『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』新たな物語、新たなバトルの展開――【特集第5回/電撃PS】

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『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』新たな物語、新たなバトルの展開――【特集第5回/電撃PS】

正式リリースから約2週間が経過した現在、レベル60となってメインストーリーをプレイし終えた人もかなりの数が存在します。しかし、「竜詩戦争」の物語をまだ見終えていない人たちはもちろんのこと、すでにレベル60になった人にとっても、まだまだ『蒼天のイシュガルド』は始まったばかり。今回は、これから長くかかわる3種の新ジョブについての所感や、ダンジョンを含むバトルコンテンツの雰囲気などに焦点を当てていきます。

■新ジョブ3種の使用感は?

『蒼天のイシュガルド』で初登場した新ジョブ「暗黒騎士」「機工士」「占星術師」。これまでとは異なる要素を持つこれらのジョブの概要は特集第2回で触れましたが、果たして実際は”どんな”ジョブなのか? 今回はそれぞれをプレイした冒険者に、実際動かしてみてのざっくりとした所感を尋ねてみました。

・暗黒騎士

単体対象へのコンボに加えて魔法で周囲の敵の敵視を集めたり、コンボでMPを回復できたりと、暗黒騎士のタンク(盾役)としてのプレイ感覚は「ナイトと似ている」という意見が多い様子。しかし、ナイトと異なる暗黒騎士独自の特徴ももちろんあります。最も大きいのは、MPを消費することで攻撃力を大きく上げられる「暗黒」や「ダークアーツ」といったアビリティが存在する点ですね。これらを活用することで攻防ともに大きな効果を得られるわけですが、敵視を上げる範囲魔法などを使い続けているとすぐにMPが枯渇してしまうため、その他のアクションでどうMPを補給していくかが、暗黒騎士の長所を最大限発揮するためのカギとなるようです。

・機工士

遠距離物理DPS(攻撃役)ということで、自由に移動しながら攻撃可能な点が特徴。ヘヴィやバインド、沈黙、スタン……とほぼすべての状態異常を与える技がそろっているのも魅力です。また、ダメージを与える特定アクションを使用すると一定確率で追加効果が発生し、ほかのスキルの威力が上がるなどの恩恵を得られます……が、DPSとしての火力が、その特殊効果が発生するかどうかで左右されがちな感覚があるのも事実。確実に追加効果を発生させられる「リロード」「クイックリロード」を使い、その効果中にほかのアビリティも併用して一気にダメージを与える運用が基本となりそうです。そのほかにも、設置後に自動で攻撃を行なう「タレット」を使えるようになれば攻撃力の底上げが可能となり、さらには支援効果によって味方のTPやMPを回復可能になります。かなり多彩な行動が可能なジョブですね。ちなみに、ジョブクエストの登場人物・ジョイさんは非常にインパクトのある人物。必見!

・占星術師

占星術師は、タロットカードをドローし、引いたカードの種類に応じた特殊効果で味方のサポートが可能なヒーラーです。最大の特徴は、同じヒーラーである白魔道士のように回復+継続回復重視で動く「ダイアーナルセクト」と、学者のように回復+ダメージ軽減重視で立ち回る「ノクターナルセクト」のスタンスを使い分けられる点。ヒーラーが2人いるコンテンツで戦う際に、もう1人のヒーラーのジョブに合わせて戦い方を変えていけるという強みがあります。カードの効果にはオンリーワンの効果も多いため、効果をしっかり覚えて、最適な対象(自分、タンク、DPSなど)に使用できるようにしておきたいところです。

■高レベルダンジョンで新ジョブのプレイヤーと出会うことも

アーリーアクセスから数えると3週間近くが経過していることもあり、プレイヤーのレベルもかなり上がってきました。既存のジョブはもとより、新ジョブでレベル60になっている人もかなりの数が見られ、高レベルのダンジョンで彼らとともに戦う機会も増えています。とはいえ、では低レベルダンジョンに人がいなくなっているか……というとまったくそんなことはありません。ちょうどメインジョブで物語をすべて見終えたプレイヤーが新ジョブに触りはじめた時期でもありますので、コンテンツファインダーはどのレベル帯も非常ににぎわっている状態です。今からレベルを上げ始めるプレイヤーには絶好のタイミングと言えるかもしれませんね。

■物語の結末を見て「終わり」じゃない。その先の遊びへ

『蒼天のイシュガルド』メインストーリーを見終えたからといって、そこでプレイが終了とならないのが本作のおもしろいところ。というより、冒険者にとってはむしろここからが本番といった雰囲気でしょうか。MMORPGである『FFXIV』は数カ月置きに大型アップデートを実施しており、”今”の先にある物語が続々と登場します。その”先”に備えて、現状のコンテンツを隅々まで楽しんでおきたい……というのが冒険者の心情といったところですね。具体的には、レベル60になってから貯められるアラガントームストーン:法典というトークンを集め、強力な装備品と交換し、そして「極」と銘打たれた新たな蛮神「ビスマルク」「ラーヴァナ」との激戦に挑むという流れ。その過程であるところの高レベルダンジョンめぐりや強力なモンスター「リスキーモブ」狩りが、現在かなりのにぎわいを見せています。

■レイドダンジョン「機工城アレキサンダー」登場!

本記事が掲載されるのが7月6日。その翌日の7月7日には、いよいよレイドダンジョン「機工城アレキサンダー」が実装となります。レイドダンジョンとは、これまでのダンジョンとは比較にならない難度を誇るバトルコンテンツ。クリアには相応の装備と腕が求められる代わりに、破格の報酬が手に入るのが魅力です。さらに2週間後には「アレキサンダー」のハードモード、さらにその先には、日程は未定ながら新たなアップデート……と続々つながっていくわけで、いち冒険者としてはワクワクし通し。この先も、『FFXIV』の世界はまだまだ盛り上がり続けるはずです!


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前回までの特集記事はこちら

『FFXIV』初の拡張パッケージ『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』発売まで残り2週間! 特集スタート!【特集第1回】

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』アーリーアクセス直前! ジョブなどの新要素に迫る【特集第2回】

ついに本日リリースの『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』。プロデューサー兼ディレクター・吉田直樹氏にインタビュー!【特集第3回】

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』正式リリース後の世界をめぐる【特集第4回】

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