『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』の魅力をプレイレポート!【特集第4回/電撃PS】

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『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』の魅力をプレイレポート!【特集第4回/電撃PS】

「SDガンダム ジージェネレーション」シリーズの新たな”原点”として、「ガンダム」作品の”原点”となる宇宙世紀100年の戦役を描く『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』。その魅力を、電撃PlayStation編集部が紹介する特集企画の第4回は、待望の発売を迎えた本作の基本をおさらいするほか、恒例の特別企画としてシリーズ過去作との違いをチェックしていきます。さらに、担当ライター・Lによるインプレッションもお届けするのでお見逃しなく!

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前回までの特集記事はこちら

『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』で宇宙世紀100年を体験せよ!【特集第1回/電撃PS】

『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』の基本システムを一挙公開!【特集第2回/電撃PS】

『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』の盛りだくさんの進化点に注目!【特集第3回/電撃PS】

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宇宙世紀100年の歴史をたどる「原作追体験型」の「ジージェネレーション」最新作

本作は「ガンダム」作品に登場する多彩なモビルスーツなどの兵器やキャラクターを集めて、自分だけの部隊を編成・育成していけるシミュレーションゲーム。シリーズでは、なんと9年ぶりに登場する「原作追体験型」の作品で、原作のシチュエーションにそった戦いが楽しめるのが特徴です。前作や前々作などは、複数の作品の世界観を1つにまとめて独自の物語が展開する「ブレイク型」だったので、古くからのファンには懐かしい、近年からのファンには新鮮な、「ジージェネレーション」を楽しむことができます。また、TVアニメやOVAはもちろん、ゲーム作品も含めて、コンセプトの「新たな原点」にふさわしい宇宙世紀につらなる40以上もの作品が参戦! その半数近くにシナリオが用意されていて、宇宙世紀100年の歴史をたどるボリューム満点の物語を満喫できます!!

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原作の名シーンをなぞったイベントやCGムービーも多数収録されていて、宇宙世紀の歴史をたどる戦いを盛り上げる!

シリーズおなじみの要素は健在! 新要素も加わりさらに奥深く!!

本作は”ガンダムシミュレーション”として多彩なモビルスーツをはじめとした兵器やキャラクターを育成できるだけでなく、「開発」や「設計」で新たな機体を生み出す、敵軍のユニットを「捕獲」して自軍のユニットにできるなど、さまざまな手段で戦力を強化できます。また、第3回で紹介したように、戦艦の新たな攻撃「グループ攻撃」やゲスト機体を生産リストに登録できる「GETゲージ」をはじめ新要素も豊富に用意されています。ただ、盛りだくさんのシステムにより戦略性の高いバトルを楽しめるとはいえ、本作のバトルの基本は「移動」や「攻撃」といったコマンドで行動を決め、それを自軍ターンと敵軍ターンを交互に繰り返して進めていくという非常にシンプルでわかりやすい内容。初めてシリーズに触れる人でも、問題なく楽しめること間違いなしです!

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「開発」、「設計」、「生産」といったシリーズおなじみの要素で自軍を強化! 新たに戦艦もレベルを上げられるようになっていて、育成の楽しみがさらにアップしています。新システムの「グループ攻撃」は、敵の撃破に役立つだけでなく、戦艦のレベルアップにも頼りになるかも?

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条件を達成すると機体の生産リストへの追加といった報酬が手に入る新要素の「クエスト」や、味方ユニットの移動力を大きく上げられる「SFS(サブ・フライト・システム)」の復活など、ほかにも本作には見逃せない要素が用意されています。

「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」のステージで、シリーズの進化に驚愕!?

『ジェネシス』とPlayStation®で発売された第1作『SDガンダム ジージェネレーション』(以下、初代)の戦闘アニメーションや演出などを比較して、「ジージェネレーション」シリーズの進化に迫る特別企画。今回は、本作のTVCMやPVでナレーションを担当している大塚明夫氏が熱演しているアナベル・ガトーが登場した「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」のステージから、それぞれのオドロキの違いを見ていきましょう!

『SDガンダム ジージェネレーション』

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『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』

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「デラーズ・フリート」が行なった「星の屑作戦」の真の目的である「コロニー落とし」を阻止しようとするコウ・ウラキのガンダム試作3号機と、ガトーが乗るノイエ・ジールが対決する原作のクライマックス。2作品ともに、デラーズの仲間のシーマ・ガラハウが裏切って地球連邦軍に味方したり、コロニーを破壊するためにソーラ・システムが使われる、原作にそった物語が展開します。しかし、基本的にユニットの大きさがすべて共通の初代に対し、本作ではガンダム試作3号機とノイエ・ジールの巨大さがしっかり表現されている点は注目! さらに、初代ではコロニーが地球へ向けて移動し、それを地球に落下するまでに破壊するというステージギミック的なイベントが存在しました。本作では、初代同様、コウたちとガトーたち、そしてシーマたちの三つ巴の戦いになるのですが、物語の展開として、原作同様にコロニーは地球に落下することに。また、ソーラ・システムの発射シーンが大迫力のムービーで描かれるのも本作ならではです。

『SDガンダム ジージェネレーション』

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『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』

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初代の戦闘シーンでは、画面演出上の2機のサイズはほかのユニットと比べて圧倒的に巨大というわけではありません。本作では巨大さをしっかり感じられるうえに、立体的な演出も合わさり大迫力のバトルを堪能できます。ディテールのこまやかさもステキ!

超絶に進化していても「ジージェネレーション」ならではの楽しみは存続!

ここからは、本作をプレイした私=Lのインプレッションをお届けします。ぶっちゃけ、シリーズ初のPS4®対応作品だけに、画面写真が公開されるたびに「猛烈にキレイになったなぁ」とは思っていましたが、実際にプレイしてみるとグラフィック面のほかにも見どころ満載で、「ガンダム」ファンにして育成モノ好きな人間にはたまらない逸品でした。さっそく、その感想……というか感動を語っていきましょう!

そうはいっても、やはり新モデリングのモビルスーツが素晴らしい!

映像のほかにも魅力がいっぱいと言ったそばからなんですが、やはりグラフィックの進化はステキです。とくに戦闘アニメは必見! 参戦機体や戦艦のすべてが新規モデリング&前作までより等身が上がっているというのもありますが、リアルな駆動と立体的な演出の融合はもうヤバイレベルです。まあ、すべての武器でグリグリ動くというわけではなく、ビーム・ライフルといった射撃武器はおとなしめの動きが多いですが、それでも敵味方に関係なく、全ユニットの全武器の戦闘アニメを見ることをオススメします!

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戦闘アニメは神レベルかと。デフォルメされているのに原作の姿での動きの雰囲気が感じられるほど、駆動はホントにリアルです。

「原作追体験型」の物語の再現度に(フェイント込みで)ビックリ!

2007年にPlayStation®2で発売された『SDガンダム ジージェネレーション スピリッツ』以来、9年ぶりの「原作追体験型」の本作。多数用意されたステージに挑むときは、どのシリーズ作品から始めてもいいのが特徴です。でも、個人的に驚いたのが、前述の初代との違いでも明らかな物語の再現度の高さ。収録されているイベントは、しっかり原作の流れにしたがって物語が展開されます。また、ステージのなかには前半戦はジオン公国軍の部隊とともに戦い、後半戦は地球連邦軍の部隊に参加する、なんてステージも存在しました。

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さすがに「機動戦士ガンダム」のステージはアムロたちとともにシャアと戦いますが、ステージによっては予想外な軍で戦うことも!? シチュエーションの豊富さは、ファン必見です!

シリーズおなじみのシステムでの育成が楽しい!

個人的にシリーズで一番の魅力が、多彩なモビルスーツをはじめとした兵器やキャラクターの育成。バトルでレベルを上げることで強くなるだけでなく、「開発」することでレベルは1に戻るものの、より強い機体が手に入ったりするのは、チマチマ何かを育てていくのが大好きな人間にはたまりません。で、その魅力は、いろいろな新要素が追加されていてもバッチリ健在! 「開発」、「設計」、「交換」、「捕獲」などのシステムで新たなモビルスーツを入手し、それを鍛えることでさらなる機体を入手する……。ぶっちゃけ、エンドレスワルツです。「クエスト」の報酬が事前にわかるおかげで、場合によってはほしいユニットやキャラクターの入手方法がカンタンにわかるのはうれしい限り。さらに、本作では戦艦もレベルを上げて強化できるようになっているので、育成の楽しみはシリーズ最高レベルなんじゃないでしょうか? いや、エンドレスで強化しなくても、自分の好きな機体やキャラクターを鍛えるだけでも十分楽しいのが「ジージェネレーション」シリーズ。普段、あまりシミュレーションゲームをプレイしない人でも、最初は「移動」や「攻撃」といったコマンドを選んでいくだけで十分戦えます。慣れてきたら、敵を撃破すると最大2回まで追加で行動できる「チャンスステップ」などを活用すると、最初に苦戦していたのがウソのようにガンガン敵を撃破していけるようになりますよ!

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さまざまなシステムでユニットやキャラクターを収集&育成。もちろん、どのように鍛えるかはキミしだいなので、その気になればシャアをガンダムに乗せ、シャア専用ザクに乗ったシャアと戦うというムチャもできちゃいます!

史上初の記録に配信コンテンツなど、注目要素はほかにも存在!

本作の見逃せない注目要素の1つが、なんといっても史上初のPS Vitaカード2枚組仕様での登場。1枚はメモリーカードにデータをインストールするためのもので、もう1枚を本体に差してプレイするようです。とんでもない大ボリュームの作品になっている!? ちなみに、私が予約したのもPS Vita版(正確にはダウンロード版)だったりします。このタイプのチマチマ育成を楽しむゲームは、個人的に携帯機のほうで遊びたい派でして。また、第3回までにお伝えしてきたように、本作には発売後に追加のユニットやキャラクターなどの配信が予定されていますが、なんとこれまで紹介してきたもの以外のコンテンツの配信も決定! 詳しくは『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』公式サイトをチェックしょう!!

「ADVANCE OF Z ~ティターンズの旗のもとに~」より、ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]。このほか「閃光のハサウェイ」や「THE ORIGIN」、「サンダーボルト」などの機体が配信されます! さらに、『ジージェネ』オリジナルのあの機体たちも……!?

▼ PS4®/PS Vita『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』のPS Storeでの購入はこちらから

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SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス

・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®Vita
・ジャンル:ガンダムシミュレーション
・発売日:好評発売中
・価格:PS4® パッケージ版 希望小売価格 8,200円+税
    PS4® ダウンロード版 販売価格 8,856円(税込)
    PS Vita パッケージ版 希望小売価格 7,600円+税
    PS Vita ダウンロード版 販売価格 8,208円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)

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『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』公式サイトはこちら

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