世界の壁はいまだ厚く……。今シーズン最後のオープントーナメントでLibalent Vertexが33位タイの結果に
PlayStation®4版『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』(以下『CoD:BO4』)の公式世界大会「Call of Duty World League(CWL)」では、選抜された16のプロチームがレギュラーシーズンを戦う「CWL Pro League」に加え、世界中のチームがしのぎを削る「CWL Global Open」が実施されています。
今シーズン最後のオープントーナメントとなる「CWL Global Open」の「MTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット」が、日本時間7月20日(土)から22日(月)にかけて米国・マイアミの「CWL FINALS」にて開催されました。
日本からは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが主催する「CWL日本代表決定戦」で4連覇の偉業を達成したLibalent Vertex(リバレント ヴァーテックス)と、CWLのオンライン予選「Japan National Qualifier」を勝ち抜いたCYCLOPS athlete gaming(サイクロプス アスリート ゲーミング)が世界に挑みました。
また、「CWL FINALS」では、「CWL Pro League」に参加する16のプロチームが戦う、通称「プロトーナメント」も実施されています。「プロトーナメント」の参加チーム以外は、オープントーナメントである「MTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット」で競い合い、賞金と上位16チームに与えられる「CWL Championship」への出場権獲得を目指します。
「MTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット」トーナメント表はこちら
Libalent Vertexのトーナメント表上のランキングは30位(チームが獲得しているCWLプロポイントに基づいて決定)。初戦となったWinners Bracket(以下WB) Round 1でランキング99位のIn The Momentと対戦し、「HARDPOINT」と「SEARCH & DESTROY」を危なげなく連取する好スタートを飾りました。
しかし、続くWB Round 2のForfeit x UrNm(35位)戦は、一変して厳しい戦いに。「HARDPOINT」は前半のビハインドが重くのしかかり175-250で落とし、「SEARCH & DESTROY」は終始相手にペースを握られて1-6と大差で敗北。ストレート負けを喫し、Losers Bracket(以下LB)にまわることとなりました。
後がないLibalent Vertexは、LB Round 2のArcticFox(73位)戦から再スタート。Frequencyでの「HARDPOINT」では、GenGar AX選手がファーストウェーブで4連続キルを叩き出す大活躍を見せ、250-222で勝利を収めます。Haciendaでの「SEARCH & DESTROY」は、両チームともに一歩も譲らない展開が続きますが、Inaba UR選手の3連続キル、そしてAliceWonderland選手のスナイパーが光り、6-4で勝利。LB Round 2突破を決めました。
LB Round 3は、Strange Gaming(62位)との戦い。Strange Gamingは、本大会のWB Round 2で、ランキング3位の強豪チームMazer Gamingから「HARDPOINT」で1本奪っている、油断ならない相手です。
ゲーム1は、本大会で絶好調のFrequencyでの「HARDPOINT」。一気に70点のスコア差をつける余裕ある展開から、後半に詰め寄られはしたものの、序盤のリードを活かして250-204で勝利しました。続くゲーム2は、Arsenalでの「SEARCH & DESTROY」。日本大会、そして海外大会でもほとんど負けなしという、Libalent Vertexにとって伝家の宝刀とも呼べるマップ&モードの組み合わせです。AliceWonderland選手とInaba UR選手による2本スナイパー体制も完璧に刺さって6-1で圧倒し、ストレート勝ちを収めました。
LB Round 4は、強豪チームGiants(4位)との対戦です。両チームが申告するマップのBAN/PICKにより、Frequencyでの「HARDPOINT」、Arsenalでの「SEARCH & DESTROY」、Arsenalでの「CONTROL」と、すべてLibalent Vertexが得意とするマップ&モードの組み合わせに。勝利の女神の微笑みが見え隠れする中、ベスト16を賭けた負けられない一戦が始まりました。
ゲーム1は、Frequencyでの「HARDPOINT」。第1拠点のファーストウェーブで、Libalent VertexがGiantsを一掃する完璧な連携を見せ、30-0とリードを築きます。第2拠点は、取って取られての混戦模様。先のスコア差はなくなり、第3拠点に向かいます。次のリスポーン有利を確保しているのはLibalent Vertexでしたが、拠点周辺の防衛が厚く、なかなか切り崩せません。ここでスコアは一気に逆転し、47-87の40点ビハインドで第4拠点へ。sitimentyo選手のダブルキルなどを起点に押し切れそうなタイミングはあるものの、もう一歩が届かず、1周目で約100点のスコア差がつく厳しい戦いを強いられます。
2周目の第1拠点は、ウォーマシーンやグラブスラムのスペシャリストを次々と発動したGiantsが取り切り。続く第2拠点もGiantsのヘルストームにテンペストを重ねられ、ついにスコア差は約150点に。ここから粘りを見せるLibalent Vertexは、第3拠点でリスポーン有利を確保し、スコア差を若干縮めます。第4拠点はGiantsの制圧が先行しますが、取り返しに成功。しかし、すでにスコアリミットが近く、数点たりとも渡したくない3周目の第1拠点で、GiantsにTAK-5を発動されて万事休す。111-250で敗北となりました。
先制を許して迎えたゲーム2は、Arsenalでの「SEARCH & DESTROY」です。Libalent Vertexの攻撃となったRound 1では、Aポイントを攻めて1枚リードを確保したものの、ガンファイトで削りきれずに敗れて0-1。Round 2は幅広く守るLibalent Vertexに対し、Aポイントにリソースを割いたGiantsが爆弾設置に成功しますが、2 v 2からInaba UR選手の美しいカバーでGiantsを一掃。1-1のイーブンに戻します。Round 3は、Inaba UR選手のスナイパーで人数有利を作り、Aポイントに爆弾を設置。3 v 3の状況から見事に削りきって勝利し、2-1と逆転します。さらにRound 4では、AliceWonderland選手のグレネードがAポイントに詰め寄っていたGiantsの選手を吹き飛ばしてダブルキル。そのまま人数有利をキープして勝ちを収め、3-1とリードを広げることに成功しました。
Round 5は攻撃側のLibalent Vertexが中央に4枚を展開しますが、カバーが一歩及ばす1 v 2の状況に。AliceWonderland選手がハンドガンで1枚削るも逆転には至らず、3-2と差を縮められます。Round 6は不利交換が続いて敗れ、3-3のスコアに追いつかれてしまいます。
Round 7では、Libalent Vertexの選手全員でAポイント攻め。正面のぶつかり合いから1 v 1になりますが、時間を使われ、読み合いで一歩先を行ったGiantsが勝利。3-4のビハインドで迎えたRound 8は、中央から戦線を上げてきたGiantsに押し切られ、1 v 4のピンチに。この状況からAliceWonderland選手がスナイパーとハンドガンで2枚、さらに鹵獲(ろかく)したアサルトライフルでもう1枚を撃破! 爆弾が設置されている中、解除ではなく1点読みの撃ち合いで勝負に出ますが、惜しくも敗れてスコアは3-5に。そして運命のRound 9は、sitimentyo選手がBポイントに爆弾を設置し、Inaba UR選手が1枚を削ったものの、そこからうまく連携がつながらずに落としてしまいました。
「HARDPOINT」と「SEARCH & DESTROY」を連取され、Libalent Vertexは敗退が決定。今大会は33位タイでのフィニッシュとなりました。
現地よりお届けした配信映像は、「CWL日本代表決定戦」公式Twitterで視聴することができます。
<配信したLibalent Vertexの各試合映像>
【WB Round 1】Libalent Vertex 対 In The Moment
【WB Round 2】Libalent Vertex 対 Forfeit x UrNm
【LB Round 2】Libalent Vertex 対 ArcticFox
【LB Round 3】Libalent Vertex 対 Strange Gaming
【LB Round 4】Libalent Vertex 対 Giants
もうひとつの日本チームCYCLOPS athlete gamingは、LB Round 4でAPAC(アジアパシフィック地域)最強のMindfreakと肩を並べる強豪チームVertexに敗れており、Libalent Vertexと同じく33位タイの結果を残しています。
熱戦が繰り広げられた「MTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット」で優勝したのは、Team WaRとの激闘を制したThe Bhoys。「CWLロンドン」「CWLアナハイム」を連覇していたMindfreakはLB Round 5で敗れ、25位タイで大会を終えています。
また、「CWL Pro League」で戦う16チームが出場する「プロトーナメント」では、LBからリセットをかけたGen.Gを退け、eUnitedが悲願の優勝を遂げています。MVPは、神童と呼ばれるSimp選手が獲得しました。
8月10日(土)、「CoD:BO4日本最強決定戦」を開催!
今シーズンにおける日本チームの世界への挑戦は、本大会をもって終了となります。日本チームへの熱いご声援、そして「CWL日本代表決定戦」へのご参加、ありがとうございました。
しかし、日本の『CoD:BO4』シーズンは、まだ終わりません! 「CWL日本代表決定戦」の過去最高順位を元に選出した成績上位4チームが日本最強の座を賭けて戦う「CoD:BO4日本最強決定戦」を、8月10日(土)に開催します。
【出場チーム】
■Libalent Vertex(過去最高順位 1位)
■CYCLOPS athlete gaming(過去最高順位 2位)
■Rush Gaming(過去最高順位 2位)
■Unsold Stuff Gaming(過去最高順位 3位)
現地観戦の募集は終了しましたが、本大会はライブ配信を予定しています。激戦必至の最終戦をお見逃しなく!
8月10日(土)に「CoD:BO4日本最強決定戦」をライブ配信!
公式チャンネルはこちら(YouTube)
その他、Periscope、Twitchでのライブ中継を予定しています。
公式Twitterはこちら
公式ハッシュタグ:#CODBO4日本最強
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コール オブ デューティ ブラックオプス 4
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:ファーストパーソンシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,900円+税
ダウンロード版 忍び寄る幻影版 販売価格 8,532円(税込)
ダウンロード版 デジタルデラックス 販売価格 12,900円(税込)
ダウンロード版 デジタルデラックス改 販売価格 16,900円(税込)
・CERO:Z(18才以上のみ対象)
※ダウンロード版ご購入の際のご注意
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