
3月26日(木)配信予定の『DAMON and BABY(デイモン&ベイビー)』は、「GUILTY GEAR」シリーズをはじめとする名作を生んだアークシステムワークスの完全新作タイトルとして注目を集めるPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェアだ。同社のクリエイターである石渡太輔氏が次世代メンバーともに作り上げた、こだわりたっぷりのガンアクションアドベンチャーを紹介していこう。

親友から託された不思議な子どもとともにデイモンの旅がはじまる
本作の主人公デイモンは、次期大魔王の座を目指す魔王。とある日、彼は死の間際を迎えた親友のヌーノ神父に突然召喚され、彼の魂を報酬に悪魔につけ狙われる不思議な子どもを託される。だが、悪魔の襲撃を受けたことで親友の魂を受け取れなかった彼は、悪魔の契約を履行しなかったとみなされて魔力を失い、子どもと一定距離以上離れることができなくなる呪いを受けてしまう。

途方にくれたデイモンだが、地獄保険の担当者から天界に行けば呪いが解けると知らされ、その場から一番近い天界の入り口があるという聖地・セドナを目指すことに。あどけない子どもを背負って召喚された洞窟から脱出した彼は、砂の町・ボルドシティにたどり着き、お節介だがあまり頼りにならなそうな天使ティナタナのサポートを受けつつ長い旅に出る。

いかつい外見だけれど理屈っぽく、根っこはまじめで優しいデイモン。彼をはじめ、ゲームに登場するポップで魅力的なキャラクターたちは本作の大きな見どころのひとつ。ストーリー中ではティナタナ、吸血鬼マフィアのハンネマン、ワケあってガチョウになったデーモンハンターの万十丸ら表情豊かな仲間や、個性的な敵悪魔とデイモンとのやり取りを存分に楽しめる。無邪気な子どもにぶつくさいいつつも、デイモンが見せる面倒見のよさと思いやりに、見ていて思わずほっこりしてしまうはずだ。
爽快な攻撃とベイビージャンプを駆使して広いマップを探索
見下ろし型視点でゲームが展開し、左スティックで移動、右スティックで全方位に照準を向けるツインスティックアクションシューターの本作。攻撃アクションは□ボタンで近接攻撃、R2ボタンで銃器による射撃、L1/L2ボタンで神技と呼ばれる特殊攻撃を使い分けられ、〇ボタンでジャンプできる。これらの基本アクションを使いこなしてマップを探索し、どこかにいるボスを発見して倒して次のマップへと進むのがゲームの基本進行となる。
加えて、本作ならではの特徴的なアクションが△ボタンで発動できるアクションのベイビージャンプ。これは△ボタンで任意の方向に子どもを放り投げ、ボタンを離した瞬間にデイモンが子どもの位置までワープするというものだ。ジャンプでは届かない離れた場所に移動でき、かつ移動中は無敵なので敵の攻撃を回避するのにも使える。マップ探索ではこれを使わないと先に進めない場所もあるため、繰り返し使って操作に慣れておこう。

登場する武器はハンドガン、マシンガン、ショットガン、ロケットランチャー、爆弾の5種類。武器は方向キーで切り替え可能で、投げる位置を決めて投擲する爆弾を除き、どれも右スティックで向いた方向に直感的に銃撃を繰り出せる。敵を倒したときやマップ探索を通じて、弾速や射程など性能の異なる武器が多数入手でき、自分好みの使い心地のものを探すのも楽しい。なお、ハンドガン以外の銃器は弾がないと使えないので、いざというときの弾切れには注意が必要だ。

敵の攻撃などでデイモンのライフがゼロになると、容赦なくゲームオーバー。体力の回復は、ショップで購入したり、キッチンで食材を料理したりして入手できる食べ物などの回復アイテムを使うか、マップの各所にあるソファとベッドを使って行なえる。ソファはセーブポイントでもあり、ほかのソファの場所に瞬時に移動するファストトラベルも使用可能。ただ、座ることで倒した敵が復活するデメリットも。一方ベッドは、セーブはできないが体力が回復し、倒した敵が復活しない。探索を手早く進めたいときはベッド、セーブが必要なときはソファと使い分けよう。

マップ探索については、各エリアがかなり広く構造も複雑で、意識して覚えておくのが重要。マップ表示機能はもちろんあるが、次に行くべき場所を示すガイドなどはなく、つい迷ってしまいがちだ。登場する敵もエリアごとに非常にバラエティに富み、攻撃パターンもそれぞれ個性的。気を抜いていると、ザコ敵の攻撃をうっかり食らってゲームオーバーになることも。ギミックを使った謎解き要素も多く、可愛い見た目に反して歯ごたえのある難易度に仕上がっている。

とはいえ、裏を返せばそれだけ攻略しがいがあるゲームでもあり、難易度の面で理不尽さを感じる部分はほとんどない。アクションゲームがあまり得意でないという人も、以下で紹介するデイモンを強化する育成要素が用意されているので、繰り返しプレイし続ければ必ず先に進める。マップのつながりをきちんと覚え、ギミックの解き方を自分で考え、敵の攻撃方法も把握してしっかりプレイすれば、きちんと応えてくれるゲームと言えるだろう。

ちなみに本作は2人協力プレイにも対応しており、ゲームの「その他」メニューから「ふたりで遊ぶ」を選択すると、ひとりがデイモン、もうひとりが大きな犬を操作して一緒にプレイできる。犬側のプレイヤーは基本的な攻撃アクションを使うことができ、倒れたときはデイモンに助け起こしてもらえる。また、ゲーム中盤で特定の指輪を手に入れると、この犬や、ハンネマン、万十丸といった仲間キャラをコンピュータが操作するサポートキャラとして連れ歩くことが可能だ。お供がいるときは敵の狙いが分散し、戦いがかなり楽になる。

プレイヤーの好みに応じた育成、個性豊かなボスとのバトルも見逃せない
デイモンを育成するステータス強化は、敵を倒してレベルアップしたときに得られるデイモンポイントを消費して行なう。育成はマップ内のベッドを使用するとステータス強化画面が表示され、そこで体力、防御力、各武器に対する攻撃力の補正をそれぞれ強化可能。自分好みの各武器の攻撃力アップにポイントを振るのもよいし、体力や防御力を強化してやられにくくするのもいい。自分の腕前やプレイスタイルに合わせ、ある程度自由にデイモンの能力を上げていける。

デイモンの強化では、探索中に出会える謎の人物たちの協力をあおぐ方法もある。指輪を売ってくれるココペリ、強力な武器をくれるイノ、神技を伝えるブラッドエッジ卿、銃を強化してくれるケイオス、指輪の強化やデイモンポイントの振りなおしが行なえるファウストの5人は、「記憶の欠片」などマップ内に隠された祭壇のような場所で見つかる貴重なアイテムを使って取引できる。装備する指輪や新たな神技を変え、デイモンを自分好みにカスタマイズしよう。

デイモスを十分に強化したら、エリア内の要所で待ち受ける強大なボスキャラクターたちとのバトルへ。重要ポイントで立ちふさがる中ボスに、各エリアの最後に待ち受けるエリアボスと、ボスたちにも個性的な面々がそろっており、中には通常の探索時とは異なる戦い方を求められることもある。攻撃パターンを覚えてベイビージャンプで強力な攻撃を回避したり、より効果的なダメージを与える武器を探ってみたりと、自分なりの攻略法を見つける楽しさを味わえるだろう。
また探索中には、各エリアの住人たちのお願いを聞くサブクエストや、デイモンの体力を回復するさまざまな料理のレシピ集め、ファッションのコレクションなどの要素もある。前述の貴重なアイテムの取引相手とのやりとりも含めて、これらはほとんど無視して旅を進めることもでき、ゲームのやり込み要素と言える部分だ。逆に、すべてを見つけ出すには各エリアをくまなく探索する必要がある。

アークシステムワークスらしいサービス精神を感じさせる「デモペディア」も注目の要素。ゲームのオプションにひっそりと収録されているこちらのコンテンツは、ゲーム中に遭遇した133種類もの悪魔たちをデイモンのコメントとともに紹介するもの。それぞれの悪魔の特徴や性格などがコミカルに描かれ、読むとゲームの世界観をより深く知ることができる。

全体のコミカルな雰囲気が目を引くけれど、中身は骨太な本作。バラエティに富んだ敵キャラクターと、探索しがいのある起伏に富んだマップ、プレイヤーの好みで変えられるキャラクター育成や武器の使い分け、各種のやり込み要素と、プレイを進めるほどに探索型アクションゲームとしてきっちりと作り込まれていることを感じさせてくれる。アクションゲームは不慣れだけれど、見た目の可愛さに惹かれるといった人も、やりこめばしっかりクリアできて達成感を味わえるので、ぜひプレイしてみてほしい作品だ。

DAMON and BABY(デイモン&ベイビー)
・発売元:アークシステムワークス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:見下ろし型ガンアクションアドベンチャー
・配信日:2026年3月26日(木)予定
・価格:ダウンロード版 販売価格 通常版 2,310円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デラックスエディション 2,860円(税込)
・プレイ人数:1~2人
・レーティング:IARC 12+(12才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
PS Blogの『DAMON and BABY』記事はこちら
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