『eFootball ウイニングイレブン 2020』本日発売! 新たな体験を生むゲームプレイを徹底解説!【特集第2回】

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『eFootball ウイニングイレブン 2020』本日発売! 新たな体験を生むゲームプレイを徹底解説!【特集第2回】

すべてのサッカーファンに贈る──サッカーを愛する人のための、生まれ変わった「ウイニングイレブン」

人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン」シリーズ最新作、PlayStation®4用ソフトウェア『eFootball ウイニングイレブン 2020』(以下『ウイニングイレブン 2020』)が本日9月12日(木)ついに発売!

本作では、圧巻のテクニックでサッカー界を席巻し続けるアンドレス イニエスタ選手をアドバイザーに迎え、現実により近づく新たな世界観を実現している。統制された現在の守備組織を前に、狭いエリアでもしなやかに表現できるようになった新たなドリブル、個性が際立つボールタッチやコントロールに加え、サッカー界の内側にフォーカスした「Master League」にはクラブ内部のリアルな空気感が漂い、新モード「Matchday」では世界のファンがビッグマッチの興奮を共有する。

特集第2回では、さまざまな新要素を搭載する本作の中でも注目を集める、生まれ変わったゲームプレイをクローズアップ。製品版を使ったインプレッションをお届けする。

なお、前回の特集ではゲームプレイや「Master League」「Matchday」などの新要素を網羅・解説しているので、こちらも参考にしてほしい。

「フィネスドリブル」は効果大! パススタイルのプレイヤーもドリブルスキルの向上に挑む時がきた!?

本作で搭載された「フィネスドリブル」は、アドバイザーを務めるイニエスタ選手もリアルな完成度に納得の表情を浮かべる新ボールコントロール。ドリブル中に右スティックを入力すると、体の向きを保ったまま細かいタッチでボールを運ぶことができ、相手選手との間合いを計ってダッシュで突破したり、狭いスペースでのタックルをかわしたりするのに有効だ。

体の向きを保ったままでの細かなボールタッチという特徴から、前作までの「ニアコントロール」に替わるテクニックとなる。「ニアコントロール」がR2ボタンと左スティックの組み合わせで発動していたのに対し、「フィネスドリブル」は右スティックでボールを動かす方向を決められるため、より直感的に、よりスムーズにコントロールできるようになった印象だ。

とくに、プレイヤーどうしの心理的な駆け引きが生じる対人戦での効果は大きい。テクニックの高い選手がボールを持ち、あえて1対1や1対2の状況に身を置き、「フィネスドリブル」で突破を図る。成功すれば少ない人数でも守備ブロックを崩すことができるし、止められたとしても以降のプレイで選択の幅を突きつけられる。もはやチャレンジしない手はないだろう。

かく言う筆者は、長年「ウイニングイレブン」シリーズをプレイしてきた中で、攻撃に人数をかけ、パスで崩すスタイルを貫いてきた。これはパスサッカーへのこだわりと同時に、ドリブル操作に自信がなかったことが理由だ。しかし本作では、「フィネスドリブル」の使いやすさと効果の高さ、そして後述するキック難易度の変化によって、ドリブルスキルの向上に挑むべき時がきたという思いだ。

ドリブルを主体とするプレイヤーはもちろん、パスサッカーを標榜してきたプレイヤーも、「フィネスドリブル」を試してほしい。守備陣をスルスルと抜いていく快感を一度経験したら、もう病みつきだ。

状況によるキックの難しさをリアルに再現! パスサッカーは不利なのか──否!

本作では、ボールを正確にキックするということの難しさがリアルに再現されている。「ダッシュしている」「トラップせずにキックする」「体の向きと大きく異なる方向にキックする」「近い距離で相手のプレッシャーを受けている」といった状況では、キックミスが起こりやすくなった。

パスサッカーを主体にしてきた身として、これは痛い。前作までと同じ調子で、ワンタッチパスをつなぎながら攻め上がろうとするものの、パスの方向が乱れたり、ボールの勢いがなかったりして、攻撃を止められる場面が散見された。体をひねって後方にキックする時や、ワンタッチでヒールキックをする時はとくに顕著。当然、パスだけでなくシュートでも同様のキックミスが起こる。

ドリブルが強化された反動でパスが弱体化されたのか……? そんな邪推も頭に浮かんだが、冷静に考えれば現実のサッカーでも起こり得ることだし、ミスしやすい状況がわかっていればその対応もできる。

そう考え、あらためてプレイして気づいたのは、ていねいにキックの準備を整えればミスは減り、むしろこれまで以上に鋭い弾道で、クロスやスルーパスが味方に届くということだ。フリーの状況で狙いすましたキックは、狙った場所にピタリ。体勢と向きが十分なら、ワンタッチでも鋭く正確なボールが飛んでいく。

パスサッカーを実践するうえでは、いかにフリーでキックしやすい状況を作り出すかが重要。そのためには、ドリブルや隙を突いたトラップでマークを剥がす駆け引きも有効となるだろう。

状況によってキックミスが起こりやすくなったのは事実だが、それはさらなるリアルを追求した結果だ。そして、正確なプレイでパスを繋ぎ、フリーでラストパスを出す状況を作ることができれば、鮮やかなパスサッカーを完結させることができる。

「選手長所」を活かしたプレイに大きな可能性が……?

「選手長所」は、本作で新たに追加された能力の項目だ。「ドリブル突破」「グラウンダーパス」「フライパス」の3種類があり、選手の能力に応じてそれぞれ0~2のランクがつけられている。

これらの長所を持った選手にボールが渡ると、味方選手が長所を意識した動きをするようになる。「ドリブル突破」なら、味方が相手ディフェンスを引き付けてドリブル突破のスペースを空け、「グラウンダーパス」「フライパス」なら、味方が近寄ったりディフェンスラインの裏を狙ったりしてパスターゲットになろうとするわけだ。

味方選手のポジショニングは、個人の「プレースタイル」やチームの「攻撃コンセプト」「コンセプトアレンジ」にも影響されるため、「選手長所」の効果をはっきりと感じられた場面は少ない。しかし、この動きを見逃さず、意図的に利用できるようになれば、チームの連動性をさらに高められる可能性を感じる。

もちろん、「選手長所」を駆使するには、選手それぞれの長所とランクを把握しておくことが必要だし、これまで以上にお気に入りのチームを使い込んでおかなければならない。ハードルは高いかもしれないが、好きなチームにそこまでのめり込むのもサッカーファンとして望むところ。どれだけ使いこなせるか、トライしてみたくなる要素だ。

本気で戦うから面白い! eFootballの世界に飛び込もう!!

本作のゲームプレイには、操作して気持ち良く、リアルさに驚く要素が満載。高度なテクニックでも練習するほどに上達し、試合が楽しくなっていく。さまざまな新要素が追加される中でも、「ウイニングイレブン」の変わらない部分だ。

タイトルの”eFootball(イーフットボール)”はeスポーツ×サッカーという意味であり、より多くのプレイヤーにeスポーツへの参加機会を提供していきたいとの考えから名付けられた。

オフラインやオンラインで気軽に対戦できるモードを数多く搭載し、あらゆるプレイヤーが一体となって楽しめる新モード「Matchday」も登場。競技シーンでは、年間を通してさまざまな大会が予定されている。

競技者として真剣に打ち込むのも、フレンドとの対戦で一喜一憂するのも、あるいは観戦者として楽しむのも、それぞれのプレイヤーしだい。本気で戦うからこそ熱中できるeFootballの世界に、今こそ飛び込もう!

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eFootball ウイニングイレブン 2020

・発売元:コナミデジタルエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:サッカーゲーム
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 スタンダードエディション 希望小売価格 7,600円+税
    ダウンロード版 スタンダードエディション 販売価格 8,208円(税込)
    ダウンロード版 レジェンドエディション 販売価格 10,368円(税込)
・プレイ人数:1~4人(オンライン時:1~22人)
・CERO:A(全年齢対象)

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