『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』プレイレビュー! シリーズのさらなる"進化"を目指したPS5™の横スクロールSTG!

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『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』プレイレビュー! シリーズのさらなる"進化"を目指したPS5™の横スクロールSTG!

PlayStation®5用ソフトウェア『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED(アール・タイプ ファイナル 3 エボルブド)』は、横スクロールシューティングゲーム「R-TYPE」シリーズの最新作だ。人類が開発した次元戦闘機「R戦闘機」を操作し、異形の生命体「バイド」と戦いを繰り広げる。20以上のステージと100機以上のプレイヤー機体が収録されているというボリュームに加えて、シューティングゲームが苦手な人でも楽しめるように幅広い難易度や詳細な設定などが用意されている。

PS5『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』第1弾トレーラー

『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』プレイレビュー! シリーズのさらなる"進化"を目指したPS5™の横スクロールSTG!

【STORY】

人類は、宇宙の彼方から襲来する未知の生命体群「バイド」との戦いを通じて多くの兵器を開発してきた。「フォース」「波動砲」「ミサイル兵器」、そして「ビット」。それらすべての兵器に換装できる”究極互換機”の開発が、前作戦であるミッション”Last Dance”の目的であった。ついに人類はそれを実現し、バイドの根源を討つことに成功した。

本ミッション”R-TYPE FINAL 3 EVOLVED”は、人類のバイドとの戦いを後世に残すための戦史の編纂、および対バイド兵器開発ノウハウの継承を目的としている。戦史編纂の行程には、これまで公にされることがなかった戦いの記録や記憶の追体験が必要となる。戦いの記録は今なお新たなものが見つかるため、編纂作業も長期にわたるものと考えられる……。

CHECK POINT①
「R-TYPE」ならではの武装を駆使して異形の生命体「バイド」に立ち向かえ!

1987年にアーケードゲームとして登場したシリーズ第1作『R-TYPE』は、ショットボタンを押し続けてエネルギーをチャージする「波動砲」、前後に付け替えることができるオプション兵器「フォース」といった、当時では斬新なゲームシステムが話題を呼んだシューティングゲームだ。もちろん最新作の本作でも、それらの基本システムは受け継がれている。

エネルギーをチャージして放つ「波動砲」

波動砲のダメージは、ボタンを押し続けている時間に比例してアップする。また、選んだ機体や装備した波動砲によって、攻撃方法やダメージも変化する。

チャージして波動砲のゲージが一度満タンになっても、さらにショットボタンを押し続けることでチャージが継続され、より強力な波動砲を発射できる。波動砲のチャージ中は通常のショットやフォース装着時のレーザーを撃てないため、敵の攻撃にさらされる危険はあるものの、溜め抜いた一撃を敵の群れに放ったり、ボスの弱点に叩き込んだときの解放感と爽快感は格別だ。

攻防一体のオプション兵器「フォース」

フォースは敵弾を吸収でき、接触した敵にダメージを与えられるオプション兵器で、自機の前後にくっつけて合体したり分離させたりできるのがポイント。いわゆるバリア的な使い方ができるのがうれしい。また、特定の敵を倒すと落とすパワーアップアイテム「レーザークリスタル」により、フォースはレベル1からレベル3まで3段階に成長する。レーザークリスタルは3種類あり、合体時は最後に獲得したレーザークリスタルに対応したレーザーを使用できる。フォースを自機の後ろにくっつけると、レーザーを後方に発射できるのも特徴だ。

フォース分離時はレーザーを撃てないが、フォースが独自の攻撃を行なってくれる。使い方によってはレーザーに勝るとも劣らない活躍を期待できるだろう。敵の配置やスクロールの方向など、状況に応じてフォースの合体と分離、そしてくっつける場所を切り替えるのが攻略の鍵であり、「R-TYPE」シリーズの醍醐味だ。

強力無比な「スペシャルウェポン」

フォースを敵に接触させてダメージを与えたり弾を防いだりすると「ドースゲージ」が溜まり、満タンになると「ドースブレイク」状態となる。ドースブレイク中はフォースが敵に与えるダメージと獲得スコアがアップし、ドースゲージを消費することで「スペシャルウェポン」を使用できる。

フォースの仕様に慣れないうちは、ドースゲージを満タンにするのは難しいかもしれない。しかし、スペシャルウェポンは画面全体に大ダメージを与えられるうえ、敵弾も消すことが可能だ。ド派手なエフェクトがカッコよくて気持ちいい、まさに切り札ともいうべき攻撃手段なので積極的に狙っていきたい。

CHECK POINT②
ベテランから初心者まで、幅広く楽しめるシステムを搭載

本作は歴戦のベテランシューターだけでなく、シューティングゲームの初心者でも楽しめるよう、さまざまなシステムが搭載されている。そのひとつが、豊富な難易度設定だ。

基本は「PRACTICE」「KIDS」「NORMAL」「BYDO」「R-TYPER」の5段階。一番やさしい難易度の「PRACTICE」は、出撃時やリスタート時にレベル1のフォースを装備しているうえに、ゲームスピードが遅くなる「SLOW」機能を使用できる。「SLOW」機能は、プレイ中にONとOFFを自由に切り替えることができる。ゲームスピードを遅くすると敵や弾などの動きが見極めやすくなるため、初心者でも落ち着いて弾を避けたり敵を撃破できるだろう。

各難易度でより細かな設定ができるのもポイントだ。ゲームをプレイすると獲得できる「Rpt(アールポイント)」を用いてゲーム内のショップでチケットを購入すれば、「波動砲のチャージ時間短縮」や「やられた際のパワーアップ維持」などの設定をONにでき、さらに難易度を下げて遊びやすくすることもできる。コンティニューも最初は3回しかできないものの、繰り返しプレイしていくと回数が増加。最終的には回数の制限なくコンティニューできるようになる。

フォースと波動砲という強力な武装がある代わりに、敵の攻撃やギミックがシビアだというゲームバランスは「R-TYPE」シリーズの特長のひとつだが、やられて覚えることで攻略法が見えてくる構成も大きな魅力となっている。興味はあるけれど楽しめるかどうか不安に感じているシューティングゲーム初心者も、ぜひ挑戦してほしい。

逆に、残機をゼロにしたり、スペシャルウェポンやコンティニューを使用不可にしたりといった、腕に自信のある人向けの設定も用意されている。また、高難易度の「R-TYPER」以上となる「R-TYPER2」や「R-TYPER3」も存在。難易度が難しいほど、アールポイントと新たな機体の開発で必要な資源の獲得量にボーナスが付くようになっている。自身の腕前とプレイスタイルに合わせた、さまざまな遊び方が用意されているのがうれしい。

CHECK POINT③
機体は100機以上、ステージは20以上とボリューム満点

100機以上のプレイヤー機体と20以上のステージが用意されているボリュームも本作の大きなポイントだ。ゲーム開始直後は3機からしか自機を選べないものの、ゲームを進めてさまざまな開発条件を達成することで、使用できる機体が増えていく。開発に際しては、主に「ソルモナジウム」「エーテリウム」「バイドルゲン」という3種類の資源が必要となる。資源はステージをクリアすると獲得できるので、何度も出撃して集めておきたい。

波動砲やフォース、レーザー、ビット、ミサイルなどの性能は、機体によってさまざまだ。それらの武装をカスタマイズできる特別な機体や、戦闘機ではなく人型ロボットのような外見の機体もあったりする。機体ごとにさまざまな特徴があるため、開発が進んで機体が増えてくると「どれを使おうか」と目移りしてしまうかも? ステージごとに操作する機体を変更できるので、各ステージの攻略に最適な機体を模索するのもまた楽しい。

また、機体のカラーを変更したり装飾用のデカールを組み合わせたりといった、外見のカスタマイズも可能。自分だけの機体をつくりあげることができる。

前作『R-TYPE FINAL 2』の要素もすべて収録

本作は前作『R-TYPE FINAL 2』の要素を含んだうえで、PS5ならではの追加要素を取り入れたゲームとなっている。『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』専用となる7つのステージに『R-TYPE FINAL 2』のステージを加えると、挑戦できるステージは20以上。先に紹介したように機体も100機以上用意されているので、ボリューム満点だ。

▲『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』の最初のステージ。薄暗い洞窟と日の差した大海原とのコントラストが印象的。

▲こちらは『R-TYPE FINAL 2』の最初のステージ。放棄された宇宙都市が舞台となっている。

クリアしたことのあるステージでスコアアタックに挑戦したり、情報や戦績を確認したりできる「Stage & Score Attack」や、機体の情報やプレイ記録、発見したバイドなどを閲覧できる「Data & Gallery」、特別な「競技制ステージ」をプレイできる「Competition」など、選ぶことのできるモードも充実している。

さらに、「競技制ステージ」のスコアをほかのプレイヤーと同時に遊びながら競い合ったり、そのロビーとなる「R Park」やマイルームにフレンドを招待したり、世界中のプレイヤーのスコアランキングや使用機体などの情報を閲覧したりといったオンライン要素の追加も、今後のアップデートで予定されている。また、機体の発進シーンをPlayStation®VR2で体験できるVRモードも、ダウンロードコンテンツで配信が予定されているので期待が高まる。

波動砲やフォースといった個性的な武装と多彩な機体を駆使する戦略性&爽快感、さまざまなプレイヤーが楽しめるように配慮されたシステム、そしてたっぷりと遊べるボリュームが魅力の『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』。まだプレイしたことのない人は、この機会にぜひ挑戦してほしい。

『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』プレイ動画

『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』プレイレビュー! シリーズのさらなる"進化"を目指したPS5™の横スクロールSTG!

R-TYPE FINAL 3 EVOLVED(アール・タイプ ファイナル 3 エボルブド)

・発売元:グランゼーラ
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:サイドビューシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,380円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 6,380円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)


『R-TYPE FINAL 3 EVOLVED』公式サイトはこちら

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©Granzella Inc. “R-TYPE” is a trademark and/or copyright of IREM SOFTWARE ENGINEERING INC.

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1 コメント

  • パッケージ版を楽しんでいます!

    「エースパイロット特別養成パック」DLCはPS4版を所持しているとPS5版は購入できません。
    PS4版からセーブデータを引き継ぐとDLC適用済みデータをPS5版に反映できますが、
    PS5版を新規に開始するとDLCを適用できないのではないでしょうか。
    PS4版の互換がいつまで続くかわかりませんので、改善をお願いします。

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