『地球防衛軍5』が映画『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』と夢のコラボ!
2017年12月7日(木)に発売され、好評を博しているPlayStation®4用ソフトウェア『地球防衛軍5』。巨大侵略生物と人類の戦いを描く3Dアクションシューティング「地球防衛軍」シリーズの最新作と、2月10日(土)より2週間限定で公開された映画『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』のコラボが実現!
映画「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズは、SF小説の大家ロバート・A・ハインラインの名著『宇宙の戦士』を映画化した作品だ。鬼才ポール・バーホーベン監督がメガホンを取った1997年公開の第1作は、今なお多くのファンに愛されるSF映画の金字塔であり、2003年に第2作、2006年に第3作が登場。
2012年には第4作となるフル3DCG映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』を、『APPLESEED』や『EX MACHINA』で知られるフルCGアニメのトップランナー、荒牧伸志監督が制作。そして、今年の2月に第5作『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』が、前作に続いて荒牧監督の手により誕生した。
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オマージュ満載の公式コラボムービー公開中!
「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズでは、人類は昆虫型のエイリアン「バグ」と戦いを繰り広げており、同じく昆虫型の巨大侵略生物が登場する「地球防衛軍」シリーズとは共通点が多い。そんな両シリーズがいよいよ公式にコラボを果たしたのだから、喜びのあまり小躍りしているファンも多いはず! 2月16日(金)より公式コラボムービーが公開されているので、まだ見ていない人はぜひチェックしてほしい。
『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の主人公ジョニー・リコ大佐が、EDFニュースに乱入! 火星からの緊急要請は、果たして全地球防衛機構軍EDFに届くのか?
今回のコラボ実現にあたり、ディースリー・パブリッシャーの岡島信幸プロデューサーと、『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』を手掛けた荒牧監督の両名を招いたクロスインタビューが行なわれた。互いのシリーズに関する想いが熱く語られた、その模様をお届けしよう。
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岡島信幸P×荒牧伸志監督! 待望のコラボ実現で盛り上がった、クリエイタークロスインタビュー
実はふたりとも、互いのシリーズの大ファンだった
──今回のコラボが決まった際の、おふたりの率直な感想をお聞かせください。
荒牧:「地球防衛軍」シリーズはPlayStation®2で発売された第1作からプレイしているほどの大ファンなので、夢がかなってとても嬉しいです。もう、本当に嬉しくて仕方ないですね。
映画『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』
荒牧伸志監督
岡島:私も「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズは、第1作からの大ファンです。もちろん荒牧監督が手掛けた第4作『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』も拝見させていただきました。2013年に『地球防衛軍4』を手掛けていたときにPVをいくつか制作したのですが、実は発売直前となるPVの内容をどうするか、ネタがなくて困っていたんです。そこで、よし、「スターシップ・トゥルーパーズ」のオマージュにしよう! と決めたこともありました(笑)。それほどのファンなので、今回のコラボのお話が来た際は、本家本元と我々がコラボなんかしていいの? と、恐縮してしまいました。
ディースリー・パブリッシャー
「地球防衛軍」シリーズ 岡島信幸プロデューサー
──今回のコラボは、どのようなきっかけで実現したのでしょう。
岡島:おかげさまで、『地球防衛軍5』はダウンロード版も含めて、発売から好評を博しております。そんな中で、PlayStation™Storeの担当の方から、「スターシップ・トゥルーパーズ」の最新作とコラボしてみませんか? というお話をいただいたんです。断る理由はありませんでした。
PS Videoによる提案書の一部。誰もが一度は考えたことがあるハズ…。
荒牧:僕はその話をいただいたときに、そうか、その手があったんだ! なんで気づかなかったんだろう……と、自分を責めました。僕が思いつかないといけないことだったんですけどね(笑)。
岡島:PR的なコラボではあるのですが、すごく光栄に感じています。この場を借りてお礼申し上げます。
荒牧:こちらこそですよ。この想いをこの場で話せるだけで、幸せです。
──公式コラボムービーの感想をお聞かせください。
荒牧:違和感がなくて、スゴイと思いました。とてもハマっていて楽しかったです。このコラボは、なるべくしてなった、という感じがしますよね。感動しました。
岡島:「地球防衛軍」シリーズがこれまでにやってきた、ちょっとバカバカしいPVのフォーマットのままでいいよ、と言っていただいたので、かなりいじらせていただきました。それを快く受け入れて下さったので、感謝しかありません。先ほどお話しした『地球防衛軍4』の発売直前PVでは、「スターシップ・トゥルーパーズ」第1作でおなじみの”もっと知りたいですか?”というセリフを少し変えて使っていたのですが、今回は公式コラボということで、そのまま使えたのも嬉しいです。
──荒牧監督は「地球防衛軍」シリーズを結構プレイされているとのことですが……
荒牧:“結構”どころではないですね(笑)。ほぼ全てのシリーズをプレイしていると思います。いつも最高難易度の「インフェルノ」まで達成率を100%にしようとチャレンジしているのですが、さすがにコンプリートは難しいですね。昨年は『地球防衛軍5』が発売される前に終わらせようと、『地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR』をやり込んでいました。(『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の制作もあるのに)そんな時間がどこにあるんだ、という感じでしたが(笑)。
──ということは、シリーズ最新作の『地球防衛軍5』もプレイされました?
荒牧:もちろん! ……といっても、現在コンプリートしているのは「ノーマル」だけで、今は「ハード」の達成率が40%くらいです。まだまだですね。
岡島:いや、そんなことありませんよ。かなりの時間を使っていただいてますよね?
荒牧:まあ、まだ自慢できる数字ではないので。ちなみに、兵科は「レンジャー」でプレイしています。娘が「ウイングダイバー」ですね。
岡島:ご家族でプレイされているんですか?
荒牧:もちろんです。家族でやらないと駄目ですよ(笑)!
──荒牧監督が「地球防衛軍」シリーズを知ったきっかけは?
荒牧:家族そろってゲームが大好きなのですが、僕の妻が「地球防衛軍」シリーズの第1作が発売された当時に勧めてくれたんです。「これはあなたが絶対に好きなゲームだからやりなさい!」と言って、買ってくれて。最初は本当に面白いの? と思っていたのですが、実際にプレイして見たらメチャクチャ面白くて、それからずっとプレイしてきました。新作が発売されたときに、それを遊ぶためにハードごと購入したこともあります(笑)。
荒牧監督が『地球防衛軍5』の実機プレイを披露! シリーズを通して遊んできたという、その腕前は?
「地球防衛軍」シリーズの大ファンだという荒牧監督に、『地球防衛軍5』の腕前を披露してもらうことに。全ての武器が使えるようになっているデータが用意され、「見たこともない武器がある!」と興奮していた荒牧監督だったが、「でも、強い武器は自分で手に入れるのが楽しみなんです」と、そこそこの強さの武器を選択するこだわりを見せてくれた。
そして、荒牧監督が現在遊んでいるという難易度「ハード」で、プレイ開始! 最初は荒牧監督が操作するレンジャーはぎこちない動きをしていたものの、「操作方法を自宅と同じにしてもいいですか?」と、ゲーム中にコンフィグで操作を変更。すると、動きがまったく別モノに!
敵を華麗に蹴散らしていく様子を見て、岡島プロデューサーからも「操作によどみがないですね。長く遊んでいただいているということが、よくわかります。明らかに”やってる人”の動きですよ」と、感嘆の声が飛び出した。
激闘の最中にも関わらず、荒牧監督には「今回はオペレーターのお姉さんが途中からプレイヤーに向かって話しかけてくるようになるじゃないですか。”あなたの能力は素晴らしい!”とか。シリーズ定番の通信演出なんですけど、あの辺がくすぐられるんですよね~」と、シリーズの魅力を語る余裕も。
本当にシリーズを長くプレイしていることを証明し、荒牧監督の実機プレイは幕を閉じた。
生粋のファンも安心して観賞できる! 『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の見どころ
荒牧監督の実機プレイに続いて、今度は岡島プロデューサーが『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の魅力を語った。
──岡島プロデューサーは『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』を見て、どのように感じましたか?
岡島:本当は、公開時に映画館の大きなスクリーンか、ブルーレイディスク版を買って見たかったのですが、コラボの関係で、事前にDVDをお借りして拝見させてもらいました。「スターシップ・トゥルーパーズ」らしさを損なわず、私のような生粋のファンが見たいものを裏切らない形で、新しいことをされていたのがよかったです。前作『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』もそうでした。
荒牧:前作は、ポール・バーホーベン監督の流れをある程度くんでくれ、と言われつつも、自分を含めてスタッフが完全に新しかったので、バランスを取りながらつくりました。今回の『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』では、第1作と第2作で脚本を、第3作で監督と脚本を担当したエド・ニューマイヤーに脚本を手掛けていただいたので、正統な続編にしようという認識でした。
岡島:「スターシップ・トゥルーパーズ」って、もちろんバグとの激しい戦闘も見どころなのですが、今回はエド・ニューマイヤーの脚本ということで、上層部と現場の兵士の温度差みたいなものも、ちゃんと描かれていましたね。不朽の名作として名高い第1作と同じようなバランスで、安心して見ることができました。あと、地上戦があったのもよかったです。
荒牧:ありがとうございます。まずはファンの方に喜んでもらわないと、と思って制作しました。
岡島:しかし、やはり最初は映画館で見たかったですね……。
荒牧:もし映画が『地球防衛軍5』の発売前に完成していたら、逆に僕が「楽しみにしている『地球防衛軍5』を仕事でやらなきゃいけないのか……」と思っていたはずなので、そこはよかったです(笑)。
──荒牧監督は『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の見どころはどこにあると思いますか?
荒牧:第1作の公開から20周年ということで原点に立ち帰って、大量のバグと戦うシーンをしっかり描いています。また、上層部と社会情勢の矛盾みたいなものも描けると面白いよね、ということも考えたストーリーになっているので、そこに注目してもらっても面白いかもしれません。ジョニー・リコが率いる新兵のどうしようもない部隊と、どうしようもない戦い。さらにそれを取り巻く社会情勢が、シンプルながらもなんとなく楽しめる内容になっているので、ぜひ一度見ていただければと思います。
岡島:絶対に見ないとダメですよ! あと、キャストを見るとわかるように、第1作で死んだはずのディジーが出てくるじゃないですか。なんで!? と思っていたのですが、実際に映画を見て「そういうことか!」と納得しました。
荒牧:それも楽しめるポイントですね。
──今後も何かコラボ企画の予定はありますか?
岡島:今は特に決まっていません。もし互いの次回作で、ということになったとしても、映画にしてもゲームにしても、次をつくるとなると数年先の話になってしまいますね……。
荒牧:「地球防衛軍」シリーズは、その数年先にも存在するシリーズだと思います。何かまたコラボができるといいですよね。
クロスインタビューの会場では、『地球防衛軍5』の今後の予定についても、岡島プロデューサーによって語られた。公式コラボムービーの最後で少し紹介されている通り、現在はダウンロードコンテンツによる追加ミッションの準備中。配信時期は未定だが、新たな敵や武器が登場するので、期待してほしいとのこと。
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地球防衛軍5
・発売元:ディースリー・パブリッシャー
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:3Dアクションシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,800円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,800円(税込)
DLCシーズンパス 販売価格 4,900円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:1~4人)
・CERO:D(17才以上対象)
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