『ソニック × シャドウジェネレーションズ』に映画「ソニック×シャドウ TOKYO MISSION」のシャドウが登場!?

シャドウのファンにとって、今年は待ちに待った年でしょう。シャドウが主人公の完全新作ゲームに加えて、シャドウが登場する映画の公開も決定し、ダークヒーロー・シャドウの活躍を大きなスクリーンでも見ることができます。

さらに、12月13日（金）にはPlayStation®5とPlayStation®4の『ソニック × シャドウジェネレーションズ』に、映画「ソニック×シャドウ TOKYO MISSION」で登場するシャドウのボイスやスキンなどが手に入る、スペシャルDLCが登場します。このボイスは、俳優キアヌ・リーブス氏が担当しており、見逃せない追加コンテンツとなっています。

今回は『ソニック × シャドウジェネレーションズ』プロデューサーの中村氏に、この革新的なコンテンツの舞台裏や、いよいよ発売が迫っている本作についてお聞きしました。

開発のどの段階でDLCを本作に含めようと考えられましたか？

本作は、過去のシリーズファンの方だけではなく、映画が公開され、そこでソニックやシャドウを初めて好きになってくれる方にも満足していただきたいということで製作をしてきたタイトルです。ですが、当然、そこには映画シャドウが登場するということは考えられていませんでした。映画とゲームは同一世界ではないため、その実現は、難しいだろうなと思っていたんです。

とはいえ、映画とゲームがほぼ同時に展開するこのお祭りのような機会に何かすることはできないか？ということで、昨年秋ぐらいから、映画のコンテンツの実現を探ることになりました。

どのようなお考えのもとで、映画版のシャドウを実装することになったのかお聞かせいただけますか？

先ほどお答えしたように、今年はシャドウの年、映画もゲームもほぼ似たタイミング出るお祭りのような年なんです。

ゲームをして、そのシャドウの思いを持ちつつ、シャドウが出てくる映画を見る、そしてまたゲームでシャドウをプレイしたくなる、これが我々の理想なんです。でも、ゲームは映画よりちょっと前に出てしまうので、もう一度ゲームをプレイしたくなるには、大きな動機があった方が良い、ということもあって、一番動機になりやすい映画シャドウで遊べるコンテンツを用意しました。

映画からソニックを好きになった人も、映画のシャドウが登場すれば、この『ソニック × シャドウジェネレーションズ』をきっと遊びたくなりますよね。
　
このコンテンツが、このお祭りをより盛り上げてくれるといいなと思っています。

This image shows Shadow standing in the middle of a nighttime Tokyo street.

本DLCでは映画とどういった関係性があるのでしょうか？（ネタバレなしでお願いします！）

本DLCは、映画と連動したシナリオというわけではありません。ですが、映像で見ていただいたように、このDLCでは、映画でシャドウが訪れる“東京”を舞台にしています。

我々開発陣も、東京に住んでいて、まさによく訪れる場所なので、東京らしさをしっかり出しつつも、シャドウのゲームとして楽しんでいただけるように作ったつもりです。実際に、使用するエリアの取材なんかもしたんですよ。シャドウでリアルに存在する街を遊ぶのはすごく刺激的だと思いますので、ぜひ楽しみに待っていてください

また、本DLCは『ソニック × シャドウジェネレーションズ』のゲーム自体にとってどういう位置づけとなりますか？何か本編での体験との違いはありますか？

基本的には、ボーナスコンテンツという位置づけになるかなと思います。本編においては、シャドウはドゥームパワーという新たな力を身につけるなど、本作ならではのストーリーで、本作ならではのシャドウを作り出しています

映画とちょっと異なる部分がありますので、まったく一緒というわけではないんです。ですので、ボーナスコンテンツとして遊んでいただける、という表現がいいのかなと思います。ですが、本編のストーリーを遊んだあとにプレイしても、遊ぶ前にプレイしても、ゲーム本編のシャドウと同じようなプレイ感覚で操作できます。どうやって映画の世界とつながるのか？にも注目してください！

ソニックの映画チームとのやりとりをされるなかで何か面白いエピソードはありましたか？

映画の情報はセガ社内でも限られた人にしか開示されていないため、映画コンテンツを制作する際もパラマウントから提供された限られた資料を基に制作を進めました。ゲームの進行も映画の内容を知っている飯塚と相談しながら決めました。実際の映画の映像はまだ私たちも観ていないので、どれだけ映画に近づけたか確認するのが楽しみです。