ユービーアイソフトから3月15日(金)に発売となるPlayStation®4用ソフトウェア『ディビジョン2』。本作は、バイオテロによって崩壊したアメリカを舞台に、人々の救済と復興のために立ち上がる”ディビジョン”エージェントたちの活躍を描くオンラインアクションRPGです。プレイヤーは、アメリカの市街地を1/1スケールで再現したオープンワールドを自由に探索し、暴徒を制しつつアメリカ復興の道を模索していきます。
今回から数回に渡って、電撃PlayStation編集部がそんな『ディビジョン2』の魅力を徹底解説。第1回となる本記事では、ワシントンD.C.で展開される本作の物語と世界観をはじめ、武器やスキル選択といった幅広いスタイルで戦える戦闘や、ほかのプレイヤーとの協力・対戦など豊富なマルチプレイが楽しめる本作の”オンラインゲームとしてのおもしろさ”について紹介していきます。
ホワイトハウスを作戦基地として、無法者の集団”ハイエナ”と戦え
2016年に発売された前作『ディビジョン』は、バイオテロの発生直後から秩序が急速に崩壊していくニューヨークを舞台としていましたが、今回はそれから7カ月後、真夏のワシントンD.C.がエージェントたちの新たな活動の場となります。前作はニューヨークの市街を覆う雪景色が印象的でしたが、今作のワシントンD.C.は夏。異常気象によってしばしば嵐や洪水が発生し、街のあちこちが水没しているなど、かなり荒れはてているのが特徴です。天候変化で大雨が降り、視界が悪化することもしばしば。プレイヤーはそんな荒廃したワシントンD.C.で、敵対組織のひとつ”ハイエナ”との戦いを繰り広げることになります。
プレイヤーの分身であるエージェントは、ワシントンD.C.の秩序回復と復興につとめる”JTF”の作戦基地であるホワイトハウスへ向かいます。序盤の目的は、ホワイトハウスに隣接するダウンタウン地区にある、民間人のコミュニティの支援。ダウンタウン地区は、無法者の集団である”ハイエナ”の支配下にあり、コミュニティもたび重なる襲撃を受けています。エージェントたちは、”ハイエナ”の勢力を排除しつつ、コミュニティが必要とする物資の寄付や戦闘の支援などを行ない、彼らの生活を助けていくことになるのです。
敵対勢力の排除やコミュニティの支援を通して、無法者に支配されたワシントンD.C.の解放を進めていくエージェントたち。しかし、かつてアメリカ合衆国の首都であったこの街には、かろうじて生き残った政府をクーデターで転覆させるものがある、という噂があります。物語を進めていくうちに、エージェントたちにこの陰謀を阻止する機会が訪れるのかもしれません。
装備とスキルの組み合わせで自分なりのプレイスタイルを見出す
本作の基本システムは、障害物を盾に銃撃戦を繰り広げる”カバーアクション”スタイルのTPSです。しかし、アクションRPGと銘打つだけあって、装備やスキル、PERKと呼ばれる特殊能力を組み合わせることで、かなり自由度の高いキャラクターメイキングが可能となっています。追尾マインやドローン、タレット(自動銃座)といったハイテク兵器を繰り出すスキルを使えば、障害物に隠れる敵をあぶり出したり、傷ついた味方のアーマーを修理することが可能。つまり本作は、装備する武器やスキルによって、戦う間合いを決めることはもちろん、ファンタジーRPGにおけるアタッカーやヒーラーといった役割を担うこともできるのです。
さらに、経験値でアップする上限のレベル30に達したエージェントは、”スペシャリゼーション”と呼ばれる特殊技能が選択できます。”スペシャリゼーション”には、遠距離狙撃と偵察に優れる”シャープシューター”、生存能力とエリアのコントロールを得意とする”サバイバリスト”、そして爆発物による強力な攻撃が身上の”デモリショニスト”の3種類が存在。選択することで、専用のスキルと特殊な効果を持つグレネード(手榴弾)、そして強力な専用武器”シグネチャーウェポン”が使用可能となります。
共闘から対戦まで、さまざまな形で遊べるオンラインマルチプレイ
オンライン専用タイトルである本作は、ほかのプレイヤーと共闘して各種ミッションに挑戦できるほか、高価なアイテムをめぐってお互い争う対戦モードをプレイできます。もちろんソロでも十分楽しむことは可能ですが、見知らぬ他者と世界を共有しつつも自由気ままに遊べる協力プレイのおもしろさはほかにない独特のもの。ここでは、それらのマルチプレイ要素について簡単に解説していきます。
オープンワールド空間を探索する”フリーローム”
プレイヤーは、基本的に”フリーローム”と呼ばれるオープンワールド空間で活動します。ここはプレイヤー1人、もしくはオンラインで招待してグループを組んだ人とだけ一緒に行動できるエリアで、素材の収集や敵との戦闘といったコツコツプレイを楽しめます。マップ内にはメインミッションやサイドミッション、敵が支配するコントロールポイントといった各種アクティビティがあり、プレイヤーは発生ポイントに近づくことでシームレスに挑戦できます。
“フリーローム”を探索中に、ちょっと難しいアクティビティや強い敵と戦いたいけど、同じゲームを遊んでいるフレンドがいない……。という人は、”支援要請”を使うのがおススメです。支援要請を出すと、本作をプレイ中のほかのプレイヤーに要請が送られ、受諾したプレイヤーとグループを組んで遊ぶことができるのです。アクティビティが終わったら、その場でグループを離脱してもよし、一緒に別のことをして遊ぶのもまたよし。知らない人同士でも気楽にグループを組んで遊べる”支援要請”は、本作でうまく使っていきたいシステムのひとつと言えます。
なお、ほかの人を積極的に支援したい! という人はOPTIONSボタンのメニューの”ソーシャル”から”マッチメイク”を選び、”要請に応じる”ことで要請が入ると同時にグループに参加することが可能です。
マッチメイキングで4人協力プレイができる”メインミッション”
“メインミッション”は、その名のとおりメインのストーリーに関わるミッションですが、クリア後も再度報酬を求めて挑戦できます。このアクティビティは、入り口でマッチメイキングが可能で、最大4人でグループを組んでプレイできます。協力プレイを楽しみつつ経験値などの報酬を稼ぎたい人にもってこいのアクティビティです。なお、メインストーリーをクリア後は、より強力な敵勢力と戦える”侵入ミッション”への挑戦も可能です。
ここでは誰も信用できない! 緊張感あふれる”ダークゾーン”
前作にも存在した”ダークゾーン”は、バイオテロに見舞われたアメリカの都市でもとくに汚染度の高い隔離エリアのこと。このエリアは厚い障壁に囲まれていて限られたチェックポイントからしか入れません。内部には外よりも強い敵が存在し、相手を倒したり箱を開けることでより良いアイテムの入手機会があります。ただし、非常に価値のあるアイテムは、汚染されていてそのまま持ち出すことは不可能。利用可能にするためには、ヘリを呼んで空中から回収してもらい、除染処理をうける必要があります。
このエリアの特徴は、ほかのプレイヤーが操作するエージェントと、つねに同じフィールド上で行動するということ。”ダークゾーン”では、エージェント同士が互いを攻撃可能で、倒されたエージェントは、持っている汚染されたアイテムをその場に落としてしまいます。つまり、欲しいものがあるなら、敵対勢力だけではなくほかのエージェントを倒して奪い取る方法もあるということです。
生き残って貴重なアイテムを手に入れるためには、他人を絶対信用できない。そんな”ディビジョン”ならではの緊張感を味わえるのが”ダークゾーン”なのです。
閉鎖区画で純粋な対戦が楽しめる”コンフリクト”
最初から対戦目的で遊びたい、という人は”コンフリクト”がオススメ。コンフリクトは”ダークゾーン”を舞台に戦うゲームモードですが、”フリーローム”からでも直接参加可能です。戦闘は専用の閉鎖区画で行なわれ、自動的にマッチングとチーム分けが行なわれます。
発売当日に用意されるルールは、復活回数が制限された状態で相手を倒して全滅させるのが目的の”スカーミッシュ”と、3つの目標を確保するのが目的の”ドミネーション”。2月に実施されたプライベートベータでは、”スカーミッシュ”がプレイ可能でしたが、1回あたりのプレイ時間は短めで完了するたびにちゃんと報酬を獲得できる、手軽に遊べるゲームモードだと感じました。”ダークゾーン”で生き残れる自信はないけど、エージェント同士の戦いを体験したいという人は挑戦してみてはいかがでしょうか。
前作『ディビジョン』は、バイオテロに見舞われたアメリカ大都市のオープンワールドで戦うという意欲的な作品でしたが、今作はそれに加えて、より深みとボリュームのあるアクティビティの数々と、さらに充実したストーリクリア後のエンドコンテンツが用意されているのが特徴です。これまで前作を楽しんでいた人はもちろんのこと、かつて前作を遊んだ人や、本作が初『ディビジョン』という人も十分楽しめることでしょう。
さらに3月1日(金)~4日(月)には、すべてのプレイヤーを対象としたオープンベータが実施されます。先に実施されたプライベートベータとはまた異なるゲームを体験できるとのことなので、ぜひお楽しみに!
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ディビジョン2
・発売元:ユービーアイソフト
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:オンラインRPG
・発売日:2019年3月15日(金)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,400円+税
パッケージ版 ゴールドエディション 希望小売価格 12,000円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 9,072円(税込)
ダウンロード版 ゴールドエディション 販売価格 12,960円(税込)
ダウンロード版 アルティメットエディション 販売価格 15,552円(税込) (*)
・プレイ人数:未定
・CERO:審査予定
*2019年3月14日(木)までに予約購入することで、予約購入キャンペーン特別価格14,256円(税込)でお求めいただけます。
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