『ブロウルハラ』と「STREET FIGHTER」シリーズが衝突!
特別イベント期間中にリュウ、春麗、そして豪鬼がエピッククロスオーバーとして『ブロウルハラ』登場し、リュウの波動拳、春麗のスピニングバードキックなど必殺技を披露する。
また、今回のイベントでは「STREET FIGHTER」の1対1の対戦スタイルの体力ゲージを導入した新しいゲームモード「ストリートブロウル」が追加される。リュウステージをベースにした新しいマップ、エドモンド本田ステージ(カプコン湯)を模した台座、「STREET FIGHTER」スタイルの新しいKOエフェクト、豪鬼の勝利ポーズである殺意の波動をベースにしたエモート、そしてザンギエフ、シャドルーエンブレム、波動拳や波動拳コマンドの4種類のアバターも登場する。
※本記事で紹介しているトレーラーは英語版となります。
今回のエピッククロスオーバーは、両社の間で慎重に計画したコラボレーションであると同時に、『ブロウルハラ』の開発チーム一同のフランチャイズに対する深い愛と尊敬の結果でもある。このクロスオーバーをどのように実現したかを、『ブロウルハラ』の開発チームBlue Mammoth GamesのプロダクトマネージャーであるJosh Kenneth氏に聞いた。
このクロスオーバーはどのように始まりましたか。ファンからの要望でしょうか。
Josh Kenneth氏(以下Kenneth 氏):すべてのクロスオーバーと同様に、私たちのタイトルやキャラクターに対する愛から始まりました。私たちは「STREET FIGHTER」シリーズと一緒に育ち、その素晴らしさをよく分かっているので、このクロスオーバーを実現してみたいと考えました。ファンの皆さんからも「STREET FIGHTER」とのクロスオーバーの要望をたくさんいただきました。『ブロウルハラ』は格闘ゲームなので、別の格闘ゲームとクロスオーバーは理にかなっており、相性もいいと考えて実現に進めました。
『ブロウルハラ』と「STREET FIGHTER」はどちらも格闘ゲームですが、ゲームのプレイスタイルは大きく異なります。『ブロウルハラ』は複数の相手と自由な形式の戦闘をしますが、「STREET FIGHTER」は1対1対戦に集中し、コンボを特徴とします。なぜこのクロスオーバーが理にかなっていると考えたのでしょうか。
Kenneth 氏:今回が格闘ゲームとの初めてのクロスオーバーとなります。私たちは今まで『アドベンチャータイム』『TMNT』『WWE』などのテレビフランチャイズや、『レイマン』『ショベルナイト』『トゥームレイダー』など他ジャンルのビデオゲームと協力してきました。今回は、格闘ゲームとしてスタイルは違いますが、ゲームをさらに楽しくするチャレンジでもありました。私たちはこのクロスオーバーで伝統的な2D格闘ゲームと2Dアクション対戦ゲームの間のギャップを埋めることができました。
「STREET FIGHTER」のキャラクターは親しみやすい雰囲気と格闘リズムを持っていますが、これらのキャラクターを『ブロウルハラ』に適応させるためには、どういったチャレンジが必要でしたか。また、なぜPetra、Wu Shang、Valがクロスオーバーの対象になったのでしょうか。
Kenneth 氏:私たちはキャラクターごとに最も象徴的な攻撃を取り入れたいと思いました。 たとえば、リュウにとって、それは波動拳、竜巻旋風脚、そして昇竜拳を意味します。Petra、Wu Shang、Valは「STREET FIGHTER」キャラクターの象徴的な攻撃に適した武器と攻撃スタイルを持っています。 ゲームの中でそれを実装してみたところ、本当にうまく行きました! 春麗はスピニングバードキックを、豪鬼は斬空波動拳をそれぞれ持っています。
『ブロウルハラ』では、各キャラクターは2種類の武器を持っていますが、「STREET FIGHTER」のキャラクターは武器を持つのでしょうか?
Kenneth 氏:キャラクターが使用するふたつの武器でバトルスタイルを変えることができますので、それぞれが持つ象徴的な攻撃を武器で分けました。リュウはガントレットとオーブを使用し、オーブは波動拳のような意志力を基にしています。春麗はランスとガントレットを使うので、ランスでバランスを取りながら蹴ります。豪鬼は剣とガントレットを使い、剣は豪鬼の「滅殺」を表現していて、その叫びですべてを消滅させようとします。
このクロスオーバーのためにカプコンと協力したプロセスはどのようなものでしたか? たとえば、カプコンはキャラクターのチューニングに関わっていましたか?
Kenneth氏:カプコンと一緒に働くのは最高の経験でした。カプコンチームは「STREET FIGHTER」のキャラクターが『ブロウルハラ』でどのように見せるか、その意見交換とディレクション、そして最終決定をしました。私たちは『ブロウルハラ』がどのように見え、どのように機能するかについての私たちの考えと専門知識を持ちより、カプコンは何に適応すべきか、そして全体的なビジュアルバランスについてのアイデアを提供してくれました。みんな本当に素敵で、コラボレーションも楽しかったです!
新しい「ストリートブロウル」モードについて説明していただけますか。
Kenneth氏:『ブロウルハラ』のレジェンド、動き、武器システムを取り上げ、「STREET FIGHTER」の体力ゲージ、3ラウンド制、1v1のルールをすべてに当てはめることを想像してみてください。とても楽しいです。マップには壁と天井があり、近接戦を求めます。もちろん、開発中にできるだけたくさんテストをしました。フィードバックをもらうためでもありましたが、思う存分プレイできるチャンスでもありました!
リュウ、春麗、豪鬼は「STREET FIGHTER」シリーズで最も象徴的な3人のキャラクターですが、それ以外のキャラクターも検討しましたか。
Kenneth氏:もちろんです。「STREET FIGHTER」にはザンギエフ、ダルシム、ベガ、さくら、など数十人の象徴的なキャラクターがいます。私たちはこのクロスオーバーのどこかにザンギエフを入れたかったので、アバターとして起用しました。私のお気に入りのキャラクターのひとりでもあり、どれほど人気なのかも知っています。私たちはこのクロスオーバーでファンが好きな(そして私たちもお気に入りの)要素をできるだけ多く盛り込むことに最善を尽くしました。
アートチームは『ブロウルハラ』のアイデンティティを維持しながら、どのようにキャラクターを表現しましたか。
Kenneth氏:『ブロウルハラ』アートチームには本当に感謝しています。みんな本当に素晴らしかったです。全員が『ブロウルハラ』のアートスタイルに精通すると同時に、クロスオーバーするキャラクターの大ファンでもあります。それがベースとなり、キャラクターのデザインから最も重要なポイントを選んで『ブロウルハラ』のスタイルで表現してくれました。また、カプコンをはじめとするパートナーとも緊密に連携し、すべてがうまく融合し、それぞれのキャラクターが適切に感じられるようにしています。このアートチームならばどんなキャラクターでも、なんとかして『ブロウルハラ』に適合させることができると信じています。
最初から朱雀城(リュウステージ)をマップに選択することを決めていましたか。それとも他ステージも検討しましたか?
Kenneth氏:ケンステージの港やカジノなど選択肢は非常に多くありましたが、朱雀城はまるで「STREET FIGHTER」へようこそ!」と叫んでいるような場所です。主人公リュウの舞台でもありますし。もうひとつ、『STREET FIGHTER II』の銭湯ステージ、カプコン湯も気に入りましたので、それを台座にしました! ザンギエフのように、今回キャラクターとしては登場できなかったエドモンド本田ですが、心はクロスオーバーに参加していることだと思います。ぜひ皆さんで『ブロウルハラ』と「STREET FIGHTER」のクロスオーバーをお楽しみください。
「ストリートブロウル」モードは現在『ブロウルハラ』でプレイ可能です。リュウ、春麗、豪鬼はエピッククロスオーバーとしてご購入いただけます。すべての「STREET FIGHTER」のコンテンツは、イベント終了後に購入およびプレイ可能になります。
ブロウルハラ
・発売元:ユービーアイソフト
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:格闘, アクション, カジュアル
・配信日:好評配信中
・価格: 基本プレイ無料(一部アイテム等課金あり)
・プレイ人数:1~4人(オンライン時:最大8人)
・CERO:A(全年齢対象)
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