※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
このせわしない世のなかで、お気に入りの飲み物を片手にゆったりとした時間を過ごせる空間はないでしょうか。私たちToge Productionsは、その答えを「コーヒートーク」シリーズ第2弾となる、『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』(以下『ハイビスカス&バタフライ』)を通じてお届けしたいと思っています。
まずは自己紹介をさせてください。私はToge ProductionsのPR&コミュニケーションマネージャーのAryaと申します。本日は、「コーヒートーク」シリーズの成り立ちや、『ハイビスカス&バタフライ』がプレイヤーの皆さんとどのようにつながるのか、多様で素敵なキャラクターたちの重要性、そして謎めいたバリスタのちょっとしたスクープなどをお話しさせていただきます。
「コーヒートーク」シリーズの始まりは、Toge Productionsのスタッフによる社内のゲームジャム(ゲーム制作イベント)で制作された『Project Green Tea Latte』というタイトルでした。音楽プロデューサーのAndrew Jeremyは、コーヒーショップの落ち着いた雰囲気をゲームで再現すること──ローファイな音楽を聴いたり、人々の会話を聞いたり、ただその雰囲気を楽しむことができるゲームを作りたかったと語っています。初期のデモ版が好評だったことから、私たちはこのゲームの可能性を確信し、本格的な開発を始めることにしました。
あまり知られていないのですが、当初はほかのゲームの開発を進めるところだったのです! 候補には探偵ゲームと店舗シミュレーションゲームもありました。しかし探偵ゲームに『コーヒートーク』のシステムを取り入れたかったこともあり、先に『コーヒートーク』を開発することにしたのです。
そうして、前作『コーヒートーク』が発売されることになりました。
それでは、続編の『ハイビスカス&バタフライ』について、お話ししましょう。
『ハイビスカス&バタフライ』は前作と同じような雰囲気を保ちつつ、より豊かなストーリーと新しいキャラクターを追加することで、私たちの愛するキャラクターたちの物語を続けようと考えました。ファンの皆さんがより深いストーリーを望んでいたので、分岐を増やし、よりインパクトのある内容を提供することにしました。いくつかの分岐では、予想以上の結果をもたらすこともあるでしょう。
そのストーリーを製作するにあたって、ふたりの素晴らしいライターJunkipatchiとAnna Wintersteinをチームに迎えました。Junkipatchiはリードライターとしてメインストーリーに集中し、Annaはハイド、ガラ、ベイリーズなど、前作のキャラクターのストーリーを拡張しました。この続編では、私たちが愛してやまない「コーヒートーク」シリーズのチルな雰囲気を忘れずに、より深く、より広がりのあるストーリー作りを目指しました!
ここでは、対照的な性格を持つリオナとルーカスというふたりの新キャラクターを紹介します。リオナはバンシーで、その種族のイメージ(恐ろしい叫び声と不運)とは正反対に、オペラ歌手を目指しています。しかしSNSで誹謗中傷されたことをきっかけに、ネットの世界を恨んでいます。一方、ルーカスは声が大きくちょっと生意気で、活発なサテュロスのインフルエンサーです。そんなルーカスの個性は、ゲームをプレイしていくうちに見えてくるでしょう。そんなふたりの個性から、ふたりの関係性も面白いものになってくると思いませんか?
『ハイビスカス&バタフライ』では、これまでと同様に多彩なキャラクターが登場し、定番のキャラクターはもちろん、新しいキャラクターも登場します。リードアーティスト兼アートディレクターのDio Mahesaは、オークやエルフといった「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に登場するクリーチャーにインスパイアされたと語っています。私たちは、ファンタジーにインスパイアされたキャラクターを作ることで、そのキャラクターに内在するイメージを探究する(そして壊す)ことができるようにしています。そして、多くのプレイヤーの皆さんに親しみやすいストーリーを作るために、私たちの現実の問題を織り交ぜています。
こうした多様なファンタジーのキャラクターを採用することで、プレイヤーの皆さんは人種、あるいは種族という殻にとらわれず、ありのままのキャラクターや、その個性を見ることができるため、より多くのプレイヤーの皆さんに共感してもらえると思っています。
そしてもちろん、『ハイビスカス&バタフライ』では謎めいたバリスタにも再会することとなります。その人物が誰であるかは、プレイヤーの皆さんが決めます。私たちが知っていること、そしてデザインしたことは、バリスタが原子の中性子のような役割で、キャラクターたちを引き寄せ、ストーリーやキャラクターを巡り合わせるということです。そのため、中性子のようにニュートラルなキャラクターとしてデザインしました。なぜならバリスタは「コーヒートーク」シリーズで、それぞれのキャラクターの話を聞くために存在しているからです。さて、「コーヒートーク」シリーズの温もりを感じる準備はできましたか?
『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』は、PlayStation®5およびPlayStation®4で4月20日(木)発売です。
『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』をPS Storeで購入する
コーヒートーク エピソード 2: ハイビスカス & バタフライ
・メーカー:コーラス・ワールドワイド合同会社
・フォーマット:PlayStation®5 / PlayStation®4
・ジャンル:アドベンチャー、カジュアル
・発売日:好評発売中
・価格: ダウンロード版 販売価格 1,980円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
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