華やかな文明に彩られたギリシアの大地と、美しきエーゲ海の島々。そんなロマンあふれる世界が表現されたオープンワールドを、思いのままに旅する──。歴史好きなら誰もが一度は夢想するような夢を、本当に実現してしまったタイトル。それが『アサシン クリード オデッセイ』です。アクションゲームファン、RPGファンはもちろん、歴史好きの方からも多いに注目されている本作の発売日、10月5日(金)が間近に迫ってきました。
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「アサシン クリード」シリーズの特徴としては、世界史のなかでもとくにホットな時代と場所をモチーフに描かれる、というものがあります。その歴史体験は、歴史好きの人はもちろん、その時代をまったく知らないユーザーにも深い興味を抱かせるほどの完成度とプレイアビリティを持っており、世界中のユーザーを魅了し続けています。そして本作の舞台は、なんと古代ギリシア。世界中に広く知られるギリシア神話発祥の地であり、民主制や哲学など、現代にも通じる高度な思想・文明を築き上げた世界に降り立ち、自由に冒険できるのです!
今回から始まる特集記事の第1回では、古代ギリシアの世界観解説を交えつつ、主人公のバックボーンや大まかなストーリー、アクションについて触れていきます。
ポリス間の争いが激化する混迷のギリシアに挑む
物語の舞台は、紀元前431年のギリシア。各地に都市国家(ポリス)が成立し、その統治のもとで繁栄を謳歌していました。ポリスでは、民主制を敷いたアテナイや、現代にも伝わる”スパルタ教育”により、精強な軍隊を作り上げたスパルタなどが有名です。
ギリシアの地は、常にアケメネス朝ペルシアという強大な外敵から狙われていましたが、複数のポリスが同盟を結んで対抗。スパルタ兵が活躍した「テルモピュライの戦い」や、アテナイの艦隊が勝利した「サラミスの海戦」をへて、ペルシアの侵攻を退けることに成功しました。
ですが、外敵の勢いが弱まると、今度はポリス間での内輪もめが発生するように。とくに、ペルシアとの戦争で名を上げ、勢力を拡大していたスパルタとアテナイの対立は激しく、ついには「ペロポネソス戦争」という戦いに発展してしまいます。本作は、この戦争まっただ中の時代が描かれていくのです。
ポリスごとの風景や、そこに住む人々が創り出す文化・風習がゲーム上で表現され、実際にポリスを歩いて回れば当時の雰囲気を味わうことが可能。もちろん、ポリス同士が争う戦場に足を踏み入れ、古代の戦争の空気を肌で感じることもできます。山間部や美しいエーゲ海に行き、まだ近代文明に汚されていない、生命力に満ちた自然の息吹を感じるだけでも、本作をプレイする価値は十分でしょう。
英雄の血を引く主人公の行動がギリシアの運命を左右する
物語を紡ぐ主人公は、スパルタの将軍の長子。「テルモピュライの戦い」でペルシア兵を圧倒しながら、裏切り者の内通により壮絶な死をとげた英雄・レオニダスの孫という設定です。主人公は、とある理由で死を告げられますが、何とか生き延び、自分の血脈に秘められた謎を求めてギリシア中をめぐる旅に出ることになります。
本作ではシリーズ初の試みとして、主人公の性別が選択可能。キャラクター設定はもちろん、アクションなども性別による違いはありませんが、会話の細部やほかの登場人物との関係では異なる部分も出てくるでしょう。
主人公・男性(写真左)
アレクシオス
CV:佐伯匠
主人公・女性
カサンドラ
CV:清水理沙
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主人公は、レオニダスの優れた身体能力と人をひきつけて止まない英雄性を受け継いでいます。そんな主人公が古代の雰囲気ただようギリシアを旅し、どんな冒険に挑んでいくのか? 想像するだけでワクワクが止まらなくなりそうです! しかも、主人公の行動については、プレイヤーが自由に選択可能。これは、冒険する場所を自由に選べるというだけでなく、人との会話中に出現する選択肢のなかから好きなものを選び、主人公の行動を決定する、という意味です。
例えば、戦いにおもむく際、2人の人間から意見を聞き、どちらを採用するか選択。人から何か質問されたときに、素直に正解を答えることもできますが、ウソをついてだますこともできます。こういった選択の結果はのちのプレイに影響を及ぼし、さらにはエンディングまで変化。英雄の血を引く主人公を、正道を歩む英雄にするか? それとも目的のためならどんな手段もいとわない奸雄にするか? すべてはプレイヤーの手にゆだねられているのです。
また、選択肢のなかには、異性との愛情に関係するものまであり、相手の好感度が上がりそうな選択肢を選べば恋愛関係が進展していきます。恋愛対象にできる異性は、主人公の性別ごとに複数存在するので、誰と仲を深めるのかもプレイヤーしだい。好みの相手を見かけたら積極的にアタックし、恋愛模様を楽しむのもアリです。
より完成度を増した探索&バトルアクション
続いてアクションについてですが、地形や建造物を流れるように踏破していく「フリーラン」や、どんな高所からでも安全に落下できる「イーグルダイブ」など、シリーズおなじみのアクションはもちろん使えます。これらのアクションは全体的にクオリティアップが図られ、よりスムーズな動きが可能に。古代ギリシアの雄大な海と大地を堪能する際に役立つはずです。
戦闘時は剣や槍など、攻撃速度やモーションが異なる武器を駆使してアグレッシブに敵と戦えます。回避行動や敵の攻撃の受け流し、さらには戦闘中にたまるゲージを消費して繰り出す「オーバーパワ-」も使用可能。これらを駆使したダイナミックなバトルが体験できます。特殊な効果を発揮するアクションを状況に応じて繰り出すなど、戦術性の高さも魅力といえます。
本作独自の要素としては「レオニダスの折れた槍」という固有装備があります。名前の通り折れてしまっているものの、もとはレオニダスが持っていた神の力を秘めた槍。攻撃した相手を吹き飛ばしたり、エネルギーを放出して攻撃したりと、超常的な現象を起こすことができます。戦闘の切り札として積極的に活用したいところ。
本作ではレベルアップなどで獲得できるアビリティポイントを消費することで、アビリティが習得できます。アビリティのなかには新アクションの開放など、戦闘に役立つものも多数。どれから習得するかで、戦い方もかなり変わってくるでしょう。自分のプレイスタイルに合わせたものを優先し戦術を模索するのも楽しいものです。
戦闘には、大規模戦闘に参加する「コンクエスト」、艦船を操って戦う「海戦」など、特殊なシチュエーションのものがあります。普段の戦いとは違った、独特なバトルを楽しめるはず。またエンドコンテンツとして、メデューサなどの怪物と戦うクエストも存在します。ギリシア神話で語られる怪物を相手にしたバトルは迫力満点! ゲーム上で再現される、神話級の戦いに酔いしれましょう!!
さて、今回は以上になりますが、本作はシリーズのなかでも最古の時代を描くタイトル。ほかのシリーズタイトルとのつながりもそれほど深いわけではなく、古代ギリシアの歴史を体感できるゲームとして、これ1本で完成されています。そのため、これまでの「アサシン クリード」シリーズに一切触れていないという人でも、問題なく楽しめるタイトルであることは間違いありません。もちろんシリーズファンにも、新たな「アサシン クリード」タイトルとして受け入れられるだけのクオリティを持ったタイトルといえるでしょう。
『アサシン クリード オデッセイ』プレビュートレーラーはこちら
次回以降の記事では、舞台となる古代ギリシアのフィールドや、アクションについてのより詳細な情報をお伝えする予定です。この注目のオープンワールドアクションの発売に備えるためにも、ぜひチェックしてみてください。
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アサシン クリード オデッセイ
・発売元:ユービーアイソフト
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アクション
・発売日:2018年10月5日(金)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,400円+税
パッケージ版 ゴールドエディション 希望小売価格 12,000円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 9,072円(税込)
ダウンロード版 デラックスエディション 販売価格 11,016円(税込)
ダウンロード版 ゴールドエディション 販売価格 12,960円(税込)
ダウンロード版 アルティメットエディション 販売価格 14,904円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上のみ対象)
※ダウンロード版ご購入の際のご注意
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