PlayStation.Blogをご覧の皆さん、こんにちは！ そしてお久しぶりです、Hotta StudioのKeeです。
初めてお会いしてから今日まで、私たちはより自由で、生き生きとした超自然的な魅力にあふれる都市をお届けするために、PlayStation®5で発売予定の『NTE: Neverness to Everness』に丹念に磨きをかけてきました。そしてついに、皆さんに新たな情報をお届けするときがやってきました。ぜひ最後までご覧いただき、今作の舞台“ヘテロシティ”の進化、そしてこの街が放つ鼓動を感じていただけると嬉しいです！
それでは早速見ていきましょう！
新エリアの風景を新たに公開
橋間地（はしまち）を含め、私たちはこれまでに公開したヘテロシティの各エリアに、全面的なリフォームを施しました。ギフトショップやファミリーレストランなど、生活感満載の店舗を新たに導入したほか、建物の外観や街並みのディテールに至るまで、あらゆる面でブラッシュアップを図り、街に新しい風を吹き込んでいます。
さらにここで紹介するのは、今回新しく追加予定のふたつのエリアです！
ニューホランド区
幻想的な光を放つオウムガイ海底トンネルをくぐり抜けたその先、目の前に映る景色は高層ビル群が織りなす繁華都市の光景。マンダステクノロジー社傘下の弧盤（こばん）工房の陳列ケースには、人類が弧盤を創り出した歴史の一歩一歩が綴られています。ここはヘテロシティの中心部で最も栄えている地域であり、異象ハンターが激戦を繰り広げる場所でもあります。
ミゲル区
ニューホランドから車で北ヘ向かい、白尾樹山路公道の導きに沿って進むと、この自然とふれ合える癒やしスポットに辿り着きます。ここでは、ランドマークの“アッパレタワー”と“ロンバス湖”がお互いに照り映え、市民の週末憩いの場としても親しまれています。
全域でダイナミックな雪景色：あの日、異象が気象を変えた。
私たちは、ヘテロシティにリアルな雪景色を加えました！ これは一部のエリアでしか稼働しない単なるエフェクトではなく、ゲーム内の異象事件を通じて開放される全域天候システムです。このシステムを開放すると、街中でいつでも本物さながらの雪景色を体験でき、奇妙な光景を堪能することができます。
- 街灯の下で、クリスタルのような輝きを放つ雪の華。PBR素材とサブサーフェス・スキャッタリング（SSS）効果の組み合わせで、雪の粒子が透き通って質感が一層リアルに感じられます。
- 時間が経つにつれて、街の雪はだんだんと積り、通行人が歩くたびにそれぞれ異なる形の足跡が刻まれていきます。
- 雪道で横滑りした車、パトカーに乗り雪のなかでルール違反者を追いかける見回りラット。
私たちは、雪の気象を追加して街への没入感を高めるだけでなく、季節感あふれる街探索をより一層強め、ビジュアル面でもサプライズを増やしたいと考えています。
バトルシステムリフレッシュと異能者スキル情報
先日公開したトレーラーでお披露目を果たした、新たに姿を現した数名の異象者たち。今日は、彼らがどのように戦うのか、そのバトルメカニズムをじっくり見ていきましょう！
潯（ほとり）・時の魔女
エイボン骨董品屋の店長。“潯”という名は彼女の時間の流れを変える異能に由来しています。彼女は骨董品の傘を武器に、時間の流れを遅らせるゾーンを展開し、周囲のあらゆるものを静止に近い状態へ導くことができます。そして彼女の時間に記録された時のかけらを同時に爆発させることも可能です。
そんな彼女のスキルは、天候に応じてまた異なる演出を見せてくれるため、気になる方はぜひ公式サイトなどでチェックしてみてください。
白蔵（ばいざん）・死を告げる者
E.T.D第4小隊の隊長。普段は自由気ままで、のんびりしているように見えるが、戦闘中はみんなの頼りになれる実力者。彼の異能では“言霊”の呪力を操るもので、ターゲットに命中すると、言霊の文字が生成され、彼の攻撃に様々な特殊効果が付与されます。また、彼がテリトリーを広げると、HPの低いターゲットは即座に秒殺され、テリトリー内にいる白蔵は一度だけ致命的なダメージを無効化することが可能。白蔵のスキルにより、多彩な戦術を楽しむことができます。
ハソール・体術✕バイク戦闘
ハソールの戦闘スタイルは、なんともハードコアな体術流。敵に攻撃を命中させることでバフ効果“サンダースピード”を貯め、最終的には、異能を“茨”に具象化。そして、彼の愛するバイクを召喚してトドメの一撃を叩き込みます！
バトルシステムにもいくつかの工夫を加え、調整とブラッシュアップを重ねています。まずは“レール反撃”を導入し、各キャラクターに独自の極限回避反撃モーションをデザインしました。同時に、回避の操作感も改良し、極限回避成功後のリアクションを強化し、プレイヤーの皆さんに、より爽快感のあるバトル体験をお届けします。
それ以外にも、各キャラクターの異能とマッチするよう、武器とスキルとの交互を強化しました。異象に立ち向かうときも、街中で遭遇するときも、新鮮でバリエーション豊かで、自由度の高いバトルをぜひご体験ください！
異能生活進化論
過去にプレイヤーの方から、こんな質問をいただきました。
──「すでにアニメ調オープンワールドゲームは数多くリリースされているけど、プレイアブルコンテンツはほぼ同じじゃないの？」
この質問に対し、チーム内でも“『NTE: Neverness to Everness』ならではの魅力をどうやって表現すればいいのか”について何度も議論を繰り返しました。そして導き出した答えは、“異象”をこの街での日常にすること。超現実的なストーリーの基調を都市の生態系と結びつけ、より自然かつ緻密に融合させること。鑑定士の皆さんに、もっと“異常”な雰囲気が漂う大都市をお見せし、もっと目新しくて面白い“異象✕都市”のプレイアブルコンテンツをお届けすることでした。
そこで私たちは異象システムを街の生態系に取り入れました。“トレーラー蛸”、“シープリズン”などの異象と異象委託を追加した以外にも、プレイヤーはさまざまな異象を収容することで、専属能力を持つ“弧盤（こばん）”を獲得し、バトルと都市生活体験の幅をより広げることができます。
さらには、新たに追加される“異象家具”システムにもぜひご注目ください！ 各異象家具には特殊効果があります。例えば、メールボックスをアンロックすると、特別な異象依頼クエストが届くようになります！ 家具ごとに育成ルートやユニークなバフ効果があり、見た目も楽しさも両立しています。
運転と手配と都市内交互
ヘテロシティという活気あふれる大都市を創り上げるうえで、私たちが重視しているのが“自由度”と“インタラクティブ性”。そのなかでも、車の運転システム＆交通システムは、都市体験における最も重要な要素のひとつです。鑑定士は、街のレースチームやフレンドと一緒にカーレースを楽しみ、スピード感やハンドル操縦のスリルを味わうことができます。また、公務中のミントと一緒に車を“借用”することもできます！
もちろん借用を断られることもあります。市民の皆さんにも、それぞれの向かう先があるので……。
そこで、鑑定士の皆さん、ヘテロシティの交通ルール遵守に心かけましょう。“手配システム”の監督のもとで、皆さんが犯してはいけない行為には、しっかりと責任を取ってください。危険運転、信号無視、器物損壊などのルール違反をすると、手配レベルが上昇します。手配レベルが一定値に達すると、ヘテロシティの治安官と見回りラットさん、もしくはそれより遥かに強力な異象の制裁が待ち受けています！ くれぐれもご注意ください！
店舗経営システム大リニューアル
『NTE: Neverness to Everness』の世界でプレイヤーが担うのは、鑑定士という役割だけではありません。店長となって、スタッフと一緒に複数の店舗を経営してみるのはいかがでしょう。ゲーム体験をより便利に、そしてもっと面白くするために、私たちは数多くの新機能を導入しました。
仕入れ作業をもっとスムーズに！ ワンキー仕入れ機能で、店長の皆さんは必要な食材を一括でスピーディーに仕入れすることができます。また、個別で購入が必要な商品に関しては、新たに追加された“買い付けリスト”の検索と追跡機能を活用することで、欲しいものをすぐに見つけられます。
さらに、店舗カスタマイズシステムも実装しました。自分の好みに合わせて、店舗を自由に装飾できます！ スタイルはあなた次第。自分だけの特別なお店をつくりあげてみてください！
店舗経営以外にも、皆さんはカーレース、都市探索、異象“マモン”の挑戦など、さまざまな方法でファンスを稼ぐことができます。私のおすすめは、ヘテロシティで注文を受け、個性豊かな市民に奇々怪々なお荷物を届ける“市内依頼”です。数分で完了する気軽なクエストながら、評価と報酬をサクッと獲得が可能……なのですが、配達中にちょっと不思議な出会いが待っているかもしれませんよ！
長々とお話してしまいましたが、いかがでしたでしょうか。『NTE: Neverness to Everness』では超現実の世界観と都市型オープンワールドを深く融合させる試みに挑戦しています。晴れ・雨・雪といった天候システムや、多彩な経営システム。さらに繊細なストーリー演出と豊富な異象（アノマリー）システムなど、鑑定士の皆さんにこの都市で一風変わった独特な魅力を感じ取っていただけると幸いです。
ぜひヘテロシティに足を運んでいただき、一新した『NTE: Neverness to Everness』の世界を体験してください。ここから、あなたの異象大都市伝説がはじまります。
『NTE: Neverness to Everness』の公式サイトはこちら
『NTE: Neverness to Everness』公式Xはこちら
『NTE: Neverness to Everness』公式Youtubeはこちら
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