不可解な事件に向き合い、真相を解き明かす推理アドベンチャーゲーム。古くから脈々と受け継がれてきた定番ジャンルだが、現在もユニークな名探偵が登場したり、オリジナリティあふれるシステムを搭載したりと、個性の強いタイトルが続々登場している。
そこで今回の記事では、推理アドベンチャーゲームの中から注目タイトルをカテゴリー別に紹介する。今こそ遊びたい11タイトルから、お気に入りを見つけよう!
≪INDEX≫
【特殊能力で事件を解決】
・超探偵事件簿 レインコード プラス
【名探偵になりきって推理】
・アガサ・クリスティ オリエント急行殺人事件
・Sherlock Holmes The Awakened
【超常現象・都市伝説に挑む】
・東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~
・流行り神1・2・3パック
【ピクセルアートの世界で謎解きを】
・バンセンナイツ
・ミスト探偵
【あの名作をもう一度】
・逆転裁判123+456 コレクション
・ゴースト トリック
【エッジのきいた変わり種ミステリー】
・IMMORTALITY
・Unheard -罪の代弁-
【特殊能力で事件を解決】
超探偵事件簿 レインコード プラス
超巨大企業に支配された街で、超探偵とともに未解決事件に挑む!
「ダンガンロンパ」シリーズの制作陣が贈る『超探偵事件簿 レインコード』は、雨が降り続く奇妙な街で未解決事件に挑むダークファンタジー推理アクション。本作『プラス』は、4K解像度に対応し、ロード時間を短縮したほか、5つのサブストーリーやギャラリーモードなどの追加要素を加えたアップグレード版となっている。舞台となる街「カナイ区」は、超巨大企業「アマテラス社」の支配下にあり、外部との交流はほぼ遮断されている。そんな中、記憶喪失の探偵見習いである主人公・ユーマ=ココヘッドと、彼にとり憑く死に神ちゃんは、「世界探偵機構」に所属する超探偵たちと協力しながら事件を解決に導いていく。3Dフィールドの街を歩いて手がかりを集める「現実世界」での調査と、謎が具現化した空間「謎迷宮」の攻略を並行して進め、事件の全容を解明しよう。
<注目ポイント>
①過去視、変装、時戻し…… 探偵特殊能力で事件を調査
ユーマと調査をともにするのは、未解決事件の撲滅を掲げる組織「世界探偵機構」の超探偵たち。彼らは、事件調査に役立つ超自然的な力「探偵特殊能力」を持っており、その能力で常人には知ることのできない事実や証拠を入手できる。体格や声まで似せられる「変装」、囁き声や足音はもちろん心臓の鼓動ですら聞き取れる「超聴覚」、事件現場の過去の状況を視ることができる「過去視」、時間を巻き戻す「時戻し」など、探偵によって能力はさまざま。ある条件下で彼らの特殊能力が共有されるので、事件によって異なる手法で調査を進めることになる。
<注目ポイント>
②謎怪人との推理デスマッチがアツい!
調査が進むと、事件の謎が具現化した「謎迷宮」が出現する。謎がさまざまなギミックやトラップとなって襲いかかってくるので、現実世界で集めた証拠「解鍵(かいかぎ)」で立ち向かい、隠された真実を暴いていくことになる。迷宮の先で待ち受けるのは、「謎怪人」との「推理デスマッチ」。謎怪人は事件を隠ぺいし、真相解明を阻もうとする人物の意思が具現化した存在だ。ユーマの前に立ちはだかり、推理に対する反論を繰り広げてくるので、その主張をかわしつつ、発言に矛盾がないか見極めよう。矛盾した発言には証拠を突き付けて、「解刀(かいとう)」で叩き斬れ!
超探偵事件簿 レインコード プラス
・発売元:スパイク・チュンソフト
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:ダークファンタジー推理アクション
・発売日:2024年7月18日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,985円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 6,985円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デジタルデラックスエディション 7,920円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
PS Blogの『超探偵事件簿 レインコード プラス』記事はこちら
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【名探偵になりきって推理】
アガサ・クリスティ オリエント急行殺人事件
名探偵ポアロの傑作ミステリーを、現代風にアップデート!
名探偵エルキュール・ポアロとなってオリエント急行に乗車し、列車内で発生した殺人事件の真相を明かす推理アドベンチャー。原作は1934年に出版された同名のミステリー小説だが、本作では舞台を2023年に移しているのが特徴だ。そのため、スマートフォンやイヤホンといった現代のアイテムが登場し、新鮮な面白さを味わえる。さらに、新たな相棒ジョアンナ・ロックも登場。各章に散りばめられたパズルを解きながら、ともに事件解決の手がかりを探すことになる。現代風にアップデートされた傑作ミステリーを通して、謎解きの奥深さを味わおう。
<注目ポイント>
①相棒の視点で、列車を降りて捜査することもできる
②”13人目の容疑者”が登場する新エピソードを収録
推理を行なう場面では、ポアロの頭の中に入り込み「マインドマップ」を活用する。相棒のジョアンナ・ロックでプレイすると、過去の記憶を振り返り、列車を降りて捜査することも可能だ。捜査や乗客や列車のスタッフたちとの会話で情報を集めたら、登場人物を分析し、いよいよ容疑者と対峙。事件を解決に導くことができるだろうか。さらに、原作にはいない”13人目の容疑者”が登場するオリジナルエピソードも収録。世界的に有名なミステリーではあるが、新要素が追加されたことで、ストーリーを知る人もそうでない人も新たな気持ちで楽しめる。
アガサ・クリスティ オリエント急行殺人事件
・発売元:3goo
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:PS5 パッケージ版 希望小売価格 5,280円(税込)
PS5/PS4 ダウンロード版 販売価格 5,280円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
PS Blogの『アガサ・クリスティ オリエント急行殺人事件』記事はこちら
『アガサ・クリスティ オリエント急行殺人事件』公式サイトはこちら
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Sherlock Holmes The Awakened
ホームズがクトゥルフ神話の世界へ! 異色ミステリーのフルリメイク版
シャーロック・ホームズが、H.P.ラヴクラフトによるクトゥルフ神話の世界に挑む! 本作は、2008年にウクライナのデベロッパーFrogwaresが開発した同名ゲームのフルリメイク版。古き神を崇める闇の教団が関わる奇妙な失踪事件が相次ぐ中、ホームズはロンドンのベーカー街からスイスの精神病棟、アメリカ・ルイジアナへと渡り、その真相に迫っていく。Unreal Engineによって再構築された美しくも禍々しい世界、拡張されたストーリーライン、多彩なサイドクエスト、唯一無二の狂気を、新システムとともにもう一度体験できる。
<注目ポイント>
①ホームズの「論理」vsクトゥルフ神話の「狂気」!
②ホームズとワトスンがコンビになる経緯が明らかに!
プレイヤーはホームズを操作し、現場調査や聞き込みを行なっていく。ある程度証拠を集めたら仮説を導き出し、もつれた謎を少しずつ解明していこう。ただし、その道のりはけして平坦ではない。論理と理性を武器とするホームズだが、ここで対峙するのは常識を覆す異能の存在。ロジカルな説明を一切寄せつけない謎に向き合い、人生で初めての恐怖を味わい、衝撃的な発見をすることになる。しかもこの物語は、ワトスンが出版することのなかった唯一のエピソード。1882年を舞台に、当時は同居人にすぎなかったホームズとワトスンが、世界一有名な犯罪捜査コンビとなる経緯が明かされる。ホームズファンにとって、見どころの多い作品だ。
Sherlock Holmes The Awakened
・発売元:FROGWARES IRELAND LTD
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アドベンチャー
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 Standard Edition 5,830円(税込)
ダウンロード版 販売価格 Deluxe Edition 7,370円(税込)
・プレイ人数:1人
・レーティング:IARC 16+(16才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
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【超常現象・都市伝説に挑む!】
東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~
人体発火、神隠し…… 超常事件を科学的に解明!
パンデミック終息後の東京を舞台とした、2D×シネマティック・リアル科学捜査シミュレーションゲーム。2020年初頭、未知のウイルスによる新型感染症が東京都に蔓延した。致死率は極めて高く、政府は首都を封鎖。だが、内閣総理大臣をはじめ要人が次々に帰らぬ人になる。それから3年後、東京は奇跡的な復興を遂げるが、その裏ではなぜか超常的な事件が多発していた──。プレイヤーは探偵として、専門知識やスキルを持った仲間と協力し、事件の解明に挑んでいく。ドラマパートは2D×実写、捜査パートは実写を用いた、独自の”2D×シネマティック表現”も見逃せない。
<注目ポイント>
①本格的な解析ツールを使うリアルな捜査体験
②「エビデンスボード」で推理ドラマのように事件を整理!
人体自然発火、ファフロツキーズ(怪雨)、神隠しなど発生する事件は超常的だが、捜査は実に科学的。防犯カメラ映像や事件現場写真、音声データ、事件調書など多数のデータを本格的な捜査ツールで解析し、証拠を集めることになる。入手した写真や資料などは「エビデンスボード(情報分析板)」に貼られ、関係のある物証同士が線で結ばれていく。そのさまは推理ドラマのようで、ミステリー好きなら心をくすぐられるはずだ。ただし、貼られた物証によって必ずしも捜査が進展するとは限らない。時には真相から遠ざかってしまうこともあるため、証拠を整理し、自分なりの答えを導き出さねばならない。事件の解明度によりエンディングが変化するので、プレイヤーの捜査能力が試される。
東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~
・発売元:グラビティゲームアライズ
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:2D×シネマティック・リアル科学捜査シミュレーションゲーム
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 5,940円(税込)
ダウンロード版 販売価格 5,940円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
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『東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』公式サイトはこちら
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流行り神1・2・3パック
あの都市伝説が蘇る! 刑事が怪異に挑むホラーアドベンチャー
都市伝説を題材にした本格ホラーアドベンチャーゲームとして、ファンから高い評価を受けている「流行り神」シリーズ。その3作品をワンパッケージにしたのがこちら。グラフィックを高画質化し、追加シナリオ・追加要素もすべて網羅している。捜査一課のキャリア組だった風海純也警部補は、ある怪事件を機に「警察史編纂室」勤務に。この部署で扱うのは、都市伝説を思わせる事件の数々。チェーンメール、こっくりさん、不幸を吸い取る人形……。貫録十分の部下・小暮巡査部長、ギャンブル好きの犬童警部とともに、怪異に挑もう。
<注目ポイント>
①科学かオカルトか、シナリオが2ルートに分岐!
②集めた情報から犯人を導き出す、独自の推理システムを搭載
ストーリーを進めると、色の違うテキストが表示される。このキーワードを拾い集め、事件を整理・推理することで一歩ずつ真相に近づいていく。キーワードと人物名を組み合わせて相関図を作る「推理ロジック」、情報を頭の中で整理しながら犯人の動機や正体を推理し、今後の捜査の方針を決定する「セルフ・クエスチョン」、特定の選択肢を選ぶ際に必要になる「カリッジ・ポイント」など、独自システムも推理の楽しさに貢献している。途中の選択次第でシナリオは「科学ルート」「オカルトルート」に分岐し、その後の展開に大きな影響を及ぼすことも。事件の理解度によって総合評価が下され、プレイヤーの推理力が問われるシステムになっている。
流行り神1・2・3パック
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:都市伝説推理アドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,578円(税込)
ダウンロード版 販売価格 各2,178円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
※ダウンロード版は単体配信のみ
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【ピクセルアートの世界で謎解きを】
バンセンナイツ
陰影深いドット絵で描かれる、カルト教団への潜入劇
1980年代、アメリカのとある町に現われた謎多きカルト教団。プレイヤーは潜入捜査員のボルダーとなり、ほかの教団メンバーに怪しまれないよう立ち回りながら教団の秘密を探りだすことになる。『バンセンナイツ』は、小説家のNico Saraintaris氏とアーティストのFernando Martinez Ruppel氏が所属するスタジオ「LCB Game Studio」が開発した「ピクセルパルプ」シリーズの第3弾。20世紀半ばの大衆誌「パルプ・マガジン(パルプ・フィクション)」を思わせる、陰影深いドット絵風のグラフィックが強いインパクトを与えている。
<注目ポイント>
①アメリカの大衆誌を思わせる鮮烈なグラフィック
②信頼度に応じて、主人公の運命が大きく変化!
ボルダーは、「バンセンナイツ」を名乗る狂信的な教団に単身潜入した捜査官。元自動車セールスマンのトニーが率いる教団は、この地を襲う巨大竜巻とスーパーチャージャー搭載のフォード・シエラにオカルティックな信仰を向ける不気味な集団だ。ボルダーは、教団に接触して消息を絶った友人を探し、教団の違法行為やその影響力を調べることに。物語は10章に分かれており、ゲームは選択肢を選びながら進むビジュアルノベル形式となっている。登場人物の中には、ボルダーの選択(行動)によって信頼度が変化する者が存在する。ゲージは7段階あり、信頼度に応じてボルダーへの態度や会話中に得られる情報も変化する。場合によっては、いきなり刺されてしまうことも……!?
バンセンナイツ
・発売元:コーラス・ワールドワイド
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アドベンチャー
・発売日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 単体版 1,320円(税込)
ダウンロード版 販売価格 ザ・ピクセルパルプ・コレクション 3,410円(税込)
・プレイ人数:1人
・レーティング:IARC 16+(16才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
ミスト探偵
私立探偵となり、ドット絵の世界で謎解きに挑戦!
自我を持つロボットと人間が共存する未来都市を舞台にした、サイバーパンク謎解きアドベンチャー。警察に失望し、仕事を辞めて私立探偵になった主人公レックスは、事件を解決するかたわら酒に溺れる日々を送っていた。ある日、天空に巨大な要塞が現われて太陽の光を遮り、未来都市はネオンサインと影が強いコントラストをなす世界に。そんな中、レックスはバーである失踪事件に遭遇する。何の変哲もないこの事件から、長年追い続けていた行方不明の殺人鬼の存在が浮かび上がり……。都市に隠された秘密を発見し、真相を明かすことができるだろうか。
<注目ポイント>
①もはや職人芸! レトロスタイルの精細なドット絵
②さまざまなパズルを通して謎を解明!
殺人事件によって平穏が破られ、ロボットが反乱を起こした証拠を発見したレックス。この都市で何が起きているのか探るため、プレイヤーは精細なドット絵で描かれたサイバーパンクの世界を自由に探索することになる。現場の徹底的な捜索、関係者の丁寧な取り調べなどを通して証拠を検証し、事件を解決へと導こう。時には、小さな黒猫ウィリアムを操作して、レックスでは入れない隠し扉や秘密の通路を通り、証拠を探し出すことも。さらに、殺人鬼を追い詰める過程では、さまざまなパズルにも挑戦。暗号解読、鍵の解錠などのほか、入手した手がかりを歯車に見立てて懐中時計を組み立てる謎解きもある。論理的推理よりも、パズル要素の強い1本になっている。
ミスト探偵
・発売元:Thermite Games Co., Ltd.
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:サイバーパンク謎解きアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,818円(税込)
ダウンロード版 販売価格 4,818円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
【あの名作をもう一度】
逆転裁判123+456 コレクション
伝説の逆転劇のすべてがここに開廷!
法廷バトルゲーム「逆転裁判」シリーズの『逆転裁判123 成歩堂セレクション』『逆転裁判456 王泥喜セレクション』の2本(6作品)がワンパッケージに! 弁護士・成歩堂龍一を主人公とした14話、新米弁護士・王泥喜法介による新たな法廷劇を描いた14話に加えてダウンロードコンテンツとして配信された特別編2話を楽しめる。『逆転裁判456 王泥喜セレクション』には、「アートライブラリ」や「オーケストラホール」などもシリーズ最大級のボリュームで収録されている。推理と直感でムジュンを暴き、隠された真実を突き止めよう。
<注目ポイント>
①「異議あり!」とムジュンを暴く爽快感!
②個性の強いキャラクターと繰り広げる会話劇
無実の罪を着せられた依頼人を救うため、プレイヤーは「探偵パート」と「法廷パート」を交互に進め、事件の真相に迫っていく。探偵パートでは、現場の調査や関係者への聞き込みにより、情報や証拠品を集めることに。すべての証拠が集まったら、いよいよ法廷パートへ。検事や証人の証言に証拠品とのムジュンがないか見破ろう。証言におかしな点が見つからない場合はゆさぶりをかけたり、タイトルによっては「ココロスコープ」「霊媒ビジョン」といった独自システムを駆使したりすることも。ムジュンを見つけたら、「異議あり!」と証人たちの嘘を暴いていく。主人公の成歩堂、王泥喜はもちろん助手やライバル検事にも濃いキャラクターがそろっており、彼らとの関係性も見どころになっている。
逆転裁判123+456 コレクション
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:法廷バトル
・発売日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 6,990円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
PS Blogの『逆転裁判123 成歩堂セレクション』記事はこちら
PS Blogの『逆転裁判456 王泥喜セレクション』記事はこちら
『逆転裁判123+456 コレクション』をPS Storeで購入する
ゴースト トリック
私はなぜ殺されたのか。死から始まる一夜の追跡劇
「逆転裁判」シリーズの生みの親・巧 舟(たくみ しゅう)氏が手掛ける謎解きミステリーが、さらに遊びやすくなって復活! 街の片隅で命を落とした主人公シセルは、死によって《死者のチカラ》を得ることに。自分はなぜ、誰に殺されたのか。そして、自分は一体何者なのか。タイムリミットは明朝。タマシイとなったシセルの、一夜限りの孤独な追跡劇が幕を開ける。リニューアル版では、グラフィックが高解像度・高フレームレート化したうえ、BGM全37曲の新アレンジ+新BGM1曲、コレクション機能を収録。パズルややり込み要素も追加されている。
<注目ポイント>
①わずかひと晩で死の謎を解くスリリングな展開
②《死者のチカラ》で運命を変えるユニークなシステム
タマシイとなったシセルは、自らの死の謎を解き明かすとともに、さまざまな人物の死の運命も変えることになる。彼に与えられた《死者のチカラ》は、”トリツク”と”アヤツル”。時間が止まった《死者の世界》では、タマシイを動かし、青く光る《コア》があるモノにトリツクことができる。死者にトリツクことで、死の4分前の世界に戻ることも可能だ。さらに、とりついたモノは《現実の世界》で操れるようになる。例えばジテンシャのベルを鳴らして、ヒロインを狙う殺し屋の注意を引くなど、操ったモノによっては《現実の世界》の運命を改変することもできる。その結果、新たな物語が生まれ、自らの死の謎、そしてこの街で起きている事件が明かされていく。
ゴースト トリック
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 4,389円(税込)
パッケージ版 希望小売価格 謎解きキット トリツキBOX 8,239円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 3,990円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
【エッジのきいた変わり種ミステリー】
IMMORTALITY
映像の断片から、消えた女優の謎を追う実写ミステリー
3本の映画を復元し、主演女優の人生に迫る推理アドベンチャー。名作インディーゲーム『Her Story』や『Telling Lies』のクリエイター、サム・バーロウ氏が制作を手掛けている。プレイヤーが追うのは、映画女優マリッサ・マーセルをめぐる謎。彼女は3本の映画に出演したものの、いずれも公開されることはなかった。そこで、未公開映画『アンブロシオ』(1968年)、『ミンスキー』(1970年)、『Two of Everything』(1999年)のカットシーンを検証し、お蔵入りになった理由、そしてマリッサに何が起きたのか解き明かすことに。映像の断片を集め、映画を復元しよう。
<注目ポイント>
①断片的なカットから、パズルのように映画を復元
②新たな映像を読み解き、考察をめぐらせる面白さ
最初のうちは断片的なカットしか観られないが、映像に登場した人物やアイテムをチェックすることで、同じ人物やアイテムが登場する別の映像を視聴できるようになる。これらをつなぎ合わせていくと、映画の全貌が明かされる仕組みだ。ジグソーパズルのピースを集めるように、映像の断片を収集しよう。映像は、一時停止や早送り、巻き戻しなどもできる。手がかりを探り、何度も繰り返し映像を見返していると、思いがけない事実に気が付くこともあるだろう。こうした発見が、本作の醍醐味のひとつ。そこから新たな事実を手繰り寄せ、彼女に一体何が起きたのか、想像と考察をめぐらせるのも楽しい。推理ゲームファンはもちろん、映画ファンにもおすすめの一作だ。
IMMORTALITY
・発売元:Half Mermaid Productions
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:アドベンチャー
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,310円(税込)
・プレイ人数:1人
・レーティング:IARC 16+(16才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
Unheard -罪の代弁-
事件現場の声から真実を探る音声推理ゲーム!
音を頼りに謎を解く、聴覚に特化した推理ゲーム。プレイヤーは探偵となり、過去の声を聴くことができるタブレット端末を使い、犯行現場の会話に耳を傾けていく。画面に表示されるのは、現場の見取り図のみ。登場人物たちはマップ上を移動しながら会話を繰り広げるので、誰がどのような発言をしているのか聴き取り、事件を解明しよう。5つのエピソードに加え、青峰ホテルを舞台に映画業界の謎に迫るPC版ダウンロードコンテンツ「致命的なシナリオ」事件も収録。一見すると関連性のない事件のようだが、すべてを解き明かしたとき、思わぬ事実が明かされる!
<注目ポイント>
①カギを握るのは音声! 耳を使って事件を推理
②無関係に見える数々の事件には、思わぬ共通点が!?
タブレット端末から聞こえるのは、犯行現場にいる人物たちの過去の声。そこには登場人物たちの行動、動機など、すべての手がかりが隠されている。プレイヤーは事件が発生するまでの数分間の音声を繰り返し再生し、会話から得た情報をもとに誰がどの人物なのか名前を特定し、事件とどのように関係しているのか突き止めねばならない。しかも、登場人物はマップ上を移動しているので、エリアによって聞こえてくる声も変化する。各部屋の声を聞き分け、断片的な情報を時系列に沿って整理し、「事件の首謀者は誰か」「絵を盗んだのは誰か」など事件の全体像を推理しよう。ストーリーの読み解き方はプレイヤー次第!
Unheard -罪の代弁-
・発売元:505 Games
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:その他
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,430円(税込)
・プレイ人数:1~2人
・CERO:C(15才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
『Unheard -罪の代弁-』公式サイトはこちら(海外サイト)
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