2018年発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『CODE VEIN』(コードヴェイン)は、数々の強敵と危険が待ち受ける広大なダンジョンに、パートナーとなる”バディ”と挑むドラマティック探索アクションRPG。バディとダンジョンに挑む中で、ともに恐れおののき、ともに支え合い困難を乗り越え、辿り着いた未知の光景にともに感動する──かつてないドラマティックな探索を楽しむことができる。
今回は、主人公たち吸血鬼(レヴナント)の拠点となる場所や、そこで活動するキャラクターの情報に加え、ゲーム内の歴史とそれに関する濃密な設定といった世界観について詳しくお伝えしよう。
さまざまな吸血鬼たちが生活する、主人公たちの拠点
血の渇きに苦しむ吸血鬼たちを救うため、研究を続ける若きリーダーのルイ。彼は古びた教会を改修し、活動の拠点としている。ルイと協力関係にある主人公も、この拠点を利用。常に死と隣り合わせのこの世界で、唯一安らぎを得られる場所だ。記憶とともによりどころを喪った吸血鬼たちが集い、互いに支え合っている。
ルイやヤクモなど、主人公のバディとなるキャラクターはもちろん、彼らの探索を支える者たちが集うこの場所では、さまざまな支援を受けることができる。
拠点で主人公の帰りを待つサポートキャラクターたち
リン・ムラサメ
CV:高田 憂希
武器の調達、強化を主な任務とする吸血鬼。かつては「夜叉」と呼ばれ、部隊を率いるほどの高い戦闘能力を持つ優れた戦士だったが、過去の出来事がトラウマとなり、戦えなくなってしまった。主人公が持つ記憶を垣間見る能力に触れ、自らの過去に向き合うことを望むようになる。
ココ
CV:森 なな子
物資の取引を生業とするギルドから赴いている吸血鬼。対価さえ払えば、この世界で貴重とされるものでも売ってくれる。商売人でありながら情に厚く、困っている人を放っておけない性格。吸血鬼としては珍しく記憶の欠落が少ないものの、どうしても取り戻したい過去があるようだ。
イオ
CV:Lynn
以前の記事でも紹介した、主人公と同じく記憶の大部分を喪っているイオ。彼女も拠点に身を寄せ、主人公の帰りを待つ。吸血鬼の記憶の結晶である「血英」に関する知識と修復能力を活かして、主人公をサポートする。
デイビス
CV:高橋 伸也
後述する治安維持部隊「サーベラス」の一員で、ルイたちの拠点に出向いている吸血鬼。幾多の戦いを乗り越えているせいか、生前の記憶のほとんどを喪っている。サーベラスとしての任務の傍らで、一枚の写真に写る、すでに名前すら忘れてしまった女性を探し続けている。
キャラクターたちとの交流と「親密度」
拠点にいる各キャラクターと主人公の間には「親密度」が存在し、親交を深めることで高められる。親密度が高まった相手からは、貴重なアイテムを譲り受けられるようだ。
親密度が低い時は、汎用的な消費アイテムやジェスチャーなどを譲ってくれる。親密度が高くなると、もらえるアイテムのバリエーションが増加。貴重な強化素材や専用の武器を譲ってくれることも。
ムラサメやココといった、サポートキャラクターたちとも交流できる。キャラクターによって譲ってくれるアイテムは異なるため、積極的に話しかけてみよう。
『CODE VEIN』拠点紹介動画も公開中!
『CODE VEIN』の世界を形成する歴史や世界観を紐解くキーワード
崩壊した近未来を舞台に繰り広げられる、『CODE VEIN』の物語。世界はなぜ崩壊してしまったのか? ここでは、ゲーム本編までの歴史と、それに関するさまざまな設定やキャラクターといった、世界観について紹介しよう。
【ゲーム本編までの歴史】
大崩壊 | |
■吸血鬼の誕生 ■Q.U.E.E.N.(クイーン)計画開始 ■クイーンの暴走 |
|
クイーン討伐戦 | |
■赤い霧の発生、血涙の泉の出現 ■グレゴリオ・シルヴァによる統治 臨時総督府と治安維持組織サーベラスの立ち上げ 人間の保護管理、血税制度の導入 |
|
現在 |
【世界の崩壊と吸血鬼の誕生】
BOR寄生体
生体器官再生式(Biological Organ Regenerative)寄生体の略称。生体機能を失った屍骸の心臓部に寄生し、自身の血液を全身に流し込むことによって脳を含むあらゆる器官を支配し操る。
侵蝕レベルを一定の状態に留めるように改良されたBOR寄生体を、死亡した人間の心臓に埋め込むことで、本来の意志を維持しつつ不死の存在となる吸血鬼、レヴナントが生まれた。
【吸血鬼の特性】
灰化
心臓に寄生するBOR寄生体を破壊した場合は体細胞が結合崩壊を引き起こし、宿主もろとも灰と化す。この場合、二度と再生できなくなり、吸血鬼は「死」を迎えることとなる。
堕鬼(ロスト)
寄生体によって変質した人間。吸血鬼の末路。血への飢えが閾値を超え自我喪失することで、吸血鬼は堕鬼になる。BOR寄生体による侵蝕が加速的に進行し、宿主と細胞レベルでの融合を果たすため、BOR寄生体そのものの破壊、つまり灰化させることが実質的に不可能となる。心臓を破壊されても消滅しない、真の不死のバケモノであり、人だった頃の理性は一切残っていない。
【Q.U.E.E.N.(クイーン)計画】
吸血鬼の欠陥である「同種への血の渇き」を抑制し、完全なる戦士をつくり出すという目的で進められた計画。あらゆる生命体の血液をBOR寄生体に取り込ませ、同種への血の渇望を分散・抑制し、渇きの症状を抑えることに成功するが、激しい苦痛を伴う何度もの実験に被検体の少女が耐えきれず暴走。クイーン討伐戦に至る。
クイーンの姿。暴走した際のまま、検査着のような衣服に身を包み、腕には包帯が見える。その体からは吸血鬼の血の渇きを促進させる瘴気が発せられ、マスクなしでは近づくことすら困難。無数の棘を操るその力は強大で、数えきれない吸血鬼が屠られている。さらに、周囲の堕鬼を意のままに操る能力も確認されている。
【クイーン討伐戦】
暴走したクイーンを討つべく、グレゴリオ・シルヴァの指揮のもと、吸血鬼部隊が人類の存亡を賭けて戦った。兵士として投入されたのは、大崩壊時やクイーンの暴走により死亡した人間からつくられた吸血鬼たち。多くの吸血鬼を生み出す要因となった事件とも言える。また、その後多くの堕鬼が生み出される原因にもなった。
グレゴリオ・シルヴァ
CV:大塚 明夫
元軍人の吸血鬼。大崩壊後、吸血鬼の誕生からクイーン計画まで、人類を救うべく指揮を執ってきた。暴走したクイーンが人類の脅威となると判断したシルヴァは、クイーン討伐のための戦いを起こし、自らも吸血鬼として蘇ってその指揮を執る。
【クイーン討伐戦後の統治】
クイーン討伐戦後、シルヴァは限られた人間の血と血涙を管理するために臨時総督府を立ち上げ、吸血鬼たちの統治を行なった。その圧政に、反発を抱く吸血鬼も少なくない。
血涙を総督府に納める「血税」の徴収は、力の弱い吸血鬼における奴隷化の一因にもなっている。
残された人間たちも自由を奪われ、厳しく管理されている。吸血鬼たちにとっても、人間の血は貴重。
臨時総督府
クイーン討伐戦以降に設立された、シルヴァが指揮を執る機関の総称。吸血鬼に対する血涙の徴収と分配や、保護シェルターを利用した人間の身柄保護などを行なっている。
治安維持部隊「サーベラス」
シルヴァ率いる臨時総督府に所属する吸血鬼部隊。各地で生活する吸血鬼の活動を監視し、定期的に血涙の徴収と分配を行なう。クイーン討伐戦を生き延びた猛者が多く集い、その戦闘能力は極めて高い。
——————————————
CODE VEIN (コードヴェイン)
・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:ドラマティック探索アクションRPG
・発売日:2018年発売予定
・価格:未定
・CERO:審査予定
——————————————
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
コメントの受付は終了しました。