これまでのシリーズをプレイしてきた人なら、まさに”待ちに待った”であろう本作の「MGO」。『MGSV:TPP』本篇と同等のクオリティで、気軽なオンライン対戦が楽しめるだけに、早くも戦いに参戦しているプレイヤーも多いことだろう。ここではそんな「MGO」の基本について改めて解説。まだ参戦していない人は、ぜひその激しくも楽しい戦いに身を投じてほしい。
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■最大3人の自分の分身(キャラクター)を作成してクラスを設定
「MGO」で使用するキャラクターは最大3人まで作成可能。そのうちの1人は『MGSV:TPP』本篇で作成したアバター(男性)になる。残りの2人も自由に容姿をエディットできるほか、こちらは性別を女性にすることも可能だ。そしてキャラクター作成時は「偵察」「重装」「潜入」の3つのクラスのうち1つを選択。それぞれ得意な役割や装備が異なるので、自分のプレイスタイルにあわせて設定しよう。3キャラクターをそれぞれ別のクラスに割り振り、すべてのクラスを試してみるのもありだろう。
【偵察】
索敵能力が高く、遠距離からの戦闘や仲間のサポートを得意とするクラス。体力や移動速度も標準的で、「MGO」初心者にオススメといえるだろう。
【重装】
体力が高く、強力な武器での戦闘が得意。ただし重装備ゆえに、移動速度が遅いというデメリットもある。さまざまな銃火器を存分に使いたい人向けのクラスだ。
【潜入】
移動速度が速く、CQCなどの接近戦が得意。一方、体力は低めで、真正面から戦闘を挑む戦い方には向いていない。ステルスに自信のある上級者にオススメのクラスだ。
そしてキャラクター作成後は、対戦をこなしていくことでそのキャラクターが成長し、さまざまなアビリティや武器を使いこなすことができるようになる。アビリティは特定の武器の攻撃を強化するものから、マーキングや尋問を強化するものまで多種多様。各アビリティにはコストの概念があり、コストの低いものは複数セットできる。逆にコストの高いアビリティは強力なものが多い反面、セットできる数は少なくなる。自分の戦い方に合わせて選択していこう。
なお、戦闘能力に影響しない装身具については、「MGO」をプレイすることでたまるポイント”GP(ギアポイント)”を消費して入手できる。一部の装身具やカラーリングに関してはMBコインを使用するものもあるが、ほとんどはゲームをプレイしてGPをためれば入手可能なものばかりだ。戦闘能力だけでなく、ぜひキャラクターの外見にもこだわってほしい。
■ルールの異なる3種類のミッションと、多彩な地形の5つのマップ
ゲームは自分がホストとなって設定したマッチに参加してもらうか、別のホストが設定したマッチに参加する形でスタート。ホスト時は1マッチにつき最大5つのミッションを設定でき、最大プレイヤー数やブリーフィング時間などを自由に決めることができる。パスワードを設定して知人のみと戦いを楽しむことも可能だ。
そしてミッション(=ルール)は3種類、マップは5種類が存在。それらを組み合わせて白熱の戦場を作りだそう。
【ミッション:BOUNTY HUNTER(バウンティハンター)】
敵をキルするかフルトン回収すると、相手チームのチケットを1つ減らすことができ、先に相手チームのチケット数を0にしたほうが勝利。さらに敵を殺害したプレイヤーは”賞金首ポイント”が上昇し、賞金首ポイントがたまった敵プレイヤーをフルトン回収で生け捕りにすると、賞金首ポイントぶんのチケットを奪い返すことができる。絶望的な状況からでも大逆転の可能性があるミッションだ。
【ミッション:CLOAK AND DAGGER(クローク&ダガー)】
潜入チームと防衛チームに分かれ、潜入チームはデータディスクを回収し、回避ポイントでアップロード(特定の場所に待機)を完了させれば勝利。防衛チームはデータディスクを守りきれば勝利となる。潜入チームは全員がステルス迷彩を装備しているが、日の当たる場所などでは発見されやすくなるため過信は禁物。なおこのミッションで倒された場合は復活することができず、いかに相手チームの人数を先に減らせるかが重要になる。
【ミッション:COMM CONTROL(コムコントロール)】
攻撃側はマップ上にある通信タワーの制圧を、防衛側は通信タワーの防衛を目指す。通信タワーの制圧は、拠点内に一定時間留まることで可能となり、攻撃側が制圧した場合は機密書類のダウンロードがスタート。これが100%になると攻撃側の勝利だ。通信タワーは数ヶ所あり、制圧したタワーの数が多いほどダウンロード速度は上昇する。いかに多くのタワーを味方の制圧下に置けるかがポイントだろう。
【マップ:JADE FOREST】
アフリカのジャングル奥地が舞台。ジャングル内には村も存在する。
【マップ:RED FORTRESS】
アフガニスタンのソ連軍基地と、その周囲の乾燥地帯で構成されている。
【マップ:GRAY RAMPART 】
「MGO」オリジナルのマップで、ダムとその周辺施設、橋で構成されている。
【マップ:AMBER STATION】
港に面したガス精製所。さまざまな階層に分かれた建造物となっている。
【マップ:BLACK SITE】
『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES』の舞台となった米軍基地の9年後。
■「MGO」独自の装備品、そしてユニークキャラも存在!
「MGO」には本篇に登場した武器や装備だけでなく、下記のように「MGO」だけで使用できる武器も存在。ぜひ戦いをこなして使いこなせるようにしておきたい。
【E.LOCATOR】
投擲系サポートウェポン。レーザーを全方向に出力して、範囲内にいる敵をマーキングする。
【FULTON CANNON】
設置系サポートウェポン。前方に敵が進入するとフルトン回収装置を発砲する。
【E-RB WORMHOLE GEN】
設置後に発生するワームホールに近づく事によってバディの位置までワープする。なお、バディ(チームメンバーの1人)は、いわば戦闘中の相棒ともいえる存在で、お互いの位置や状態などを共有することができる。
【CUTE DECOY】
設置系サポートウェポン。接地範囲内に近づいた敵や、双眼鏡でCUTE DECOYを覗いた敵を一定時間魅了し、拘束状態にする。
さらに、「MGO」ではユニークキャラクターとしてスネークとオセロットの2人も使用可能。彼らはミッション開始時にランダムで使用でき、それぞれロケットアームや二丁拳銃など、ほかの兵士にはない能力を持っている。ほかにも、マップ内にはウォーカーギアが設置されている場合も。それらをいかに使いこなすかも重要となる。
以上、「MGO」の大まかな概要をお伝えしたが、実際にプレイすれば、本篇とはまた違った対戦の楽しさを確実に感じることができるはず。過去シリーズの「MGO」を未体験の人も、ぜひこの白熱の戦場に参戦してほしい!
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