※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
先月『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』のSNS企画、「ファミリーポートレートシリーズ」を紹介して以来、素晴らしいアーティストの方々に描いていただいた作品を皆さんにお見せすることができ、大変うれしく思います。『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』のさまざまな人間関係を表現した、これらの作品をお楽しみいただけたでしょうか？
週ごとに公開してきたファミリーポートレートシリーズの全ての作品は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』公式サイトにまとめて公開しています。また、皆さんにダウンロードしていただけるよう、デスクトップ壁紙も作成しました。こちらからまとめてダウンロードするか、下記より個別にダウンロードが可能です。
しかし、これで終わりではありません！
今回はシリーズを終えるにあたり――これまでの作品に”動き”を追加するとともに、作品ごとの鋭い解説を知の巨人「ミーミル」にお願いしました！
Drew Merritt – 熊と狼
「クレイトス」と「アトレウス」を描いたDrew Merritt氏の作品「熊と狼」は、主人公たちの親子関係をとらえたものです。前作『ゴッド・オブ・ウォー』では、クレイトスの妻、そしてアトレウスの母である「フェイ」の遺言のもと、彼女の遺灰を九界で最も高い山の頂上に撒くために、親子で多くの試練を乗り越えてきました 。その旅を終えたクレイトスとアトレウスは、フェイが望んできたように強い家族の絆を築くことができました。
続編の『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』では、アトレウスはもう子供ではありません。父親に見守られながら厳しい訓練を積んできたアトレウスは、狼のような素早さと賢さを備えた熟練の戦士に成長しました。そしてアトレウスは自身の追い求める疑問への答えが、凍りついた故郷、ミズガルズの先にしかないことを知っています。
フィンブルの冬がラグナロクを告げる使者となり、九界に住まうすべての民に危機が迫っていることを伝えます。クレイトスは、アトレウスに戦いを生き抜く準備をさせなければなりません。子を守る熊のように我が子を見守るクレイトスは、どんな犠牲を払ってでも家族を守ります。
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Emma Ríos – ドワーフ
Emma Ríos氏によるドワーフのポートレートでは、前作でお馴染みのフルドラ兄弟「ブロック」と「シンドリ」に加え、いくつかの新顔が見て取れます。
過去に仲違いをしたものの、ブロックとシンドリは兄弟としての絆を取り戻しました。熟練の鍛冶師であるふたりは、クレイトスとアトレウスの旅で親子必要となる装備の改修を行なってくれました。癖の強いふたりですが、ブロックとシンドリは、その揺るぎない助力によって親子の信頼を獲得し、友情のようなものまで生まれました。
Emma氏による作品からは、ドワーフの故郷であるスヴァルトアルフヘイムの様子も垣間見えます。優れた工学と職人技で知られるこの世界の住民は、高い技術を持つと同時に、誇り高い存在でもあります。
ドワーフは水車、鉱山、鍛冶場などの多くの建造物を作り、周囲の環境を巧みに利用して、九界でも最高の道具、武器、鎧を作ってきました。
「ダーリン」とくねくねした相棒の「ディナー」は以前に紹介しましたが、謎めいた新しい女性と、とてもかわいくてシワだらけの犬については、また後日紹介することにします。
Emma Ríos氏の「ドワーフ」デスクトップ壁紙のダウンロードはこちら
Romina Tempest – ミズガルズの英雄たち
ラグナロクの到来は世界の破滅と予言されていますが、英雄たちは戦いの間に心休まる時間を楽しめないわけではありません。
Romina Tempest氏の作品は、あえて友達や家族との夕食という日常的な瞬間を描いています。あらゆる場所に危険が潜むとき、心地よく笑いに満ちた時間は最も貴重で特別なものとなるでしょう。
物語では親子の絆が中心にありますが、クレイトスとアトレウスが戦うのは、お互いのためだけではありません。青き者、ドワーフ、頭、息子、そして戦争の神が家族となることもあるのです！
Romina Tempest氏の「ミズガルズの英雄たち」デスクトップ壁紙のダウンロードはこちら
Jae Lee – 母と息子
Jae Lee氏の作品では、女神「フレイヤ」が息子の「バルドル」の亡骸を抱いている様子が描かれています。『ゴッド・オブ・ウォー』 では、フレイヤはクレイトスとアトレウスの味方であるだけでなく、友人として助けてもくれました。フレイヤの導きと、ヴァン神族の強力な魔法の腕前もあいまった彼女の助けによって親子は旅を終えることができました。
前作の終盤で、クレイトスは厳しい選択を突きつけられます。バルドルを殺し、子が親を殺すというという負の連鎖を終わらせるか、フレイヤの望みを聞き入れ、アトレウスを救ってくれたフレイヤの命をバルドルに奪わせるか。クレイトスは子供を失う痛みを知ってはいますが、バルドルが母親を殺そうとするのを見過ごすことはできませんでした。
親子はフレイヤの命を助けましたが、それはフレイヤの願いを裏切るものでした。憎しみのなかでクレイトスに復讐を決意するフレイヤは、息子の死の代償を血で贖うことを誓います。
元夫の「オーディン」により、翼も“ヴァルキュリアの女王”という肩書きも奪われたフレイヤは、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』では苦悩と怒りに満ちた強力な敵となって登場します。
Jae Lee氏の「母と息子」デスクトップ壁紙のダウンロードはこちら
石田 スイ – アース神族
オーディンと彼の家族は、アースガルズから九界を支配しています。オーディンは知識と力を蓄えてきたにも関わらず、息子バルドルの死とフィンブルの冬の到来により、長らく防ごうとしていた予言の始まりが決定づけられてしまいます。オーディンにとっては耐え難いことです。
石田スイ氏のポートレートでは、オーディンに歯向かう者を阻むかのように、家族である戦士たちがオーディンの前に肩を並べています。
なかにはまだ紹介していない人物も登場していますが、クレイトスとアトレウスがヨトゥンヘイムへの旅をするなかで、すでに戦ったアース神族も見つけられると思います。前作で、親子はバルドルと「トール」の息子「マグニ」と「モージ」を殺しました。これは九界で最も力強い家族の血を流しただけでなく、オーディンの意志で配置されていた重要な駒が盤上から失われことを意味します。
それにも関わらず、オーディンの強力な駒はまだ残っています。それは、アースガルズで最も強い戦士、トール。伝説の武器「ミョルニル」を手にした雷の神の悪名は、オーディンの家族に歯向かう者へ向けられるその暴力的な力とともに知られています。
ラグナロクが地平線の彼方に現れるなか、アース神族は戦争への準備を始めます。クレイトスとアトレウスが奪った命は、大きな代償を伴うこととなるでしょう。
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『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』ファミリーポートレートシリーズを実現してくださったアーティストの皆さんに、大きな感謝をお伝えしたいと思います。そして、それぞれユニークなスタイルで描かれ、巧みに表現された新旧のキャラクターたちを楽しんでいただけたのであれば幸いです！
『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』はPS5とPS4で11月9日（水）に発売されます。
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『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』 デジタルデラックスエディション をPS Storeで予約購入する
ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク
・発売元：ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット：PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル：アクション
・発売日：2022年11月9日（水）予定
・価格：PS5/PS4 ダウンロード版 販売価格 デジタルデラックスエディション 9,790円（税込）
PS5 パッケージ版 希望小売価格 スタンダードエディション 8,690円 （税込）
ダウンロード版 販売価格 スタンダードエディション 8,690円 （税込）
PS4 パッケージ版 希望小売価格 スタンダードエディション 7,590円 （税込）
ダウンロード版 販売価格 スタンダードエディション 7,590円 （税込）
・プレイ人数：1人
・CERO：Z（18才以上のみ対象）
©2022 Sony Interactive Entertainment LLC. God of War is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment LLC and related companies in the U.S. and other countries.
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