斬新なアイデアが詰まったインディーズゲームが、PlayStation®5/PlayStation®4に続々登場！　｢人気のインディーズゲームを遊んでみたい｣という人のために、2021年4月に発売されたタイトルの中から注目の5作品を紹介しよう。

『Oddworld: Soulstorm』は、世界的アクションゲームをリビルドした｢エイブ・ア・ゴーゴー｣シリーズ最新作。仲間を助けながらギミック満載のステージを行く、主人公エイブの旅が描かれる。『ALTDEUS: Beyond Chronos』は、ロボットアニメの主人公になったかのような気分を味わえるPlayStation®VR専用タイトル。涙を誘う人間ドラマ、圧倒的なボリュームで話題を呼んでいる。｢東方Project｣公式作品の『東方憑依華 ～ Antinomy of Common Flowers.』は、タッグバトルによる弾幕対戦アクション。横スクロールシューティングの金字塔｢R-TYPE｣シリーズからは、なんと18年ぶりの新作『R-TYPE FINAL 2』が登場！　ダンジョンをひたすら潜り続ける『ダンジョンに捧ぐ墓標』も、遊びごたえ満点!!

Oddworld: Soulstorm

仲間を解放する革命の旅へ！ 現代風にリビルドされた爽快アクションゲーム

PS5/PS4用ソフトウェア『Oddworld: Soulstorm』は、90年代後半に誕生したアクションゲーム｢エイブ・ア・ゴーゴー｣に連なるシリーズ最新作。世界的に人気を集めた初期シリーズを下敷きに、ビジュアル、ストーリー、ギミックを現世代ハードに向けて大幅に進化させたリビルド作品となっている。

マドカン族の勇者となった主人公のエイブは、傲慢な権力者のモラックにとらわれた仲間を助けながら革命の旅を繰り広げていく。古代遺跡や巨大なモノレール、工場、都市などの各ステージにはさまざまな仕掛けが設けられており、軽快なアクションに加えて謎解きや探索要素も楽しめる。

基本的なアクションは、移動、ジャンプ、アイテム投げ、そして｢気｣を飛ばす｢チャント｣の4種類。敵を直接攻撃する方法はなく、可燃性のビールと火種を敵に投げつけて燃やしたり、地雷を配置したり、チャントで敵を操って攻撃させたりとユニークな行動で敵を排除していくことになる。これらの基本アクションに加え、しゃがみや、足音を忍ばせて移動するステルス行動なども行なえる。

中でも特徴的なのが、チャント。チャント中のエイブは動けないが、気を操作して敵に触れさせると、その敵の体を乗っ取ったり、特殊な仕掛けを動かしたりできる。ただし、このアクションも万能ではないため、使いどころを考えながらプレイするのが楽しい。

過去シリーズはやや大味な｢海外ゲーム｣という印象だったが、現代風のキビキビしたジャンプアクションに進化。各ステージのレベルデザインにも力が入っており、ステージ上のアイテムや仕掛けをうまく使って難所をクリアできれば爽快感も抜群だ。かつてシリーズ作品を遊んだことのある人はもちろん、少し風変わりなゲームを遊んでみたいというアクションゲームファンにもおすすめしたい作品になっている。

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ALTDEUS: Beyond Chronos

亡き親友が巨大異生物に……!? 感涙必至、ロボットSF×VRインタラクティブストーリー

PS VR専用タイトル『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンド クロノス)』は、人気VRゲーム『東京クロノス』を生み出したMyDearestによるVRインタラクティブストーリーアクション。プレイヤーは主人公クロエとなり、探索や会話がメインの｢アドベンチャーパート｣、人型戦闘メカ”マキア”を操り、超巨大生物”メテオラ”と相対する｢マシンアクションパート｣を攻略していく。SFロボットアニメの世界に入り込んだような、胸が熱くなる展開が待っている。

主人公のクロエは、メテオラに対抗すべく生み出されたデザインドヒューマン。彼女は、人型都市防衛兵器マキアのパイロットとして、日々最前線で戦っていた。数年前、車椅子の少女コーコと出会ったクロエは、彼女と深い絆で結ばれていく。だが、ある時コーコはメテオラに捕食され、謎の死を遂げることに。以来、メテオラへの復讐心を胸にマキアに搭乗してきたクロエ。そんな彼女の前に、ある時コーコの姿をしたメテオラが現われる──！

プレイヤーはクロエになり、コーコはなぜメテオラに捕食されたのか、コーコの姿をしたメテオラは何者かを探り、この世界の謎に迫っていく。途中の行動や選択によって物語は大きく分岐し、周回プレイによって初めて真実が明かされるようになっている。

SF的な世界観にマッチした選択システム｢決断補助システム リブラ｣、ロボットアニメの主人公気分が味わえるVR演出、歌姫によるVRライブなど見どころは数多いが、最大の魅力は奥深いストーリー。各ルートを体験するごとに、クロエや仲間たちの過去、上層部の思惑、コーコが遺した思いなどが紐解かれていき、この世界を生きる人々の実像がクリアに浮かび上がってくる。VRゲームというと短時間でクリアするものが多いが、ボリュームも満点。ストーリー重視派のVRゲームファンには、ぜひともプレイしてほしい作品だ。

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東方憑依華 ～ Antinomy of Common Flowers.

｢東方｣キャラが2vs2でバトルする痛快弾幕対戦アクション!!

PS4用ソフトウェア『東方憑依華 ～ Antinomy of Common Flowers.』は、上海アリス幻樂団による｢東方Project｣の公式作品のひとつとして、｢黄昏フロンティア｣が制作した弾幕対戦アクション。『東方深秘録 〜 Urban Legend in Limbo.』の続編にあたる作品だ。｢東方Project｣のキャラクターがタッグを組んで2対2のバトルを繰り広げながら、人と妖怪が暮らす幻想郷で起きた｢完全憑依｣現象の謎を追う物語が描かれる。

プレイヤーは憑依によってタッグを組んだキャラクターを操作し、基本の立ち位置となる中段層、上段層、下段層の3ラインを移動しながら、通常の打撃、遠距離まで届く射撃、多彩な必殺技などの攻撃を使ってバトルを繰り広げていくことになる。

｢先に体力ゲージがゼロになったほうが負け｣というルールは一般的な対戦格闘ゲームと同じだが、操作感覚や立ち回りは本作ならでは。浮遊感のある移動、遠距離攻撃を回避する｢グレイズ｣、マスターとスレイブを任意で交代する｢完全憑依｣などにより、奥深い攻防を楽しめる。物語を進める｢STORY｣、対コンピュータ戦の｢VS COM｣、オフラインでプレイヤー対戦できる｢VS PLAYER｣、オンライン対戦｢NETWORK｣、練習モード｢PRACTICE｣の5モードで、タッグバトルを極めよう。

個性あふれるキャラクターが繰り広げる物語も、見どころのひとつ。ストーリーモードでは、特定の組み合わせでタッグを組んだキャラクターたちが｢完全憑依｣の謎に迫る物語を展開する。バトルも通常の対戦モードとは異なり、対戦相手のバリアや連続攻撃をかわしながら、一瞬のスキをついて攻めることに。いわゆる対戦格闘というだけでなく｢東方Project｣らしくシューティングゲームさながらの戦いが待っている。

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R-TYPE FINAL 2

多彩な機体を操り、襲い来る敵｢バイド｣に挑む！ サイドビューシューティングの金字塔「R-TYPE」最新作!!

｢R-TYPE｣シリーズと言えば、1980年代にアーケード向けに誕生した横スクロールシューティングの名作。PS4用ソフトウェア『R-TYPE FINAL 2』は、18年ぶりとなるシリーズ最新作だ。｢フォース｣や｢波動砲｣などシリーズの基本システムはそのままに、ビジュアルが大幅な進化を遂げ、数十機もの新機体の開発や機体カスタマイズといったやりこみ要素も豊富に用意されている。

プレイヤーは1機の戦闘機を駆り、未知の生命体｢バイド｣に立ち向かっていく。攻撃方法は、通常ショット、波動砲、フォース、ミサイル、ビット、特殊攻撃であるスペシャルウェポンの6種類。最初に使用できる機体は｢R-9A｣｢R-9D｣｢R-9F｣の3機だけだが、決められた条件を満たすと開発可能な機体が増えていく。開発には資源が必要となるため、繰り返しゲームをプレイして資源を集めよう。

前作『R-TYPE FINAL』から長い年月が流れているだけあって、ステージや機体、エフェクトなどのビジュアルは大幅に進化。ステージ間での機体の乗り換えなど、遊びやすさにも今風の配慮が感じられる。だが、ゲームの根幹は往年のシューティングゲームの流れを受け継ぎ、｢やられて覚え、攻略法を自分で見つけ出す｣という達成感重視の仕上がりに。経験を重ねて上達する、シューティングゲームの楽しさを存分に味わえる。

追加ステージをプレイできる第一弾DLC『R-TYPE FINAL 2 – オマージュステージ Set 1』(1,100円(税込))も、好評配信中。今後第2弾、第3弾も予定されるうえ、DLCの利用権をセットにしたお得なパス『R-TYPE FINAL 2 – Stage Pass』(2,200円(税込))も配信されているので、ぜひチェックしてほしい。

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ダンジョンに捧ぐ墓標

何度も潜って謎を解け！ 形を変えるダンジョンを探索するやり込みRPG

目が覚めるとそこは、死の魔王に滅ぼされる運命の街。外につながる道はただひとつ、ダンジョンへの入り口のみ──。PS4用ソフトウェア『ダンジョンに捧ぐ墓標』は、ダンジョンに潜り、アイテムや装備を入手しながらひたすら下層階を目指すRPG。ダンジョンは、足を踏み入れるだけで”ブラッド”が減っていき、やがて死を迎える恐ろしい場所。そのうえ入るたびに形が変わり、数多の冒険者たちの血を吸った巨大ボスも待ち受けている。

ダンジョンは、下層に行けば行くほど複雑になっていく。フロアとフロアの狭間には、パズルステージも。頭を悩ます仕掛けがいっぱいだが、その分、貴重なお宝が手に入るかも？

スキル解放、魔法の習得、アイテム収集、食べ物集め、魚釣り、主人公のカスタマイズなど、さまざまなシステムが盛り込まれ、やりこみ要素は超充実。伝説の剣や隠されたダンジョンなど、ワクワクするような謎も散りばめられ、冒険心をかき立てる。あなたは死の魔王を討伐し、街に平和を取り戻すことができるだろうか。

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