究極の”アクションヒーロー体験”がここにある!! VRアクションの真打『ライアン・マークス リベンジミッション』を先行体験!
5月30日(木)発売予定のPlayStation®VR専用タイトル『ライアン・マークス リベンジミッション』は、PS VRのもたらす臨場感によって、まるで「ダイ・ハード」「007」「ジョン・ウィック」シリーズのような大作アクション映画の主人公になりきり、スリルと興奮に満ちた体験ができるVRシューティングアクション。
プレイヤーはエリート特殊部隊員「ライアン・マークス」となり、ロンドンを舞台にした大迫力のアクションと、先の読めないストーリーを楽しむことができる。
まさに”VRアクションの真打”とも言える注目のタイトルの製品版を、発売に先駆けてPS.Blogスタッフふたりが体験! 本当にアクション映画の主人公になったような気分と、2本のPlayStation®Move モーションコントローラーを駆使して行なう臨場感抜群の操作を満喫したクロスレビューをお届けしよう!
【クロスレビュー①】
壮大・痛快なアクション映画体験! ジョークも冴えるタフガイになりきれる!
主人公のライアンは、軍隊のエリート特殊部隊員であると同時に、ギャング組織「マークス・ファミリー」の一員。家族を守るために敵対するギャングと戦う際は、特殊部隊仕込みの高度なスキルを駆使して立ち向かう。このガンアクションをVRならではの臨場感で楽しめることは本作の大きな魅力だが、実際にプレイして感じたのは、大作アクション映画の世界に飛び込んだかのような没入感。スリリングなシチュエーションの数々から、ヒーローの要素がふんだんに取り入れられたライアンのキャラクター性まで、アクション映画ファンとしてのツボを押されまくる展開が目白押しだった。
アクション映画のあんなシーンやこんなシーンが自分の体験に!
カーチェイス中に敵車両を撃ち倒したり、敵地に潜入してダクトの中を這いずりまわったり、窓をぶち破ってビルの外に飛び出したり、離陸しようとする飛行機を車で追いかけて飛び移ったり……。本作には、アクション映画に見かけるスリリングで痛快なシチュエーションが数多く登場する。定番やお約束とも言えるシーンだけに、それらを体験できる楽しさにニヤリとしてしまう。
しかも、そのほとんどがプレイアブル。マガジンをリロードしながらの銃撃戦はもちろん、ほふく前進中やハシゴを使う時は両腕を交互につかみながら前後させる。2本のPS Moveを使ったプレイが推奨されるのも納得。潜入中に、思わず息の乱れを押し殺すほどの没入感は半端じゃない!
実際の動作をともなうプレイアブルだからこそ、この世界に入り込めるシーンはほかにもたくさんある。C4爆弾を設置する際は、爆薬を壁面に張り付け、起爆装置を乗せてリモートスイッチをオンに。敵の銃弾が飛び交う中で、手早く正確に設置をこなしていくのはスリルたっぷりだ。また、ピッキングによるカギ開けや、配電盤の断線工作では、ツールボックスから適切な道具を取り出し、精密な手作業が求められる。実際の手元の動きが成否につながるため、煩わしい作業感がなく、凄腕のエージェント気分に浸りながら楽しめた。
セリフや仕草のこだわりが作品世界に深く誘う
単なる凄腕の戦闘員ではなく、家族の絆を重んじ、邪魔する敵はスタイリッシュかつ容赦なく倒し、それでいてセリフ回しはユーモアに富み、軽口やジョークを交えながら、ときに悪ノリもしてしまう。主人公のライアンは、アクションヒーローのエッセンスがこれでもかとばかりに詰まった男だ。決めるところは決めつつ、シリアスすぎないキャラクター像には好感を持つことができた。
「マークス・ファミリー」の面々や、敵役となるシャープ兄弟といった登場人物も個性派揃い。ライアンの兄であるニックとの掛け合いは軽妙で、潜入中の美術館で展示品を壊しまくるという過度のイタズラしかり、ライアンと口を合わせて発する汚い言葉しかり、見ていて飽きないキャラクターだ。敵のボス、トニー・シャープは高圧的で見るからに悪玉然としており、弟のキーチは兄の威を借りる小悪党。セリフや仕草の細かい部分へのこだわりが感じられる、”いかにも”なキャラクターが多いことも、アクション映画の世界観をわかりやすく作り出している一因だろう。
アクション映画のヒーローになりきるというコンセプトが全編に渡ってビンビンに伝わってくるので、遊ぶ側としてはそれに身を委ねるだけ。減らず口を叩きながら絶体絶命のピンチを乗り越えていくライアンの物語を、どっぷりと楽しめた。が、現実世界に戻ってもライアンの口調が移ったままで、家族に怪訝な顔をされてしまった。映画鑑賞後にこんな状態になりやすい方はご注意を! (PS.Blogスタッフ・松田)
【クロスレビュー②】
思い描いたアクションをそのまま実現できる! 極上の没入感がもたらす抜群の操作性
今回は、主に2本のPS Moveを使ってプレイ。ライアンの手の動きが自分の手とシンクロするため、没入感は抜群だ。悪党どもと撃ち合う銃撃戦では、隠れながら銃と手だけを出して敵を狙ったり、左右の敵を二丁拳銃で同時に撃破したり、そして敵が投げた手榴弾を投げ返すなんてことも可能! 映画で観たことのあるような戦い方を、とっさに、そして違和感なく実行できることに感動してしまった。
銃のリロードも、PS Moveを使った操作では「片方の手でマガジンや弾を取り出す」→「取り出したマガジンや弾を銃に近づける」という2段階のアクションで行なう。ボタンひとつでリロードできる一般的なFPSと比べると面倒くさくない? と思うかもしれないが、このこだわりが高い臨場感を演出! 激しい撃ち合いの最中に操作をミスし、取り出したマガジンを落としてしまうこともあったが、そんなもどかしささえも自分だけの体験。本作と同じくSIEロンドン・スタジオが手がけた『PlayStation®VR WORLDS』収録作品「The London Heist(ロンドン ハイスト)」をプレイしたことがある人なら、ピンチすらも楽しくなってくるというこの感覚をきっとわかってくれるはず!
直感的な操作やプレイヤーの行動に対して、豊富なリアクションを用意!
PS Moveを駆使するのは、もちろん銃撃戦だけではない。扉を開けることから始まり、ハシゴを登ったり、ほふく前進をしたり、ドライバーでネジを外したり……手を使う動作のほとんどを、プレイヤー自身が実際に行なうことになる。それらの操作についてはチュートリアルがないものの、すべて直感的に実行できるのがポイント。現実そのままの動作をPS Moveを使って行なうだけで、その動作がゲームに反映されるのは面白い。
また、落ちているビール瓶やボールを拾って投げたり、机の引き出しを開けたり、クルマに乗っている最中にラジオやサンバイザーをいじったりすることも可能だった。何気ないことだが、”こんなことはできるかな?”とプレイヤーが試したことに対して、しっかりとリアクションが用意されているのはうれしい。直感的な操作とその反応に加えて、本作はわずかなイベントシーンですらも常にプレイヤー視点。ライアンになったような気分を自然に味わえるさまざまなこだわりが、本作にはちりばめられている。
アクション映画の世界から離れられなくなる、やり込み要素の数々!
一度クリアしたミッションは、繰り返しプレイすることが可能。各ミッションにはコレクションアイテムや射撃ターゲットなどが隠されているため、ストーリーモードのプレイ中に見逃してしまった隠し要素を探すのもまた楽しい。というか、見落としがないよう慎重に進めていたはずなのに、いったいどこに隠されていたのやら……。発見&未発見の隠し要素の数はミッション選択時に確認できるので、ついコンプリートを目指したくなってしまう。
また、ターゲットを素早く倒して突き進むタイムアタックなどのチャレンジや武器のカスタマイズなど、ストーリークリア後もやり込める要素が満載! まだまだこれからもライアンとなって、アクション映画の中で活躍できるという極上の体験を味わえそう!!
ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)も試してみたところ、思ったよりも快適に操作することができた。しかし、二丁拳銃で別々の場所をねらえなかったり、ハシゴを登る際に実際の手を交互に動かすことができなかったりなど、PS Moveでの操作に慣れていると違和感を覚えるシチュエーションも。しかし、リロードはボタンひとつでできるため、タイムアタックなどのシビアな操作が要求される場面では有利に戦えそうだ。
また、本作には通常の「ノーマル」モードのほかにも、ライアンの体力が高いうえに最初からレーザーサイト付きの武器を使用できる「シネマ」モードが用意されている。だれでも手軽にライアンになりきって遊べるので、アクションが苦手な人も、ぜひ究極の”アクションヒーロー体験”をお試しあれ! (PS.Blogスタッフ・岩下)
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ライアン・マークス リベンジミッション
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:VRシューティングアクション
・発売日:2019年5月30日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,900円+税
ダウンロード版 販売価格 5,292円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
※PlayStation VR専用
※PlayStation Move モーションコントローラー対応(2本必要)
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『ライアン・マークス リベンジミッション』公式サイトはこちら
©Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by SIE London Studio.
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