PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『オペレーション:タンゴ』は、ふたりのプレイヤーがエージェントとハッカーとしてコンビを組み、世界を救うために多彩な任務に挑むオンラインCo-opプレイ専用スパイゲーム。ボイスチャットでコミュニケーションを取りながら互いの役割をこなす、バディものスパイ映画の気分を楽しめるユニークな作品だ。
本作は、ソフトを購入したプレイヤーがフレンドパスを送ることで、ソフトを購入していないプレイヤーと一緒に遊ぶことが可能。またPS4とPS5でのクロスプレイにも対応している。
お互いに情報を伝えあって任務達成への道を探り当てよう!
『オペレーション:タンゴ』の主役は、現場に潜入するエージェントのエンジェルと、ハッカーのアリステアのふたり。プレイヤーはそれぞれエージェント役とハッカー役に分かれ、リアルタイムで会話をしながら協力して、行く手を阻む仕掛けをクリアし、任務達成を目指していく。
「協力して任務に挑む」とはいうものの、本作のエージェントとハッカーではお互いに見えている画面がまったく違う。エージェント側の行動の場が潜入先の施設など現実の世界なのに対し、ハッカー側はエージェントが潜入した施設のセキュリティを管理するコンピュータ内に構築されたサイバースペースを活動のフィールドとする。この非対称性が本作の大きなポイントだ。
【エージェント】
【ハッカー】
※クリックすると大きな画像が表示されます。
ハッカー側は、施設の監視カメラや簡易マップを通じてエージェントの場所を把握できるが、実際にエージェントが見ている周囲の様子を詳しく知ることは不可能。またエージェント側も、ハッカー側の画面に表示されるセキュリティの状況などは見られず、電子ロックなどはハッカーの協力なしでは開けることができない。そのため、ゲーム中はお互いに自分から見えているものや情報をボイスチャットで交換し合い、先に進むための手段を探っていくことになる。
【エージェント】
【ハッカー】
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自分が見ているものをうまく伝える「説明力」がクリアのカギ!
ふたりのプレイヤーが挑む任務はステージとして提示され、ひとつのステージをクリアすることで新しい任務が出現していく。各任務では、エージェントが現場を捜索して怪しそうなものを見つけ、それに対してハッカーがセキュリティシステムを操作したり、システムから得た情報を与えたりして、エージェントが先に進めるようサポートする形になる。
【エージェント】
【ハッカー】
※クリックすると大きな画像が表示されます。
例えば最初のステージでは、ビルの最上階の金庫にある、盗まれたウイルスの情報を奪還するためエージェントが潜入。エージェントはまずビルのエレベーターに導かれるが、フロアを移動するボタンがないため先に進めない。そこでハッカーがビルのエレベーター制御システムをハッキングして、エレベーターを操作して最上階まで移動させることになる。
【エージェント】
【ハッカー】
※クリックすると大きな画像が表示されます。
このとき、司令部の側からふたりのプレイヤーに与えられる情報は、「最上階まで辿り着き、金庫を破ろう」というメッセージだけ。エレベーターを動かすための具体的な方法は教えてもらえないので、エージェントとハッカーが会話をしながら現場やサイバースペース内のセキュリティ情報を確認し、できることを探さなければならない。
エージェント「エレベーターを動かすボタンがない……。音楽を流すボタンはあるけど、特に意味はなさそうだ」
ハッカー「こっちに監視カメラのメニューがあるから見てみる。おっと、エレベーターを起動するメニューがあるな」
エージェント「それ、操作してみて! ……よし、動いた」
ハッカー「到着まであと40秒くらいかかるね。へえ、このエレベーター、ARで背景を変えたりできるのか」
エージェント「最上階のペントハウスに着いたよ。早くドアを開けて!」
……といった感じで、お互いに自分が見ているものを報告し合い、状況を共有することで道は開ける。このエレベーターは最初の仕掛けなのでごく簡単に起動できるが、別の任務ではふたりがタイミングを合わせて行動したり、制限時間内に自分から見えている情報を正確に相手に伝えないとクリアできない仕掛けが次々と出てくる。スムーズに仕掛けを解くには、お互いが自分の得た情報をうまくパートナーに伝える「説明力」が必要になってくる。
【エージェント】
【ハッカー】
※クリックすると大きな画像が表示されます。
またとある任務では、ハッカー側が簡易マップ上で監視ドローンの行動を確認して目標までのルートにあたりをつけ、エージェント側がその指示に従ってドローンに見つからないように行動するといった連携シーンも。リアルタイムで指示を出し合って目的地に迫る、まさにスパイ映画のような緊張感が味わえる。
ヒントに頼らずクリアできた時の達成感が抜群!
本作の任務では、遊ぶたびに入力する数値などは変化するものの、基本的なステージの構造や仕掛けの内容そのものが変化することはない。そのため、いちばん新鮮かつ面白く遊べるのは、やはりエージェントとハッカーの両方のプレイヤーが何も知らない状態でプレイする、初めての挑戦時といえる。
【エージェント】
【ハッカー】
※クリックすると大きな画像が表示されます。
仕掛けの中にはやや意地悪なものもあり、お互いの行動がかみ合わず何度も失敗してしまうこともある。だが、ミスをした場合もすぐ直前からやり直せるので、リトライはそれほど苦にはならない。それよりもヒント機能に頼らずふたりの力だけで見事に仕掛けを解いたときの達成感のほうが大きい。
エージェント側は「キャラを動かしてさまざまな仕掛けをクリアする忙しさ」、ハッカー側は「相手が見ることができない情報を口頭で伝える難しさ」と、役割に応じて異なる遊び応えを味わえる『オペレーション:タンゴ』。ひとつの任務をクリアしたらお互いに役割を変えて遊んでみると、パートナーが何に苦労していたのか手に取るようにわかり、お互いをリスペクトする気持ちも生まれるはずだ。協力プレイの醍醐味を味わえる作品として、ぜひ気の合う友達を誘ってプレイしてみてほしい。
『オペレーション:タンゴ』プレイ動画
※記事内のプレイ動画に追加シーンを加えたものです。
オペレーション:タンゴ
・発売元:CLEVER-PLAYS STUDIO
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:Co-op スパイアドベンチャー
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,178円(税込)
・プレイ人数:2人(オンラインCo-opプレイ専用、マイク必須)
・CERO:B(12才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
※クロスプラットフォームのプレイに対応しています。
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