絶対ハマる！最新やみつきインディーズガイド【2024年3月発売】

斬新なアイデアが詰まったインディーゲームが、PlayStation®5/PlayStation®4に続々登場！「人気のインディーゲームを遊んでみたい」という人のために、2024年3月に発売されたタイトルの中から注目の7作品を紹介しよう。

『As Dusk Falls』は、最大8人でプレイできるインタラクティブドラマ。ある強盗事件が発端となり、数十年にわたり複雑な関わりを持つふたつの家族の物語が描かれる。『ABRISS – build to destroy』は、建築と破壊をテーマにした物理演算パズルゲーム。『Ib（イヴ）』では、奇妙な美術館から脱出を図る少女の冒険が待っている。SFアニメ「マクロス」シリーズから生まれた『マクロス -Shooting Insight-』は新感覚スクロールシューティングゲーム。魔法のカードを使って戦う『Dungeon Drafters』は、ローグライト要素のあるダンジョンクローラーだ。刺激的なゲームが好きなら、ポストアポカリプスRPG『LISA: Definitive Edition』がおすすめ。シリーズ2作品が収録され、残酷かつ毒のある世界観を満喫できる。『Open Roads』は、母娘が過去の記憶をたどるアドベンチャー。上質なロードムービーのような、忘れられない旅が待っている。

As Dusk Falls

ふたつの家族の複雑な運命を描くマルチプレイ型インタラクティブドラマ

『As Dusk Falls』は、『HEAVY RAIN 心の軋むとき』『Beyond: Two Souls』のリードデザイナーが贈る、マルチプレイ型インタラクティブドラマだ。事の起こりは、1998年にアリゾナ州の小さな町で発生し、思わぬ展開を迎えた強盗事件。そこから30年にわたる、ふたつの家族のもつれた運命が語られる。親の過ちがもたらした試練を乗り越え、愛する者を守り、耐え抜こうともがき続ける家族たち。彼らの裏切り、犠牲、そして再生のドラマが、映画のような演出とともに描き出される。

ストーリーを進めていくと、さまざまな局面で決断を求められる。プレイヤーの選択は、登場人物の関係性に影響を与え、ストーリーは無数に分岐していく。ひとつの選択が登場人物の人生に影響を与え、物語の結末も大きく変化。ストーリーを周回することで、さまざまな事実がひもとかれていく。プレイヤーが操作するキャラは生き残ることができるのか。彼らは最終的にどんな人物になるのか。その行く末を見届けよう。

ひとりでじっくり楽しめるのはもちろん、ローカル／オンライン、もしくはその組み合わせにより、最大8人でプレイすることもできる。専用コンパニオンアプリを使えば、指先ひとつで簡単にプレイできるのもうれしい。スマートフォンやタブレットを使い、選択肢の決定やインタラクトを行なえるため、誰でもゲームに参加できる。選択を通して、各プレイヤーの価値観もわかり、自分自身や一緒にプレイする人たちの性格も明かされていく。

As Dusk Falls

・発売元：INTERIOR/NIGHT
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：アドベンチャー
・配信日：好評配信中
・価格：ダウンロード版販売価格 4,840円（税込）
・プレイ人数：1～8人（オンライン時：1～8人）
・レーティング：IARC 16+（16才以上対象）

※ダウンロード専用タイトル

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ABRISS – build to destroy

ダイナミックな破壊を楽しむ爽快パズル！

建築と破壊をテーマにした物理演算パズルゲーム『ABRISS – build to destroy』。プレイヤーはパーツを使って構造物を作り、ターゲットとなる建築物に衝突させて破壊していく。塔のような構造物をターゲットめがけて倒したり、パーツを組み合わせてロケットや巨大ハンマーを作って目標物を破壊したり、壊し方はいろいろ。何千もの小さな瓦礫が舞い、塊が奈落の底へ飛んでいく破壊シーンは実にダイナミックだ。狙い通りにターゲットを破壊し尽くせば、ストレスが吹き飛ぶような爽快感を味わえる。

キャンペーンモードでは、7つのワールドにある複数のステージで建築と破壊を繰り返していく。最初は限られた数のパーツからスタートし、ターゲットのブロックをすべて破壊するための戦略を見つけなければならない。ゲームを進めると、新たなパーツをアンロックでき、よりクリエイティブな破壊方法を見出すことができる。各ワールドにはそれぞれ異なる特殊環境があるので、機転を利かせて破壊しよう。より高い確率で、より少ないムーブで破壊する方法を模索するやり込み要素も楽しめる。

サンドボックスモードでは、まだアンロックしていないパーツを使って建設の新たなパターンを試すことができる。さらに、破壊の限りを尽くしてベストスコアを目指すエンドレスモード、フリーフライカメラを使用して最高の構図で破壊シーンを撮影できる写真モードも搭載されている。

ABRISS – build to destroy

・発売元：astragon Entertainment GmbH
・フォーマット：PlayStation 5
・ジャンル：パズル
・配信日：好評配信中
・価格：ダウンロード版販売価格 2,970円（税込）
・プレイ人数：1人
・レーティング：IARC 3+（3才以上対象）

※ダウンロード専用タイトル

『ABRISS – build to destroy』公式サイトはこちら（海外サイト）

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Ib（イヴ）

美術館を舞台にした名作ホラーのリメイク版！

不気味な美術館を舞台にした、2D探索型アドベンチャー『Ib（イヴ）』。2012年に公開されたオリジナル版はPC上で遊べるフリーゲームだったが、より美しいグラフィック、より遊びやすいシステムに進化したリメイク版となっている。主人公は、謎の芸術家“ワイズ・ゲルテナ”の作品が展示された美術館を訪れた少女イヴ。作品を観ているうちに、彼女はいつしかひとりぼっちになってしまう。やがて不気味な世界へ迷い込んだイヴは、不安と恐怖を抱えながら奇妙な美術館からの脱出を目指すことになる。

プレイヤーはひとりぼっちになったイヴを操作し、周囲を調べてアイテムを見つけたり、仕掛けを解いたりしながら美術館を探索していく。「ゲームが苦手な人でも楽しめる」というコンセプトのため、基本操作は移動、調べる／話すのみ。ゲーム初心者でも楽しめる難易度設計になっている。プレイヤーの行動や選択によってイベントが変化し、7種類のエンディングに分岐。クリア後には美術品収集や追加ダンジョンなど、やり込み要素も楽しめる。

リメイク版では、同行キャラクターとの会話を楽しむ「会話システム」を搭載。キャラクターの理解が深まるだけでなく、攻略に行き詰まった時にはヒントを与えてくれることもある。さらに、ズームモードも追加され、ボタンひとつで小さなアイテムが見やすくなったり、美術品を拡大して観賞できるようになったりと、より遊びやすくなっている。新しい美術品、デザインが変わった美術品もあり、演出面の変化も見逃せない。

Ib（イヴ）

・発売元：PLAYISM
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：ホラー探索型アドベンチャーゲーム
・発売日：好評発売中
・価格：パッケージ版希望小売価格アートブック永久同梱通常版パッケージ 4,400円（税込）
　　　　パッケージ版希望小売価格アートブック+ミルクパズル同梱限定生産パッケージ 5,500円（税込）
　　　　ダウンロード版販売価格 1,540円（税込）
・プレイ人数：1人
・CERO：B（12才以上対象）

PS Blogの『Ib』記事はこちら

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マクロス -Shooting Insight-

「マクロス」歴代キャラが活躍するスクロールシューティングゲーム！

40年の歴史を誇り、長きにわたり多くのファンから愛され続けているSFアニメの金字塔「マクロス」シリーズ。『マクロス -Shooting Insight-』は、同シリーズの完全新作となる新感覚スクロールシューティングゲームだ。同時多発した超時空間フォールドに巻き込まれたバトル7を舞台に、『超時空要塞マクロス　愛・おぼえていますか』『マクロスプラス』『マクロス7』『マクロスゼロ』『マクロスF』『マクロスΔ』の6作品から総勢45名のキャラクターが登場し、完全オリジナルストーリーが描かれる。

「歌」と深い関係がある人たちが、何者かによってさらわれた。バトル7のマクシミリアン・ジーナス艦長のもとに集まった各時代のエースパイロットたちは、「歌姫救出」を目指して出撃する。歴代の各エースパイロットの視点から展開されるマルチストーリーに加え、出撃するパイロットによってステージ構成も変化。銀河の命運を賭け、6つのストーリーが繰り広げられる。

プレイヤーは、縦スクロールシューティング、横スクロールシューティング、360度スクロールシューティングなど、エリアごとに変わる多彩なプレイスタイルで「マクロス」らしさあふれるステージを突破していく。歴代の可変戦闘機（バルキリー）の変形も、しっかり再現。ステージを進めていくと歌姫との通信がつながり、攻撃力増加、移動速度増加、敵弾速度低下など、戦闘を有利にする効果が発動する。さらに、「マクロス」シリーズの歴代ライバルやエースパイロットと競い合える「模擬戦」を実装。決まった時間内で相手と1対1に競い合う「模擬戦」では、シリーズを跨ぐキャラクター同志でも真剣勝負をすることができる。歌の力で、その腕で、銀河の平和を守れ！

マクロス -Shooting Insight-

・発売元：ブシロード
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：新感覚スクロールシューティング
・発売日：好評発売中
・価格：パッケージ版希望小売価格通常版 5,280円（税込）
　　　　パッケージ版希望小売価格初回限定版 7,678円（税込）
　　　　ダウンロード版販売価格 5,280円（税込）
・プレイ人数：1人
・CERO：B（12才以上対象）

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Dungeon Drafters

魔法のカードを駆使して戦うダンジョン冒険アドベンチャー！

『Dungeon Drafters』は、カードの魔力を使って戦うダンジョン探索アドベンチャー。手持ちのカードを使えば、大地を裂く地震を起こしたり、白く燃え上がる火の玉を投げつけたり、強力な助っ人を召喚して敵を排除したりと、さまざまな魔法を発動できる。最強カードを求めるパワーゲーマー、人とは違うコンボを決めたい科学者タイプ、カードの回収を100％にしたい完璧主義者など、どんなプレイヤーでもお気に入りのデッキに出会うことができるはず。古代遺跡を探索してレアカードを集め、巧みなコンボで敵を倒し、伝説の魔法デッキを組んで世界を救おう。

プレイヤーは、若き6人の冒険者からひとりを選択してゲームを開始する。冒険者たちはそれぞれ独自のスタートデッキを持っているが、ここでの選択がどうであれ、ゲームを進めれば自分好みのデッキを作れるようになる。6つのユニークなダンジョンを探索し、各エリアに出現するモンスターたちの習性を覚え、最適なカードを探し出してデッキを組む楽しさを味わえる。

ゲームシステムは、ローグライト要素のあるタイル状ダンジョンクローラー。ダンジョンの探索中には、より奥地を目指すか、一度町に戻って戦利品を収納するかの選択に迫られることがある。ダンジョンの深みにはまってデッキを失わないよう注意したい。美しい町を歩いて次の冒険に備えるもよし、NPCと会話して難易度の高いクエストを始めてもよし、のんびり魚釣りをするもよし、幅広い楽しみ方ができるタイトルだ。

Dungeon Drafters

・発売元：DANGEN ENTERTAINMENT
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：デッキビルダー・ローグライク
・配信日：好評配信中
・価格：ダウンロード版販売価格 2,750円（税込）
・プレイ人数：1人
・レーティング：IARC 7+（7才以上対象）

※ダウンロード専用タイトル

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LISA: Definitive Edition

終末世界を生きるRPGが、2本セットに！

世界終末後の荒野を舞台にした風変わりな横スクロールRPG「LISA」シリーズ。『LISA: Definitive Edition』では、『LISA: The Painful』と続編『LISA: The Joyful』を一度に楽しむことができる。ビジュアルはユーモラスだが、ストーリーはシビア。道徳心の欠片もない選択を強要され、自分がどのような人間なのか思い知らされるゲームになっている。『Definitive Edition』では、オリジナルのPC版から新しい敵、クエストが追加され、欠けていた物語の断片が明らかに。オレイサと呼ばれる週末後の荒野を探索し、その暗く歪んだ秘密を解き明かそう。

『LISA: The Painful』では、主人公のブラッドが育てていた少女がさらわれてしまう。町や野営地にはNPCが最大30人いるため、彼らを仲間にしながら少女を取り戻すことになる。ただしこの世界は、利己的になり、良心をなくさなければ生き残れない。仲間を生かすため、時に殴られ、時に手足を失い、時に非道な拷問を受けるといった犠牲を払うこともある。この残酷で素晴らしい世界で、あなたは人間性を保てるのか。それとも混沌を受け入れるのだろうか。

『LISA: The Joyful』は、前作で主人公に育てられた少女バディが主役を務める。この世界には男性しか生き残っていないため、彼女は仮面をかぶって正体を隠し、自分を虐げた奴らに復讐を果たしていく。長距離ダッシュやジャンプ、閃光で迫りくる敵と対峙しながら、荒野を進んでいこう。旅の中で、オレイサのこと、自分の家族のこと、モンスターのこと、そして権力を握る男たちの真実も明らかになっていく。

LISA: Definitive Edition

・発売元：Beep Japan
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：毒のあるユーモアのRPG
・発売日：好評発売中
・価格：PS5 パッケージ版希望小売価格 4,950円（税込）
　　　　　　ダウンロード版販売価格 4,400円（税込）
　　　　PS4 ダウンロード版販売価格 4,400円（税込）
・プレイ人数：1人
・CERO：D（17才以上対象）

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Open Roads

母と娘が埋もれた記憶をたどるロードトリップアドベンチャー

16歳の少女とその母が、過去の記憶と向き合うロードトリップアドベンチャー『Open Roads』。ある秋晴れの日、テス・ディバインと母親オパールは、家の屋根裏部屋に注意深く隠されていた古いメモや手紙の入った箱を発見する。家族の秘密の手がかり、数十年前の強盗事件、カナダ国境近くのどこかで失われた財産。ふたりは、オパールが忘れようとしてきた過去を発掘するため、記憶の鍵となる場所をめぐる旅へ。探索が深まるにつれ、母と娘は秘められた真実だけでなく、お互いを発見することになる。

プレイヤーはテス・ディバインとして、母親とふたりで車に乗って旅立ち、記憶を呼び覚ます場所を探しながら謎の手がかりを見つけていく。次の目的地に向かう途中では、車の中でくつろいだり、ラジオをいじったり、母親とおしゃべりしたりする、懐かしいロードムービーの雰囲気を満喫できる。一人称視点のインタラクティブな対話システムが物語を動かし、キャラクターの欠点や秘密、隠された真実が次第に明らかになっていく。

美しい手描きアニメーションによる、画期的なアートスタイルも見どころのひとつだ。ハリウッドスターであるケリー・ラッセル（『ジ・アメリカンズ』、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』）やケイトリン・ディーヴァー（『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』『アンチャーテッド海賊王と最後の秘宝』）が声優として出演しており、陰影深いストーリーを楽しむことができる。

Open Roads

・発売元：Annapurna Interactive
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：アドベンチャー
・配信日：好評配信中
・価格：ダウンロード版販売価格 2,750円（税込）
・プレイ人数：1人
・CERO：B（12才以上対象）

※ダウンロード専用タイトル

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※IARC（the International Age Rating Coalition）は、世界のゲーム評価機関により管理される国際年齢評価連合です。

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