斬新なアイデアが詰まったインディーズゲームが、PlayStation®4に続々登場！　｢人気のインディーズゲームを遊んでみたい｣という人のために、2020年7月に発売されたタイトルの中から注目の8作品を紹介しよう！

遠近法や立体視を使ったパズル『Superliminal』、同名映画をベースにしたホラー『ブレア・ウィッチ 日本語版』、五十嵐孝司×インティ・クリエイツが贈るレトロスタイルアクション『Bloodstained: Curse of the Moon 2』、軽快アクションシューティング『Neon Abyss』など充実のラインナップ！

Superliminal

目の錯覚を利用してギミックを解く、世にも不思議なパズルゲーム

『Superliminal』(スーパーリミナル)は、アメリカ・シアトルのスタジオPillow Castle(ピロー・キャッスル)が開発した一人称視点のパズルゲーム。プレイヤーは夢療法プログラムの暴走により、眠りから抜け出せなくなる事態に。行く手を阻む難解なパズルを解きながら、幻覚の最中にいるような夢の世界から抜け出そう。

夢の世界から脱出するには、高い場所へ登るための足場を探したり、ドアを開けるスイッチを作動させたりと、ひと筋縄ではいかないギミックを解く必要がある。そこで利用するのが、”目の錯覚”だ。

そのひとつが、手前のものが大きく、遠くのものが小さく見える遠近法を使った視覚トリック。『Superliminal』の世界では、目に見えた大きさそのままに物体のサイズが変化し、それがギミックを解くひとつの方法となっている。目の前にそびえる巨大なチェスの駒も、遠くでつかんで足元に落とせば小さくなる。逆に、近くでつかんで遠くで手を離せばサイズが大きくなる。遠近法のトリックを逆手に取り、シチュエーションに合わせて物体を適切な大きさに変化させてパズルを解いていこう。そのほかにも、立体視を使ったギミックが用意されている。

自由に発想をめぐらせ、ギミックを解いた時のスッキリ感は格別！　ぜひ、夢の世界からの脱出を自分の手で成し遂げてほしい。

『Superliminal』公式サイトはこちら(海外サイト)

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ブレア・ウィッチ 日本語版

頼れる忠犬バレットとともに男は森へ──映画の世界観をベースにしたサスペンスホラー

『ブレア・ウィッチ 日本語版』は、伝説のホラー映画｢ブレア・ウィッチ｣シリーズをベースにした心理サバイバルホラーゲーム。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で3人の学生が消息を絶ってから2年後のブラック・ヒルズの森を舞台に、完全オリジナルストーリーが描かれる。立体音響の一種である｢バイノーラル・オーディオ｣で臨場感あふれるサウンドを体感できるため、ヘッドフォンでプレイするのがおすすめだ。

1996年、メリーランド州バーキッツビル近郊にあるブラック・ヒルズの森で、ひとりの少年が消息を絶った。元警官のエリスは、犬のバレットとともに森の奥深くに分け入り、少年の捜索を始める。森をさまよううち、エリスの周辺では不可解な現象が続発。やがて彼は、自身の心の傷にも関わる終わりなき悪夢に飲み込まれていく。

ゲームは、主人公エリスの一人称視点で進行。行方不明になった少年の手がかり、謎解きのヒントを拾い集めながら、捜索を進めていくことになる。その際、エリスの相棒となるのが犬のバレットだ。バレットに｢来い｣｢待て｣の指示を出すことができ、｢探せ｣と命じると失踪した少年にまつわる有力な手がかりを見つけてくれることもある。

さらに、ビデオテープを使った独自の謎解きシステムも特徴的だ。森の中で拾ったテープを使うと、現実を操作することができる。例えば、誰かが扉を開けるシーンでテープを止めると、現実でも同じ部屋の扉が開いた状態になるといった具合。ヒントになるシーンを探して、何度も巻き戻しながら試行錯誤するのが楽しい。

『ブレア・ウィッチ 日本語版』公式サイトはこちら

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Bloodstained: Curse of the Moon 2

仲間を切り替えながら戦う、2Dレトロスタイルアクション！

耽美的で厳かな世界観を8bit風に表現した、懐かしくも新しいグラフィックの2D横スクロールアクションゲーム。かつて｢悪魔城ドラキュラ｣シリーズを手掛けたことのあるプロデューサー五十嵐孝司氏(IGA)による、剣や鞭で戦うレトロスタイルアクションだ。ソロプレイのほか、オフラインでの2人協力プレイも楽しめる。

主人公は、東洋の退魔士である剣の達人｢残月｣。とはいえ、彼ひとりの力でゲームを進めるわけではない。ステージをクリアしていくごとに仲間が加わっていき、最大7体のキャラクターを切り替えながらプレイできる。各キャラは、メインウェポンと選択可能なサブウェポンをそれぞれひとつずつ装備できるうえ、固有アクションも持っている。プレイアブルキャラはボタンひとつで交代できるため、タイミングよく切り替えることでさまざまな状況に対応できるのが面白い。複数のシナリオが用意されているため、一度訪れたことのあるステージを違う仲間で攻略するなど、やり込む楽しさも味わえる。

ギミック＆エネミー満載のステージを突き進み、最後に待ち受けるのは個性的なボス。攻撃パターンを覚えてダメージを抑え、キャラを切り替えて有効な攻撃を繰り出し、なんとか撃破できた時には大きな達成感を味わえる。難易度は高めだが、上級者向けの｢ベテラン｣、超上級者向けの｢レジェンドハンター｣のほか、気軽に遊べる｢カジュアル｣も用意されているので、アクション初心者もチャレンジしてみよう。

『Bloodstained: Curse of the Moon 2』公式サイトはこちら

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Neon Abyss

入るたびに形を変えるダンジョンで、アイテムを駆使して敵を撃破！

現代に生まれ落ちた神々が待ち受けるダンジョンを舞台にした、シングルプレイ用のアクションシューティング。ダンジョンに放り込まれたプレイヤーは、基本装備の銃とボム(手りゅう弾)だけを持ち、ゼロからダンジョンを攻略していくことに。足を踏み入れるたびに構造が変わるダンジョンを探索し、手に入るアイテムを活用しながら冒険を進める｢ローグライク｣のゲームになっている。

ダンジョンは複数のレベル(階層)があり、各レベルのボス部屋で待ち受ける｢現代に生まれた神々｣を倒すことで次のレベルに進める。それぞれのレベルは複数の小さな部屋で構成されており、敵のいる部屋に入った時は室内の敵を全滅させないと出られない。敵を蹴散らし、どんどん先へ進む爽快感あふれる展開を楽しめる。

ダンジョンの探索中には、攻撃の主力となる銃のほか、プレイヤーの能力に影響を及ぼす装備アイテムも手に入る。ライフの上限を増やしたり、攻撃をパワーアップしたり、2段ジャンプができるようになったりと、便利なアイテムが多いが、中にはプレイヤーに危険をもたらすものも。拾ってみるまで効果がわからないのも、スリリングだ。そのほかに、冒険を助ける存在としてさまざまなスキルを持ったペットも登場。卵を孵化させて訓練すれば、心強い味方になってくれるはずだ。

とにかくシンプルにテンポよく、サクサク遊べるのが最大の魅力。ダンジョンに入り直せば、手に入る銃や装備アイテムがその都度変化するため、プレイするたび常に新たな感覚で挑めるのが楽しい。

『Neon Abyss』公式サイトはこちら(海外サイト)

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東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-

｢東方Project｣のキャラクターが織りなす、大長編2DダンジョンRPG！

50人以上の｢東方Project｣キャラクターからパーティーを編成し、天を貫く大樹の謎に挑む2DダンジョンRPG。総勢12人もの大人数パーティーを鍛え上げ、数十もの階層を誇る大樹、無限に続くランダムダンジョン、ふたつの異変を踏破していこう。100以上もの強大なボスとのバトルも待ち受けている。育成では、キャラクター固有の各種スキル、装備作成、宝珠などさまざまなシステムが用意されているうえ、お気に入りキャラをトコトンひいきするのも楽しい。PC版で人気を博した『東方の迷宮２』と追加ディスクがひとつになり、30～120時間たっぷり遊び込むことができる。

『東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-』公式サイトはこちら

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Creaks(クリークス)

奇妙な屋敷で待ち受ける謎の数々──『マシナリウム』のアマニタデザインが贈るパズルアドベンチャー

インディーズゲームの名作『マシナリウム』『サモロスト』を手掛けたチェコの開発スタジオ、Amanita Design(アマニタデザイン)が8年間かけて制作したパズルアドベンチャー。奇妙な屋敷を舞台に、いくつものパズルを解きながら、この不思議な世界の謎を解き明かしていく。道中に見つかるのは、ひと時の安らぎを与えるからくり仕掛けの絵画、そして世にも奇妙な住人たち。ホラーめいた雰囲気が漂う中、美しい手描きビジュアル、緻密なアニメーション、Hidden Orchestraが奏でるBGMを五感すべてで味わいながら、謎解きを楽しむことができる。

『Creaks(クリークス)』公式サイトはこちら

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Cuphead

1930年代のカートゥーンから着想を得た、王道横スクロールアクション！

『Cuphead』は、ボスバトルを中心とした王道横スクロールアクションゲーム。1930年代のカートゥーンから着想を得ており、手描きセルアニメと水彩画で描かれた背景、録り下ろしのジャズ音楽など、当時の技術を忠実に再現して作られている。主人公は、マグカップ頭の兄弟カップヘッドとマグマン。カジノで大敗した彼らは、命を助けてもらう代わりにカジノから逃げ出した債権者の魂を集めることに。シングルプレイもしくはローカル協力プレイで冒険を繰り広げ、新しい武器やパワフルな必殺技を手に入れながら、隠された秘密を解き明かそう。

『Cuphead』公式サイトはこちら(海外サイト)

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Aggelos

16ビット調のグラフィックが懐かしい、レトロ風アクションRPG！

ピクセルアートのグラフィック、レトロゲーム機の音色を意識したBGMなど、懐かしさあふれる横スクロールアクションRPG。ルメン王国の姫から、国の危機を告げられた青年は、世界を救うために冒険へ！　森、海、洞窟、そして古代の遺跡など、さまざまなステージを駆け巡ろう。敵を倒してレベルアップしたり、ダンジョン探索で新たな魔法や技を覚えたり、新たなアクションを覚えることで探索範囲が広がったりと、システムもオーソドックスで馴染みやすい。ステージの仕掛けを解き、強敵を倒し、邪悪な軍団の野望を打ち砕こう。

『Aggelos』公式サイトはこちら

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