【TGS2018レポート】すべてが敵! 『Days Gone』スペシャルステージでプレイアブルデモを世界初披露!

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【TGS2018レポート】すべてが敵! 『Days Gone』スペシャルステージでプレイアブルデモを世界初披露!

◆2018年10月19日(金)更新 発売日を2019年4月26日(金)に変更いたしました。

『Days Gone』の舞台は開発スタジオの拠点・オレゴン州! 敵や世界観も明らかに!

千葉・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2018」の会期初日となる9月20日(木)、プレイステーション®ブースのスペシャルステージイベントとしてPlayStation®4用ソフトウェア『Days Gone』(デイズ・ゴーン)のライブショーが行なわれた。

本作は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオのBend Studio(ベンド・スタジオ)が開発するオープンワールドサバイバルアクションゲームだ。ステージにはスタジオディレクターを務めるChris Reeseが登場し、ゲームの舞台について紹介した。

Bend Studio スタジオディレクター
Chris Reese

Bend Studioは、米国オレゴン州のベンドという町を拠点としている開発スタジオ。オレゴン州は山や川など自然豊かな場所であると同時に、アウトドアスポットが多いことでも有名だ。『Days Gone』の舞台は、このオレゴンをもとに設計されており、多彩な地域があり気候もさまざまに変化する特徴をゲーム中に再現。そこに多くの敵が登場する世界が構築されているという。

ゲームに登場する敵をフォーカスした最新トレーラーは迫力たっぷりで、このステージでも上映された。

https://www.youtube.com/watch?v=lHDfnF8XaeQ

すべてが敵だらけの危険な世界!

ここで壇上にはBend StudioのJohn GarvinとJeff Rossが登場。本作の脚本も担当したクリエイティブディレクターのJohnによる詳細な解説と、ゲームディレクターを務めるJeffの実機プレイが行なわれることになった。

Bend Studio クリエイティブディレクター
John Garvin

Bend Studio ゲームディレクター
Jeff Ross

Johnの解説によれば、『Days Gone』の舞台設定はグローバルなパンデミックの発生により世界が終わりを迎えてから2年後。プレイヤーは元傭兵の賞金稼ぎのディーコン・セントジョンとなり、オープンワールドサバイバルアクションをプレイすることになる。

本作にはさまざまな敵が登場し、すべてがディーコンを狙ってくる。これらの敵の代表となるのが、パンデミックで感染した人間「フリーカー」だ。小型の「ミュート」や大声を上げて仲間を呼ぶ「スクリーマー」など多くの種類がいるが、もっともやっかいなのは「フリーカー」の大群。ゲームの序盤はディーコンのレベルが低く、大群に襲われたら逃げることしかできない。ただ、プレイヤーが学習し、スキルやテクニックを駆使することで、大群に挑み倒すこともできるようになるそうだ。

敵は「フリーカー」だけではない。パンデミックで感染しなかった人間もいるが、すでにルールがなくなったこの世界では野盗となってディーコンを襲ってくる。とくに「リッパー」と呼ばれるグループは、感染を逃れたにも関わらず「フリーカー」になりたがっている危険なカルト集団だ。また、感染した動物も登場し、すべてが敵という世界になっている。

地形や天候が戦略の鍵となる過酷な環境

舞台設定のベースとなっているオレゴン州は、美しい自然が広がっていると同時に、険しい山や荒れた砂漠など過酷な環境が多い地域でもある。パンデミックを生き延びた人々は、滅んだ街を捨てて山や森で暮らしているが、そこも「フリーカー」や動物が徘徊する危険な場所だ。

変わりやすく、予測できない天候も再現される。晴れた日中は、日差しを嫌う「フリーカー」たちは巣に潜んでいるが、雨が降ると外に出てくる。また、雨で足元がぬかるみ、ディーコンの移動にも影響するほか、雪の日は「フリーカー」がさらに狂暴化するという。

この過酷で広大な世界を探索するうえで、もっとも効果的な手段がバイクに乗ること。ディーコンはもともとアウトローなモーターサイクルギャングであり、その移動のほとんどはバイクに乗って行なう。

オープンワールドゲームでは乗り物を使い捨てにすることが多いが、ディーコンは1台のバイクを愛車として乗り続ける。バイクに乗るリアリズムを表現するうえで、故障すれば自分で修理しなければならず、燃料の残量には常に気を配る必要があるそうだ。

また、ディーコンのドリフターバイクはカスタマイズが可能。ブーストの追加、燃料タンクやエンジンのアップグレードなど、プレイヤーの好みに合わせて強化できる。さらに、見た目の変更も可能となるようだ。

本作はサバイバルアクションゲームではあるが、ストーリーもしっかり楽しむことができ、ディーコンの過去も体験できる。ストーリー上の重要キャラクターも登場。ディーコンと旅をしながら、彼が求めている希望をともに探すことになる。

Johnは解説の締めくくりとして、「みなさんがディーコン・セントジョンとなり、彼の旅路に何が待っているかを確かめてください。ただ、ひとつだけ覚えておいてほしいのは、全員が敵ということです!」と述べ、本作の見どころをあらためて強調した。

試遊バージョンのデモプレイを、開発陣自ら披露! 迫り来る「フリーカー」たちの迫力に会場も大興奮!!

続いては、今回出展されている試遊台の内容を使用したリアルタイムデモプレイを、ステージ上で披露! Jeffがプレイを担当し、Johnがその解説を行なう。まずは、シナリオを進めながら探索することで本作の世界観を味わえる「ストーリーモード」に挑戦だ。

使えるものは何でも活用! 「フリーカー」の生態さえも利用して目的地へ

舞台は「フリーカー」たちが徘徊する危険な廃墟で、目的はバイクのパーツを見つけること。達成までのルートは多数用意されており、近道だけが正解でないらしい。周囲には小型の「フリーカー」もうろついているが、これはさほど危険ではないとのこと。ディーコンの体力が低下しているときや、彼らのテリトリーを犯さない限りは襲ってこないそうだ。

するとJeffが、入口や窓が木の枝に覆われている建物に火炎瓶を投下! これが「フリーカー」たちの巣で、木の枝がその目印だったというわけだ。しかし、火炎瓶から生き残った「フリーカー」や、物音に反応した「フリーカー」がディーコンに殺到。ダメージを受けながらも逃げ延び、ホッとしていたところに飛びかかってくる小型の「フリーカー」たち……。”さほど危険ではない”、”体力が低下していなければ襲ってこない”といった、いわゆる死亡フラグの見事な回収。力尽きるディーコンを目の当たりにし、会場からも歓声が上がった。

気を取り直して再開し、今度は慎重に進んでいくJeff。建物内だけでなく廃棄された車のトランクからアイテムをゲットするシーンや、車に石を投げてアラームを鳴らし、「フリーカー」の注意をそらして安全に進んでいく様子などが披露される。周囲を観察して利用できるものを探すのも、本作の醍醐味だとJohnは解説した。

バイクのパーツがある建物に到着したところで、「ストーリーモード」のデモプレイは終了。鍵のかかった建物にどうやって侵入するのかは、実際にプレイして確かめてほしいそうだ。

ディーコン VS 「フリーカー」300体! 入念な準備がミッション成功の鍵に

次は、大量の「フリーカー」を一掃することを目的とした、高難度の「フリーカーモード」にチャレンジ! 工事現場のようなフィールドの窪地に密集している「フリーカー」たちの姿が確認できる。その数は、なんと300体! いったいどうやって殲滅するのかと思いきや、Jeffはまたもやいきなり火炎瓶を投下したではないか。すると、大量の「フリーカー」たちが猛ダッシュで押し寄せ、数の暴力に飲み込まれたディーコンはあっという間に蹂躙されてしまった……。

もちろんこれは悪い見本で、攻撃する前にしっかり準備しておくことが大切だそうだ。プレイを再開したJeffは、爆弾を設置しながら窪地の周囲を探索。燃料タンクといった爆発物などの場所をチェックしていく。逃げながら「フリーカー」を誘導し、配置した罠や爆発物を使って全滅させるプランのようだ。

入念な準備を終え、窪地に向かって火炎瓶を投げ込みミッションスタート! 即座にディーコンもダッシュで逃げだし、罠の場所へ「フリーカー」を誘導。このようなミッションでは、動き回ることが何よりも重要だという。罠や爆発物、そして的確な銃撃によって次々と「フリーカー」の数は減っていくものの、ダッシュに必要なスタミナの回復中や、わずかな操作ミスの最中に距離を詰めてくるので気が抜けない。

不安と期待が入り交じる雰囲気に会場が包まれる中、ついに「フリーカー」の数は残り一体に。最後はバットで豪快に殴り倒し、見事にミッション成功! 会場からも大きな拍手と歓声が沸き起こった。

興奮のデモプレイを終え、Johnは「やっと本作をプレイしているところを紹介できてうれしいです。まだまだ皆さんにお伝えしたいことがあるので、今後も楽しみにしてください」とコメント。プレイを担当したJeffは、「今お見せしたモードは実際に「東京ゲームショウ2018」でプレイできます。とても難しいですが(笑)」と笑顔を見せる。そしてChrisが「ぜひプレイしてください!」という力強い言葉で、ステージを締めくくった。

開催中の「東京ゲームショウ2018」プレイステーション®ブースで『Days Gone』をプレイすると、「バンダナ」がもらえる。また、制限時間内に「フリーカーモード」をクリアした人には、なんと「Tシャツ」をプレゼント! お伝えしたようにかなりの高難度だが、ぜひチャレンジを!!

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Days Gone (デイズ・ゴーン)

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:オープンワールドサバイバルアクション
・発売日:2019年4月26日(金)予定
・価格:未定
・プレイ人数:未定
・CERO:審査予定

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『Days Gone』公式サイトはこちら

©Sony Interactive Entertainment America LLC. Developed by Bend Studio.

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