「SAO」家庭用ゲーム10周年作品『ソードアート・オンライン ラスト リコレクション』 プロデューサーにインタビュー!

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「SAO」家庭用ゲーム10周年作品『ソードアート・オンライン ラスト リコレクション』 プロデューサーにインタビュー!

「SAO」シリーズの家庭用ゲームが初代発売から10周年を迎えました。このたび、10周年記念作品『ソードアート・オンライン ラスト リコレクション』(以下『SAOLR』)のプロデューサーを迎えて、スペシャルインタビューをお届けします。

『ソードアート・オンライン ラスト リコレクション』歴代SAO家庭用ゲームオリジナルキャラクター参戦トレーラーはこちら

本日はありがとうございます! さっそくですが、PlayStation®コミュニティーの皆さんに向けて自己紹介をお願いできますか?

皆さんこんにちは! 『SAOLR』の制作を担当しているバンダイナムコエンターテインメントの上野です。

本日は10月に発売を控えたSAOゲーム最新作について、いろいろな質問にお答えできればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

長く愛されている「SAO」ゲームシリーズの10周年を飾るタイトルを担当する想いを教えてください!

私自身、中学生のころから「SAO」に慣れ親しんできた身であり、家庭用ゲームも1作目のPSP®「プレイステーション・ポータブル」『ソードアート・オンライン インフィニティ・モーメント』から遊んでいたので、その集大成となるタイトルを担当しているのはとても不思議な気持ちです。

正直「もう10年も経ったのか……。」という心持ちではありますが、ファンの皆さんが待望しているものをお届けできるよう引き続き尽力中ですので、発売を楽しみに待っていてください。

最新作となる『SAOLR』ですが、過去作に比べて特徴的となる要素を教えていただけますか? そして、「SAO」の魂/DNA/コアをどう今作に落とし込んでいるかを教えてください。

「SAO」シリーズの魅力としては言い切れないぐらいにたくさんあると思うのですが、“真似したいぐらいにクールなアクション”もそのひとつだと思っています。

今作ではゲーム内にその体験を落とし込むため、 バトルのスピード感を前作から1.2倍に上げて、よりスタイリッシュに戦えるよう調整しています。

ただ、そうしてアクション性を上げつつも、「SAO」ゲーム過去作が内包していた“MMO感”を損なわないよう、パラメーターひとつひとつを見ながらキャラクターを成長させていく喜びやエンドコンテンツの歯応えはちゃんと残しています。

多彩なキャラクターとの交流・共闘も「SAO」の魅力のひとつだと感じていますので、仲間と息を合わせて“ソロプレイでも誰かと共闘しているような連帯感”も楽しんでいただければと思います。

『SAOLRでは家庭用「SAO」ゲームのなかでは過去最多のプレイアブルキャラクターが遊べると聞いています。今回参戦するキャラクターのなかで、語れる範囲でも構いませんので、現時点で紹介できる新しいキャラクターはいますでしょうか? また、“あいつが戻ってきた!”というファンが期待しているキャラクターがいたら紹介してほしいです!

すでに多くのキャラクターの参戦が発表されていますが、極めつけはやはり直近で発表したゲームオリジナルキャラクターたちになると思います。

彼らは原作・アニメの「SAO」シリーズには基本的に登場しませんが、10周年を迎えたゲームの歴史を語るうえで外せない存在です。

ストレア、フィリア、レイン、セブン、プレミア、ティア、クレハ、ツェリスカ、イツキ、メディナ……。これまで「SAO」ゲームシリーズを遊んできた人はもちろん、まだ彼らのことを知らない方々にも好きになってもらえるキャラクターばかりだと思います。

彼ら以外にも多くのキャラクターが登場する都合上、メインシナリオ上で大きく活躍させることはできなかったのですが、過去最多規模のサブシナリオのなかではしっかりと存在感を発揮しているので、メインシナリオ以外の物語にも注目してみてください。

ちなみに私が一番好きなキャラクターは『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット』で初登場したツェリスカです。

完全新規オリジナルキャラクターである“ドロシー”のインスピレーションを教えていただけますか? また、今作の物語はアニメに比べて違う路線(IFストーリー等)が描かれる印象を受けていますが、その理由も教えていただけないでしょうか?

ドロシーに関しては、“庇護欲をそそる暗黒騎士の少女”というコンセプトを基に作られていったキャラクターです。

生真面目な性格で自己評価が低く、“アンダーワールド”の平和のために奔走するが空回りする場面も多い……といった、見ていて助けてあげたいと思えるキャラクターだと思います。

しかし、彼女は“大罪の子ども”とも呼ばれており、さらなる秘密を隠しています。ドロシーが背負う“大罪”とは何か、彼女の存在が物語に何をもたらすのかにも注目してほしいですね。

「SAO」ゲームではこれまでも基本的に原作・アニメとは違う物語を描いてきていますが、今作でもユージオの生存や原作・アニメでは“アンダーワールド大戦”に絡まなかったキャラクターたちの総登場など、あったかもしれない“もしも”の展開を多く詰め込んでいます。

理由としてはひとえに、ゲームではキリトのみならずプレイヤーの皆さんも主人公なので、自分が主人公として違う物語を動かしていく体験を味わってほしいからです。

もしあのとき、“キリト”がいたら。“ユージオ”がいたら。ゲームだけの物語を、ぜひ皆さんの手で明かしてみてください。

今回は参戦キャラが多く、ユーザーがさまざまな組み合わせを楽しめると思いますが、それを実現するのはきっと大変ですよね……。各キャラを実装していくとき、開発側で最も意識していたことを教えていただけないでしょうか?

今作ではゲームエンジンもUEに載せ替えを行なっているので、特に今作からの参戦キャラと前作からいるキャラの見た目に差が出ないよう注意する必要がありました。

そのため、前作まで登場していたキャラクターのモデルも最適化やブラッシュアップを行ない、どのキャラを組み合わせても違和感なく楽しんでいただけるよう調整しています。

参戦しているキャラのなかで、個人的にお気に入りのキャラは誰ですか? その理由も教えてください!

さきほどお答えした通り大人のお姉さんであるツェリスカはイチオシのキャラクターですが、今作のキャラクターとしてはやはりドロシーも好きですね。

異常なほどの 自己評価の低さと真面目さの裏に隠された哀しき秘密と、キリト達と出会ったことによって覗かせる年相応の可愛らしい一面のギャップがとても素敵なキャラクターです。

特に、中盤のキリトと涙ながらに掛け合いをするシーンや、終盤のとある場面でキリトに対して怒りをむき出しにするシーンには引き込まれると思います。

まだまだ謎の多いドロシーですが、これからも彼女の動向にご注目いただければ幸いです。

質問のご回答ありがとうございました! 最後にファンの皆さんへひとことお願いします!

『SAOLR』では、過去最大規模のシナリオとキャラクターたちがプレイヤーの皆さんを待ち受けています。

まだ発表していないキャラクターもいますので、今後の情報にも引き続き目を凝らしていただければと思っています。

キリト(=プレイヤー)の一区切りとなる物語をお楽しみに!

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ソードアート・オンライン ラスト リコレクション

・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation®5 / PlayStation®4
・ジャンル:RPG
・発売日:2023年10月5日(木)予定
・プレイ人数:1人  (オンライン4人)
・CERO:C(15才以上対象)


『ソードアート・オンライン ラスト リコレクション』公式サイトはこちら

©2020 REKI KAWAHARA/KADOKAWA CORPORATION/SAO-P Project
©Bandai Namco Entertainment Inc.

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