『アサシン クリード オリジンズ』に息づく古代エジプト世界の魅力【特集第3回/電撃PS】

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『アサシン クリード オリジンズ』に息づく古代エジプト世界の魅力【特集第3回/電撃PS】

本日10月27日(金)、『アサシン クリード オリジンズ』が全世界同時発売されました! すでに本作をプレイし、主人公バエクにまつわる壮大なストーリーや、積極性が大きく増したアクションを楽しんでいる方も多いことでしょう。

さて、これまでに紹介したとおり本作には数多くの魅力が詰まっていますが、そのなかでもとりわけ注目されているのが、舞台である「古代エジプト」そのものです。エジプトはナイル川流域に発祥した古代文明の恵みを一身に受けた場所にして、古代のギリシャとオリエントの文化が融合した、いわゆるヘレニズム文化も継承した土地柄。さらにはピラミッドやスフィンクスといった、神秘的な建造物が多数存在するなど、世界史のなかでも一、二を争うほど有名で、かつ神秘に満ちたエリアといえるでしょう。

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そんな古代エジプト世界をオープンワールドとして再構築し、自由に冒険できるというのが本作の大きな魅力。特集第3回では、実際にプレイしてわかった、オープンワールドの魅力や新事実について、担当ライターの目線で語っていきます。

美しく表現された古代エジプト世界を探索

本作の全体マップでは、東側にナイル川流域のナイルデルタやファイユーム(下流の肥沃な土地)、西は山岳地帯と荒地、さらにオアシスからなるシワや、古代ギリシャの都市であるキュレネまでの広範囲をカバー。これらに加えて、当時のエジプトの首都であるアレクサンドリアや、大ピラミッドが建設されたギザ周辺なども再現されています。

人の集まる都市や集落、自然の風景は美麗なグラフィックで表現されており、眺めているだけで心が洗われる思い。何より、荒涼とした大地や人々の服装・習慣、当時の国家情勢などを緻密に考察して作られた空気感がスゴイ。道行く人の会話や行動にも場所ごとの個性があり、実際の風景がどうだったかはもちろんわかりませんが「古代エジプトってこんな場所だったのか……」と思わず納得してしまうほど、説得力のある世界が構築されているのです。そんな世界を歩き、周囲を見渡しているだけでも個人的には大満足! このあたりは、ぜひ実際にプレイして感じてもらいたいところです。

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昼夜の推移や天候で、周囲の景色も変化します。景色の移り変わりを見て楽しむのもいいですが、夜になると警備の兵士が眠ったりと、時間に応じた状況変化もあり、目的達成に利用できるのも奥深い。ちなみにバエクのアビリティには時間を進めて昼夜を逆転させる「夜明けと夕暮れ」があり、非常に重宝しました。便利なアビリティなので、早めの習得をオススメします!

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ここで下のマップ画面にご注目。地域ごとに区切られてはいますが、もちろんすべてシームレスで移動可能。広いところだと1地域を横断するのに数十分を要することもあり、どれほど広いかは察していただけるかと思います。ただ、探索中はクエストの次の目的地が表示され、マップ上にはクエストの発生地点を示す「!」や未知の何かが待つ位置を示す「?」などのアイコンが表示されるので、目的地に迷うことはほとんどありませんでした。移動に際しても、方向キーの↓を長押しすれば馬などの乗り物が呼び出せるし、条件を満たせばマップ上の特定地点に瞬間移動することも可能。快適な移動で、広大な世界の隅々まで探索していけます。

そこここに探索地点や敵の拠点、サブクエストの発生場所があり、メインクエストを進めず各地を歩いているだけでもまったく飽きない。プレイのやめどきが見つからない……そんな感覚は、シリーズファン、新規プレイヤー問わず本作を手に取った多くの人たちを魅了してくれるはずです。

探索の際に役立つのが、バエクの相棒の鷹・セヌ。方向キー↑を押すとセヌのいる上空からの視点に切り替わり、周囲の全景を見渡せます。さらに、この状態のときにL2ボタンを押すと、ホバリングでその位置に留まり、視点を動かすことが可能。視点の先に敵や宝箱などがあればマーキングして、位置を視覚的につかめるように! これが本当に便利で、もうセヌなしのプレイは考えられないですね。

探索を進めることで戦闘能力も大幅アップ!

探索は、ただ周囲の土地を見て回るというだけでなく、バエクを強化できるというメリットもあります。たとえば探索中には、新しいロケーションを発見したり、ロケーションごとの目標に挑戦でき、成功させればバエクに経験値が入ってレベルアップ。その際はライフと攻撃力の上昇に加えて、より高レベルの装具も装備可能になり、戦闘能力の底上げができるのです。

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ロケーションごとの目標は、「(その一帯に配置された)すべての宝を見つける」など、戦闘なしに達成できるものもあり、アクションが少々苦手な自分は助かりました。さらに、宝として強力な装具を入手できるケースもあるので、戦闘能力強化には一石二鳥。実際、自分はメインストーリーそっちのけで探索ばかりしていましたが、その成果として十分な戦闘能力が得られました。おかげでメインクエストもラクにクリアしていけたので、難しいクエストで行き詰まったときは、しばらく探索に勤しんでみるもアリかと。

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また、探索時には群れで行動するハイエナやライオン、水場に潜むワニ、空を舞うハゲワシなど、多種多様な野生動物の姿が見られます。こういった動物たちを倒せば、装具のアップグレードに使える素材が入手可能。矢筒なら矢の所持数、胸当てならライフが増加するなど、戦闘能力のさらなる強化ができます。ライフが少し増えるだけでも、バエクの生存能力はグッと上がるので、こちらもしっかりやっておきたいですね。

探索中には、「パピルスパズル」や「ストーンサークル」が見つかることもあります。前者はパピルス(古代エジプト時代の紙)に書かれたクイズ、後者は星座を正解の位置まで動かすパズルで、どちらもクリアすれば激レア装具などの報酬が獲得可能。こういった謎解き要素も多数盛り込まれており、探索中のちょっとしたスパイスとして楽しめますよ!

歴史に残る著名スポットで記念に1枚! コミュニティと連動したフォトモードのススメ

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本作にはL3+R3ボタンで画面を撮影し、ネット上にアップロードできる「フォトモード」も実装予定。撮影した写真はコミュニティと連動し、ワールドマップのどこで誰がどんな写真をアップしたか見ることも可能とのことなので、ベストショットが撮影できたらぜひアップロードして、ほかのユーザーとの交流を楽しんでみてはいかがでしょうか!

そんなフォトモードにちなんで、ここでは、古代エジプトならではの名スポットをピックアップして紹介。実在した建造物や場所もバッチリ再現されており、自分のような歴史好きには見て回るだけでも感涙ものでした。撮影の際はこれらの史跡にも足を運び、ぜひ自分ならではのアングルやシチュエーションを模索してほしいと思います!

[大図書館]

プトレマイオス朝を開いたプトレマイオスがアレクサンドリアに建設した図書館。世界中の文献を収集することを目的として建設され、多くの思想家や作家の著作、学術書を所蔵した。蔵書はパピルスに書かれ、その数は約70万巻にものぼったとされる。

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[ファロスの大灯台]

アレクサンドリア北部の埋め立て地(ファロス島)に建設された灯台。古典古代における世界の七不思議の1つに数えられる。全高約134mもあり、ギザの大ピラミッドに次ぐ高さ。灯台が放つ光は、かなり遠方の海岸からも確認できたという。ゲーム中では駐屯軍が配備され、厳重な警備態勢をとっている。

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[アムン神殿]

バエクの故郷であるシワにある、アムン神を祭る神殿。周囲には王の守護者であるスフィンクスの像が多数見られる。アムン神はアモン、アメンとも読み、太陽神ラーと一体化した「アメン・ラー」として、エジプトの神々の主神とされた。バエクもアムン神を信仰している。神殿自体は古代エジプト第26代王朝の時代にあったとされるが、詳細は不明。

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[ギザの大ピラミッド]

エジプト王=ファラオの墓として建設された、四角錐上の巨大建造物。ギザに3つ並んで建っており、それぞれクフ王、カフラー王、メンカウラー王の墓とされる。古典古代における世界七不思議の1つにして、現代まで残っている唯一の建造物。一番大きなクフ王のピラミッドは、ファロスの大灯台をしのぐ高さを誇る。ゲーム中では内部の探索も可能。

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[大スフィンクス像]

ピラミッドの付近に作れられた、聖獣スフィンクスの彫像。スフィンクス像のなかでも最大の大きさを持ち、カフラー王のピラミッドとともに制作された。ゲーム中では後ろ側に内部へ入るための穴があり、深部には謎の空間が隠されている。何らかの仕掛けがあるかも?

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[ヒッポドローム]

4頭の馬を使った戦車によるレース=戦車競走を行なう競馬場。戦車競走は古代ギリシャやローマで流行した激しいスポーツで、御者や馬の負傷・死亡は日常茶飯事だったという。ゲーム中ではアレクサンドリアの東に位置するカノポス州に競馬場が存在。レースにも参加可能で、勝利すれば報酬としてお金や騎乗動物がもらえる。

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3回に渡ってお送りしてきた『アサシン クリード オリジンズ』特集も今回でラスト。いかがだったでしょうか。

歴史上の著名なスポットを再現したゲームはほかにもいろいろとありますが、「アサシン クリード」シリーズほど細部までこだわって作っている作品は少ないはず。とくに本作のように、古代エジプトをここまで見事に再現したゲームは唯一無二だと断言できます。しかも、上質のフィールドグラフィックに加えて、進化したアクション、さらにはシリーズで紡がれてきたアサシン教団の起源を語るストーリー。ユーザーの興味を惹きつけて止まない要素が、これでもかとばかりに詰め込まれているのです。

これまでのシリーズ作をプレイしていても、まったく知らなくても、本作のゲーム性にのめり込むこと間違いなし。少しでも引っかかるものがあるなら、ぜひとも自分の目で、心で、体験してほしいと思います!

11月7日まで開催中! 豪華グッズが手に入るTwitterキャンペーン

10月25日(水)から11月7日(火)まで、「アサシン クリード」シリーズ10周年を記念した公式Twitterキャンペーンが実施中です。抽選で、バエクのスタチューやアサシンブレードのレプリカなどの豪華グッズが入手可能!

応募方法などを下記の特設サイトでご確認のうえ、ぜひ参加してみてください。

特設サイトはこちら

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▼PS4®『アサシン クリード オリジンズ』のPS Storeでの購入はこちらから

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アサシン クリード オリジンズ

・発売元:ユービーアイソフト
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクション
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,400円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 8,100円(税込)
    ダウンロード版 デラックスエディション 販売価格 9,396円(税込)
    ダウンロード版 ゴールドエディション 販売価格 11,988円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上のみ対象)

※ダウンロード版ご購入の際のご注意
このコンテンツをPS Storeでご購入いただくには、クレジットカードによる決済が必要です。

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『アサシン クリード オリジンズ』公式サイトはこちら

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