『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』や『Ghostwire: Tokyo』など、話題作の開発者が語る、DualSense™ ワイヤレスコントローラーならではのゲームプレイとは?

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『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』や『Ghostwire: Tokyo』など、話題作の開発者が語る、DualSense™ ワイヤレスコントローラーならではのゲームプレイとは?

※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。

6月10日(木)に「ミッドナイト ブラック」と「コズミック レッド」の2色のカラーバリエーションを発売予定のDualSense™ ワイヤレスコントローラー。PlayStation®.Blogでは、この新色の発表と合わせて、DualSense ワイヤレスコントローラーのさまざまな機能がHousemarqueの新作『Returnal』にもたらす新たなゲーム体験についてご紹介しました。

今回は、さらに『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』や『Ghostwire: Tokyo』など、PlayStation®で今後発売を予定している話題作において、DualSense ワイヤレスコントローラーがどのような役割を果たしているのかを探るために、ゲーム開発者の方々にインタビューを実施しました。『Returnal』や『Astro’s Playroom』などのタイトルをプレイしたことがある方は、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックが新世代タイトルのゲームプレイに欠かせないことをご実感いただいていると思います。今後発売予定の話題作が、DualSense ワイヤレスコントローラーの新機能を活用して、どのようにプレイヤーの皆さんをゲームの世界に引き込もうとしているのか、ゲーム開発者の方々からのコメントをご覧ください!

『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』や『Ghostwire: Tokyo』など、話題作の開発者が語る、DualSense™ ワイヤレスコントローラーならではのゲームプレイとは?

『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』

Insomniac Games:コントローラーが忠実に触覚を表現できるようになったことで、世界のあらゆるものに独特の感触を与えられるようになりました。表現の幅が広いため、爆発のような大規模な衝撃から足音にいたるまでさまざまな感覚を表現でき、常にゲームプレイに緊張感を与えられます。武器を発射したり、レンチでさまざまな面を叩いたりしたときの感触の表現は、ハプティックフィードバックの機能が光るところ。この機能を、さらに多様で細かな感覚にも活用できるのではないかと考えました。

たとえば、倒した敵からボルトを拾うという単純な行為でも、手に持ったときのわずかな感覚が表現できれば、コントローラーからかすかに聞こえる音も相まって臨場感が高まります。クイックチェンジ(武器切り替え)を使ったり、マップを開いたりする場面でも、オブジェクトを選択するときにかすかなクリック感があることで、より楽しむことができるのです。

『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』

Unknown Worlds:DualSense ワイヤレスコントローラーを初めて手にしたとき、この素晴らしい機能を『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』で活用すべきだと考えました。

そこで、特定のパワーツールを使用する場面でハプティックフィードバックを活用することにしました。フラッシュライトのスイッチを入れているような感覚や、プローンスーツのグラップリングアームから発射されるケーブルの振動を感じることができます。また、ドリルアームで資源を掘り起こすときの感覚も、臨場感を高めてくれます。

新ツール「金属探知機」を使用し、ターゲットとなる資源を選択した際に、コントローラーの振動を通してターゲットの位置を体感できるようにしています。また、資源の方向に合わせて振動のレベルとスピードを変えることで、それが左にあるのか、右にあるのか、目の前にあるのかがコントローラーを握るだけでわかるようになっています。

また、プレイヤーが目標に近づいたことがはっきりと分かるように、DualSense ワイヤレスコントローラーに搭載されたRGBストリップを使用し、プレイヤーが資源に近づくにつれてパルスが速くなるようにしています。方向を示す振動とRGBパルスは、ゲーム内のツールがリアルタイムに受信しているデータと連動しているため、プレイヤーがプレイ中に見たり感じたりしていることを、ダイナミックかつ正確に伝えることができます。

これらの優れた機能を組み合わせることで、実際に金属探知機を手にしたような感覚を生み出すことができました。

『Ghostwire: Tokyo』

Bethesda:DualSense ワイヤレスコントローラーの技術は『Ghostwire: Tokyo』に大きな可能性を与えてくれました。ハプティックフィードバック、アダプティブトリガー、そして内蔵オーディオの組み合わせにより、プレイヤーを本作の超自然的な世界にさらに引き込むことができるようになりました。

プレイヤーは、コントローラーのスピーカーから発せられる異世界の声と、ハプティックフィードバックを頼りに周囲の環境に対処していきます。このように、現実世界では感じ取ることができない“第六感”を駆使し、東京の街を取り巻くさまざまな謎を解き明かしていくのです。

戦闘時には両手でエレメントパワーを作り出し、悪霊に立ち向かいます。DualSense ワイヤレスコントローラーのアダプティブトリガーは、それぞれのパワーを独自の感覚で表現することができます。目を閉じていても、肌に感じる風の勢い、激しい水の流れ、そして燃え盛る炎の違いを感じ取ることができます。また、敵のコアを自らの手で引き抜く感覚をトリガーで再現しているため、危険を伴う至近距離でのエクソシズムは、迫力が増大しています。

またプレイヤーの能力が高まるにつれ、コントローラーの機能も“パワーアップ”します。プレイヤーの能力が高まれば高まるほどコントローラーからのフィードバックも強くなります――『Ghostwire: Tokyo』をプレイする際には、フィードバックの強さからも、上達を実感していただきたいと思っています。

『Life is Strange: True Colors』

Deck Nine:『Life is Strange: True Colors』では、「アレックス・チェン」の持つ共感能力によって人々をつなげることがゲームの中核となっています。アレックスは、他人の強い感情を色鮮やかなオーラを通して読み取り、体験できる能力を持っています――「怒り」の燃えるような赤、「恐れ」の鋭い紫、「悲しみ」の深い青、「喜び」の輝く金。DualSense ワイヤレスコントローラーでは、これらの感情にアレックスがつながることで、対応する感情の色が新しくなったライトバーとして再現されます。

ヘブンスプリングスの通りや広場を探索するさなか、アレックスの成長する能力を駆使しようと左のトリガーを押し込むと、能力が高まるにつれてトリガーの抵抗も大きくなります。これは、アレックスが自身の不安定で超自然的な感覚をかろうじてコントロールしていることを表現しているのです。物語が進むにつれてアレックスの能力がさらに成長したとしても、軽々と扱えるものではありません。

『Tales of ARISE(テイルズ オブ アライズ)』

『Tales of ARISE(テイルズ オブ アライズ)』のドラマシーンでは、物語を「体感」できる演出を目指しています。たとえば、主人公の近くで大きな門が開いたときには、音に合わせて重い振動を付けたり、大人数で戦う派手なシーンでは、キャラクター全員のアクションひとつひとつに振動を付けることで、プレイヤーもその場に参加しているような臨場感を味わうことができます。また、フィールド冒険時においても、キャラクターの見た目(重量感)や動き、地面の材質(硬さ)に合わせた振動を設定することで、キャラクターの動きや地形の変化に合わせた振動が感じられるようになっています。

バトルシーンにおいては、アルフェンの炎の剣やシオンの射撃など、特徴的なアクションに対して特別な振動を設定することで、振動の面からも「テイルズ」シリーズの魂である「キャラクターの個性が魅力的なバトル」を実現しています。また、星霊術や銃撃などの遠距離攻撃の際にも、左右の感覚や距離の近さ・遠さをなめらかに表現できるハプティクフィードバックの精細さを活かして、臨場感ある体験を実現しています。

また、属性攻撃ごとに異なる触覚を演出できるように工夫を凝らしています。たとえば、炎はめらめらと燃えるような振動をイメージしています。その上で、同じ炎を使う技であってもアルフェンの「炎の剣」と炎の星霊術の技ではニュアンスを変えています。風の星霊術に関しては、直線的な攻撃には切り裂くような鋭さを、竜巻のように回転を伴う攻撃では(左右を表現できるDualSense ワイヤレスコントローラーを活かして)「回転感」を演出しています。水の星霊術では水面のゆらぎ、水飛沫、水流をイメージし、雷では電気的な「ざらつき」や「ノイズ」、岩は固く重いイメージ、氷は岩と似ていても鋭さを……といったように、バラエティー豊かな表現をできたと自負しています。ぜひご体験いただければ幸いです。

『Scarlet Nexus』

『Scarlet Nexus』では、超脳力「念力」を使って物体を持ち上げたり、敵に投げつけたりできます。DualSense ワイヤレスコントローラーはこの「念力」を表現するのに最適で、ハプティックフィードバックとアダプティブトリガーの両方が、敵に攻撃をした際の感覚を高めてくれます。

念力で前後や左右へ物を投げる際に、力の流れを感じることができます。画面上で物体が左から右に移動するとき、左のモーターが振動してから右のモーターへと移動することで主人公と同じ感覚が得られます。

さらに、アダプティブトリガーによってリアルなゲームプレイを楽しめます。現実に物を持ち上げるときに重さや抵抗を感じるように、ゲーム内の物を自分の力でしっかりと持ち上げているような感覚を味わえます。

『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』

Bandai Namco:PS5版『バトオペ2』では、DualSense ワイヤレスコントローラーを採用することで、トリガーを引くときの抵抗力や、機体が爆発する衝撃のフィードバックなど、さまざまな武器を使用するときの感覚をより忠実に再現しています。

L2やR2を使って攻撃するとき、パイロットは実際の引き金を引くような感覚が得られます。たとえばバズーカの場合、弾が発射される直前に入力位置でトリガーに抵抗がかかり、トリガーを引き続けると弾が発射されて抵抗が消えます。また、発射時にはさらに強い振動を設定しており、口径の大きい弾丸では、振動が長く残ります。

また、武器の種類によって振動パターンを変えており、マシンガンでもビーム・ライフルでも、それぞれに独特の感覚が味わえます。ビーム・サーベルなどの格闘攻撃においては、プレイヤーの攻撃が敵に直撃すると手に鋭い感覚が走るようになっています。

このような新しい感覚は、各武器のサウンドファイルに基づき、音声と触覚の両方からフィードバックがあることによって実現します。武器の発射や切り替えの音声はDualSense ワイヤレスコントローラーの内蔵スピーカーから出力されるので、臨場感が最大限まで高まります。

『Kena: Bridge of Spirits』

Ember Lab: DualSense ワイヤレスコントローラーを駆使した開発により、『Kena: Bridge of Spirits』のゲームプレイに、さらなる没入感を与えることができました。スピリットガイドである「Kena」は、杖を弓に変えることができ、そこにはアダプティブトリガーを最大限に活用しています。弓を引く時に、木が圧力によって曲がり、ひずみが生じる感覚をアダプティブトリガーの抵抗を通して感じることができます。されにハプティックフィードバックとの組み合わせにより、実際に弓を引いているかのような感覚を味わえるのです。

『Returnal』

DualSense ワイヤレスコントローラーが広げた新たな可能性により、これまでは再現不可能だった細かな触覚のフィードバックが最大限に実現できるようになりました。手と脳が現実と錯覚するレベルの微妙なディテールを再現することで、プレイヤーの意識は画面の中の世界に入り込みます。

たとえば『Returnal』の雨は、ランタイム・プロシージャルに合成された微妙な雨粒のハプティックフィードバックの振動によって補完されているため、実際にゲームをプレイしながらその場で感触を微調整することが可能でした。その結果、映像や音声に加え、DualSense ワイヤレスコントローラーが生み出す感触によって、まるで「本当に今惑星アトロポスの世界にいて、雨の中に立っているのだ」とプレイヤーの脳が思わず無意識的に感じてしまうような出来栄えになっています。

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