PlayStation®4用ソフトウェアとして、バンダイナムコエンターテインメントとバンダイナムコスタジオ、そしてマーベラス第1スタジオのタッグで開発が進められている『GOD EATER 3』。「GOD EATER」は、打撃と射撃を即座に切り替えて繰り出すハイスピードなアクションと、重厚な世界観をベースにした、魅力的なキャラクター達とのストーリー体験が魅力のシリーズだ。
本作の最速体験会&開発サミットが、4月28日(土)から30日(月)にかけて、バンダイナムコ未来研究所で開催された。本イベントは事前募集にて選ばれた参加者が開発中の『GOD EATER 3』を試遊し、感想や改善してほしい点などを開発スタッフと直接話し合う「開発サミット」に参加するというもの。注目の本作をPS.Blogスタッフも体験してきたので、プレイレポートをお届けしよう。
最速体験会&開発サミットの模様については、こちらの記事を確認してほしい。
開発中の『GOD EATER 3』を体験! 新たな神機パーツの使い心地や、新種のアラガミとのバトルとは?
今回の試遊では、「ハバキリ」を討伐する「雷鳴への誘い」と「アヌビス」を討伐する「灰域の皇」という、新種のアラガミに挑む2つのミッションが用意され、プレイヤー自身の分身であるキャラクターとこちらの記事で紹介したユウゴ(NPC)とのペアで挑戦できた。
出撃前には装備や携行アイテムの準備などができ、本作から登場する新カテゴリーの近接タイプ神機パーツ「バイティングエッジ」「ヘヴィムーン」、遠距離タイプ神機パーツ「レイガン」も選択可能だった。「ショートブレード」や「ブーストハンマー」といった従来の神機パーツも用意されていたが、せっかくなので新たな神機パーツでミッションにチャレンジ!
バイティングエッジ──敵に密着しての連続攻撃が気持ちいい!
バイティングエッジは、新たな超近接タイプとなる二刀流の神機パーツ。回転率は全近接神機中でもトップを誇り、R1ボタン+□ボタンで両手持ちの「薙刃(ていじん)形態」にモードチェンジすることでバトルスタイルが変化する。
二刀流形態はリーチが短いものの、その手数は圧倒的! 敵に接近して振り回していると、派手なエフェクトともに与えたダメージの数値が次々と表示されるのが気持ちいい。ステップで敵との距離を調整しつつ、密着しながらガンガン攻撃や捕喰を仕掛けていくというスリリングな戦い方は、やみつきになりそう。
薙刃形態は二刀流形態時よりもさらに回転率が高く、強力な攻撃を繰り出せるが、スタミナが回復しなくなってしまうというデメリットを持つ。調子に乗って攻撃し続けていたら、スタミナ切れで動けなくなってしまったこともしばしば……。敵との距離が近いため、ステップを使った回避を多用することが多く、スタミナの残量を把握した形態の切り替えがポイントとなるだろう。
ヘヴィムーン──隙は大きいものの、一撃は強力無比!
通常形態では、自身を中心に神機を回転させる斬撃が主体。広範囲へ攻撃できるものの隙が大きいため、ステップやジャンプなどのアクションでいかに隙をなくしていくかが戦いのキモとなりそう。R1ボタン+□ボタンで繰り出せる斧月展開状態の攻撃は大振りでさらに隙が大きいものの、その一撃は強力無比! 敵の状態を確認しながら叩き込むことで、効率よくダメージを与えることができた。
また、「レイジングムーン」という特殊な技を繰り出すことも可能だ。□ボタンを押し続けると斧月展開状態の神機を構え、刀身からチェーンソーのような「鋸刃」が出現。□ボタンを離すと攻撃を繰り出し、ヒットすると鋸刃がゴリゴリと敵を切り刻むという、凶悪な光景を目の当たりにすることができる。
リーチが短めなうえに発動するまでのタメがかなり長いが、敵のダウン中などに繰り出せば強力な切り札となりそう!
レイガン──確かな技量が必要とされる、テクニカルな武器!
射出し続けると攻撃に必要なオラクルポイント(OP)をガンガン消費してしまうが、一度止めると上昇した威力がリセットされるので悩ましい。敵がダウンした際に集中砲火を浴びせるのが確実とはいえ、それ以外の状態でも遠距離から大ダメージを与える手段として活用したいところだ。
新システムを駆使し、新たなアラガミ2体に挑戦!
今回のミッションで挑戦できたアラガミは、ハバキリとアヌビスと呼ばれる新種のアラガミ。ハバキリは機械の脚部による武骨さと、女性のような胴体によるしなやかな美しさを併せ持っていた。脚部のブースターによる突進と雷を纏う両腕の刀による攻撃は苛烈で、ダメージを受けると麻痺状態になってしまうことも……。
ハバキリ
捕喰行動は行なってこないため、新たな神機パーツや新システムの試用にはうってつけの相手となっていた。こちらから猛スピードで離れたハバキリに、装甲を構えて敵に突進する新アクションの「ダイブ」で瞬時に接近! 敵のスピードが速くなっていても、それに対抗する手段もあるのがうれしい。
ハバキリは中型のアラガミということでHPも多くはなく、バイティングエッジやヘヴィムーンといった初体験の神機パーツでもやられることなく討伐に成功!
続いては、こちらの記事で紹介している大型のアラガミ、アヌビスに挑戦! 灰域種の特徴である捕喰行動を行なってくる強敵で、バーストすることにより四足歩行から二足歩行に変化する。
灰域種アラガミ アヌビス
オペレーターが警告してくれるものの、捕喰攻撃はとても速いうえによけづらい! 警告と同時に距離をとれば回避することもできたが、その代わりにNPCのユウゴが捕食されるといったシチュエーションも。ちなみにアヌビスの捕喰攻撃は、ガードでも防ぐことはできなかった。
二足歩行で直立した姿はあまりに大きく、その威容には圧倒されてしまう。さらに攻撃はどれも強力で、一撃で瀕死の状態になるなんてことも当たり前。一定時間が経過すると四足歩行に戻るのだが、無茶な攻撃を仕掛けたせいか初挑戦はミッション失敗という結果に終わってしまった。うーん、これは手強い!
攻略のコツは、いかに捕喰攻撃を避けるかと、捕喰されて二足歩行のバースト状態になった際も落ち着いて攻撃を回避することにありそう。2回目の挑戦では慎重に立ち回り、仲間とプラス効果を共有できる新システムの「エンゲージ」もフル活用。
最初の挑戦ではエンゲージ発動とともに発生する効果「エンゲージエフェクト」に、使用したアイテムの効果を仲間と共有する「惜しみない供与」を選択していたのだが、回復アイテムを使っている隙をつかれることが多かったため、エンゲージ中は互いのHPが少しずつ回復する「午後のうたたね」を選択してみた。
<エンゲージエフェクトの種類>
■属性剣技の探究心:エンゲージ中、お互いが装備している近接武器の全属性が一段階上がる。
■午後のうたたね:エンゲージ中、お互いのHPが徐々に回復する。
■風より疾く:エンゲージ中、お互いの移動速度とステップ速度が上がる。
■惜しみない供与:エンゲージ中、お互いが使用したアイテムの効果を与え合う。
これがうまくハマり、エンゲージ中は回避に専念できたため無駄なダメージを受けることなくバトルが進行。四足歩行時に攻撃を集中することで、なんとかアヌビスの討伐に成功する。HPに余裕ができたことでこちらの捕喰も多用でき、4回の捕喰で発動するアクセルトリガー「E》ウォーロード(バーストアーツの攻撃力アップ)」の効果を発揮できたのもポイントだった。
より激しくなったアラガミとその攻撃に、新カテゴリーの神機パーツや新システムで挑めた今回の試遊。まだまだ開発段階とはいえ、熱いバトルの片鱗を味わえたのはうれしい限り! 今回の最速体験会&開発サミットで参加者から寄せられた意見を元に調整が加えられ、さらに洗練されたゲームとなるのだから期待も高まる。
最速体験会&開発サミット最終日には、進捗を報告する特別番組を配信!
イベント中は参加者の試遊ごとに何度も開発サミットが行なわれ、さまざまな意見が寄せられた。最終日となった4月30日(月)には、イベント終了後に特別番組「『GOD EATER 3』最速体験会&開発サミット報告会」を配信! 3日間の開発サミット中に出た意見に対して開発スタッフがさらに議論を行ない、進捗を報告している。
『GOD EATER 3』公式サイト内の最速体験会&開発サミットページよりアーカイブ映像を視聴できるので、興味がある人はぜひチェックを!
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GOD EATER 3
・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:ドラマティック討伐アクション
・発売日:未定
・価格:未定
・プレイ人数:未定
・CERO:審査予定
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