1999年に発売されたPlayStation®用ソフトウェア『シルバー事件』は、ミステリアスなシナリオとスタイリッシュな演出で人気を集めたアドベンチャーゲーム。2005年には続編『シルバー事件25区』が携帯用アプリとして配信され、話題を呼んだ。
その『シルバー事件』と『シルバー事件25区』をリメイクし、ワンパッケージの完全版にしたのが、2018年3月15日(木)発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『シルバー2425』。今回は『シルバー事件』から6年後、「カントウ25区」で起きた事件を描いた『シルバー事件25区』について紹介しよう。
『シルバー事件25区』──カントウ25区で起きた異常事件を、3つの視点から描き出す!
『シルバー事件25区』ではこの殺人事件を、中央警察組織「凶悪犯罪課」の視点で描いた「-Correctness-」、郵政事業連盟「地域調整課」の視点で描いた「-Matchmaker-」、元ジャーナリストであるモリシマトキオの視点で描いた「-Placebo-」の3つのストーリーから追っていく。まずは、各編に共通するキーワード、キーパーソンを紹介しよう。
<キーワード>
郵政事業連盟
25区を管理する郵政事業組織。総務省の力を背景に治安保全権限と実質的な支配力を持ち、影から区民を統制している。
地域調整課
トラブルの原因となる不適格な区民を、「調整」という名で抹殺する25区行政機構の一部署。実行部隊を「配達屋」、配達屋を指揮する者を「潜水夫」と呼ぶ。
凶悪犯罪課
伝染性のある凶悪犯罪を抹消するために、中央警察が発足した組織。犯罪者の即時「処分」が許されている。
<キーパーソン>
クルミザワ コウスケ
タワーマンションで殺された管理人。胃の中から女性の毛髪が大量に発見された。身元不明の、謎の多い人物。
カミジョウ ヤスシ
タワーマンションでの事件後、喫茶店で大量の血を噴き出して服毒自殺した男。胃の中から鍵が見つかる。凶悪犯罪課がこの鍵の場所を探っていくうち、タワーマンションでの事件の全貌が明らかになっていく。
3編の追加シナリオ、新規イラストを収録
『シルバー事件25区』には、それぞれ新規イラストを含んだ追加シナリオが収録されている。「-Correctness-」には「white out」と「black out」、「-Placebo-」には「YUKI」が追加され、既存のユーザーにも楽しめるようになっている。
「white out」は、『シルバー事件』HDリマスター版に収録された「whiteout -プロローグ編-」の完全版。「black out」は、『シルバー事件25区』のプレイ後に開放される追加シナリオだ。「YUKI」は、新たな登場人物ユキを中心とした新しいシナリオとなっている。
「white out」
「black out」
「YUKI」
3Dマップを取り入れた謎解きも! PS4®でさらに遊びやすくなったシステム
もともとは携帯アプリとして配信されていたが、PS4®版では映像がブラッシュアップされ、より見やすく遊びやすくなっている点も見逃せない。
携帯アプリ
PS4®版
-Correctness- 凶悪犯罪課の視点で描かれる物語
事件の通報を受け、タワーマンションに向かう凶悪犯罪課のシロヤブとクロヤナギ。現場の検証中、新米刑事のサカキが天井の穴から光がさすのを見つけ、突如その光に刺されて死亡。光の持ち主は25区を管理する組織のひとつ、「配達屋」。
なぜタワーマンションの住人は殺されたのか。「配達屋」とは何なのか。
シロヤブとクロヤナギら、凶悪犯罪課によって、25区に隠された秘密が解き明かされていく。
さまざまな場面を、傲慢なセリフと型破りな行動で乗り越えるクロヤナギ。
事件を追う中で、幾度となく命を狙われるシロヤブ。2人は、カミジョウの中から見つかった鍵の場所を探る。
シロヤブ モクタロウ
“ジャブロー”の愛称で親しまれる若手刑事。”犯罪は伝染する”とされる25区で、凶悪犯罪を追う。
クロヤナギ シンコ
仕事中にエステに行ったり、コンパニオンやチャットレディを副業にしていたりと、傲慢な性格と型破りな行動から”和製ダーティハリー”と呼ばれる。凶悪犯罪課の中でも頭は切れ、腕も立つ。
-Matchmaker- 地域調整課の視点で描かれる物語
秘密裏にタワーマンションの事件を調べる、地域調整課のツキとオオサト。事件現場で配達屋たちと接触を図る2人だったが、オオサトの失態で接触は失敗に終わる。そこに1本の電話が掛かり、電話の人物はこの結果を予期していたかのような口ぶりをみせる。「この事件には黒幕がいる」と捜査を進めるツキとオオサト──。
黒幕は誰なのか、電話の主は誰なのか。絡み合うツキの過去、オオサトの秘密が、明らかになっていく。
ツキとオオサトの前に現れる謎の人物。
「-Correctness-」とは違う様相を見せる「-Matchmaker-」。ツキやオオサトの「激しい戦闘シーンが多く描かれる。
事件を追ううち、互いの絆も徐々に深まっていく。
ツキ シンカイ
過去に、ヤクザ「オキアイ組」や24区公安警察部特殊部隊に所属していた、複雑な過去の持ち主。口うるさい面もあるが、後輩のオオサトに目をかける、世話焼きの一面も。
オオサト ヨウタロウ
ツキの下につく新米刑事。常に緊張感が薄く、指示を聞き間違えることもしばしば。本人は知らないが、自身の持つ秘密のため、地域調整課に手厚く保護されている。
-Placebo- 元ジャーナリストの視点で描かれる物語
ここがどこかもわからない状態で目覚めた、元ジャーナリストのモリシマトキオ。記憶を取り戻すためにも、謎の男からの指示依頼を遂行していく。
まずは「女神を探し出す」。モリシマは”女神”を探す中で、あるゲームにたどりつく。それは「次にタワーマンションの中で死ぬのは誰か」を当てる、タワーマンションの住人で形成されたゲーム。タワーマンションでは、これまでの4ヶ月で9人が亡くなっていた。一体、何が起こったのか?
「-Correctness-」と「-Matchmaker-」、2つのストーリーでは語られなかった裏舞台が明らかに。どこか影を感じるイラストも、ふんだんに盛り込まれている。
「-Placebo-」では、チャットでのシーンがメインとなる。
記憶もなく、ただたそがれるモリシマ。
モリシマ トキオ
かつて24区で起こった一連の事件を深く知る男。元々はジャーナリストとしていくつもの事件を追っていたがいつの間にか記憶をなくし、現在は自分の正体もわからないまま謎の男に用意されたボートで生活を送る。自分の記憶を取り戻すためにも、25区で起こる事件を調べる。
アートブックとサウンドトラックが付属する初回限定版&Tシャツ付きの『Nippon1.jpショップ限定版』も発売
アートブックとサウンドトラックを同梱した限定版も登場! さらに、日本一ソフトウェア公式通販サイトでのみ購入できる特製Tシャツ付き『Nippon1.jpショップ限定版』も発売される。どちらも数に限りがあるので、早めに予約しておこう。
初回限定版
■アートブック
『シルバー事件』『シルバー事件25区』の秘蔵イラストを収録したアートブック。
■サウンドトラック(4枚組)
『シルバー事件』『シルバー事件25区』のゲーム内BGMをCD4枚分に詰め込んだオリジナルサウンドトラック。
※限定版は数に限りがあります。
※同梱物、特典の情報は、ともに制作中のものです。内容が予告なく変更になる場合があります。
※画像はイメージです。
『Nippon1.jpショップ限定版』
■特製Tシャツ
ここでしか手に入らない特製Tシャツは、M・L・XLからサイズを選択可能。
■アートブック
■サウンドトラック(4枚組)
※アートブック、サウンドトラックは、限定版の特典と同じものです。
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シルバー2425
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アドベンチャー
・発売日:2018年3月15日(木)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 6,980円+税
ダウンロード版 販売価格 7,538円(税込)
パッケージ版 限定版 希望小売価格 9,980円+税
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
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Published by 2018 Nippon Ichi Software, Inc.
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