道路や公共交通機関の有効活用が、都市の発展には必要不可欠
2018年春発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『シティーズ：スカイライン』は、自由度の高い都市設計システムと、住民ひとりひとりの生活までシミュレートしたリアリティあふれる内容で、海外で高い評価を得ている都市開発シミュレーション。プレイヤーは新たな都市の市長となり、市民生活の向上や産業の振興を行ない、都市を発展させていく。
今回は、都市開発の肝となる道路や交通機関をクローズアップ。その豊富なバリエーションや効果について紹介しよう。
さまざまな道路を敷設し、都市を発展させよう
本作では、都市の活動が市民個々のレベルまでシミュレートされている。住民は毎日仕事や学校へ通い、工場からは商店へと製品が運ばれ、火事が起これば消防車が現場へ急行するなど、さまざまなことが現実と同様に日々発生している。
そのため、都市の交通の管理が非常に重要となっており、敷設できる道路や公共交通の種類も多岐にわたる。それぞれの道路や公共交通の特徴を把握し、有効に活用することが都市の発展には必要不可欠だ。まずは、どのような道路が敷けるのか確認していこう。
消防車が間に合わず全焼した建物、原料が到着せず操業停止に追い込まれた工場、客の来ない商店……。交通渋滞を放置すると、都市はどんどん荒廃してしまう。
一般的な道路
道路は二車線・四車線・六車線が用意されており、それぞれ対応できる交通量が異なる。さらに各車線には、一方通行の道路や自転車専用レーンの付いた道路など、いくつかのバリエーションが用意されている。
バスレーン付き道路
交通量の多い道路でも、バスが滞りなく運行できるように設計された道路。赤い車線は、バス・タクシーと緊急車両のみが通行できる。
環状交差点
一方通行の円形道路で構成された環状交差点は、信号待ちを減らし、渋滞を緩和する効果がある。
高速道路
高速道路は一方通行のため、上下線を作成しなければならない。大きな騒音を生み出すものの、防音壁付きの道路なら騒音をある程度緩和することができる。
高架・地下道
道路を敷設する際、高架や地下道も選択可能。立体交差にすることで交差点を減らし、信号待ちによる渋滞の発生を抑制するなど、高架や地下道の活用で交通の利便性を上げられる。ただし、高架や地下道は通常の道路に比べて費用が掛かる。無計画な道路行政は都市の財政を圧迫する要因となるので、注意が必要だ。
高速道路と一般道の出入り口など、立体交差を活用する場面は多々ある。
高架の高さ、地下道の深さは複数の段階を選択できるので、いくつもの道路が折り重なる複雑な立体交差を作ることも可能だ。
歩道
高速道路以外の道路には歩道が併設されているが、必要に応じて歩道を別途敷設することもできる。交通量の多い道路では、歩行者による道路の横断も渋滞を引き起こす要因となるため、歩道橋や地下歩道を作って歩行者の流れをコントロールすることも渋滞の緩和に役立つ。
歩行者の道路横断が深刻な渋滞を生み出す事態も……。
あまりに遠回りとなる歩道を敷設しても、歩行者は利用してくれない。住民のことを考えた道路設計が重要となる。
公共交通機関を充実させ、都市に恩恵をもたらす
公共交通機関を充実させると、住民は自家用車での移動を減らし、公共機関を利用するようになる。都市全体の交通量を抑制できるだけでなく、収入源にもなるうえ、交通機関が充実しているエリアは地価が上昇するなど、都市に大きな恩恵をもたらしてくれる。
多くの交通機関は、運用開始時にルートを設定する必要がある。
バス・地下鉄
バスと地下鉄は、本作の公共交通の中でも最も基本的で、なおかつ旅客の輸送力に優れた交通手段。バス停や地下鉄の駅を設置することで自由にルートを設定可能で、どのような都市デザインにも柔軟に対応できる。
地下鉄の駅とバス停を併設すると、どれほど多くの住民が公共交通機関を利用しているかが実感できる。
鉄道・船
鉄道や船は、旅客だけでなく物資の輸送にも力を発揮する交通機関。駅や港には、通常の旅客用以外に物資輸送用のものが存在し、これらを設置することで一度に大量の物資を輸送できるようになる。
港や駅は物資輸送の拠点として役立つ反面、大量のトラックが列をなし、渋滞を生み出す要因にもなりかねない。それらも考慮して、設置場所を決定しよう。
上記以外に、空港やタクシーなども用意されている。
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シティーズ：スカイライン PlayStation®4 Edition
・発売元：スパイク・チュンソフト
・フォーマット：PlayStation®4
・ジャンル：シミュレーション
・発売日：2018年春予定
・価格：希望小売価格 5,400円＋税
・プレイ人数：1人
・CERO：審査予定
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