キャラを切り替えながらの攻略がクセになる! 『Bloodstained: Curse of the Moon 2』プレイレビュー!

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キャラを切り替えながらの攻略がクセになる! 『Bloodstained: Curse of the Moon 2』プレイレビュー!

PlayStation®4ダウンロード専用タイトル『Bloodstained: Curse of the Moon 2』は、耽美的で厳かな世界観を8bit風に表現した、懐かしくも新しいグラフィックの2D横スクロールアクションゲーム。かつて「悪魔城ドラキュラ」シリーズを手掛けたことのあるプロデューサー五十嵐孝司氏(IGA)による、剣や鞭で戦うレトロスタイルアクションだ。

『Bloodstained: Curse of the Moon 2』第二弾 紹介映像

キャラを切り替えながらの攻略がクセになる! 『Bloodstained: Curse of the Moon 2』プレイレビュー!

複数のシナリオから構成される、壮大なストーリーが展開。主人公は、東洋の退魔士である剣の達人「残月」。ギミック&エネミー満載のステージを突き進み、最後に待ち受けるボスを撃破するとステージクリアとなる。ステージボスを倒すと仲間が加わっていき、キャラクターを切り替えながら戦うことができるのが大きなポイントだ。

ひとりで遊ぶソロプレイはもちろん、オフラインでの2人協力プレイも可能。ゲーム中にいつでも参加可能で、コントローラーをふたつ用意すれば家族や友達と協力プレイが楽しめる。

五十嵐孝司×インティ・クリエイツが再び贈る、剣と鞭で戦うレトロスタイルアクションをプレイレビュー!

8bit風ながらも細部まで描き込まれた美麗なグラフィックや、個性的なキャラを切り替えながら戦うアクションなど、見どころが満載の本作。歯応えのある難易度だが、やられても繰り返し遊んでしまうその魅力を、プレイ動画を交えながら紹介していこう。

『Bloodstained: Curse of the Moon 2』プレイ動画

キャラを切り替えながらの攻略がクセになる! 『Bloodstained: Curse of the Moon 2』プレイレビュー!

仲間を増やして戦力増強! 状況に合わせたキャラ選択が楽しい!

ゲーム開始時のプレイアブルキャラは主人公の残月のみだが、ステージをクリアしていくごとに仲間が加入。前作に登場した4キャラに加えて、新たに3キャラが仲間になり、最大7体のキャラクターを切り替えながらプレイする。各キャラはひとつのメインウェポンと、ウェポンポイント(WP)を消費して使用できるいくつかのサブウェポンからひとつを装備して戦うことができる。

例えば、残月は攻撃のリーチは短いものの攻撃動作は素早く、HPも高めで、燃費のいい3種のサブウェポンが使用可能な万能タイプ。エクソシストのドミニクはHPこそ低いが、自分の真上も攻撃できるうえに敵や弾を踏みつけて高く跳ぶことができる。サブウェポンで回復や蘇生もできるので、ヒーラーとしても頼りになること請け合いだ。

残月 / ドミニク

プレイアブルキャラそれぞれの攻撃や固有アクション、サブウェポンはどれも個性的。プレイアブルキャラはボタンひとつで交代できるため、タイミングよく切り替えることでさまざまな状況に対応できるのが面白い。HPはキャラごとに独立しているので、攻撃を受けて瀕死となった場合はキャラを切り替えて、回復アイテムが出るまで温存しておくといった攻略もできる。

また、仲間がいない時に死んでしまうと大きく戻った場所から再開することになるが、戦える仲間が残っていれば、そのエリアから再開できるのもうれしい。敵や状況に合わせたキャラ交代は慣れるまで難しいものの、上手に切り替えることで困難なシチュエーションを突破できたときは、腕前が上達していることを実感させてくれる。

各プレイアブルキャラの詳細は公式サイトの「キャラクター」ページをチェック!

仲間の固有アクションを使ったショートカットも!

ドミニクの踏みつけや、元軍人ロバートの匍匐前進など、仲間はそれぞれ固有のアクションを持っており、それらを駆使することでステージを大幅にショートカットできる場所が存在する。遠回りをしなければ手に入らないようなレアアイテムはないので、可能な限りショートカットしても大丈夫なのはありがたい。

とても行けないような場所にショートカットのルートがあり、頭を悩ませることもあるが、それはまだ未加入の仲間が必要なルートだったりする。「あんな場所へ行く手段を持つ仲間はいったいどんなキャラだろう?」と、再びその場所を訪れたときのことを考えて、ワクワクさせてくれるのもニクイところだ。

レトロスタイルなドット絵でも迫力満点! ボスとのガチバトルが盛り上がる!

各ステージの最後には、これまた個性的なボスが登場! レトロスタイルなドット絵でありながらも、当時の8bitゲーム機では動かすことさえ難しそうなほどの巨体やド派手な攻撃は、オールドゲーマーには感動モノ。もちろん歯応えも十分で、すんなりクリアはさせてくれない。

とはいえ、初見では「こんなのどうすれば!?」と思えるようなボスが相手でも、繰り返し挑んでいると攻略法が見えてくるバランスはとても秀逸。ボスの攻撃パターンを覚えてダメージを抑え、キャラを切り替えて有効な攻撃を繰り出し、なんとか撃破できたときの達成感は格別だ。しかし、状況によっては倒したあとに、最後の力を振り絞って攻撃してくるボスもいるので気が抜けない!

初心者向けの「カジュアル」と腕に自信のある人向けの「ベテラン」。ふたつのスタイルで楽しめる

本作はプレイヤーのテクニックが重視されるゲームで難易度は高めだが、「ベテラン」と「カジュアル」というふたつのゲームスタイルが用意されている。

「ベテラン」は被ダメージ時にキャラが少し吹き飛んでしまうため、足場の悪い場所ではそのまま奈落へ落ちてしまうことも。さらに残機制限もあるという、レトロタイプのシビアなスタイルだ。「カジュアル」は被ダメージ時の吹き飛びがないうえに、残機制限もなし。それに対するデメリットもないので、気楽に遊ぶことができる。スタイルはゲーム開始時だけでなく、セーブデータのロード時や、ゲームオーバー時などにも変更できるのはうれしい。

さらに、7月30日(木)予定の最新アップデートで3つめのスタイル「レジェンドハンター」が追加! 各ステージに時間制限があり、画面が切り替わると敵が復活し、仲間がひとりでもやられると全滅など、本作をやり込んだ超上級者向けのスタイルとなっている。「ベテランスタイルでも楽勝だよ!」という人は、ぜひ挑戦してみよう。

ソロプレイとは違った攻略を模索できるオフライン協力プレイ

前作はひとりプレイ専用だったが、本作ではプレイヤーふたりによるオフライン協力プレイが可能! ゲーム開始時だけでなく、いつでも途中参加でき、友達や家族と協力プレイが楽しめる。

攻撃の手数が増えるのはもちろん、片方のプレイヤーがやられても残っているキャラで即座に復活、特殊な回復アイテムが出現など、ソロプレイにはない特典が満載! ボタンひとつで相棒のいる位置へワープしたり、仲間の上に乗ったりすることもできるので、ソロプレイのときとは違う攻略ができるのも面白い。操作ミスで奈落へ落ちそうになっても、相棒の場所へワープすることで助かったときはビックリ! 手強いボスを、力を合わせて倒した際はうれしさもひとしおだ。

個性的なキャラを切り替えながらの攻略や絶妙なバランス、そして魅力的なグラフィックにより、ソロプレイはもちろん協力プレイも満喫できる『Bloodstained: Curse of the Moon 2』。複数のエピソードが用意されており、繰り返し遊ぶことができるだけでなく、一度訪れたことのあるステージも違う仲間で攻略できるのが面白い。2作目となる本作からでも十分楽しむことができるので、まだプレイしたことのない人はぜひ挑戦を!


Bloodstained: Curse of the Moon 2

・発売元:インティ・クリエイツ
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アクション
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,480円(税込)
・プレイ人数:1~2人
・CERO:C(15才以上対象)

※ダウンロード専用タイトル


PS.Blogの『Bloodstained: Curse of the Moon 2』記事はこちら


『Bloodstained: Curse of the Moon 2』公式サイトはこちら

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