『バイオハザード RE:3』のキャンペーンモードに詰め込まれた恐怖とドラマに迫る!!【特集第2回/電撃PS】

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『バイオハザード RE:3』のキャンペーンモードに詰め込まれた恐怖とドラマに迫る!!【特集第2回/電撃PS】

『バイオハザード3 ラストエスケープ』にアレンジを加えてフルリメイクしたキャンペーンモードと、オンライン上で1人対4人という非対称の状況で競い合う『バイオハザード レジスタンス』の2作品を収めて登場する『バイオハザード RE:3』(以下『RE:3』)。特集の第2回目は、アレンジされた部分や新要素などに期待が高まるキャンペーンモードの詳細を紹介!

前回の特集記事はこちら

ラクーンシティを舞台に物語の幕が上がる!

キャンペーンモードの物語は、『バイオハザード RE:2』(以下『RE:2』)でレオンとクレアがラクーンシティを訪れる20数時間前が舞台。主人公はクリス・レッドフィールドやレオン・S・ケネディとならび、シリーズを代表するキャラのひとり、ジル・バレンタインだ。キャンペーンモードでは、彼女の壮絶な脱出劇が描かれていく。以下では物語のプロローグと本作を彩る登場人物たちをチェック!

合衆国の中西部に位置するラクーンシティ郊外で、謎の行方不明事件が発生。事件の調査に赴いた警察の特殊部隊S.T.A.R.S.は壊滅状態に陥りつつも、その元凶が製薬会社アンブレラ社であることを突き止める。死地から生還したジルを含む隊員たちは真相を告発しようとするが、警察組織でさえアンブレラ社に掌握されており、告発は握りつぶされてしまう。そして街には”人食い病”の変異が起こり始め、凶暴な野犬が徘徊しだす。ジルは街からの脱出を決意するが、彼女はまだ知らなかった。すべてを消し去るべく、最恐の使者が街に解き放たれていることを――。

ジル・バレンタイン

CV:湯屋 敦子

ラクーン市警の特殊部隊S.T.A.R.S.アルファチームで、リア・セキュリティを担う女性隊員。郊外に位置する洋館で起きた事件から生還した彼女は、アンブレラ社を告発するために調査を続けていた。だが、突如上層部から自宅待機を命じられ、昼夜を問わず監視を受ける。街はアンブレラ社に支配されており、警察組織でさえ例外ではなかった。ジルはアンブレラ社の悪事を世界に発信するため、街からの脱出を試みる。

カルロス・オリヴェイラ

CV:安元 洋貴

ゲリラとして数々の戦場を渡り歩き、U.B.C.S.(アンブレラ私設傭兵部隊)に流れ着いた傭兵。口ぶりは軽いが勇敢で正義感が強く、あらゆる銃器を使いこなすうえに、ヘリやセスナの操縦も行なえる。生き残った市民を救出するため、危険に満ちたラクーンシティを走り続ける。なお、カルロスを操作して探索する場面も。

ネメシス

生物兵器タイラントをベースに、その不安定さを改良したアンブレラ社製の試作B.O.W.「Bio Organic Weapon(有機生命体兵器)」。大幅に向上した知能により、自己判断による任務の遂行が可能。さらに自己再生能力が向上したことで、いかなるダメージを受けても作戦を継続できるようになっている。そんなネメシスに与えられた任務はS.T.A.R.S.隊員の抹殺だった――。

<体験レポート①>
マップの作り込みが細かくて雰囲気たっぷり!

街の雰囲気は『RE:2』より前の時間軸ということで、まだ街路を逃げまどう生存者たちの姿も。また、夜をきらびやかに彩るネオンの光や看板などもあちこちに残り、”死の街”へと変わる直前の様子を見ることができる。街にはドーナツショップやおもちゃ屋など、住人たちの憩いの場となっていた場所もあり、貼られているポスターや散乱している小物など、隅々まで細かく作り込まれていた。また、下水道は不気味なほど暗く静まり返り、「ちょ、ちょっと待って!」と深呼吸してから先に進むほどの緊張感と恐怖が……。緩急を意識した絶妙な作りに心底シビれた。

【体験レポート②】
リニューアルされたジルとカルロスのデザインもステキ

ジルは、力強くて、凛々しくて、勇気があって、過去作のイメージどおりカッコイイ女性だ。キャンペーンモードの存在が公開された当初、ジルとカルロスのデザインが一新されていたことでさまざまな意見が飛び交ったが、まったく違和感はなし。カルロスのほうも、口調は軽いものの正義感が強く、頼りがいがある人物に描かれていた。あと、髪がフワッとした仕上がりになっている点にも注目。ちなみに、オリジナル版をモチーフにしたジルとカルロスのコスチュームは、パッケージ版は数量限定の特典。ダウンロード版では予約特典として入手できるのでお見逃しなく!

「ジル&カルロス クラシックコスチュームパック」

【体験レポート③】
カメラワークやキャラクターの表情にも注目

ドラマ部分やカットシーンも少し体験できたが、カメラワークによるダイナミックな演出にも磨きがかかった印象。キャラクターのCGモデルがリアルで、表情や皮膚の感じも繊細に作られており、声優陣による迫真の演技に加え、その挙動からも緊迫した空気を感じ取ることができた。オリジナル版にあった「ライブセレクション」の要素こそなくなったが、集中が途切れることなく長編映画を観るように楽しめたので、個人的にはこちらのほうが好みである。

【体験レポート④】
『RE:2』よりもアクションの幅が広がり、華麗な立ち回りも可能

基本操作は『RE:2』と変わっていないので、『RE:2』をプレイした人なら問題はなく楽しめる。『RE:2』との大きな違いは、ジルを操作しているときにR1ボタンを押すとステップを繰り出せること。この動作に無敵時間などはないが、目の前の脅威から瞬時に間合いを広げることが可能。

さらに敵の攻撃がヒットする直前に、タイミングよくステップを行なうと「緊急回避」が発生。一瞬だけ時間の流れが遅くなり、その間に攻撃すると、敵の弱点を狙うことができる。コンバットナイフを装備していた場合、華麗な斬撃を繰り出すので、いわゆる”魅せるプレイ”でも需要が高まりそうだ。そのほかドラム缶やコンデンサなど、特定のオブジェクトを撃つと攻撃に利用できる要素は、オリジナル版から継承されていた。

【体験レポート⑤】
ネメシスがもたらす恐怖と絶望は、直球的で圧倒的!

オリジナル版では”追跡者”と呼ばれ、絶大な存在感を発揮していたネメシス。今回のプレイでもいきなり出現し、「スタァァァァァァズ!!!!」という不気味な雄叫びを聞きながら死闘を繰り広げることに! リニューアルされたのはデザインだけではなく、戦闘能力も大幅にアップし、走って逃げても驚異的な跳躍力でジルの前方へ。そこから強力なパンチを放ってきたり、触手でジルを転倒させたり……。オリジナル版とは違って火炎放射器も使いこなし、フィールドを灼熱地獄に変えることも! 戦闘中は終始、冷や汗が止まりません!! ちなみにオリジナル版と同じく、大ダメージを与えるとご褒美を落とすこともあるので、どうしても入手したいのなら戦ってみるというのも選択肢のひとつだ。ネメシスの攻撃は苛烈で、ジルの付近にいたゾンビを吹き飛ばすようなことも……。そのときだけはネメシスに、ちょっとだけ感謝。

【体験レポート⑥】
ほかのクリーチャーたちも、さらなる恐怖をもたらす

「うぅぅぅっ……」と、うめき声や足音が聞こえたりして、『RE:2』のゾンビはわりと自身の存在をアピールしてきたが、『RE:3』では”いきなりいる!”といった感じに。配置やライティングなどが工夫されていたり、そもそもフィールドが広めなので周囲の暗がりを見落とすことも。なので「うわっ、いたのかよ!!!!」といった感じで、驚かされる場面が幾度もあった。

あと、原作にも登場したドレインディモスとハンターγにも遭遇。ドレインディモスの巣窟では、いつの間にか壁や天井から這い出てきて大苦戦。ハンターγは、原作の2倍くらいのサイズにアレンジされていて、まずヌメッとしたような外皮が超不気味。そして大きな口を開けて襲ってくるが、口のなかもキモチワルイのなんのって……。遭遇したときは、パニックにならないように要注意!

体験プレイで判明したことをレポートしてきたが、個人的にはかなりの好感触。『RE:2』よりもアクションの幅が広がり、クリーチャーも予想外の動きをし、探索&バトルがより奥深くなっていて猛烈に楽しめた。ちなみに『RE:2』と同様、何度かゲームオーバーになってしまうとゲームモードを「ASSISTED」にしてコンティニューすることが可能。このモードにすると、照準操作がアシストされる、瀕死のダメージを受けても時間経過で一定値まで体力が自動回復する、敵の強さが少し下がる、アサルトライフルが支給、素材を組み合わせて得られる弾薬の数が増える、という状態に! プレイしてみたいけれどアクションが苦手という人もご安心を。こちらのシステムを利用して、ぜひ最強の恐怖に挑戦してみてほしい。

無料体験版『バイオハザード RE:3 Raccoon City Demo』が本日より配信中!

現在、PlayStation™Storeにて『バイオハザード RE:3』のキャンペーンモードの体験版を配信中。ラクーンシティで繰り広げられる脱出劇、そして新たな恐怖の一端を実際にプレイして確かめよう。

▼無料体験版『バイオハザード RE:3 Raccoon City Demo』のダウンロードはこちらから

▼PS4『バイオハザード RE:3』のPS Storeでの予約購入はこちらから

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バイオハザード RE:3

・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:サバイバルホラー
・発売日:2020年4月3日(金)予定
・価格:
 通常Ver.
    パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,800円+税
    パッケージ版 コレクターズ エディション 希望小売価格 24,800円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 7,800円(税込)
 Z Version
    パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,800円+税
    パッケージ版 コレクターズ エディション 希望小売価格 24,800円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 7,800円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:
 通常Ver.:D(17才以上対象)
 Z Version:Z(18才以上のみ対象)

※Z Versionご購入の際のご注意
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『バイオハザード RE:3』公式サイトはこちら

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