斬新なアイデアが詰まったインディーズゲームが、PlayStation®5/PlayStation®4に続々登場! 「人気のインディーズゲームを遊んでみたい」という人のために、2022年5月に発売されたタイトルの中から注目の7作品を紹介しよう。
黒澤映画にインスパイアされた『Trek to Yomi』は、モノクロのビジュアルが目を引く時代劇アクションアドベンチャー。前作『Salt and Sanctuary』から大きな進化を遂げ、オンラインマルチプレイに対応したソウルライクなアクションRPG『Salt and Sacrifice』も見逃せない。『Unpacking アンパッキング』は、引っ越しの荷ほどきを通してひとりの女性の人生をひもとく、一風変わったパズル。『百英雄伝 Rising』は、2023年発売予定の『百英雄伝』の前日譚にあたるRPGだ。さらに、ゾンビを畑で育てる(!?)クラフト×ゾンビアクション『DEADCRAFT(デッドクラフト)』、丸太を使って島々を渡り歩くオープンワールドパズル『A Monster’s Expedition (Through Puzzling Exhibitions)』といった個性派ゲームもそろっている。ホラーゲームが好きなら、テーマパークで恐怖の一夜を過ごす『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』もぜひ押さえておきたい1本だ。
Trek to Yomi
孤高の侍が、生と死を越えた旅へ! 黒澤映画を思わせるシネマティックアクションアドベンチャー
PS5/PS4用ソフトウェア『Trek to Yomi』は、モノクロのビジュアルで描写されるスタイリッシュ・シネマティックアクションアドベンチャー。黒澤明監督作品などの時代劇映画から影響を受けたイタリア出身のクリエイター・Leonard Menchiari氏が、開発スタジオFlying Wild Hogとタッグを組んで制作した作品だ。海外制作ではあるが、全編にわたって日本語フルボイスを採用。息を呑むようなカメラアングル、圧巻のグラフィック、加藤将之、大塚明夫らによる重厚な演技で、本物の映画のような体験を実現している。
幼い頃、影炎(かげろう)率いる賊によって里に攻め込まれ、剣術の師匠である三十郎を失った大輝。彼は、死にゆく師匠に対し、あらゆる脅威から村と愛する人々を守り抜くと誓いを立てる。だが、月日が流れ、三十郎の娘である愛子と結婚した大輝の前に、再び影炎が現われて……。やがて彼は、生と死を越えた旅で己と向き合い、先に進む道を決断する。
ゲームは、マップ上を自由に動き回れる「探索」とサイドビューにカメラアングルが固定された「戦闘」の2パートで構成されている。戦闘パートは、メイン装備となる刀のほかに手裏剣や弓矢などを使用可能。侍らしい武器を使ったシンプルなアクションで、襲い来る剣士や超自然的な存在と戦うことになる。滑らかでリアルな立ち回りは、まさに時代劇映画そのもの。日本独自の楽器音階で作られた心に残るサウンドトラックも、戦いの緊迫感と作品に立ち込める物悲しい雰囲気を引き立てている。
Trek to Yomi
・発売元:Devolver Digital
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクション
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,310円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18歳以上)
※ダウンロード専用タイトル
※ダウンロード版ご購入の際のご注意
このコンテンツをPS Storeでご購入いただくには、クレジットカードによる決済が必要です。
『Trek to Yomi』公式サイトはこちら(海外サイト)
Salt and Sacrifice
すべてのMageに死を! 異端審問官となって戦う人気アクションRPG最新作
PS5/PS4用ソフトウェア『Salt and Sacrifice』は、ソウルライクなダークファンタジーアクションRPG『Salt and Sanctuary』の続編。かつて平和だった王国は、無慈悲なMage(魔法使い)の大軍の侵攻により大混乱に陥った。そんな中、死刑囚からなる異端審問部隊”Marked Inquisitors”が始動し、魔術の脅威に立ち向かっていく。プレイヤーは”Marked Inquisitor”のひとりとして、西の辺境を旅することに。この領域に徘徊するMageや魔物を追い、狩り尽くし、排除しよう。
戦闘アクションは、前作『Salt and Sanctuary』の多彩な攻撃、ムーブセット、空中コンボに加え、ダッシュ、ダッシュ攻撃、ルニックアーツ(特定の武器に結びついた特殊能力)が追加されている。強力なボスは、領域全体に大混乱をもたらすため、あとをつけ、行動の特徴を把握し、弱点を発見して排除することに。Mageを倒すと、肉や骨から独自の武器と鎧を作ることも可能だ。個性的な武器や能力を手に入れて強力なガーディアンを倒し、小競り合いや待ち伏せを乗り越えながら、危険と罠に満ちた世界を進んでいこう。
さらに今回は、オンラインプレイにも対応している。フレンドとの協力プレイは、チュートリアルを除くゲーム全体を一緒に進めることが可能。参加/退出自由のクイック協力プレイでは、見知らぬプレイヤーの狩りに参加することもできる。ゲーム中、赤いろうそくの特別なアイテムを灯せば、誰でも侵入OKの合図。ハイペースでカオスなPvP(対人)の戦いに挑むこともできる。地形ごとに相性の良い武器やルニック攻撃の組み合わせが存在するため、奥深い対戦を楽しめる。
Salt and Sacrifice
・発売元:Ska Studios, LLC
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクション、RPG
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,980円(税込)
・プレイ人数:1~2人
・レーティング:IARC 16+(16才以上対象)
※レーティングはIARC(the International Age Rating Coalition/国際年齢評価連合)の評価による年齢区分を表示しています。
※ダウンロード専用タイトル
PS Blogの『Salt and Sacrifice』記事はこちら
『Salt and Sacrifice』公式サイトはこちら(海外サイト)
『Salt and Sacrifice』をPS Storeで購入する
Unpacking アンパッキング
荷ほどきをしながら持ち主の人生に思いを馳せる、不思議で瞑想的なパズルシミュレーション
PS5/PS4用ソフトウェア『Unpacking アンパッキング』は、段ボールから荷物を取り出して部屋に配置していくゲーム。どこに何を置くかは、すべてプレイヤー次第。ブロックを組み合わせるパズルであり、部屋の飾りつけをするゲームであり、荷物の持ち主の人生をひもとくゲームとしても楽しめる。8件の引っ越しをこなすうちに、直接目にすることもないキャラクターと心が通い合うような感覚を味わい、今までにない物語に触れたように感じられるだろう。制限時間もスコアもないため、自由で瞑想的なひと時を過ごすことができる。
8回の引っ越しは、どれも同じ女性によるもの。1997年から始まり、2004年、2007年とステージごとに時代の異なる引っ越しが描かれる。段ボールから取り出す荷物は、洋服、本、キッチン用品など、生活感あふれるものばかり。1997年の頃は子ども部屋にたくさんのぬいぐるみやおもちゃを並べていたが、2004年になるとひとり暮らしを始めたのか、キッチンやバスルーム用の荷物も増えていき、月日の流れや女性の成長を感じることができる。何度引っ越しても捨てられないぬいぐるみ、旧居に取り残されたアイテムなどから、彼女の物語が浮かび上がってくるはずだ。
部屋に並べるアイテムからは、時代性も感じられる。例えば、2004年のステージでは、CRTモニター付きのデスクトップパソコン(電源を入れるとちゃんと起動する!)が登場するなど、当時の懐かしい雰囲気を味わうこともできる。BAFTA受賞の作曲家でありオーディオディレクターであるJeff van Dyckによるサウンドトラックも、言葉のない物語を情感豊かに盛り上げている。
Unpacking アンパッキング
・発売元:Humble Games
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:パズル,シミュレーション
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,090円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)
※ダウンロード専用タイトル
『Unpacking アンパッキング』公式サイトはこちら(海外サイト)
『Unpacking アンパッキング』をPS Storeで購入する
百英雄伝 Rising
スリリングなアクションと町おこしを融合! 『百英雄伝』につながる前日譚
PS5/PS4用ソフトウェア『百英雄伝 Rising』は、2023年発売予定のRPG『百英雄伝』のコンパニオンゲームとして、その前日譚を描いたアクションRPG。スリルあふれるアクションと町おこしの要素をかけ合わせた、オリジナルストーリーを楽しめる。『百英雄伝』から一部のキャラクターが登場するほか、『百英雄伝 Rising』と『百英雄伝』をリンクさせたプレイヤーのみが入手できる特典も企画されている。
数ヵ月前に起きた地震により、「オールラーン大陸」の辺境にある田舎町「ニューネヴァー」で地下に眠る古代遺跡が発見された。街には一攫千金を夢見る冒険者や商人たちが世界中から集まり、お宝ラッシュでにわかに活気づいていた。”スカベンジャー(遺跡漁り)”を生業とする一族の少女・CJは、古代遺跡に眠る魔法の源「ロウ・レンズ」や「魔導レンズ」を採掘するためにこの街を来訪。町長代行のイーシャに高額な遺跡の採掘権料を免除してもらうため、まずは街の人々の手伝うことに。そして、この地で出会った獣人の傭兵・ガルーと手を組み、大地震に見舞われた人々を助けることとなる。
「RPGファンが楽しめるアクションゲーム」をコンセプトに掲げているため、アクションに不慣れな人でも操作に戸惑うことはない。CJ、ガルー、イーシャの3人をサクサク切り替え、誰でも爽快なアクションを繰り出せる。各キャラクターの特技を組み合わせた強力なコンボ攻撃「リンクアタック」を繰り出すのも超簡単。仲間との絆を感じながら、小気味よい戦闘を楽しもう。
百英雄伝 Rising
・発売元:505 Games
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクションRPG
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,650円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
DEADCRAFT(デッドクラフト)
バトルアクションとクラフトを駆使して荒廃した世界を生き抜け! 世紀末ゾンビサバイバルアクション!
PS5/PS4用ソフトウェア『DEADCRAFT(デッドクラフト)』は、ゾンビウイルスが蔓延する世紀末世界が舞台の完全新作ゾンビサバイバルアクションゲーム。主人公のリッドは、体内にゾンビウイルスを持って生まれたハーフゾンビの青年。ゾンビハンターとして生活していた彼は、相棒ジーンの命を奪った支配者ネブロンに復讐を誓う。ゾンビがはびこる世界で、ゾンビと戦うだけでなく、ゾンビを自ら生み出し兵隊や労力として活用。街の住民や無法者たちと時に協力し、時には激しく敵対して、殺伐とした世紀末世界を生き抜こう。
荒廃した世界を生き延びるには、食糧と水の確保、そしてクラフトが欠かせない。畑で野菜を栽培したり、焚火や鍋を使って満腹効果の高い料理を作ったり、汚水を浄水して安全な水にできるろ過装置を作ったりと、クラフトによって生活基盤も安定する。また、住人や街の掲示板からゾンビ退治や素材の収集といった依頼を受ければ、報酬として食糧や素材などを得ることもできる。カツアゲや強盗で他人の持ち物を略奪することも可能だが、「手配度」が上がり、自警団から追われることになるので要注意。ストーリーが進めば、人間の死体から従順なマイゾンビを作り出し、兵隊や労力として使役できるようになる。
ゾンビと人間のハーフであるリッドは、ゾンビパワーを使ってさまざまなアクションを繰り出せる。クラフトで製造した武器による攻撃のほか、体内に宿したゾンビパワーを解放すれば、変形させた左腕から強力な薙ぎ払い攻撃「デッドスマッシュ」を放つことも可能。ストーリーが進めば、生きた人間を捕食する「デッドバイト」を繰り出し、敵を倒すとともにHPを回復できるようになる。ゾンビアクションとクラフトが融合した、独創性あふれるゲームにハマること間違いなし!
DEADCRAFT (デッドクラフト)
・発売元:マーベラス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:ゾンビサバイバルアクション
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 通常版 3,278円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デジタルデラックス 5,478円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上のみ対象)
※ダウンロード専用タイトル
※ダウンロード版ご購入の際のご注意
このコンテンツをPS Storeでご購入いただくには、クレジットカードによる決済が必要です。
A Monster’s Expedition (Through Puzzling Exhibitions)
木を切って丸太で道を作り、島々を探検! かわいさあふれるオープンワールドパズル
PS5/PS4用ソフトウェア『A Monster’s Expedition (Through Puzzling Exhibitions)』は、モンスターが主人公のかわいくて癒されるオープンワールドパズルゲーム。『A Good Snowman is Hard to Build』や『Cosmic Express』を手掛けた開発会社による、シンプルながらも奥深いパズルを楽しめる。海外では数々のゲームアワードを獲得しており、完成度の高さは折り紙付きだ。舞台となるのは、人間が消えた世界。人類の研究に熱心なモンスターとなり、人間文化の遺物をたどりながら、多くの島々に丸太橋をかけていこう。
この世界には、何百もの島々が点在している。主人公のモンスターは、木を切り倒して丸太を転がし、橋を作って新たな島へと渡り歩いていく。丸太は横から転がすと何かにぶつかったり海に落ちたりするまで転がり続け、縦に押すと1マスずつ動かせる。ルールはたったこれだけだが、どうすれば次の島に渡れるのかあれこれ考え、テクニックをひらめく瞬間が気持ちいい。広大なオープンワールドには、すぐ目の前にある島もあれば、真のパズル好きだけが到達できる彼方の島もあり、遊びごたえも十分だ。
モンスターが訪れる先々には、人類の文化を展示したHuman Englandland博物館がある。モンスターは人間の歴史に関心を抱いているが、そのすべてを理解しているわけではない。そのため、展示物の解説はちょっとズレたものになっている。こうしたおかしな解釈を読むのも、楽しみのひとつ。モンスターの視点から、謎に満ちた人類の歴史を探っていこう。
A Monster’s Expedition (Through Puzzling Exhibitions)
・発売元:Draknek Limited
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:パズル
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,200円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)
※ダウンロード専用タイトル
『A Monster’s Expedition (Through Puzzling Exhibitions)』公式サイトはこちら(海外サイト)
『A Monster’s Expedition (Through Puzzling Exhibitions)』をPS Storeで購入する
Five Nights at Freddy’s: Security Breach
閉館後のテーマパークで恐怖の一夜が幕を開ける! ステルス×脱出サバイバルホラー
2014年に誕生した脱出ホラーゲーム「Five Nights at Freddy’s」シリーズ。PS5/PS4用ソフトウェア『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』は、その最新作にして過去最大規模のサバイバルホラーだ。閉館後の巨大テーマパークに閉じ込められた少年グレゴリーは、襲い来るアニマトロニクス(機械人形)から逃げながら恐怖の一夜を過ごすことに。時には施設の看板マスコット・フレディの力を借りつつ、防犯ドアが開く翌朝まで生き延びることができるだろうか。
館内をうろつくアニマトロニクスは、グレゴリーを見つけると捕まえようとして追いかけてくる。そのため、彼らから身を隠しながら、さまざまなミッションに挑むことに。その際、役立つのが監視カメラだ。各所に設置されたカメラの映像から、アニマトロニクスの動向を把握し、見つかりそうになったらロッカーやベビーカーに身を潜めてやりすごそう。オブジェクトを倒して物音を立て、敵が気を取られているうちに素早く移動するといった手段も有効だ。
過去のシリーズ作品では敵だったフレディが、今回は味方になってくれるのも見逃せない。ガイド役としてヒントをくれるだけでなく、腹部のハッチに乗り込んでフレディを操作することもできる。フレディに乗っている間は、他のアニマトロニクスに気づかれないため、安全が確保した状態で移動できるのがうれしい。とはいえ、電気仕掛けのフレディはすぐに充電が切れてしまうため、バッテリーの残量に気を配りつつ、使いどころを考えながら探索を進めなければならない。どの謎を解き明かしたか、どこから脱出するかなどによってルートが分岐し、さまざまなエンディングが待っている。
Five Nights at Freddy’s: Security Breach
・発売元:パッケージ版/H2 Interactive
ダウンロード版/STEEL WOOL GAMES
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:サバイバルホラー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,950円(税込)
ダウンロード版 販売価格 4,950円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』公式サイトはこちら
『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』をPS Storeで購入する
Copyright 2022 Leonard Menchiari. All Rights Reserved.
Copyright © 2022 Devoured Studios LLC
Ska Studios, LLC Privacy Policy & EULA
© 2022 Witch Beam. © 2022. Humble Bundle, the Humble Bundle logo, and the Humble Games logo are among the trademarks and/or registered trademarks of Humble Bundle, Inc. throughout the world. All rights reserved.
©2022 Developed by Rabbit & Bear Studios Inc. Published by 505 Games. All product names, logos, brands, and registered trademarks are property of their respective owners. 505 Games and the 505 Games logo are registered trademarks of 505 Games SpA. All rights reserved.
©2022 Marvelous Inc.
© 2020-2022 Draknek Limited
©Five Nights at Freddy’s, Five Nights at Freddy’s: Security Breach and related logos are registered trademarks or trademarks of Scott Cawthon in the United States and/or other countries. Maximum Games ™ and the Maximum Games™ logo are trademarks of Maximum Games, Inc. All rights reserved. The physical versions are published in Republic of Korea and Japan by H2 Interactive Co., Ltd.
コメントの受付は終了しました。