PS5™/PS4®『Trek to Yomi』──黒澤明監督にインスピレーションを受けた本作のビジュアルに迫る!

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PS5™/PS4®『Trek to Yomi』──黒澤明監督にインスピレーションを受けた本作のビジュアルに迫る!

※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。

PlayStation®コミュニティの皆さん、こんにちは――『Trek to Yomi』への素晴らしい反響には、とても感謝しています! 本作は、ついに世界中のゲーマーの皆さんに体験していただく準備が整いました。そこで今回は、『Trek to Yomi』の特徴的なビジュアルがどのようにして生まれたのか、そしてそのビジュアルにインスピレーションを与えた映画についてお話したいと思います。

イタリア出身である私は、黒澤明の映画を知る前にセルジオ・レオーネの西部劇に触れました。後に、その西部劇が50年代・60年代の日本の時代劇映画に強く影響を受けていることを知ってからは、自分で体験しなければならないと思いました。こうして私は黒澤監督に(特に『七人の侍』を通して)大学1年のころ恋に落ちたのです。リアリズム、直接的で生々しい時代の表現、構図へのこだわり、そして文化に依存するのではなく人間的な深さでつながる演技は、すべて魅力的でした。『隠し砦の三悪人』を観た際には、ジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグが多くのインスピレーションを得たシーン、そしてその理由もよくわかりました。

しかし、この経験がビデオゲームに反映されるのは、何年も先のことです。時がたち、構想していたゲームプレイを実現する目的で取り掛かった『Trek to Yomi』では、そのゲームプレイ要素を開発会社のFlying Wild Hogに任せることができたので、私は雰囲気や全体のビジュアルディレクションに目を向けました。そして、参考にした映画や江戸時代、日本の侍文化を可能な限り忠実に表現するために、過去の経験を活かすことができたのです。

重要視したポイントは、雨や炎、モノクロで見たときの印象などです。実は、これらに注目するきっかけをくれた映画には、日本映画以外の作品もあります。バスター・キートンの作品など1920年代から1930年代の映画からは大きなインスピレーションをもらいました。というのも、これらの作品は2.5次元の横スクロールゲームを彷彿とさせる、非常に作りたくなってしまうものだったからです。なかでも『雄呂血』には、「これをインタラクティブに再現できたらとんでもないぞ!」と思うようなシーンがいくつもありました。

時代劇映画の象徴的なシーンから受けた数多くのインスピレーションは、私たちの場面作りに大きな影響を与えました。なかでも、私が特に誇りに思うのはメインの町の”作り”です。舞台全体を見渡せる階段の上の道場や、壁に囲まれた村、そして本丸を囲む野原などの町外れは、当時の田舎町の様子をさりげなく表現しながら、とても良い地理感覚を持ってもらうために盛り込みたかったものです。それを基礎に、見た目のカッコよさだけでなく、プレイヤーの動きにも影響を与え、悪魔が焼き払う前と後の町の様子を感じられる場面を何時間もかけて制作しました。また、それぞれの出入り口はプレイヤーがどこに何があったのかを明確に認識できるように、慎重に考え抜かれました。

『Trek to Yomi』を制作するにあたって、私の大きな希望と目的のひとつは、皆さんに日本の名作映画を見るきっかけを与えることです。本作全体を通して黒澤監督作品への敬意を込めて作っているので、まだ観たことのない方は、ぜひ一度観てみてください。昔の名作ですが、今でも観る価値のあるものが多いと思います。

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Trek to Yomi

・メーカー:Devolver Digital
・フォーマット:PlayStation®5 / PlayStation®4
・ジャンル:アクション
・発売日:2022年5月5日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 2,310円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 2,310円(税込)
・プレイ人数: 1人
・CERO:審査予定



PS Blogの『Trek to Yomi』記事はこちら


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