PS5®/PS4®『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』本日配信開始！企画・原案・監修を手掛けたイシイジロウ氏が本作を語る

70年代アメリカの空気感漂う世界をドット絵で描く、RPG『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』が本日6月27日（木）よりPlayStation®5およびPlayStation®4にて配信開始しました！

生存者との出会いや、人間同士の対立、チェーンソーにショッピングモール……ゾンビ作品らしさ溢れるシーンが動きの細かなドットで再現され、ゾンビ映画を一本見終えたかのような満足感を得ることができる作品となっています。

このたびは、本作の企画・原案・監修を手掛けたイシイジロウ氏が作品への思いを語ります。

アクションは苦手だけどゾンビゲーをプレイしたい！

映画好きな僕としては1979年日本公開のロメロ版「ゾンビ（原題 Dawn of the Dead）」は映画史に残るマスターピースだと思っています。

ソンビ映画的世界観の傑作ゲームはたくさんあります。よりどりみどりですよね。

でも実は僕、アクションゲームがそんなに得意ではないのです。世界観やストーリーは大好きなのですが、いつもアクションでつまずいてしまう。

確かにゾンビ映画はアクションゲーム的。でも論理的にゾンビの弱点の裏を掻いたり、弾や食糧などのリソース管理をしたり、ゾンビ映画の面白さはアクション要素以外でも表現できるのでは。そうずっと思っていました。

構想十数年、そんなゾンビRPGがやっと完成しました。パーティを組み、街を散策し、リソースを管理しながらサバイバルする。じっくりと楽しめるゾンビゲーム『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』は僕自身が待ちに待っていたゲームでもあります。

ゾンビもののゲームをプレイする際、皆さんは何を期待するでしょうか。

”怖いこと”や”ゾンビを撃てること”も大切な要素ですが、本作『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』は”ドラマとしてのゾンビ”をRPGの視点に立って描いた作品です。

たったひとり取り残された主人公。ゾンビだらけの街での生存者との出会い。生き残った人々の確執。家族がゾンビになった瞬間。そしてショッピングモールでの籠城。『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』はこれらのゾンビ映画あるあるシチュエーションをRPG的に再解釈して詰め込みました。

そしてゾンビ映画だけはなく、同時期の70年代アメリカ文化や当時大流行したアメリカンニューシネマからの要素も満載です。映画好きなら”ニヤリ”と出来るシーンが沢山見つかると思います。

また『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』はその名の通り、”ドット”にこだわった内容です。ただレトロなだけのドット表現ではなく、現在のトレンドであるドット表現を目指しました。

息を飲むようなハイクオリティなドットたちが、物語に没頭させてくれるはずです。特に夕景、夜の街やネオンサイン、戦闘画面のドットでありながら大型の敵キャラクターなど見せ場が満載です。

『ゾンビ・オブ・ザ・ドット』の記事をお楽しみ頂けましたでしょうか？ドットで、ゾンビで、RPGというテーマで作られた本作、ぜひ実際にプレイいただき、散りばめられた”ゾンビあるある”を発見してみてください。

ゾンビ・オブ・ザ・ドット

・発売元：ケムコ
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：ゾンビRPG
・配信日：好評配信中
・価格：ダウンロード版販売価格 1,320円（税込）
・プレイ人数：1人
・CERO：C（15才以上対象）