2月10日(土)、11日(日)に千葉・幕張メッセにて開催された、ゲームファンとゲーム大会の祭典「闘会議2018」。そのプレイステーション®ブースで行なわれた、PlayStation®4用ソフトウェア『New みんなのGOLF』の「最強みんGOLファー 国内最強決定戦」と、『グランツーリスモSPORT』のエキシビションマッチの模様をお届けしよう。
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『New みんなのGOLF』トッププレイヤー4名による「最強みんGOLファー」国内最強決定戦
「闘会議2018」開催初日の2月10日(土)に行なわれた「最強みんGOLファー 国内最強決定戦」では、札幌、東京、大阪、福岡で行なわれた公式大会「最強みんGOLファー決定戦」で優勝した4名のトッププレイヤーが激突。手に汗握る熱戦が繰り広げられた。
まずはプレイステーション®ブースイベントの総合司会を務める松嶋初音さん、『New みんなのGOLF』ゲームプロデューサー/解説の梅村典子さんから改めて今回の大会の概要、『New みんなのGOLF』の解説が行なわれた。
ゲスト解説者であるプロゴルファー・金子柱憲さんが登壇。約21年前に初代『みんなのGOLF』をプレイしたことがあるという金子プロからは、昨年行なわれた「最強みんGOLファー決定戦 大阪大会」にゲスト解説者として参加したとき、プロが打つようなショット、またコースのマネージメントなどゲームの進化にとても驚き、解説もしやすかったというコメントが聞かれた。そして早速、各地の大会で勝ち上がってきた4人のトッププレイヤーがステージに登場。会場からは大きな拍手が送られていた。
【出場選手&ルール紹介】
「最強みんGOLファー決定戦」札幌大会 優勝
methone(メトネ)
冷静沈着なプレイで札幌大会を制した若手プレイヤー。9歳で初代『みんなのGOLF』をプレイ。経験と緻密な計算を元に、リスクマネジメントも含めた最適解を求め、攻めつつも守るプレイスタイル貫く。「みんGOLはメンタルのスポーツ」とは本人の談。精神面を重視し、相手にゆさぶられないプレイが特徴。
「最強みんGOLファー決定戦」福岡大会 優勝
KINCHI(キンチ)
「みんなのGOLF」歴は計10年! 「勝負運があった」と自分の地区大会優勝を振り返るベテランみんGOLファーのKINCHIさんが、日本最強の座をかけて、闘会議2018へ参戦! ぶっ放しショットを好みつつ、リスクマネジメントと折り合いをつけていくスタイルで勝利を狙う。得意なコースは「インペリアルガーデン」。
「最強みんGOLファー決定戦」大阪大会 優勝
みこと
セオリーにとらわれない攻め方やあまり人がやらないようなトリックショットを武器とする。バンカーからのリカバリーショットも得意。大阪大会ではみごとなチップインイーグルを繰り出し、会場を沸かせたみことさん。本大会でも、そのアグレッシブなプレイが披露されるか? 好きなコースは「アルピナフォレスト ゴルフコース」「ナムロンベイ カントリークラブ」。
「最強みんGOLファー決定戦」東京大会 優勝
はぐれ
初代『みんなのGOLF』からプレイを続ける歴戦のみんGOLファー。比較的、難コースを得意とする。もっとも激戦となった東京大会を圧巻の貫禄で押し切り、見事優勝。ジャストインパクトができずにロングパットが残っても、難しいラインが残っても、グリーンにさえ乗れば必ず何とかしてしまう安定感の持ち主。上達の秘訣を「本気で悔しいと思えるぐらいのめり込め。悔しい気持ちの強さが伸び代の大きさ、負けて当たり前と思ったらそこで終了」とストイックに語ってくれた。
予選からスーパーショットの連続! これぞトッププレイヤーのテクニック!!
【大会ルール・予選ラウンド】
試合形式:4名での6ホールストロークプレイ
コース:イーグルシティ ゴルフクラブ/アルピナフォレスト ゴルフコース/カナロアビーチ ゴルフリゾート/ヴォルテックスバレー ゴルフコース/インペリアルガーデンの中から金子プロによる抽選で決定
ホール:6ホールのランダム
打順:事前の抽選で決定
クラブ:スタンダード/ビッグエアー/ピンホール/ターボスピン/インフィニティ
ボール:スタンダード/ビギナーズ/サイドスピナー/サンドバイパー/グラスカッター/ウルトラアプローチ/100-60/スーパーロー
ティ:レギュラー
カップ:ノーマル
ミラー:なし
天気:おまかせ
※試合中にトラブルが起こった場合は再試合。
各地の「最強みんGOLファー決定戦」では3ホールだったところ、今回の予選ラウンドでは6ホールということで、金子プロは「攻めてばかりいるとひとつのミスが敗退につながる可能性もある。他のプレイヤーの状況を見ながら戦略の組み立て方が重要になるのではないか」と解説。また打順は事前の抽選により
1:methoneさん
2:はぐれさん
3:みことさん
4:KINCHIさん
に決定。梅村さんからは「最初に打ったプレイヤーの様子を見て調整ができる。この段階で若干の差があると思います」とコメントがあった。
そしてステージにはBOXが運ばれ、金子プロによるコースの抽選に。「責任重大ですね」という金子プロが引いたのは、”ヴォルテックスバレー ゴルフコース”! 『New みんなのGOLF』に収録された5種類のコースの中でも4番目に難しいコースが、予選ラウンドを戦う舞台として選ばれた。選手たちによる熱い握手が交わされたあと、いよいよ予選ラウンドスタートとなった。
ルールのランダム設定により天候は「晴れ(朝)」。369y、PAR4の10番ホールから始まった予選ラウンド緊張の第一打目は、若干の追い風がグリーンに向かって右から左へ吹くコンディション。それを見た全員が、パワーモードでボールにフックをかけながらフェアウェイのほぼ同じ位置にボールを落とした。
第二打目は、まずはぐれさんがバックスピンをかけ、ピンまで残り74.6cmというグレートショット! 続くmethoneさんは、サボテンが若干邪魔になる位置だったのにも関わらず、サボテンを避けるようにフックをかけて残り54.8cmのグレートショット。同じく障害物があったKINCHIさんもフックをかけ残り1.7mのウルトラショットを披露すると、最後のみことさんも残り1.2mのウルトラショットを魅せる。またパター対決でも、全員ポイントが追加される”くるくるパット”でフィニッシュと、序盤からハイレベルな戦いが繰り広げられた。
スーパーショットの連続で、一打ごとに会場から拍手と歓声が沸き起こり、ポイントの勝負になると思われたが、次の11番ホールのグリーンで”くるくるパット”を狙ったはぐれさんがカップに嫌われまさかの失敗。一打追いかける展開となった。
一進一退の攻防に会場からも声援や拍手が送られていた。クラブは全員が一番飛距離の出るビッグエアーを選択。
まさかのミスショット!? 14番ホールには魔物が棲んでいた…
197y、PAR3の13番ホールでは、ひとりグリーンを外したKINCHIさん。しかしラフからのチップインバーディ、しかも”くるくるパット”で決めるというスーパープレイを披露! ピンチをチャンスに変えてポイントを加算させ、これぞトッププレイヤーというプレイを見ることができた。
だが続く14番ホールのティショットで、KINCHIさんが最後のインパクトの瞬間にまさかの失敗。ティグラウンド近くの傾斜にボールを落としてしまう痛恨のミスだ。第二打目をアンプレイアブル宣言して再開と思われたが、残り1ホールで勝ち残るチャンスが大きく失われてしまうためか、KINCHIさんはそのまま打つことを選択。なんとかリカバリーするもダブルボギーとなってしまった。
571y、PAR5の最終15番ホールでは、はぐれさんが第二打目をグリーン手前のバンカーに入れてしまうも、三打目をカップまで残り1.1mのウルトラショットを決める。負けじとKINCHIさんもチップインイーグルでフィニッシュ。しかし2人の善戦も及ばず、予選ラウンドを制したのはトータルスコア”-8″、トータルポイント”2110″のmethoneさん。2位にトータルスコア”-7″、トータルポイント”1970″のみことさんが入り、この2人で決勝ラウンドを戦うことになった。
予選ラウンド3位はトータルスコア”-6″、トータルポイント”1825″のはぐれさん、4位はトータルスコア”-5″、トータルポイント”1769″のKINCHIさん。最後はお互いにプレイを称えあった。
国内最強決みんGOLファーがついに決定!
最終決戦前に金子プロからも「頑張ってください」とエールと握手があり、国内最強みんGOLファーを決める戦いがスタート。予選ではミスらしいミスがなかった2人の戦いは、予選ラウンド同様、まずは金子プロによるコース抽選に。そこで選ばれたのは収録コース中、最難関とされる”インペリアルガーデン”! そして天気は「雨/くもり」と序盤からかなり難しいコースとなった。
【大会ルール・予選ラウンド】
試合形式:3ホールストロークプレイ・2コース先取制
コース:金子プロによる抽選で決定(予選で使用したコース、決勝で使用したコースは除く)
ホール:3ホールのランダム
打順:第1コース → 予選ラウンド1位後攻、2位先攻
第2コース → 第1コース敗者後攻、勝者先攻
第3コース → 第2コース敗者後攻、勝者先攻
※上記以外のルールは予選ラウンドと同様
まずは454y、PAR4の7番ホールから始まり、2人とも徐々に強くなる雨に苦しみながらも、なんとかPARで切り抜ける。だがここで機材トラブルが発生して再試合。384y、PAR4の12番ホールから仕切り直すこととなった。ランダムに選ばれる天気は「晴れ(朝)」と、先ほどよりはやりやすいコンディション。
お互いトップスピンをかけた水切りショットで、一度水の上にボールをバウンドさせ水場に囲まれたフェアウェイに乗せ、一気にグリーン手前までボールを運ぶ。これには解説者席からも驚きの声が挙がった。
第二打目もmethoneさんが残り1.7m、みことさん残り1.3mのウルトラショット。さらに両者とも”くるくるパット”で決め、一歩も譲らない展開。決勝ラウンド1戦目は、2人ともトータルスコア”-2″でフィニッシュしたが、トータルポイント”830″のみことさんが勝利となった。
続いて2戦目。金子プロの抽選により選ばれたコースは、比較的易しい”アルピナフォレスト ゴルフコース”。その分スーパープレイの期待も掛かるのだが、天気はまたしても「雨/くもり」。しかしそこはトッププレイヤー。132y、PAR3の7番ホールからのスタートとなったが、いきなりみことさんがピン横、残り42.4cmのウルトラショットを決めると、methoneさんも負けじとピンに当たる寸前のショットを放つ。さらにmethoneさんは第二打目をピンに当ててのチップインバーディ。続く8番ホールでも旗つつみ、ライジングショットを決めてポイントを稼ぎ、続く9番ホールでも危なげないプレイで、トータルポイント”1209″をマークしてみことさんに勝利。勝敗は最終戦に持ち越しとなった。
金子プロの抽選により最終ホールは、海辺の美しいコースが見所の”カナロアビーチ ゴルフリゾート”に。難度はそこまで高くないものの、天気は「雨/くもり」。スタートは152y、PAR3の6番ホールからとなった。お互い難なくボールをグリーンに乗せるショットで試合を進めていたが、残り3.1mのパターでギリギリを狙うmethoneさんがジャストインパクトならず、ボールは無情にもカップの横を通過。会場からも「あぁ」という声が漏れた。
これに対しみことさんは予選ラウンド同様にミスをせず、怒濤の攻めを魅せるmethoneさんの追従をかわして、401y、PAR4の最終8番ホールでもウルトラショット、そして1.7mのウィニングパットを落ち着いて決め、最終戦をトータルスコア”-3″、トータルポイント”865″で勝利。3ラウンド中2ラウンドを制して、見事、初代”最強みんGOLファー”に輝いた。
「日本一という実感はないんですけれども、今日の試合に勝てたことを嬉しく思います」というみことさんのコメントに、会場からは本日一番の拍手と歓声が沸き起こっていた。
そして表彰式では、3位タイのはぐれさん、KINCHIさんも登壇して、それぞれ銅メダルが金子プロから贈られ、2位のmethoneさんには銀メダルが金子プロから授与された。そして優勝したみことさんには金メダル、優勝カップ、さらに副賞として『New みんなのGOLF』開発チームのアーティストによる手描きイラスト入りポロシャツが贈られた。
今回の大会を振り返り、金子プロからは「『New みんなのGOLF』からゴルフを始めても楽しいかもしれないし、ゴルフをやっている人が『New みんなのGOLF』をプレイするのも楽しいと思う」という言葉があり、また梅村さんからは”ファイナルファンタジー30周年記念”コラボの詳細が伝えられ、「今回のようにシビアにポイントを競い合う戦いもできれば、休みの日に家族や友達とワイワイ楽しめる。いろいろなニーズに合わせた遊び方ができるので、見ているみなさんもいろいろ楽しんでいただければと思います」とコメントがあった。
約2時間30分に渡って熱戦が繰り広げられた「最強みんGOLファー 国内最強決定戦」は、大盛況のうちに終幕となった。
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New みんなのGOLF
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:スポーツ
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 5,900円+税
ダウンロード版 販売価格 6,372円(税込)
ダウンロード版 コースまとめてスペシャルパック 販売価格 9,936円(税込)
ダウンロードカード版 価格 6,372円 ※ローソン限定
ダウンロードカード版 コースまとめてスペシャルパック 価格 9,936円
・プレイ人数:1~4人(オンライン:1人~ 全リージョン共通マッチ)
・CERO:A(全年齢対象)
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トッププレイヤー8名による熱いレースに会場もヒートアップ! 『グランツーリスモSPORT』エキシビションマッチ
「闘会議2018」2日目には、PS4®用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』のエキシビションマッチが開催された。シリーズのさまざまな大会で活躍したトッププレイヤー8人による、ハイスピードバトルの模様をお届けしよう。
司会は、前日に行なわれた「最強みんGOLファー 国内最強決定戦」に続いて、松嶋さんが担当。ゲスト解説は、スーパーGTのGT300クラスに参戦中でF1の経験もあるレーシングドライバーの井出有治選手。実況は、ツインリンクもてぎや数々のモータースポーツシーンで実況を担当する木幡ケンヂアナウンサーが務めた。
エキシビションマッチは、決勝レースのスターティンググリッドを決めるために行なわれる、モンツァ・サーキットを6周する第1レースと、東京エクスプレスウェイ・東ルート 外回りを10周する決勝レースの2部構成となっていた。両レースともにクルマの性能を均一化するバランス・オブ・パフォーマンス(BoP)を採用しており、「接戦となる面白い展開が見られると思います」と井出選手。木幡アナも「どちらのコースも長いストレートがあるため、スリップ・ストリームからのブレーキング勝負が見られるのでは?」と、レースの見どころを語った。
続いて、本日のレースに参加する7人のプレイヤーが壇上へ。この7人に加えて、元アジアチャンピオンにして、現在はポリフォニー・デジタルに所属しているYAM選手がゲストとして参戦し、計8名によるレースが行なわれる。8名のプロフィールやルールの詳細については、こちらのページをチェックしてほしい。
注目のYAM選手は「本日は「グランツーリスモ」のトッププレイヤーに集まってもらったので、すごくいいレースを見せてくれると思います。僕も手に汗握るレースができるように頑張ります」と、意気込みを語った。
第1レース開幕! 何度も1位と2位が入れ替わる一進一退の展開に
そしていよいよ、第1レースがスタート! 舞台となったモンツァ・サーキットは、今年の1月に追加されたばかりのコースとなる。「ロングストレートからのフルブレーキング、シンプルだからこそ難しいサーキットです。ストレートでのスリップ・ストリームを、いかにうまく使えるかがキモになると思います」と井出選手はコメント。
第1レース序盤は、前日のタイムアタックによりポールポジションを獲得したやまどぅー選手が後続を引き離し、2位以下は混戦状態に。最後尾からのスタートとなったゲストのYAM選手は、2周目で3位につける怒濤の追撃を見せたものの、第2シケインでテールスライドを起こしてスピン! その隙に2番手につけていたアユム選手が混戦状態から抜け出し、トップ争いはやまどぅー選手とアユム選手の2名に絞られた。
レースが動きを見せたのは4周目。第1ストレートでアユム選手がやまどぅー選手に追いつき、サイド・バイ・サイドでシケインに。ここでやまどぅー選手がライン取りのためにスピードを落とし、アユム選手がトップに浮上! その後も各コーナーやシケインで熾烈なブレーキング勝負が行なわれ、抜きつ抜かれつの好勝負が繰り返される展開に。
そのままレースはファイナルラップへ。並んだままで最終コーナーを抜けた2台がそのままゴールに向かうという超接戦を制したのは、やまどぅー選手! ポールトゥーウィンという結果に終わったものの、最後まで勝負の行方がわからなかった熱い展開に、観戦していた来場者からも大きな拍手が贈られた。
第1レースの結果は写真の通り。この順位が、決勝レースのスターティンググリッドとなる。
運命の決勝レース! 7台が入り混じるトップ争いを制したのは……?
決勝レースの舞台は、東京エクスプレスウェイ・東ルート 外回り。首都高をモチーフにした市街地サーキットで、超ロングストレートからの第1コーナーと、最終コーナーのヘアピンが大きな見どころとなる。「モンツァ・サーキット以上の複合コーナーやS字区間があるので、よりテクニカルなハンドルさばきが求められるでしょう」と、井出選手も解説した。
全マシンとも好スタートで幕を開けた決勝レースは、混戦状態のまま進行。サイド・バイ・サイドはもちろん、3台が並ぶスリー・ワイドの状態も幾度となく発生する。その中で、3番手にいたカルソニック選手が外壁に接触し、スピンして6位に順位を落とすアクシデントも。第1レースのミスによってまたも最後尾からのスタートとなったYAM選手は、なんと1周目の最終コーナーで2番手に。元アジアチャンピオンの意地を見せつける走りに、木幡アナの実況にも熱が入る。
トップはポールポジションからのスタートとなったやまどぅー選手がキープしていたものの、続く5位までが団子状態という、誰がトップになってもおかしくない展開が続く。そしてついに3周目のロングストレートでは、2番手のアユム選手がスリップ・ストリームに入って、やまどぅー選手を捉えてトップに!
その後もYAM選手やCONVERSE選手がトップになるなど、1位から5位が目まぐるしく入れ替わる展開となっていたが、井出選手の解説によると5台のマシンによるトップ集団は、まだまだ様子を見ながら走っている状態とのこと。「まだ序盤なので、タイヤのマネージメントが重要です」とコメントした井出選手。決勝レースは10周と長丁場のため、終盤に向けてタイヤを温存しておけるかが勝負の分かれ目になるだろうと、終盤のレース展開を匂わせる。
そして7周目の最終コーナーを抜けたところで、1周目のスピンによって順位を落としたカルソニック選手と、7番手につけていたほんだ選手がトップ集団に肉薄! 1位から7位までが連なる状態で、運命のファイナルラップへと突入した。
トップで第1コーナーに突入したのは、やまどぅー選手。そのすぐ後ろにつけていたアユム選手がアウト側からオーバーテイクを狙ったものの、焦りによるものか、それともタイヤの消耗が響いたか、テールスライドを起こして6位に後退してしまう。
トップのやまどぅー選手はYAM選手の猛追をかわし、見事に逃げ切りそのままフィニッシュ。井出選手と木幡アナがそろって感嘆の声を漏らした、安定した走りを見せたやまどぅー選手が1位となり、最後尾からのスタートとなったYAM選手が2位に。そしてファイナルラップの第1コーナーで順位を落としたアユム選手が巻き返し、3位となって決勝レースは幕を閉じた。
エキシビションマッチ閉幕! 白熱のレースに大きな拍手も
エキシビションマッチを締めくくる表彰式では、「最高です。本当に楽しくて、どうしようかなと思いながら運転していたのですが、勝てて本当にうれしいです!」と、やまどぅー選手から喜びの声が。解説の井出選手も、「第1レースと決勝レースを含めて、あれだけのバトルを見せてもらって、僕も手に汗を握りましたよ」と、興奮を隠しきれない様子。続いて井出選手より、3位のアユム選手に銅メダル、2位のYAM選手に銀メダルを授与。見事に優勝を飾ったやまどぅー選手には金メダルと優勝カップが手渡された。
トッププレイヤー8人が繰り広げた熱いレースに対し、井出選手は「僕らプロのドライバーから見ても、クルマのコントロールやレースの運び方には感動しました。ある意味では勉強になる部分もあるのではないかと」と笑顔でコメント。
実際のレースさながらの実況でレースを沸かせた木幡アナも、「”バーチャルレース”ではない、”リアルレース”となりましたよね。僕も全国各地で実況していますけど、幕張メッセがリアルサーキットとなった気分でした。素晴らしいです」と語った。
FIA公認の世界大会も開催予定! 世界一の栄冠に輝いたプレイヤーは、F1チャンピオンと一緒にFIAの表彰式で表彰!!
今回のエキシビションマッチのような白熱のレースを、オンラインでも楽しめる『グランツーリスモSPORT』。FIA(国際自動車連盟)とのパートナーシップによって開催されるオンライン大会「FIA Gran Turismo ChampionShips」の開催も予定されており、自宅からの参戦はもちろん、観戦も楽しめるコンテンツとなることが、YAM選手より告知された。最終的には好成績を収めたプレイヤーが世界中から集うオフライン大会が行なわれ、見事世界一となったプレイヤーはFIAの表彰式に招待され、F1のチャンピオンなどと一緒に表彰を受けることができるという。
PS4®と『グランツーリスモSPORT』があれば、誰でも参加可能とのことなので、今後の情報をお楽しみに!
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グランツーリスモSPORT (「グランツーリスモスポーツ」)
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・開発元:ポリフォニー・デジタル
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:リアルドライビングシミュレーター
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 6,900円+税
ダウンロード版 通常版 7,452円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:1~24人)
・CERO:A(全年齢対象)
※PlayStation®VR対応
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