ゲームの世界観を感じる会場で先行体験プレイ!
3月2日(木)発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)』。「KILLZONE」シリーズを手掛けたGuerrilla Gamesが贈る、完全新作オープンワールド・アクションRPGだ。発売に向けて世界中で期待が高まる注目作のメディア向け先行体験会が、2月16日(木)に東京・表参道にて行なわれた。
会場内には、アーロイの所属する部族「ノラ族」をイメージした武器など多数のオブジェクトが展示されていたほか、ゲームの世界観を感じさせるオリジナルのドリンクやフードの提供も。文明崩壊から1,000年後、野性味あふれる世界となった舞台の雰囲気を味わいながらゲームプレイを体験できるようになっていた。
体験会の開催にあたり、本作のゲームディレクターを務めたGuerrilla GamesのMathijs de Jonge(マタイス・デ・ヨン)氏が登壇。「『Horizon Zero Dawn』の開発はGuerrilla Gamesにとって壮大な旅でした」と語るMathijs氏は、開発スタッフ自身をも魅了した本作の新鮮で刺激的なコンセプトについて改めて解説してくれた。
Guerrilla Games ゲームディレクター
Mathijs de Jonge
コンセプトの第一が、「まだ誰も体験したことのない新しい世界」を作ること。文明崩壊後の世界を描く作品はたくさんあるが、本作は文明崩壊から1,000年後が舞台。その世界は明るく、青々とした美しい自然に覆われている。
次に、その世界を闊歩する「機械の獣たち」の存在。地球を支配しているのは、人間ではなく機械たちだ。彼らの生態は圧倒されるほど美しいが、非常に危険でもあり、プレイヤーは知恵を絞り、あらゆる戦略を使って生き延びなければならない。
そして、これらのコンセプトから生まれたのが、ヒロインの「アーロイ」だ。アーロイは機械獣のハンターとして育てられ、すばしこくて器用でもある。しかし、彼女の使命は機械を狩るだけではない。「異端児」として扱われる自身の生い立ちを知るため、さらにはこの世界に隠された謎を明かすための冒険へと旅立つことになる。
美しい世界をさらに深く楽しめるフォトモードを搭載!
プレゼンテーション後は、チュートリアルを含んだゲーム冒頭と、少し話が進んだ地点で自由に行動する体験プレイの時間に。今回のバージョンは、1月23日(月)にオランダ・アムステルダムで開催されたメディアツアーの時と同様であり、そのプレイインプレッションやシステムについては現在公開中の記事でお伝えしているので参照してほしい。
新情報、初公開画面が盛りだくさん!『Horizon Zero Dawn』メディアツアーレポート
この日のプレイでは、序盤のストーリーやアクションを楽しめたのはもちろん、本作に搭載されたフォトモードを体験できたのでご紹介しておこう。
フォトモードはその名のとおり、プレイ中の画面を静止してPS4®のSHARE機能で撮影できるというもの。時間帯や気候を自由に変更できるほか、UI表示を消すことも可能だ。今回探索できた範囲だけでも草原や岩場、雪山といった多彩なロケーションがあり、細部まで描かれた美しい自然は絶景ポイントの連続。広大なオープンワールドの探索中、これらを撮影するのも楽しみのひとつになりそうだ。
アクションとストーリーを楽しみながら世界の探検を──『Horizon Zero Dawn』開発者インタビュー
体験会の最後には、開発者への質疑応答が行なわれた。Mathijs氏とGuerrilla Gamesの本作への想いを聞くことができたので、そのいくつかを紹介しよう。
──大自然の中に機械の獣がいるというアイデアは、どのように生まれたのでしょうか。
美しい自然を作り、そこに機械を登場させたいというアイデアは最初からあり、開発のキーポイントになっていました。機械といってもロボットやアンドロイドではなく、獣の姿になったのは、自然の中に違和感なく溶け込めると考えたからです。また、私たちが知っている獣の姿なら、生態や敵としてのレスポンスを想像しやすく、ゲームプレイにも有効だと思います。
──オープンワールドゲームはたくさんの種類がありますが、他のゲームから取り入れた部分、あるいは他のゲームとの違いを表現しているところを教えてください。
ひとつのゲームに絞ることはできませんし、どこにインスパイアされたかを答えるのも難しいです。なぜなら、スタジオのスタッフ全員がゲーマーということもあり、数々のオープンワールドゲームを遊んでいます。そんなスタッフたちが意見を出し合い、自分たちならではのオープンワールドゲームを表現できたと思っています。
他のゲームとの違いを挙げるとすれば、やはり機械の獣たちの存在でしょう。機械獣とプレイヤーとの戦闘システムはスタッフが全力で取り組んできたものなので、その奥深さを味わってほしいです。
──本作はPlayStation®4 Proに対応していますが、従来のPS4®との表現力はどのように変わるのでしょうか。
もともとは従来のPS4®向けに開発をスタートしているので、開発チームとしてはPS4®できちんと楽しめるゲームを作るという考えで続けてきました。PS4®Proでの映像表現の強化は、開発終盤になってからです。4Kに対応し、HDRのオンオフを切り替えることもでき、またフレームレートには特にこだわっています。
こうしたすばらしい表現力を実現できたのは、従来のPS4®向けにじっくり開発してきたからです。PS4®Proへの対応は、比較的簡単だったと感じています。
──ストーリーのテーマとして「母親」の要素を強く感じましたが、これにはどのような意図があるのでしょうか。
我々はまず、グローバルで多くのプレイヤーが共感できる要素を入れたいと思いました。そこで考えたのが、母と子の関係性です。そうした中で開発を続けていくうち、アーロイは母親がいない「異端児」として育てられ、母の温もりが必要なキャラクターなのだと、スタッフも気づいていきました。そこからノラ族の中でも母親の大切さを描き、ストーリーが広がっていったので、本作の大きなキーポイントとなっていると思います。
──日本のファンに、どのような点を注目してほしいと思いますか?
今日プレイされたメディアのみなさんは、本作がストーリー重視のゲームになっていることが体験できたと思います。特にアーロイについてはディープなストーリーが展開されるので、アクションを楽しみつつ、ストーリーベースのゲームであることを感じてほしいです。
機械獣と戦うだけのゲームと思っている方がいるかもしれませんが、ハンティングアクションの操作感と共にストーリーも楽しんで、『Horizon Zero Dawn』の世界を探検してほしいです。
ゲーム内アイテムが多数付属する『デジタル初回限定版』の予約を受付中!
PlayStation®Storeでは、『Horizon Zero Dawn』ダウンロード版の『デジタル初回限定版』の予約を受付中です。3部族の武器と防具をセットにしたゲーム内アイテム、およびPS4®用オリジナルテーマに加え、ダウンロード版の初回限定の収録アイテムとして「ノラ族素材セット」が付属。本作の美麗なアートを収録したデジタルアートブック「THE ART OF Horizon Zero Dawn」も付きます。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
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Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:オープンワールド・アクションRPG
・発売日:2017年3月2日(木)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 6,900円+税
パッケージ版 初回限定版 希望小売価格 6,900円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,452円(税込)
ダウンロード版 デジタル初回限定版 販売価格 7,452円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
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©Sony Interactive Entertainment Europe. Published by Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Guerrilla.
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