累計5,000万部を超え、全世界が震撼したメガヒットコミック「進撃の巨人」。好評発売中のPlayStation®4/PlayStation®3/PlayStation®Vita用ソフトウェア『進撃の巨人』は、原作、アニメの独特かつ魅力的な世界を忠実に再現したタクティカルハンティングアクションだ。人類を食らう脅威「巨人」に立ち向かう主人公エレンたちの死闘を、まるでアニメの世界でキャラクターを操作しているような感覚で遊ぶことができる。
2月18日(木)の発売から一カ月が経ち、多くの団員が巨人を駆逐すべく日夜奮闘していることだろう。まだプレイしたことがないけれど、面白そうだなと興味を持った方や詳しい情報を知りたくなった方も、これまで6回にわたって特集をお送りしてきたので、ぜひ過去記事を読み、訓練兵団に入団していただきたい。
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前回までの特集記事はこちら
【特集第1回】ゲーム『進撃の巨人』であの衝撃と絶望と歓喜を追体験! 2月18日、心臓を捧げよ!
【特集第2回】ゲーム『進撃の巨人』──空中アクションの基礎は第104期生と学ぶ!
【特集第3回】ゲーム『進撃の巨人』──巨人の群れと対峙したとき、君がすべきこととは?
【特集第4回】ゲーム『進撃の巨人』──お笑い界の巨人も襲来!? オンライン協力プレイも発表! 完成発表会レポート
【特集第5回】ゲーム『進撃の巨人』──壁外調査で人類の力を蓄えよ! 発売直前インプレッションも!
【特集第6回】ゲーム『進撃の巨人』本日発売! 人類の存亡を懸け、いざ巨人たちとの戦いの世界へ!
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また、公式サイトの「GALLERY」では、プレイ動画や本作のシステムを説明する動画が多数アップされているので、そちらもチェックしてみよう。
特集7回目となる今回は、本日3月24日(木)より配信の無料大型アップデートで追加された「オンライン共闘モード」「特殊模型」「オリジナルスキル」を中心に、PS.Blogスタッフによるプレイレポートを交えてお送りする。
今回もコーエーテクモゲームスの鯉沼久史プロデューサーより、制作の意図や開発中のエピソードなどをまとめたコメントをいただいたので、合わせてお伝えしよう。
【プロデューサーが語る”大型アップデート”秘話】
ユーザーからの要望に応えるのはもちろん、きめ細かな改善も行ないました
まずは大型アップデート全体と、発売後の反響について、鯉沼プロデューサーのコメントをお届けする。その言葉からは、コーエーテクモゲームスの”あくまでもユーザー本位”な姿勢が伝わってくるはずだ。
なお、本日配信の無料大型アップデートでは、今回紹介する以外にもユーザーインターフェースの変更など、細かな調整が施されている。気になる方は、公式サイトで確認しておこう。
コーエーテクモゲームス
『進撃の巨人』プロデューサー 鯉沼久史
●待望のオンライン協力プレイの追加に合わせ、さらなるお楽しみを投入!
開発当初、アップデートの配信予定は特になかったのですが、ユーザーの皆様から「オンラインマルチプレイ」をはじめとしたご要望が大変多かったため、急遽追加することにいたしました。同時に、お楽しみ要素もいくつか追加しようということになり、今回の無料大型アップデート配信の運びとなりました。
●オンライン協力プレイだけでなく、シングルプレイも調整
原作、アニメを追体験できる「進撃モード」をクリアすると、地獄級の難しさである「真・進撃モード」がプレイできるようになります。ただ、「進撃モード」の難易度「やさしい」「普通」との間に大きな格差があるため、その中間を作ろうということで、「難しい」の追加を行ないました。
また、プレイ意欲を高めてもらうため、「真・進撃モード」の依頼達成の際の報酬を追加、装備の補強上限の拡張、その他戦闘バランスの調整など、ゲームを長く遊んでいただけるように改善しています。
今後のアップデートは特に予定していませんが、ゲーム公式Twitterをはじめ、ユーザーの皆様からさまざまなご意見・ご要望をいただいており、うれしく思っています。やはり「立体機動アクションが爽快で気持ちいい!」という反響が最も多いですね。今回最も苦労したポイントだったので、喜んでもらえるのは本当にうれしいです。
■「オンライン共闘モード」は”助け合い”で生き延びる
待ちに待った協力プレイが楽しめる「オンライン共闘モード」は、さまざまな任務をこなす「壁外調査モード」を最大4人でクリアしていくというもの。1人では達成困難な任務も、4人で力を合わせれば達成しやすい。
※PS4®でオンラインマルチプレイを楽しむには、PlayStation®Plusへの加入(有料)が必要です。
協力プレイ中は、戦闘で瀕死になったキャラクターは自力では復帰できず、99秒後に死亡してしまう。その前にほかのプレイヤーが接近して救援すれば、戦いに復帰することが可能だ。
プレイヤー全員が瀕死になるか、プレイヤーの誰かが死亡してしまうと任務失敗となるので、互いに救援しあうことが任務達成のカギとなる。同時に複数の巨人の真っ只中に突っ込んだり、近くに巨人がいるにも関わらずほかのプレイヤーを救援しようとしたりするなど、無謀な行動は極力控えるべきだ。
シングルプレイではもらえない、「オンライン共闘モード」だけの報酬ボーナスも魅力の1つ。誰にも頼らず任務をクリアする孤高のプレイも楽しいが、報酬や時間効率を考慮するなら協力プレイのほうが圧倒的にお得というもの。特にこだわりがないなら、「壁外調査モード」は常に「オンライン共闘モード」で遊んでもよいだろう。
【プロデューサーが語る「オンライン共闘モード」開発秘話】
兵士たちが協力して生き延びる──そんな体験を目指しています
「オンライン共闘モード」での協力プレイは、シングルプレイとはどのように差別化されているのだろうか。その開発意図を鯉沼プロデューサーにうかがった。
●ユーザーの反響が鯉沼氏の確信を後押し!
昨年9月の「東京ゲームショウ2015」でゲーム画面を初公開した本作は、ありがたいことに非常に多くの反響をいただきました。その中でも最も多かった要望が「協力プレイがしたい」というものでした。実は私自身も「協力して巨人を狩れたら絶対に面白い!」と確信を持っていたので、ユーザーの皆様の声に後押しされ、当初計画になかった「オンライン共闘モード」の実装を決定しました。
●助け合いを楽しむだけでなく、報酬面でもメリット
シングルプレイとの最も大きな変更点は、巨人の攻撃を避ける切り札「アクセルタイム」が使えなくなった代わりに、瀕死のプレイヤーを救援できるようになったところです。「オンライン共闘モード」では、味方と助け合うことがさらに重要なゲーム性になっています。しっかり味方と連携することができれば、1人ではクリアが困難だったミッションもクリアできるでしょう。
また、「オンライン共闘モード」では、獲得できる報酬にボーナスがついているので、資金を稼ぐ手段としても非常に有効です。
●欲しい資材でホストを選んだり、友人だけでプレイもできる
「オンライン共闘モード」は、ホストが部屋を立て、ゲストが部屋を選択し参加する形式となります。プライベートな部屋も作成することもできるので、そこでは友人や知り合い同士でのプレイが可能です。
●まだ遊んだことがない方は今こそ始めるチャンス!
大変お待たせしました。ついに、オンラインでの4人同時協力プレイができるようになりました。アクションゲームが苦手で1人だと巨人が倒せるか不安だった方や、友達と一緒にゲームを楽しみたいという方は、ぜひ手に取ってください!
■オンライン協力プレイレポート
PS.Blog特別作戦班、壁外にてかく戦えり
オンライン協力プレイの概要は以上のとおりだが、実際のプレイ感はどんなものなのか? PS.Blogスタッフ2名、通称「PS.Blog特別作戦班」は3月某日、コーエーテクモゲームスを訪問。無料大型アップデートに先駆けて、実際に協力プレイを試す機会をいただいたので、その模様をお伝えしよう。
◆PS.Blog特別作戦班、コーエーテクモゲームスへ出撃!
PS.Blogスタッフを出迎えてくれたのは、ゲーム『進撃の巨人』ディレクターの喜多村智行氏と、広報担当の桂毅氏と時友茉里氏。原作、アニメに例えるなら、さしずめ調査兵団の猛者たちといったところか。
なお、記事を担当するPS.BlogスタッフAは、ゲームの本編にあたる「進撃モード」をひと通りクリアした程度のプレイヤー。スタッフBは、まだゲームの序盤しかプレイしていないうえ、そもそもアクションゲームはかなり苦手なタイプだ。
詳しくは実際に遊んでもらった方がわかりやすいとのことで、早速ゲームスタート。喜多村氏に「まずはメインメニューから壁外調査モードに入って、使用したいキャラクターを選んでください」とうながされ、スタッフAは使い慣れているミカサを選択。スタッフBはアルミンを選んだ。桂氏はリヴァイ、時友氏はエレンを使用。
今回はたまたま全員が別々のキャラクターを選んだが、同じキャラクターが重複した場合でも問題なくプレイできるので、協力プレイの際は自分の好きなキャラクターを選んでほしい。
それにしても、アクションゲームが苦手なスタッフBが、身体能力が低めで操作が難しいアルミンを使用するのはいかがなものだろうか……。
そんなスタッフAの懸念を感じ取ったのか、「アルミンのオリジナルスキルが便利そうだと思ったんだよ!」とスタッフBは若干キレ気味に説明。「オリジナルスキル」の概要については後半で説明するが、アルミンのオリジナルスキル「包囲陣形」は、チームメンバー(戦闘中に○ボタン敬礼や副任務達成でプレイヤーと共闘状態となったNPC)の人数に応じてチームメンバーが強化されるというもの。「自分が強力なキャラクターを操作するよりも、スキルで強化したチームメンバーに命令し、攻撃させたほうがマシ」という判断らしい。
ちなみに、スタッフAが選択したミカサの「オリジナルスキル」は「斬術」。こちらは加速に乗った攻撃を行なった際、刀身の耐久度減少を抑えられる効果。ブレードの交換や補給の回数を抑えられるので、なかなかに役立つスキルだと思われる。
◆慣れていなくても気後れする要素はなし! 安心親切な協力プレイの仕組み
キャラクターを選んだあとは、オンラインで遊ぶかオフラインで遊ぶかのメニューが表示される。今回はPS4®版でオンライン協力プレイを行なったが、PS Vita版ならば、それに加えてプレイヤー同士が集まって遊ぶアドホック通信での協力プレイも可能だ。
次は、プレイヤーが集まるための「キャンプ」を準備するか、すでに準備されている「キャンプ」を選んで参加するかを選ぶ。これでいよいよ、ほかのプレイヤーと合流することができる。
その間、喜多村氏は「キャンプを準備する場合は、“初心者歓迎””副任務達成重視”などプレイの傾向を設定したり、任務のエリア(難易度)を設定できたりするので、参加する側は自分の希望する条件に合ったものを選べます。また、ほかのプレイヤーには見えず、キャンプを作った人が招待したプレイヤーだけが入れる、プライベートなキャンプを作ることも可能です」と、「キャンプ」に関する情報を補足してくれた。
「キャンプ」ではメンバーのいずれかが任務を受注し、全員が□ボタンを押して準備完了状態になるまで、しばし待機。そろったところで任務開始となる。このあたりは、いわゆる協力プレイものに慣れている方であれば戸惑うことはないだろう。
さて、任務が始まってまず気がついた点は、シングルプレイ時にはなかった緑色の味方アイコンがマップ上にあること。早速、副任務(クリア条件には含まれないが、達成すると戦力がアップするなどメリットがある)の位置を示す緑の煙弾に向かってみると、ほかの味方アイコンも同じ地点に向かって集まってくる。阿吽の呼吸というか、いちいち意思表示をしなくとも気持ちが通じている感じが心地いい。
だが、1つだけマップの端で右往左往する味方アイコンが……。スタッフBの操作するアルミンである。「何やってるんですか。初回ぐらい集まって協力してくださいよ」と小声で注意するスタッフAに、「いや、そっちに向かおうとしてるんだが、移動してるうちに方向を見失ってな……」と答えるスタッフB。操作に慣れていないにも程があると思われるかもしれないが、一応スタッフBも「進撃モード」の1章はクリアしたとのこと。
とはいえゲーム『進撃の巨人』の協力プレイには、1人でもクリア可能に設計されている「壁外調査モード」の任務を、最大4人で同時プレイするという、いわゆるイージーモード的な側面もある。
「協力プレイでも巨人の耐久力は変化しません。だから単純に参加人数が増えれば増えるほど、任務の達成は楽になります」と喜多村氏。
多少出遅れたプレイヤーがいたとしても、何の問題もなく任務を遂行できてしまう。結果、最初に選んだ任務は、副任務など含めても5分程でクリアできてしまった。
1人で遊ぶ時に比べて、本当に、本当に楽である! さらに通常の報酬だけでなく、協力プレイ時のみのボーナス報酬までもらえてしまうのだから美味しすぎるというもの。
なお、ガスやブレードの供給はプレイヤーごとに独立しているので、誰かが使いすぎたとしても、自分の分が不足してしまうことはない。ついついガスやブレードを使いすぎてしまうという方も、ほかのプレイヤーの迷惑になる心配はないので、気後れせずに参加できるわけだ。
普通の協力プレイものにありがちな、プレイヤー同士の譲り合いや暗黙のルール。そして自分が貢献できているかどうかという不安。そんな細かいことは気にせず、1人で遊んでいるときと同じような気軽さで、ほかのプレイヤーたちと一緒に戦う一体感を味わえること。それこそがゲーム『進撃の巨人』の協力プレイの最大の魅力だ。
◆意識的に協力できるようになれば、人類の力を巨人に示せる!
しかし、いくら安心親切とはいえ、巨人が密集している場所の戦闘はなかなか大変である。今回のプレイでも、ある巨人を攻撃している間に、別の巨人の体にワイヤーが当たってアンカーが外れたり、横や背後からつかまれたりするということがたびたび起こっていた。
そこに喜多村氏から「苦戦するときは、閃光弾や音響弾といった消費アイテムを使うといいですよ」とアドバイスが。巨人の種類によって有効なアイテムは変わるが、アイテムを使えば巨人を行動不能にしたり、弱点であるうなじを無防備にしたりすることが可能なのである。
協力プレイでは各プレイヤーがこれらのアイテムを所持しているため、手が空いたプレイヤーがタイミングを見てアイテムを使用すると、ほかのプレイヤーは行動不能の巨人を仕留めていくだけで済んでしまうこともちらほら。もちろんこの手が万能というわけではないが、かなり有効であることは間違いない。
「さすがに4人もいると、1人ぐらい何もしなくても大丈夫だな!」とは、巨人に近づかず立体機動装置で飛び回っていただけのスタッフBの弁。実際大丈夫ではあったのだが、これをお読みの皆さんはくれぐれも真似しないように!
「さすがにアイテムくらいは使いましょうよ」とスタッフAがたしなめるが、「しょうがないだろ。うかつに接近すると、モタモタしている間に巨人に捕まっちゃうんだから。って、ホラ……」と、言っているそばからスタッフBのアルミンが巨人に捕まってしまう。さらに、△ボタン連打の脱出にも失敗して、瀕死の状態に追い込まれてしまった。
仕方がないので救援に向かうと、桂・リヴァイと時友・エレンも即座にアルミンのまわりに集まってきた! 何という息の合ったチームワーク。……冷静に考えればアルミンの救援と、周囲の巨人の討伐を分担するほうがチームワークとして高度と言えるかもしれないが、美しい光景だったことは確かである。
◆「特殊模型」やDLCの衣装など、誰かと遊ぶからこそ楽しみが増す要素も
何度か任務達成を繰り返したあとは、「キャンプ」で休憩。喜多村氏が時友氏に何やら耳打ちした直後、「キャンプ」に超大型巨人が出現! 無料大型アップデート後に制作が可能になる「特殊模型」は「キャンプ」に設置しておくと、協力プレイ時にほかのプレイヤーに見せることができる。もちろん、ほかのプレイヤーも「特殊模型」を設置していれば、最大で4体の巨人が「キャンプ」に並ぶことになる。「特殊模型」の概要については後半でもお伝えするが、桂氏とPS.Blogスタッフの2人も早速「特殊模型」を設置してみると、実に異様な光景となった。
ちなみに、ダウンロードコンテンツ(DLC)として購入できるキャラクターの追加コスチュームも「特殊模型」と同様、1人でながめているより、キャンプでほかのプレイヤーにも観てもらうとさらに楽しくなる。着る側だけでなく、観る側もDLCを購入している必要はあるものの、追加コスチュームに着替えてほかのプレイヤーと一緒にぜひ遊んでほしい。装備も含めて細かいところまで作りこまれているので、プレイごとに意外な発見があるはずだ。
……そんなこんなで、2時間程の「壁外調査」のあと、PS.Blog特別作戦班はコーエーテクモゲームスを後にした。1人でプレイすれば10分以上はかかる任務を、半分程度の時間で圧倒的に楽にクリアでき、しかもボーナス報酬まで貰えるオンライン協力プレイは、実に魅力的。今回の無料大型アップデートで加わる「特殊模型」のコンプリートや、超絶難易度を誇る「真・進撃モード」制覇のための装備作りに、かなり心強い存在となることは間違いないだろう。
また、自力での「進撃モード」クリアをなかば諦めていたスタッフBも、「オンライン協力プレイで強力な装備さえ作れば、こっちのもの。進撃モードでも巨人を駆逐してやる!」などと珍しく意欲を見せていた。アクションゲームが本当に苦手な彼が参加していても何の問題も起こらなかったので、ゲームはほとんど遊ばないという原作、アニメファンの方も、ぜひ気軽にオンライン協力プレイにチャレンジしてほしい。
【ディレクターが語る「オンライン共闘モード」開発秘話】
もっともこだわったのは、「協力プレイでも変わらずに気持ちいい」ことです
プレイレポートでは、「豪華すぎる案内役」として特別作戦班をサポートしてくれた喜多村ディレクター。開発に関するコメントと、これから協力プレイに臨むユーザーへのメッセージをいただいた。
コーエーテクモゲームス
『進撃の巨人』ディレクター 喜多村智行
●シングルプレイの気持ちよさを残すこだわり
ゲーム『進撃の巨人』のセールスポイントでもある立体機動アクションは、高速での移動が特徴です。
オンライン協力プレイを実現するうえで、この高速移動アクションの爽快感を阻害しないこと、気持ちよさを維持することにもっとも注意を払いました。
シングルプレイでの面白さに、協力プレイでの遊びの広がりをうまく加えることができたと思っています。
●強大な巨人たちを打ち破るのは「集団の力」!
協力プレイでは、1人ではクリアするのが難しかったエピソードを皆さんでクリアしてください。副任務の全クリアなど、シングルプレイでは難しかったところも仲間と協力してプレイすることで達成できると思います。
また、DLCで最高難度のエピソードを配信しています。このエピソードを1人でクリアするのはかなり難しいので、ぜひ皆さんで協力してクリアしてみてください。
■「特殊模型」を飾れば、一目置かれる兵士に!?
「オンライン共闘モード」とともに無料大型アップデートの目玉となる「特殊模型」。こちらは巨人の模型を作り、「キャンプ」に飾るという遊びだ。プレイヤーのクリア状況に応じた巨人を模型として作成可能で、作成には資材と兵団資金が必要となる。巨人の種類によっては、レアな資材や多額の資金を必要とする場合も。また、設置した巨人の模型を調べると、カメラワーク付きでその巨人を観賞できる。
「オンライン共闘モード」での協力プレイ中は、参加プレイヤーが作成し、設置したそれぞれの模型を「キャンプ」で見せ合うことができる。また設置されている模型を調べれば、所持者の戦績やコンプリート率、プレイ時間なども確認可能だ。作成が困難な模型を置いて自慢するだけでなく、戦績を腕前の目安にしてもらうなど、作って飾るだけに留まらないコミュニケーション要素になっている。いわば名刺代わりといったところか。
■キャラクター固有の「オリジナルスキル」を習得可能!
大型アップデート後は、各キャラクターに新たなスキルが追加されるのも特筆すべきポイント。キャラクター固有のスキルを習得することで、個性がさらに際立ったものになり、新たなプレイ感を味わえる。「オリジナルスキル」を習得したあとは、早速「オンライン共闘モード」で効果のほどを披露してみよう。また、「オリジナルスキル」を習得するために、協力プレイを繰り返してレベルを上げるのも遊び方の1つ。
「人類の力」「お調子者」「自由の翼」など、「オリジナルスキル」は10人のプレイアブルキャラクターごとに固有のものが用意されているので、習得できるレベル7を目指そう。
【プロデューサーが語る「特殊模型」&「オリジナルスキル」開発秘話】
長く楽しんでいただくため、プレイ感を際立たせたり、自慢要素を追加しました
「特殊模型」と「オリジナルスキル」の追加意図についても、鯉沼久史プロデューサーからコメントをいただいた。どちらの要素も、コンプリートするまでにかなりの手応えを味わえそうな予感だ。
●自分のキャンプを「特殊模型」でデコレート
本作では「キャンプ」という戦場以外のパートがあります。ここに自由度を持たせたいと考えたのが「特殊模型」の始まりでした。オンラインを通じてユーザー同士が見せ合え、飾れるような要素を入れたかったのです。「進撃の巨人」を題材にして飾るものといえば、やはり巨人だろう、ということで実装に至りました。
「進撃モード」をクリアすれば、全ての「特殊模型」を調達可能です。ただし、作成するのにレアな素材が必要な「特殊模型」もいくつかあります。
キャンプではほかにも、”キャラクターとの交換日誌”や”プレイヤーの活躍が新聞記事になる”など、さまざまなやり込み要素を検討しましたが、残念ながらボツになりました(笑)。
●使ってみてのお楽しみ! 「オリジナルスキル」
「オリジナルスキル」を追加したのは、全てのキャラクターに独自のスキルを用意したかったからです。最後のスキルということもあって、各キャラとも非常に強力なスキルを用意しています。その効果については、ぜひ実際にプレイして確認してほしいですね。
■DLC第1弾から第4弾を一括購入できる、お得なセットも配信中!
2月18日(木)の発売日から順次配信されていた、有料のDLC。ゲーム中に使用できる追加コスチュームと追加武器、そして追加エピソードを購入することができる。
◆「正月」衣装
◆「正月」武器 大筆と羽子板/門松/独楽
◆「祭り」衣装
◆「祭り」武器 バチ/タイコ/ミコシ
◆「ハロウィーン」衣装
◆「ハロウィーン」武器 ロリポップ/キャンディバッグ/ジャックランタン
◆「クリスマス」衣装
◆「クリスマス」武器 クリスマスツリー/サンタブーツ/クリスマスケーキ
DLCは単品で好きなものを買うこともできるが、全部を一括で購入すればお得な値段で全てを楽しめる! これから購入する方は、セットでの購入を検討するとよいだろう。
なお、PS4®版では、これらの追加コスチュームがゲーム中のイベント場面などでも反映される。シリアスな場面と、かわいい衣装のミスマッチぶりに思わず頬がゆるんでしまうファンも続出とか。ぜひお試しあれ。
DLCで入手できる衣装や武器を動画でもチェック!
【DLCセット】
【全DLCリスト】
<第1弾>
<第2弾>
<第3弾>
<第4弾>
ゲーム『進撃の巨人』の魅力をお伝えしてきた特集も、これで最終回。今回は主に「オンライン共闘モード」について紹介したが、オンラインという壁外の世界へ早速旅立ちたくなった方も多いだろう。窮地に陥った仲間を助けたり、ときには自分が助けられたり──任務達成のために役割分担をする、普段とはひと味違う楽しさもある。発売日から遊び込んでいる人はもちろん、これから始める人でも安心して遊べる内容なので、本作をまだプレイしたことがない方も、この無料大型アップデートを機に挑戦してみてはいかがだろうか?
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原作/諫山創「進撃の巨人」(講談社刊)
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
©コーエーテクモゲームス
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