『ELDEN RING』発売直前レビュー! 王道進化を遂げたダークファンタジー世界の冒険に待つのは"発見"の喜び

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『ELDEN RING』発売直前レビュー! 王道進化を遂げたダークファンタジー世界の冒険に待つのは"発見"の喜び

いよいよ2月25日(金)に発売を迎えるPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『ELDEN RING(エルデンリング)』。「DARK SOULS」シリーズや『Bloodborne』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』など、独自の世界観と歯応えのあるアクションで多くのファンに支持されるフロム・ソフトウェアの新作アクションRPGだ。本作の製品版を発売に先駆けてプレイすることができたので、そのレビューをお届けする。

本格的なダークファンタジーの世界で、未知と脅威を探索するアクションRPG

レビューの前に、まずは本作の概要をおさらいしておこう。世界観設定はフロム・ソフトウェアのディレクター・宮崎英高氏と、ファンタジー小説シリーズ「A Song of Ice and Fire(邦題:氷と炎の歌)」などの代表作を持ち、NYタイムズの小説売上ランキングで1位を獲得したこともある作家のジョージ・R・R・マーティン氏が共同で制作。本格的なダークファンタジーの世界を舞台に、さまざまなRPG体験を楽しめる。

『ELDEN RING』ゲームプレイトレーラー

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【ストーリー・イントロダクション】

永遠の女王マリカを戴く狭間の地で
黄金樹の根源たる、エルデンリングが砕けた

マリカの血を受けた子供たち、デミゴッドたちは
エルデンリングの破片たる大ルーンを手にし
その力に狂い、歪み、破砕戦争を起こし…

大いなる意志に見捨てられた

そして、かつて瞳から黄金の祝福を失い
狭間の地を追われた褪せ人たちの元に
祝福の導きがもたらされる

祝福なく、死にきれぬ死者たちよ
導きに従い、霧の海の先、狭間の地に向かい
エルデンリングに見えよ

そして、エルデの王となるがよい

刺激に満ちた広大な世界

多彩なシチュエーションを持つオープンなフィールドと、複雑かつ立体的に作り込まれた巨大ダンジョンがシームレスに繋がる広大な世界。探索の先には、未知の発見による喜びと、高い達成感へと繋がる圧倒的な脅威がプレイヤーを待ち受ける。

自由度の高い探索

機動力に長け、険しい崖も駆けおりる霊馬や、攻略の幅を広げるジャンプアクションを採用。広大なフィールドや複雑なダンジョンの探索を、自由かつ快適に楽しめる。

自分だけのキャラクター

プレイヤーキャラクターは外見のカスタマイズだけでなく、身につける武器や防具、魔法を自由に組み合わせることが可能。筋力を高めて屈強な戦士となる、あるいは、魔術を極めるなど、自分のプレイスタイルに合わせてキャラクターを成長させることができる。

戦略的なバトル

剣戟による近接戦闘だけでなく、魔法や弓といった遠距離攻撃、闇に潜み敵を討つステルスや、霊体を召喚しての共闘など、脅威を乗り越えるための豊富な戦略が用意されている。

神話から生まれる群像劇

ジョージ・R・R・マーティン氏と宮崎英高氏のコラボレーションによって生まれた、ゲーム本編の過去の時代を描いた神話。本作はその神話を土台に、登場人物たちのさまざまな思惑が交錯する群像劇が展開される。

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【プレイレビュー】「DARK SOULS」シリーズの王道進化! 新しい発見が満ち溢れている自由度の高い冒険譚

ここからは、製品版を実際にプレイしたレビューを紹介していく。2021年11月に実施されたネットワークテスト以来のプレイとなったが、ネットワークテストになかった要素が追加されていたり、入手できるアイテムが変わっていたりと、冒頭の範囲でも明らかな違いが見られた。基本的なゲームシステムに変わりはないものの、さらに広大な世界を冒険して実感できたのは、あらゆることに自由があり、つねに新しい発見が楽しめること。それは「DARK SOULS」シリーズの王道進化を謳うにふさわしい、まさに冒険と呼べる体験だった。

『ELDEN RING』プレイ動画

『ELDEN RING』発売直前レビュー! 王道進化を遂げたダークファンタジー世界の冒険に待つのは"発見"の喜び

※本映像は表示設定「流血表現」を「OFF」で撮影したものです。

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開始時に選択できる10の素性

ゲーム開始時のキャラクター作成では、初期の能力値と装備に影響する「素性」を選択する。素性は、放浪騎士、剣士、勇者、盗賊、星見、預言者、侍、囚人、密使、素寒貧の全10種類。裸のクラスである素寒貧は能力が低くて防具を持たない、上級者向けの素性といえる。もっとも、素性によって決まるのはあくまで初期値。プレイヤーの育成方針によって、どんな戦闘スタイルのキャラクターにでもなれる。

フロム・ソフトウェア史上最大の舞台! 圧倒的スケールの世界はどこへでも行ける

本作はフロム・ソフトウェアが手掛けた作品で最も広大なフィールドを有するという。ネットワークテストの時点でも広くて楽しいフィールドだと感じたが、その先にはもっと広くて、もっと危険で、もっと好奇心をくすぐる世界が待っていた。しかも、本作で導入されたマップ機能で確認すると、かなり移動したつもりなのに未踏の地がまだまだある。

祝福、霊馬、アイテム製作が自由な探索を助けてくれる

広大なフィールドでプレイヤーの行き先を導いてくれるのが、各地に点在する祝福から伸びる光の粒子だ。光が指し示す方角に、メインストーリーにあたる敵が待っているということになる。

プレイヤーはこれに従って物語を進めてもいいし、全く別の好きな方角へ探索に向かってもいい。目的のボスを倒すことで先のエリアが開通するという流れが一般的ではあるが、本作ではボスに向かわずとも先のエリアに行ける場合もある。ゲーム序盤から行ける範囲は驚くほど広く、そして自由だ。

当然、遠方に足を伸ばせば敵が強くなり死亡する危険は増すが、祝福には旅の拠点としての機能もあり、HPとFPが回復して回復アイテムも全補充されるほか、力尽きても最後に立ち寄った祝福から再開できる。同様の機能を持つ「DARK SOULS」の篝火よりも頻繁に見つけることができ、また発見済みの祝福はマップ機能でファストトラベルも可能。広大なフィールドであっても、祝福を拠点に行動範囲をどんどん広げられる。

また、本作の移動システムで大きな特徴となるのが霊馬の存在だ。序盤から旅をともにすることができ、長距離移動が苦にならない爽快なスピード、高低差のある段差を駆け上がる2段ジャンプ、霊気流に乗り高い崖の上まで到達するなど、広大な世界をどこまでも駆けていく。

ボスのような強敵ややっかいな集団に遭遇したとしても、あっという間に離脱できるため、プレイヤーキャラクターのステータスに見合わない危険なエリアも容易に突破できる。先の世界を見てみたいという冒険の欲求を満たせてもらえたのは、ひとえに霊馬のおかげだ。

加えて、本作で導入されたアイテム製作システムも旅を続けやすくする助けになっている。アイテム製作では、状態異常の治療や軽減をするもの、投擲武器や弓の矢弾などをその場で作り出せる。製作にはレシピとなる製法書と、それぞれの素材が必要だが、素材は植物を採集したり野生動物を狩ったりして調達可能。旅先でアイテムが枯渇しても補充できるため、拠点や商人のところに引き返さずとも先に進む決断がしやすくなるというわけだ。

これらの移動をサポートする仕組みもあり、美しい風景と目を引くランドマークに誘われるがまま、次々と新しい発見が訪れる。シームレスに繋がるダンジョンも豊富に用意されており、手探りの冒険の楽しさに夢中になってしまう。フィールドの広さも自由度の高さも、間違いなくフロム・ソフトウェア作品の最高峰にあると思う。

歯応えのある戦闘に対抗する多彩な手段とキャラクターカスタマイズ

フロム・ソフトウェア作品のバトルは歯応えがあり、それに打ち勝つ達成感が持ち味だ。本作もそのコンセプトは変わらず、戦ったボスはどれも記憶にこびりつくほど強烈で、道中の敵もプレイヤー心理を見透かしたような配置がなされている。個人的にはその緊張感がたまらなく楽しいのだが、プレイヤーによっては途中で諦めてしまったり、楽しめるか不安で手を出せなかったりするだろう。

しかし本作には先述したリトライのしやすさのほか、単純にプレイヤースキルを上げるだけではない工夫の余地が数多く用意されている。

ステルス戦や霊体召喚で有利に進める

強敵や集団を相手に正面から斬り結ぶのは危険だが、背後から忍び寄り致命の一撃を入れることができればリスクは大きく下がる。しゃがんだり草むらに隠れたりすることで見つかりにくくなる効果があり、このステルス戦でレベルアップのためのルーンを稼ぐのもよさそうだ。

また、「遺灰」というアイテムを手に入れることで、霊体を戦闘に召喚させることができる。さまざまな方法で攻撃をサポートしてくれるのはもちろん、敵からのターゲットが霊体に向いている隙に自分が強攻撃を叩き込む戦い方も可能だ。召喚にはFPを消費する必要があり、召喚できない場所もあるが、うまく活用すれば戦いを有利に進められるようになる。

戦技のカスタマイズ

本作で導入された戦技は、武器に付与された特殊攻撃。技によっては派手な演出とともに強力な攻撃を繰り出すものもある。戦技は基本的にどの武器にもデフォルトでひとつ付いているが、「戦灰」というアイテムを使うことで別の戦技に変更、また属性の付与も選択できる。

たとえば、通常はバックラーやシールドに付随するアクションの「パリィ」も戦技のひとつに数えられ、その「戦灰」を使えば剣などでも「パリィ」を出せるようにもなる。なお、「戦灰」を使用すると元の戦技は失われてしまう。

鍛冶で強化をして使い慣れた武器に愛着はあるけれど、新しく見つけた強い技も使いたい。そんなカスタマイズを実現する戦技のシステム。得意武器に合わせたステータス育成というRPG要素だけでなく、より自由度の高い組み合わせで自分の新たな戦闘スタイルを発見できる。

協力マルチプレイによる助け合い

本作のオンラインマルチプレイは、自分の世界に呼んで助けてもらう、あるいは他プレイヤーの世界に呼ばれて助けるという協力と、自分あるいは他プレイヤーの世界でプレイヤー同士が戦う敵対がある。それぞれのマルチプレイは異なるアイテムが必要で、協力用のアイテムはゲーム序盤ですぐに手に入れられる。

協力マルチプレイではエリアボスの撃破が目的。ひとりでは勝てない強敵が相手でも、協力者が倒してくれることもあり、戦闘が難しくて行き詰まるという心配はない。アクションに慣れてきたら、今度は自分がほかのプレイヤーを助けてあげたり、敵対プレイで腕試しをしたりするのもいいだろう。

本作の戦闘アクションは決して易しくない。それでも多くの対抗手段があることで新しい攻略の糸口を発見し、幅広いプレイヤーが勝利の達成感を味わえるようになっていると感じた。

PS5ならではのリアルな表現力! ハプティックフィードバックの精細な振動が臨場感を際立たせる

本作のPS5版は、DualSense™ ワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバック機能に対応。ハプティックフィードバックはゲーム内のさまざまな動作をコントローラーの振動で表現する機能で、本作では主に攻撃がヒットする衝撃がリアルに伝えられる。

攻撃するたびに打ち込む感覚があり、敵の攻撃を受けたときはキャラクターの痛みを共有しているかのよう。特にお気に入りなのは、致命の一撃を決めた瞬間。アクションに合わせて敵をえぐるような感覚が伝わり、何度決めても気持ちいい。

グラフィックは4Kおよび60fpsに対応し、本作のダークで美しい世界を堪能できる。また、超高速SSDによりロード待機は爆速で完了し、ファストトラベルも死亡後のリトライもすぐに再開。狭間の地の冒険をストレスフリーで楽しめる。

PS4版も快適なプレイが楽しめる!

ここまでのレビューはPS5版をプレイしたもの。では、PS4版はどうだろうか。前述した振動機能、ハイレベルなグラフィック性能、ロード時間の短さはPS5ならでは。しかし、実際にPS4版を試してみると、探索の冒険感、戦闘の緊張感や達成感は、PS5版と変わらず快適に楽しめた。

グラフィック性能もPS4で1920×1080p / 30fps、PS4 Proで3200×1800p / 30fpsあり、本作の世界を表現するのに十分な美しさだ。ロード時間はPS5に比べると長く感じるが、代わりにtipsをたくさん見られる。

PS4版を購入予定の方も、物足りなさはなく快適に遊べるので安心してほしい。なお、PS4版からPS5版へ追加費用なしでアップグレードできるほか、セーブデータの移行にも対応している。

※画面はPS4 Proでキャプチャーしたものです。

【PS4版からPS5版へのアップグレード対応について】

■PS4パッケージ版を購入した方は、追加費用なくPS5版(ダウンロード版)へのアップグレードが可能です。この場合、PS5ダウンロード版のダウンロード/プレイに際しディスクをPS5本体に挿入しなければいけないため、ディスクドライブ搭載モデルのPS5を所有している必要があります。
■PlayStation®Storeで本作のPS4ダウンロード版を購入すると、PS5版を追加費用なくダウンロードできます。
■いずれの場合もPlayStation™Networkへの登録、十分なストレージ容量、高速インターネット接続とその接続料金が必要となります。

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ELDEN RING (エルデンリング)

・発売元:フロム・ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクションRPG
・発売日:2022年2月25日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 9,240円(税込)
    パッケージ版 希望小売価格 コレクターズエディション 24,200円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 通常版 9,240円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 デジタルデラックスエディション 9,900円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:1~4人)
・CERO:D(17才以上対象)


PS Blogの『ELDEN RING』記事はこちら


『ELDEN RING』公式サイトはこちら

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

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