※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です
『Tunic』 はAndrew Shouldiceと、『Chicory: A Colorful Tale』『Cuphead』『Celeste』『ナイト・イン・ザ・ウッズ』『Dustforce』などの制作に関わってきた才能あふれるチームによる新作アクションRPGです。本作で荒廃した土地にたどり着いたあなたは、己の好奇心だけを武器に強大な獣に立ち向かい、奇妙で強力なアイテムを集め、長きにわたって失われていた秘密を解き明かしていきます。
『Tunic』の旅は2015年、ハリファックスに住むAndrew ShouldiceがインターネットやファンサブのハックROM以前に、奇妙で不可解なゲームをプレイしていた頃の奥深い体験を思い出すところから始まりました。今見つけたこの奇妙なアイテムは何だろう? この変なボスはどうやって倒せばいいのだろう? 洞窟にいるこの老人は何者なのだろう? この生き物は本当に敵なのだろうか? そして、どうすればこの体験をみんなと共有できるのだろう…と。
こうして『Tunic』のレベルデザイン、キャラクター、パズル、アニメーション、バトル、プログラミング、ライティング、そしてストーリーの大部分を担当することになったのがShouldiceです。彼は、クラシックでレトロな主人公らしい魅力を持ちつつも、モダンでソウルライクな近年の傑作に登場する俊敏なヒーローの動きを持ち合わせ持った、オレンジ色の小さなヒーローのプロトタイプを作り始めました。その後、このキツネが探索できる“ちょっとした”世界を作り――
――前の持ち主の奇妙なメモが付いた、細部まで情報が書き込まれているゲーム内の説明書、兼パズルブック(または兼攻略ガイド)を作りました。類を見ない面白さを誇るこの謎解きのネタバレをせずに、この説明書がゲーム内でどういった役割を持つのかを説明するのは難しいのですが、本のなかには情報、楽しさ、そして謎がぎっしり詰まっているとだけ言っておきましょう。
最後のステップは、素晴らしいチームをまとめあげ、『Tunic』の豊かな世界に生命を吹き込むことでした。長年にわたってコラボレーションしているKevin Regamey(Powerup Audio)、Terence Lee(Lifeformed)、Felix Kramer(Burndown Productions)に、2017年RebekahとAdam Saltsman(Finji)が参加し、レベルアーティスト兼プログラマーのEric Billingsley、Finjiの素晴らしいQAとマーケティングスタッフ、ICOのPRチーム、22nd Century Toysの移植エンジニア、その他にもさまざまな才能が集まりました。
『Tunic』はシングルプレイのアドベンチャーゲームではありますが、謎解きを数多く用意していますので、難問をクリアするために賢いフレンドの助言を求めて専用のパーティーを開いておきたくなるような、話題の尽きないゲームです。さらにPlayStation®5向けには、世界中に散りばめられた恐ろしいボスや古代の謎に翻弄された時に、ネタバレを避けつつ再チャレンジに向かって優しく背中を押してくれるような、ゲームヘルプのコンテンツも作成中です。
『Tunic』は、過去と現代の非常に難易度の高いゲームの数々からインスパイアされてはいるものの、恐ろしい敵に立ち向かうスリルを損なわずして難易度をカスタマイズできる、さまざまなオプションを備えています。プレイヤーはテクニックの問われる要素を一部無効にすることや、「失敗なし」モードを選ぶこともできます。アクションRPGジャンルが苦手な方、本格的アドベンチャーが初めてのお子様とプレイ中の方、一週間の仕事を終えて疲労困憊の方、そして手強い謎解きに挑戦したい方も、このゲームならもれなくお楽しみいただけます。
Finjiが手掛ける『Tunic』は、2022年9月28日(水)にPS5とPlayStation®4に登場します。
※本情報はState of Playで発表された内容となります。販売するタイトルは国・地域によって異なる場合があります。
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