![『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』発売直前レビュー! 波乱の物語と骨太バトルにのめり込む!【特集Part①】](https://blog.ja.playstation.com/tachyon/sites/7/2022/03/b2644a3631ad4d375d11423e0096c2740d8f5b00.jpg?resize=1088%2C612&crop_strategy=smart)
ダークな世界観で豪快なアクションバトルが楽しめる、3月18日(金)発売予定のPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN(ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン)』。スクウェア・エニックスと「仁王」シリーズを手掛けるTeam NINJA(コーエーテクモゲームス)の共同開発による、「FINAL FANTASY」シリーズの新たな方向性を示す本格アクションRPGだ。
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いよいよ発売まであとわずか。特集Part①では、先行してプレイした製品版のレビューをお届けする。
『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』ファイナルトレーラー
![『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』発売直前レビュー! 波乱の物語と骨太バトルにのめり込む!【特集Part①】](https://img.youtube.com/vi/5uFUSrQ6LzQ/maxresdefault.jpg)
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ジャック・ガーランドはなぜカオスになったのか? 『FF1』を知っているからこそ想像とのギャップに驚く波乱のストーリー
今回の先行プレイでは、エンディングまでひととおりのメインミッションをクリアできた。そのうえでまずはストーリー面から、公開されている情報以上のネタバレは避けつつ感じたことをお伝えする。
本作のストーリーは、初代『FINAL FANTASY』(『FF1』)をモチーフにした世界観で描かれる。主人公のジャック・ガーランドは『FF1』に登場したヴィランのガーランドであり、彼がなぜカオスとなっていったのか、その理由が異説として明かされていく。
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ジャックという青年は、コーネリアに闇を落とすカオスを倒したいという強い思いを抱いており、それは冒頭からしばらくのあいだずっと変わらない。セーラ姫やコーネリア王、海賊のビッケ船長、ダークエルフのアストスなど『FF1』のキャラクターと出会い、仲間とともに風、土、水、火のカオスを倒してクリスタルの輝きを取り戻していく姿は、まさに光の戦士だ。
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しかし、『FF1』をなぞるような旅路でありながら、物語の節々で真実が少しずつ明かされていき、オリジナル版と異なるギャップに驚かされる。『FF1』は誰もが認める名作であり、私も当然のようにプレイした。遊んだのは1987年の発売当時だったから大筋以外は忘れてしまっていたが、今作をプレイすると記憶が甦り、その記憶を元に今作の物語がどう進むのかを想像していった。
オリジナル版の光の戦士は4人だったのに、今作はジャック、アッシュ、ジェド、ネオン、ソフィアという5人になっている意味は? ジャックたちが持っているのがクリスタルではなく、オリジナル版でキーアイテムだった黒水晶なのはなぜか? オリジナル版ではかつての高度な文明を失い、ひっそりと暮らしていたルフェイン人が、ジャックの記憶にたびたび現れる理由は──? オリジナル版を知っているからいろいろと想像を働かせてみたが、今作の物語はその想像を超えた驚きをもたらすものだった。ジャックがカオスになるという運命はわかっていたにもかかわらず、だ。
『FF1』の物語を知っている方はかなり多いだろう。ぜひ妄想を膨らませながら、ジャックの運命を見届けてほしい。
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達成感がたまらない骨太かつ奥深いバトルアクション
続いてはバトルアクションを中心としたゲームシステムについて。本作は「仁王」シリーズを手掛けたTeam NINJAが開発しており、歯応えのある本格アクションが楽しめる。ただし、難易度は3段階から選択でき、アクションゲームが苦手な方でも遊べるようになっていることを、まず知っておいてほしい。
アクションが苦手でも難易度「STORY」ならサクサク進む!
難易度は「STORY」「ACTION」「HARD」の3段階。今回は「ACTION」でプレイしたが、最も易しい「STORY」も試してみた。ゲーム開始時に決定した難易度は、ワールドマップ画面でいつでも変更でき、またミッション挑戦中でもキューブで難易度を下げることが可能だ。
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アクションゲームが特に得意というわけではないが、難しい場面に何度も挑戦して、やっとクリアできたときの達成感がたまらなく好きだ。本作の難易度「ACTION」では、そんな緊張感と達成感をたっぷりと味わえた。
その後、新しいセーブデータを難易度「STORY」でプレイ。「ACTION」に比べると格段に易しく感じられ、実際に与えるダメージは大きく、受けるダメージは小さい。「ACTION」以上なら回避するしかない敵のガード不能攻撃も、「STORY」ならガードできる。これならアクションゲームが苦手で素早く複雑な操作ができなくても、大抵の敵は通常攻撃を連打しているうちに倒せそうだ。ボスクラスの敵も、ガードを固めて攻撃チャンスを待つことを覚えれば十分勝てるだろう。
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また、「STORY」にだけ搭載される「SAFETYモード」を有効にしておくと、ゲームオーバー時にMPが減るペナルティがなくなるため、負けても再挑戦しやすい。
「FF」シリーズが好きで今作の物語も気になっているけれど、アクションが苦手でプレイを見送ろうと思っている方は、難易度「STORY」で物語を堪能してみてはいかがだろうか。もしかすると、これがきっかけでアクションゲームを楽しめるようにもなるかもしれない。
ブレイクシステムやジョブチェンジなど、多彩なシステムを覚えるほどに、バトルがどんどん楽しくなる!
ここからは本題のバトルシステムについて。本作はアクション初心者でも楽しめる一方、コアゲーマーも納得の多彩なシステムが用意されている。要素が多くて追いつけないという場合は、まずブレイクシステムとジョブチェンジを覚えてみよう。
敵にはHPと別にブレイクゲージがあり、これを削り切るとHPが残っていてもソウルバーストでとどめを刺すことができる。アクションアビリティを使ったり敵の弱点属性で攻撃したりと、ブレイクゲージにより多くのダメージを与える方法がわかってくると、立ち回りもまた変わってくる。また、ブレイクゲージを消費して敵の攻撃を防ぐソウルシールドは、防御に成功すると最大MPが増加しMPも回復するため、さらに攻めの姿勢で戦える。
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「FF」シリーズでおなじみのジョブシステムも本作の魅力だ。基礎ジョブ、上位ジョブ、最上位ジョブの3カテゴリーで、全27種類のジョブが登場し、それぞれ個性的なアビリティを使うことができる。さらに、あらかじめセットしたふたつのジョブを瞬時に切り替えることが可能。重厚な近接攻撃と魔法による遠距離攻撃のセットなど、戦略の使い分けができるのはもちろん、前述のブレイクゲージはジョブごとに管理されているため、ジャックのブレイクゲージが尽きそうになったらジョブチェンジで対応することもできる。
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回避&ガードから隙を見て攻撃するシンプルな戦い方も楽しいが、ブレイクシステムとジョブチェンジを使いこなせるようになると、戦いの世界が違って見えてくる。本作のバトルを存分に楽しむためにも、まずはこれらを覚えることをおすすめしたい。
より強力な装備を求めるハクスラの沼へ
バトルで使用する装備品は、ミッションクリア報酬やダンジョンの宝箱、敵を倒したドロップアイテムから手に入れる。同じ名前の装備でもレベルが高いほど性能も上がり、また付与されている特殊効果やジョブ適正とその数値も違う。そのため、装備品のレベルは高いけれど、特殊効果が自分のバトルスタイルには合わないということはよくある。
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こうしてもっと強力な装備を求めるようになると、無視しても問題ない敵まで倒したり、キューブでの休憩を利用して倒した敵をリスポーンさせ続けたり、ドロップアイテムを狙うプレイに時間を費やしはじめてしまう。気がつけばハクスラの沼にすっかりはまっていたが、それが楽しいのだから仕方ない。そしてハクスラ好きのプレイヤーにとってうれしいことに、本作のハクスラの沼はしっかりと深い。
モルボル、トンベリ、アーリマン……「FF」シリーズおなじみのモンスターはアクションゲームになってもイヤらしかった!
4体のカオスをはじめとするボスとのバトルは、どれも極上の緊張感と達成感を味わえる。しかし、正確な操作と冷静な対応が求められる敵はボスだけではない。ダンジョンの道中にも危険が潜んでおり、「FF」シリーズで難敵として知られるあのモンスターたちは、RPGからアクションに移ってもイヤらしさ全開だ。
モルボル
触手をウネウネとさせながら近寄ってくる姿に思わず怯んでしまう。代名詞的存在のアビリティ「くさいいき」を当然のように撒き散らされ、殴ろうと思って近づけば状態異常に苦しむことに。
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トンベリ
「包丁」「みんなのうらみ」は瀕死級の大ダメージ。RPGではターン経過でにじり寄ってくる恐怖があったが、アクションゲームの本作では、近接系ジョブで殴るためには自分から近づかなければいけないところがイヤらしい。
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アーリマン
「死の宣告」を受けるとジャックの頭上でカウントダウンが開始。ゼロになるまえに倒したいのに、ほかの状態異常攻撃も激しく、まともに戦えなくなる時間がもどかしい。この焦燥感はRPGでも味わった、まさにアーリマンとのバトルだ。
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『FF1』をモチーフにした重厚なストーリーと、爽快で奥深いアクションが融合する『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』。自分に合った難易度で楽しめるので、ストーリーが気になる方からハードなバトルにひりつきたい方まで、この世界をぜひ体感してほしい。
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製品版に引き継ぎ可能な体験版がPS5/PS4で配信中!
製品版への引き継ぎも可能な『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』の無料体験版が配信中。プレイ可能期間は4月19日(火)まで。冒頭からステージ3つ分の「西の城」までをプレイでき、体験版第2弾同様にオンラインマルチプレイも楽しめる。
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<プレイ可能期間>
2022年3月10日(木)11:00 ~ 4月19日(火)15:59(予定)
<プレイ可能範囲>
冒頭 ~ ステージ3つ目「西の城」まで
<対応機種>
PlayStation 5 / PlayStation 4
※本体験版は、製品版の一部を切り出したものです。
※体験版でのマルチプレイのご利用にはPS Plus(有料)への加入は不要です。
※マルチプレイは体験版プレイヤー同士でのみ、マッチング可能です。
※製品版へのセーブデータの引継ぎが可能です。
※PS4体験版でプレイしたデータを、PS5製品版本編に引き継ぐことも可能です。
※PS4体験版とPS5体験版でのセーブデータ移行はできません。
※製品版とは仕様が異なる可能性がございます。
※この体験版には暴力表現が含まれているため、17歳未満のお客様はプレイできません。
『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』体験版をPS Storeでダウンロードする
体験版配信を記念したTwitterキャンペーンと人気VTuberによる「カオス討伐チャレンジ配信」が開催中! 豪華賞品が当たる応募期間は3月31日(木)まで!
体験版の配信を記念した「ジョブを選んで #カオスを倒せ!Twitter キャンペーン」が開催中! 『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』公式Twitterが4日間に渡って投稿するツイートから、ジョブを選んでカオスを討伐しよう。
また、キャンペーンに連動し、4日間それぞれに登場するカオスを人気VTuberが実際にゲームをプレイして討伐に挑戦する「カオス討伐チャレンジ配信」も開催中だ。
キャンペーンに参加した方の中から抽選で、豪華賞品がプレゼントされる。4日間のカオス登場スケジュールは3月16日(水)が最終日だが、応募期間は3月31日(木)までとなっているので、すべての投稿と配信をチェックしてぜひ参加しよう!
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STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN
(ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン)
・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクションRPG
・発売日:2022年3月18日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 Standard Edition 8,800円(税込)
ダウンロード版 販売価格 Standard Edition 8,800円(税込)
ダウンロード版 販売価格 Digital Deluxe Edition 12,650円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:1~3人)
・CERO:D(17才以上対象)
PS Blogの『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』記事はこちら
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