライバルとして、フロム・ソフトウェアの高く評価された「ELDEN RING」シリーズのマルチプレイヤーゲーム『ELDEN RING NIGHTREIGN』、アーケードレースゲームに新たなひねりを加えた『ソニックレーシング:クロスワールド』、PS4プラットフォームに再び登場した大物タイトルの『Call of Duty: Black Ops 7』などが存在しました。

PlayStation®5賞

プラチナトロフィー:『Ghost of Yōtei』

ゴールドトロフィー:『Clair Obscur: Expedition 33』
シルバートロフィー:『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』
ブロンズトロフィー:『ARC Raiders』

高く評価されたタイトルが数多く揃った2025年は、候補作を絞り込むこと自体が困難な一年でした。それは本部門でも同様で、投票期間を通して得票はほぼ拮抗。勝敗が確定したのは、投票締め切り間際のことでした。

2025年後半のリリースながら、『ARC Raiders』は瞬く間に注目を集め、僅差の勝利や予想外の裏切りを描いた数多くのゲームプレイ動画や体験談がプレイヤーによてシェアされました。『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』では、新要素と再構築されたシステムの数々によって、サム・ブリッジズが直面する過酷な挑戦が、プレイヤーにとって楽しい体験へと昇華されています。また、『Clair Obscur: Expedition 33』は、ターン制バトルに独自のアプローチを見出し、多くのプレイヤーを魅了する物語と世界観とを巧みに融合させました。

接戦の末、最終的にプラチナを獲得したのは『Ghost of Yōtei』です。Sucker Punchによる本作は、前作のあらゆる要素を磨き上げたうえで、新たな機能、キャラクター、ストーリーによるさらなる進化を遂げました。

スタジオ賞

プラチナトロフィー:コジマプロダクション

ゴールドトロフィー:Sandfall Interactive
シルバートロフィー:Sucker Punch Productions
ブロンズトロフィー:Team Cherry

投票を集計するなかで、いくつかのスタジオが2025年に確かな痕跡を残したことが明らかになりました。Sandfall Interactiveのデビュー作は、同スタジオのアイデンティティに対する絶対的な自信を示しており、Sucker PunchとTeam Cherryは、非常に期待の高いアドベンチャーゲームをリリースし、批評家から絶賛されました。

しかし、スタジオ・オブ・ザ・イヤーのプラチナトロフィーを獲得したのはコジマプロダクションでした。『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』のリリースに加え、その取り組みを世界各地で紹介するための世界ツアーは大きな話題となりました。作品は既存ファンはもちろん、新たなファンにも届きましたが、スタジオはさらにポップカルチャーへ積極的にアプローチすることで、ほかのスタジオに到達し得ない深いレベルでプレイヤーとつながりました。今年の業績を考えれば、同スタジオはまさに受賞に値します。

2026年以降注目ゲーム賞

プラチナトロフィー:『Marvel’s Wolverine』

ゴールドトロフィー:『BIOHAZARD requiem』
シルバートロフィー:『007 First Light』
ブロンズトロフィー:『レゴ®バットマン™:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』

近年、本部門は、アワード全体のなかでもとりわけ激しい争いが繰り広げられる部門となっています。今年もその例に漏れず、期待作が数多く並ぶなか、皆さんからは幅広く投票が寄せられ、さらに全アワードのなかで最多となる自由記述票も集まりました。

なかでも、上位2作品による争いは特に僅差となりました。その最終結果、ゴールドトロフィーを獲得したのが『BIOHAZARD requiem』、そして今年のプラチナに輝いたのは『Marvel’s Wolverine』です。

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