『バイオハザード7』『LET IT DIE』『四女神オンライン』──「電撃PSプレミアムイベント」レポート!

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『バイオハザード7』『LET IT DIE』『四女神オンライン』──「電撃PSプレミアムイベント」レポート!

1月29日(日)に東京・千代田区のKADOKAWA富士見ビルにて、招待制の特別イベント「電撃PSプレミアムイベント2017冬」が開催された。

本イベントでは、発売や配信を目前に控えた『四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE』(以下『四女神オンライン』)、『LET IT DIE(レット イット ダイ)』、そして発売したばかりの『バイオハザード7 レジデント イービル』といった、PlayStation®4で”今が旬”の注目3タイトルをピックアップ! ゲストや開発スタッフを交えたステージイベントに加えて、それぞれのタイトルの試遊体験会が実施された。

それでは、声優の広橋涼さんが総合司会を務めた本イベントの模様を、タイトルごとに紹介していこう。

ゲストによるトークや実機プレイで『四女神オンライン』の魅力に迫る!

2月9日(木)に発売されるPS4®用ソフトウェア『四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE』は、架空のゲームハードやゲームメーカーを擬人化した女の子たちが活躍する人気作「ネプテューヌ」シリーズの最新作。βテスターとしてオンラインゲームに参加することになったネプテューヌたちが、冒険者を導く守護精霊のブーケと出会い、魔王の脅威にさらされた世界を救うべく旅立つアクションRPGだ。

「電撃PSプレミアムイベント2017冬」の第1部となった本作のステージには、コンパイルハートよりプロデューサーの水野尚子さん、マーケティング担当の丸山和輝氏、そしてシリーズ初登場となる新キャラクター「†黒猫姫†」の声優を務める山本彩乃さんがゲストとして登場!

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左から、「†黒猫姫†」役の山本彩乃さん、ディレクターの水野尚子さん、マーケティング担当の丸山和輝氏。

電撃PlayStationの西岡美道編集長と白幡雄大氏を交え、ゲーム紹介や実機プレイ、キャラクターデザインのつなこ氏直筆サイン入りのタペストリーが当たるクイズ大会、開発スタッフへの質問コーナー、特別企画「ねぷねぷ大喜利」の結果発表などが行なわれた。

山本彩乃さんが『四女神オンライン』をプレイ! 「†黒猫姫†」との会話イベントも披露

山本さんが演じる「†黒猫姫†」は、キュートな容姿とは裏腹に、性格はドライであざとい腹黒なタイプ。「演じるときに心がけたことは?」という質問に対し、山本さんは、とにかく可愛さをアピールするよう気を付けたという。ただし、腹黒い部分を出すときは、相手がイライラするような演技を心掛けたそうだ。ステージで実機プレイを担当した山本さんは、「†黒猫姫†」が登場する会話イベントでその演技をお披露目。アクションパートでは華麗な操作でボスを撃破し、来場者を沸かせていた。

「パープルハート」のフィギュア化決定や”新作”発表の予告も!

ステージでは、本作に登場する女神「パープルハート」のフィギュア化が発表された。また、3月12日(日)に開催されるイベント「ゲームの電撃 感謝祭2017」にて、”新作”を発表する予定とのこと。これが「ネプテューヌ」シリーズの”新作”なのか、完全新規タイトルなのかはまだ明らかにされていないが、注目したい。

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最後に丸山氏は、「ひさびさの新作ということで、本作のプロモーションには力を入れました。発売まであとわずかとなりましたので、楽しみにしていただければと思います」とコメント。水野さんは「励ましのお手紙やアンケート、ありがとうございます。ようやく発売となりますので、ぜひ楽しんでください」と述べた。そして山本さんが「ステージが始まるときはドキドキしていましたが、皆さんが温かく迎えてくれて嬉しかったです。これからもよろしくお願いします」と言葉を結び、『四女神オンライン』のステージイベントは幕を閉じた。

続いて行なわれた体験会では、多くの来場者が『四女神オンライン』を試遊。会場ではイベントCGや設定資料などの展示をはじめ、ネプテューヌと写真が撮れるAR撮影コーナー、そしてさまざまなグッズの物販コーナーが設けられ、賑わいを見せていた。

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『四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE』公式サイトはこちら

『LET IT DIE』配信直前! 実機プレイを交えた解説や開催予定のイベント情報も!!

北米欧州で先行配信され、わずか26日間で100万ダウンロードを突破した注目のPS4®用サバイバルアクション『LET IT DIE』。2月2日(木)の日本版とアジア版配信直前となった第2部のステージでは、グラスホッパー・マニファクチュアよりディレクターの新英幸氏、エキセントリックプロデューサーのアンクル・デス、ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオの吉田修平プレジデントが登壇!

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グラスホッパー・マニファクチュア
ディレクター 新英幸氏

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エキセントリックプロデューサー アンクル・デス

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ワールドワイド・スタジオ プレジデント 吉田修平

ディレクター自らの実機プレイを交えて『LET IT DIE』の魅力を解説!

実機プレイを交えたゲーム紹介では、”岐阜の虎”の異名を持つという新氏が操作を担当。本作の本編となる「バルブの塔」攻略の模様を見ながら、アンクル・デスと吉田によるゲーム紹介が行なわれた。吉田は先行配信された北米版をプレイしており、年末年始の休日をつぎ込んでしまうほどハマってしまったという。

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「バルブの塔」のマップ構成は、日によって変化。そのため、常に新鮮な気持ちでプレイできるのが嬉しい。やられてしまうとそれまでに入手したアイテムや、操作しているファイターを失ってしまうので、どこまで進むか? どこで戻るか? といった判断が重要だと、アンクル・デスは語った。

新氏が順調にゲームを進めていくと、突然不穏なBGMが! 吉田によると、これは他のプレイヤーが育成したAIファイターが登場する合図。本作のPvPはプレイヤー同士がリアルタイムで戦うのではなく、他のプレイヤーのAIファイターが自分の世界へ攻めて来たり、自分が他のプレイヤーの世界へ侵入してAIキャラクターと戦ったりすることで随時発生する仕組みだ。

他のプレイヤーからファイターや貴重な素材を奪い取ることができ、PvPでしか得られないアイテムも。もちろん他のプレイヤーの侵入によって自分のファイターを奪われることもあるのだが、所属チームのメンバーと協力して奪い返すことも可能! このPvPはもちろん、キャラや装備の育成、アイテムの多彩な使用法など、とにかく遊びの幅が広く、「プレイしはじめたらやめられないんですよ!」と吉田の熱いコメントも。

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2月2日(木)より、日本・アジア参戦記念イベントの開催が決定!

配信直前の情報として、1月22日(日)に開催された発表会「LET IT DIE ジャパンプレミア」での情報があらためて紹介された。その内容はこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてほしい。また、本邦初公開の情報として、日本版とアジア版の配信日となる2月2日(木)より、日本・アジア参戦記念イベントの開催が決定! 詳細は当日に公式サイトで公開されるそうなので、楽しみに待とう。

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来場者の質問に開発スタッフが答えるQ&Aコーナー! 制作時に譲れなかったポイントとは?

Q:先行配信された海外での評判はいかがですか?
A:
「これは面白い!」と、私に直接メッセージを送ってくれた人もいました。とてもありがたいです(新氏)

もう少しで150万ダウンロードを突破する勢いです。200万ダウンロードを達成したら、イベントを開催しようと企画中です(アンクル・デス)

Q:本作の制作時に、ここだけは絶対に譲れないという部分はありましたか?
A:
本作のテーマは”問題作”。とにかく”振り切った”ものにしようと、他人が育てたキャラクターを奪えるなど、さまざまな要素にチャレンジしました。また、プレイヤースキルが活きるゲームを目指しました(アンクル・デス)

会議でコンセプトをすり合わせていると、内容が平たくなる時があったが「それは違う!」と。常に過激な方へと舵を取り続けました(新氏)

<ゲストからのコメント>

新氏:少しでも『LET IT DIE』の魅力が伝わったのならありがたいです。近所の方に「2月2日(木)にすごく面白いゲームが出るぞ!」と大きな声で教えてあげてください。

吉田:本作は自分の休日をつぎ込み、海外出張からも早く帰って続きをやりたい! と思ってしまうゲームです。遊べば遊ぶほど発見があるゲームを108円で遊べてしまうのは、とてもすごいことです。ぜひプレイしてもらえればと思います。

アンクル・デス:吉田さんの言う通り! とにかく面白くてハマってしまうゲームなので、ぜひダウンロードしてください。” LET IT DIE”!

イベント恒例(?)の、吉田によるお菓子の披露もあり盛り上がったステージは、3人のゲストによる締めのコメントで終了。続いて体験会が行なわれ、来場者は本作の試遊プレイ、登場キャラ「瀬戸 際子」の衣装やパッケージ版『LET IT DIE アンクルプライム エディション』といった展示物の観賞、そして、アンクル・デスや瀬戸 際子と一緒に写真撮影ができるAR撮影コーナーを満喫していた。

締切迫る! PS Storeで「通常版」と「予約限定パック」の予約受付中!!

PlayStation®Storeでは2月1日(水)まで、『LET IT DIE』の「通常版」と「予約限定パック」を予約受付中! 「予約限定パック」は、『LET IT DIE』ゲーム本編のコンティニューや手荷物預かり所の拡張で使用する有料アイテム「デスメタル」をはじめとしたゲーム内で役に立つアイテムが多数付属する、お得な予約購入専用商品だ。予約受付や「予約限定パック」の詳細は、こちらの記事で確認を!

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『LET IT DIE(レット イット ダイ)』公式サイトはこちら

2ステージまるごと『バイオハザード7』! 声優陣&開発陣をゲストに、生アフレコやDLC実機プレイを披露!

第3部と第4部は、1月26日(木)に発売されたばかりの超話題作、PlayStation®4用ソフトウェア『バイオハザード7 レジデント イービル』を2ステージ続けて紹介。第3部では、カプコンの開発陣から川田将央プロデューサーと中西晃史ディレクター、そして声優陣にミア役の樋口あかりさん、ジャック役の山路和弘氏がゲストとして登壇し、プレミアムトークステージが行なわれた。

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カプコン
『バイオハザード7 レジデント イービル』プロデューサー 川田将央氏

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カプコン
『バイオハザード7 レジデント イービル』ディレクター 中西晃史氏

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声優
ミア役 樋口あかりさん

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声優
ジャック役 山路和弘氏

声優陣によるオリジナルシチュエーションの生アフレコも!

「声優よもやまトーク」のコーナーでは、声優の2人が出演オファーを受けたときの印象がテーマに。「バイオハザード」シリーズが大好きという樋口さんはオファーのメールを見て、「マジですか、と(笑)。今でも出演したことが嘘じゃないかと思うくらい嬉しかったです」とのこと。以前「バイオハザード」を遊んだとき、あまりに怖くて断念したという山路氏は「ビビリなので、樋口さんとは逆の意味でマジか、と。リハーサルでも怖い映像がたくさんあって、ちょっと辛かったです」という。

演じたキャラクターの印象としては、「ミアは一般人かと思いきや、核心的なことを知っていそうなセリフもありますし、ミステリアスな人ですね。いろいろな面を持っていて、本当のミアはどんな人なのか想像してしまいます」(樋口さん)といい、収録時には「もっと人じゃないように」とのリクエストも受けたそうだ。

狂気に満ちたキャラクターのジャックについては、「ウイルスに冒されているだけであって、元からこんなヤツじゃないと思うと、悲しさも感じました」(山路氏)とのことで、正常なジャックのセリフを初めて見たときはとても驚いたという。

続いては「プレミアム生アフレコ」と題し、樋口さんと山路氏がゲーム中のセリフを披露してくれた。さらに、今回のイベントのために中西ディレクターが用意したオリジナルシチュエーションにも挑戦。主人公のイーサンが監禁されている間、ジャックがミアを拷問していたという設定になっており、ゲーム中にはないジャックとミアの貴重な掛け合い、そして2人の迫真の演技に、会場からは大きな拍手が起こった。

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DLC第1弾に収録される「ナイトメア」の実機プレイを披露

次に、1月31日(火)に配信開始となる追加DLC「BANNED FOOTAGE Vol.1」を紹介。「BANNED」とは「発禁」を意味し、ベイカー邸で見つかったビデオテープのうち、その過激さから公開が控えられていたものという設定だ。ゲーム本編でビデオテープを発見したときにプレイできる「ファウンドフッテージ」同様、「BANNED FOOTAGE」もビデオに記録された惨劇を追体験できるようになっている。

今回は「BANNED FOOTAGE Vol.1」に収録されるコンテンツのひとつ、「ナイトメア」の実機プレイが中西ディレクターにより披露された。

アーケードライクなシューターである「ナイトメア」は、異形のモールデッドが次々と襲いかかってくる地下室を舞台に、朝まで生き延びることが目的。スクラップを集めて武器やアイテムの製造・強化、プレイヤーのステータスアップなどが可能となっており、これらを駆使しながら一定時間ごとに訪れる5回のウェーブ戦を耐え抜いていく。

自動で迎撃するタレットや敵が触れると爆発するワイヤートラップなど、罠の設置も可能。ただし、材料であるスクラップは無限ではないため、最後まで生き延びるためにどの要素に利用するか、戦略性も必要になるという。

第1ウェーブでモールデッドの群れを撃退し、第2ウェーブで半裸姿のジャックが登場すると、会場のテンションは最高潮に。あまりにタフなジャックの猛攻にどよめきが起こったが、設置した罠を駆使しながらなんとか倒したところで実機プレイ終了となった。

プレイ中に「絶対に無理だコレ(苦笑)」と腰が引けていた山路氏は、「ジャックが倒されて複雑な気分になりましたが、怖いもの見たさというか、ちょっとやってみたいとも思いました」とコメント。樋口さんは「テンションが上がりますね。私はPS4®を持っていないので、明日にでも買いにいきます!」と、「バイオハザード」シリーズファンの心に火が点いたようだった。

“すべては恐怖のために”のテーマを実現させた開発秘話が続々と!

第4部では、川田プロデューサーと中西ディレクターが引き続き登壇。『バイオハザード7 レジデント イービル』の魅力をさらに掘り下げる開発秘話がトークテーマとなった。

まずは、恐怖を追求するという本作のコンセプトが開発初期から一貫して変わらなかったことが語られ、それを実現した3つの手法が挙げられた。

そのひとつである「フォトリアル表現」は、人間がゲームで恐怖を感じるには、より現実に近い描写が効果的だと考えられて採用した手法。背景のリアルさはもちろん、これまでゲームとしての見栄えを重視していたキャラクターの描き方も変わり、3Dフォトスキャン技術を使って実際の人間の頭身で表現しているという。

カメラ視点は、これまでの3人称視点から、一人称視点である「アイソレートビュー」に変更。ホラーゲームでは、自分の主観的体験に近いほうが、より恐怖を感じることで採用された。また、PlayStation®VR対応への開発としても、没入感を強く感じさせるための手法となっており、敵との距離の近さ、館の中でさまざまな物に手が届く距離感などは、一人称視点の効果を高める要素になっているそうだ。

「等身大の主人公、未知の敵」は、プレイヤーに不安を感じさせるためのもの。本作の主人公イーサンは、超人的な能力を持つヒーローではない、ふつうの人間だ。また、倒し方がわかっているゾンビではなく、これまでと異なる新しい敵を登場させることで、「どうすれば倒せるのか? この敵には勝てないかもしれない」という不安が募ることになる。

これらのことは、統括プロデューサーの竹内潤氏が早い段階からイメージしていたものであり、開発もかなりスムーズに進められたという。

「RE ENGINE」の誕生とフォトスキャン取材

「RE ENGINE」は、『バイオハザード7』のために作られた開発エンジン。フォトリアル表現や音響表現による没入感のクオリティを高めるほか、1080p/60fps、4k、HDR、PS VR対応などを実現するパフォーマンス、さらには開発効率を飛躍的に向上させる性能も持っているという。

現場視点では開発効率の向上がとても重要であり、PS4®をはじめとする新しい世代の開発環境でも、それまでと同等の期間や予算で作ることができる。今後は『バイオハザード7』以外のカプコンのタイトルにも「RE ENGINE」が利用され、さまざまなシリーズの新作開発で活躍することになりそうだ。

また、「フォトリアル表現」で触れたように、本作では3Dフォトスキャン技術が利用されている。キャラクターのモデルとなる人物に特殊メイクを施してフォトスキャンすることで、リアルな描写が実現するのはもちろん、キャラクターデータの制作行程も短縮するメリットがある。ゲーム中に登場する館にもモデルがあり、そのための海外取材も行なわれたという。

VRへの全編完全対応は世界中で本作ただひとつ! ベイカー一家の誕生秘話も

ゲーム全編がVRに完全対応しているタイトルは、現時点で『バイオハザード7 レジデント イービル』だけ。その圧倒的な没入感は、プレイヤーにさらなる恐怖体験をもたらしている。

もっとも、VR体験のすごさをどうやって伝えるかは、苦労が続いた部分だという。「会社の上司にプレゼンするときも、企画書だけでは伝わりません。それなら実際に作ったほうが早いということで、2015年のE3にテックデモの『KITCHEN』を出したんです」(川田プロデューサー)。この当時、『KITCHEN』と『バイオハザード7』の関係性は明らかにされず、大がかりなPRもしていなかったが、日に日に高まる評価を見た川田プロデューサーは「VRとホラーはいける!」と確信したと振り返っていた。

続くステージトークでは、ベイカー一家の誕生秘話も披露。初期の設定画が公開されたほか、ファンの間で人気が高いジャックのキャラクターデザインは、リアルさとインパクトのバランスを取るためにいくつかの変遷があったことなどが語られた。

中西ディレクターは「今回は主人公を推さないぶん、敵側のキャラクター性を立てたいと思っていました。ジャックに想像していた以上の人気が出ているのはうれしいですね」と述べ、敵であってもプレイヤーの印象に強く残るベイカー一家の存在感に手ごたえを感じているようだった。

追加DLCが続けざまに配信! 無料の短編シナリオコンテンツも準備中!

ステージ終了の時間が近づき、話題は今後の展開に。今回のイベントで披露された追加DLC「BANNED FOOTAGE Vol.1」が1月31日(火)に配信されるのに続き、「BANNED FOOTAGE Vol.2」も2月14日(火)に配信されることがアナウンスされた。

2017年春には「Not A Hero」の配信が予定されており、こちらは無料の短編シナリオコンテンツとなるそうだ。

また、設定資料集や密着取材による開発秘話が満載の書籍「バイオハザード7 レジデント イービル ドキュメントファイル」も3月下旬に発売される予定だ。

中西ディレクターは「『バイオハザード7』が発売したばかりですが、今日紹介したDLCもぜひ楽しんでいただければ」とコメント。川田プロデューサーは「我々が頑張って作ったタイトルをみなさんに楽しんでもらえたなら無上の喜びです。まだプレイしたことのない方には、ぜひ遊んでいただきたいですし、このゲームを気に入ったという方には、製作中のコンテンツもありますので、まだまだ期待してほしいと思います」と述べ、2ステージに渡る『バイオハザード7』イベントは終了となった。

ステージ終了後、来場者は試遊会場に移動。第3部で披露された「BANNED FOOTAGE Vol.1」の「ナイトメア」をいち早く体験したほか、PS VR体験コーナーやAR撮影コーナーにも人だかりが。さらに、川田プロデューサーと中西ディレクターのサイン会も開催。PS VRコーナーでは、『Don’t be Afraid -Biohazard® × L’Arc-en-Ciel on PlayStation®VR-』も出展されており、来場者たちは時間の許すかぎりプレミアムな体験を楽しんでいた。

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今が旬の新作3タイトルを豪華ゲストとともにお届けした「電撃PSプレミアムイベント2017冬」も、すべてのステージが終了。参加した来場者にとって貴重な体験となったのはもちろん、ライブ中継の視聴者も注目作の魅力に触れられたことだろう。

本イベントの模様はアーカイブ視聴も可能となっているので、気になる方はぜひチェックを!

・ニコニコ生放送でのアーカイブ視聴はこちら

・YouTube Liveでのアーカイブ視聴はこちら

 『四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE』ステージ

 『LET IT DIE』ステージ

 『バイオハザード7 レジデント イービル』ステージ

・Fresh! by AbemaTVでのアーカイブ視聴はこちら

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